JP2509245Y2 - 板付成形機 - Google Patents

板付成形機

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JP2509245Y2
JP2509245Y2 JP1990085039U JP8503990U JP2509245Y2 JP 2509245 Y2 JP2509245 Y2 JP 2509245Y2 JP 1990085039 U JP1990085039 U JP 1990085039U JP 8503990 U JP8503990 U JP 8503990U JP 2509245 Y2 JP2509245 Y2 JP 2509245Y2
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JP
Japan
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raw material
plate
hopper
forming machine
pushing screw
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990085039U
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English (en)
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JPH0441290U (ja
Inventor
賢治 西岡
靖彦 藤野
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YANAGIYA MACHINERY CO., LTD.
Original Assignee
YANAGIYA MACHINERY CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、板付かまぼこ等を製造する板付成形機に関
する。
(従来の技術) 従来の板付成形機では、下方が狭まったホッパ本体
に、先細に形成された押込みスクリューを上方から回転
自在に挿入して形成された原料供給ホッパが垂直に立設
されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、この従来の構造では、原料供給ホッパ
に原料を投入する際に原料間に閉じ込められた空気は、
原料が押込みスクリューが押込まれるとき、該押込みス
クリューの外径が上に行く程広くなっているため、ホッ
パ本体の壁部に沿って斜めに上昇しなければならず、し
たがって、ホッパ内の空気は原料内から上方に抜けだし
難く原料と共に板上に押し出されて製品に巣を発生させ
てしまうという問題があった。尚、原料を強く押込むこ
とで空気の抜けをよくするように、前記押込みスクリュ
ーの回転を早めると原料の肉質等を劣化させるため押込
みスクリューの回転を上げるにも限度がある。
本考案は、かかる従来の問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、原料に閉じ込め
られた空気を効率よく押し出すことができる原料供給ホ
ッパを備えた板付成形機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を解決するための手段として本考案の板付成
形機では、上部開口部から押込みスクリューを挿入した
原料供給ホッパを備えた板付成形機において、前記原料
供給ホッパを傾けて保持することによりホッパ壁の一方
を略垂直に配置させた構成とした。
(作用) 本考案の板付成形機では、ホッパ壁の一方が略垂直に
なるまでホッパの中心が傾けられているので、内部に挿
入された押込みスクリューの最大外径部も最小外径部と
同様に略垂直位置に止まるから、ホッパ本体に原料を投
入する際、ホッパ本体内に取り込まれた空気は、上方に
浮上するとき上方には何ら邪魔するものがないので略垂
直なホッパ壁に沿って容易に上方に浮上して原料から抜
け出ることができる。したがって、板上には原料のみが
供給され製品に巣を発生させることがない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
まず、実施例の構成を説明する。
この実施例の板付成形機Aは、第1図及び第2図に示
すように、板送り部1と、原料供給ホッパ2とを主要な
構成としている。
前記板送り部1は、板付かまぼこの板10を一枚づつ連
続して送りだすものであって、機枠3上面に設けられた
板送り路30の終端側に板10を積層してその前後を保持す
る一対の板保持枠11,12が立設され、また、両板保持枠1
1,12間の板送り路30上に板送り爪13が突出されると共に
前後に摺動自在に形成されている。図中14は板送り爪13
と連結されたリンクである。また、前記板送り路30の板
保持枠11の前方であって、該板送り路30を上下から挟み
込む位置に上ロール15と下ロール16とが軸支され、この
うち下ロール16がチェン17を介して可変モータ付きの減
速機18と連結されている。また、上ロール15は下ロール
16とギヤ連結され、該上ロール15の支軸19はスプリング
によって下向きに付勢されている。尚、前記リンク14を
前記減速機18と連結して板送り爪13を下ロール16と連動
させている。
前記原料供給ホッパ部2は、板10に下身原料4を定量
づつ供給するものであって、ホッパ本体20の下部に可変
モータ付きの定量ポンプ21が連設され前記上ロール15と
下ロール16との前方に立設されている。前記ホッパ本体
20は漏斗状に形成され、上下方向の中心線aにおいてホ
ッパ本体20の上方が板送り路30の終端側方向へ向くよう
に定量ポンプ21ごと傾けてホッパ本体20の板送り路30の
始端側周壁部20aを垂直に配置させている。また、該ホ
ッパ本体20には、その上部開口部22から押込みスクリュ
ー23が挿入され前記中心線a位置で回動自在に保持され
ている。この押込みスクリュー23は、下部にスクリュー
部23aと上部にパドル部23bとを備え、全体が前記ホッパ
本体20の内面の傾斜に合わせて先細状に形成されてい
る。図中、24は該押込みスクリュー23の駆動部である。
また、5は前記原料供給ホッパ2の前方に配設された模
様身供給ホッパ部、50は口金である。
次に、実施例の作用を説明する。
原料供給ホッパ部2のホッパ本体20に下身原料4が投
入され、押し込みスクリュー23の回転によって定量ポン
プ21に押し込まれる。下身原料4は定量ポンプ21によっ
て口金50に送り込まれる。また、前記定量ポンプ21の駆
動と共に減速機18も同時に駆動し、板送り部1のリンク
14で板送り爪13を往復させて板10を次々と板送り路30に
送り出す。次に、この板送り路30上を所定速度で移動中
の板10上に、原料供給ホッパ部2からの下身原料4と模
様身供給ホッパ部5からの模様身52とが口金50を介して
所定量づつ供給される。そして、前記ホッパ本体20には
次々と下身原料が上部開口部22から投入されるが、この
とき、ホッパ本体20内の下身原料4の上面と、新しく投
入された下身原料4との間に空気51が閉じ込められる。
この空気51は、前記押し込みスクリュー23によって下身
原料4がホッパ本体20の体積が漸減した方へ押し出され
る結果、ホッパ本体20の周辺に押し出される。該ホッパ
本体20の始端側周壁部20a側は垂直となっており、ま
た、押し込みスクリュー23の端部も垂直位置で終りにな
っているため空気は何にも邪魔されず始端側周壁部20a
に沿って垂直に浮上し上部開口部22から放出される。
以上説明してきたように、ホッパ本体10内に取り込ま
れた空気51は、始端側周壁部20aが垂直に配置され押し
込みスクリュー23もその端部が垂直位置で終了すること
になるため上方に容易に抜けることができる。
以上、本考案の実施例を説明してきたが、本考案の具
体的構成は、この実施例に限定されるものではなく、考
案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本考
案に含まれる。
例えば、実施例では、ホッパ本体20は始端側周壁部20
aを垂直に配置させるとしたが、これに限らず、該始端
側周壁部20aは垂直位置から左右のいずれかに略15度程
度まで傾斜した状態に配置させてもよい。
また、実施例では、押し込みスクリュー23はスクリュ
ー部23aとパドル部23bとで形成されるとしたが、これに
限らずスクリュー部23aのみで形成する等、形状等は任
意に設定することができる。
また、実施例では、模様身供給ホッパ5は一つ取り付
けたもので説明したが、製品の内容によって増加させて
もよく、模様身供給ホッパ5の数等は任意に設定するこ
とができる。
また、実施例では、定量ポンプ21と板送り部1の駆動は
別々の可変モータで行なうとしたが、これに限らず、同
一のモータを共用して駆動するようにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の板付成形機にあっ
ては、原料供給ホッパを傾けて保持することにより、ホ
ッパ壁の一方を略垂直に配置させたので、押し込みスク
リューの最大外径部も当然垂直位置に止まるから、原料
内に取り込まれた空気をホッパ壁に沿って浮上させ易
く、製品に巣を発生させないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の板付成形機の正面図、第2図は
同上の要部の説明図である。 A:板付成形機 2:原料供給ホッパ部 20:ホッパ本体 20a:始端側周壁部 22:上部開口部 23:押し込みスクリュー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部開口部から押込みスクリューを挿入し
    た原料供給ホッパを備えた板付成形機において、 前記原料供給ホッパを傾けて保持することによりホッパ
    壁の一方を略垂直に配置させたことを特徴とする板付成
    形機。
JP1990085039U 1990-08-09 1990-08-09 板付成形機 Expired - Lifetime JP2509245Y2 (ja)

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JP1990085039U JP2509245Y2 (ja) 1990-08-09 1990-08-09 板付成形機

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JPH0441290U JPH0441290U (ja) 1992-04-08
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