JP2509158B2 - 法面保護構造物 - Google Patents

法面保護構造物

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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は主として経年により劣
化、破損箇所のできた法面保護構造物の補修に関するも
のであり、特に美観が良好になるとともに内部の鉄筋の
錆び付きを憂慮する必要のない法面保護構造物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】法面に沿って鉄筋を配して型枠を組み、
これにコンクリートやモルタルなどのセメント系硬化材
を吹付け或いは場所打ちして、法面上に縦梁と横梁が格
子状に交差する法面保護構造物が広く構築されている。
この構造物によって法面の崩壊を押えるものである。こ
れら構造物は永久構造物として設計されており、内部の
鉄筋に対するかぶり厚さも鉄筋の錆び付きを防ぐ充分な
厚さを確保している。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながらこの
ような構造物は、法面の土砂荷重を受けるものであり、
構造物には引張荷重が作用する。構造物の内部には鉄筋
を配してこの引張荷重を受けているが、この引張荷重に
よってセメント系硬化材にクラックが入り、硬化材の中
性化が促進される。中性化が進むと、酸性の雨水が構造
物内部に浸入し、内部の鉄筋を錆び付かせるという事態
が発生する。前記したように法面保護構造物は耐候性を
考慮して設計されてはいるが、このような経年のために
劣化したりクラックが生じた法面保護構造物が多数存在
し始めている。
【0004】また、この発明で解決する課題は、法面保
護構造物の美観の問題である。従来の構造物は単に法面
上に格子状に構築するだけで、美観に乏しい。また植生
を目的としていないので、周囲の自然との調和感に欠け
ていた。
【0005】これらの課題は、長期間経過した構造物の
みならず、構築されたばかりの構造物でも同様な問題が
生じる可能性がある。従来のモルタルやコンクリートを
吹付けたり場所打ちして構築した構造物では、モルタル
などの組織が密実でなく、どうしても雨水が構造物内に
浸入して鉄筋を錆び付かせる可能性がある。また強度や
美観の点でも改善する必要があるのは同様である。
【0006】この発明は以上のような課題を解決するた
めになされたもので、経年変化によって破損した法面保
護構造物を修復するとともに補強し、美観も良好にする
ことができ、またこれから構築する法面保護構造物にお
いても耐久性と美観を備えた構造物とする法面保護構造
物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】法面保護構造物は法面上
に型枠を組みモルタルやコンクリートなどのセメント系
硬化材を打設して構築するもので、縦梁と横梁が格子状
に交差して方形の格子枠が上下左右に並ぶように形成さ
れている。この格子枠の上方にアーチ形の補強アーチ部
を設けるものである。このために円弧状の網状型枠を格
子枠上方に掛けて、セメント系硬化材を打設して横梁と
一体となった補強アーチ部を構築するものである。
【0008】補強アーチ部を設けることに併用して、法
面保護構造物の表面を被覆することも可能である。横梁
に断面L形の金網を被せ、横梁の平面と下面を覆い、こ
れに向ってセメント系硬化材を打設して被覆してもよ
い。或いは横梁のみ、又は横梁と縦梁の双方に断面コ字
状の網状材を被せ、これに向ってセメント系硬化材を打
設して被覆してもよい。方形の各格子枠には内側上方の
左右に円弧状の網状型枠を掛け渡す。網状材や網状型枠
の材料としては、エキスパンドメタルやクリンプ金網、
或いは合成樹脂製の網材など様々なものが採用できる。
網状型枠と法面保護構造物の間にセメント系硬化材を吹
付け或いは場所打ちして、補強アーチ部を構築する。
【0009】このセメント系硬化材としては通常のセメ
ントを水で混練して骨材を添加したものでもよいが、超
微粉を混入したセメント系硬化材を使用してもよい。そ
の配合は、セメント100重量部に対し平均粒径1μ以
下の超微粉を8〜20重量部と高性能減水剤を2〜10
重量部配合し、水セメント比0.3以下で混練する。こ
こで超微粉としてはシリカヒュームが特に好適であり、
そのほかフライアッシュ、炭酸カルシウム、酸化チタ
ン、酸化アルミニウム等の水溶性の低い物質が採用でき
る。また高性能減水剤としては、メラミンスルホン酸ホ
ルムアルデヒド縮合物の塩、ナフタレンスルホン酸ホル
ムアルデヒド、高分子リグニンスルホン酸塩やボリカル
ボン塩酸を主成分としたものがある。これらを骨材へ添
加して混練する。骨材はその使用目的に応じて細骨材の
みでもよいし、細骨材と粗骨材をともに使用してもよ
い。
【0010】実際の施工の手順としては、水が二度に分
けて加えるのが一般的であり、骨材へ減水剤を添加し
た一次水を添加し、続いてセメント、シリカヒューム、
そして二次水を加える。骨材へ一次水、セメント、シ
リカヒュームを加え、その後減水剤を添加した二次水を
加える。骨材にセメントシリカヒューム、減水剤を添
加した一次水を加え、その後二次水を加えてもよい。
骨材へセメントと一次水に減水剤とシリカヒュームを添
加したペースト状のものを加え、その後二次水を加え
る。など様々な手順が採用できる。これに水の一部と減
水剤と超微粉を混ぜ合せたものを混合して混練し、残り
の水を足して水セメント比0.3以下にする方法が採用
できる。また骨材の投入中には、ミキサーは回転させて
おくことが理想的である。
【0011】各格子枠の下辺となる法面保護構造物の横
梁の上縁には、法面の上り方向に向って植生棚部を設け
ることが可能である。横梁上に客土を詰め、この植生棚
部にによって客土を受けるものである。また横梁の下に
は、横梁と平行にアンボンドPC鋼材を配することもで
きる。アンボンドPC鋼材は補強アーチ部に埋め込むよ
うにするものであり、緊張して左右端を定着し、これに
よって法面保護構造物の補強をする。アンボンドPC鋼
材としては、アンボンドシースの中に通したPC鋼より
線などが採用できる。
【0012】
【作用】各格子枠の内側上方にはアーチ形の補強アーチ
部を備えることになり、構造物を補強アーチ部のアーチ
効果によって補強する。構造物に荷重が作用した場合、
補強アーチ部によってアーチ作用による軸力が働き、構
造物には引張応力ではなく圧縮応力が発生することにな
る。つまり構造物には圧縮応力のみが作用するため、引
張応力に対抗するための鉄筋が必要なくなる。言い換え
れば、鉄筋の引張力に頼る必要がなくなるので、構造物
の鉄筋の錆の問題を憂慮する必要がなくなり、従来の法
面の構造物の補強には最も適した構造となる。
【0013】補強アーチ部は構造物の構造を大きく変え
るだけでなく、アーチ形の優美な形状によって構造物全
体の美観を良好なものにする。また、法面保護構造物の
外周を被覆することで雨水の浸透を防ぐが、特に超微粉
を混入した高密度のセメント系硬化材を吹付けることに
より、耐候性が更に向上する。植生棚部を設けることに
よりより多くの客土を詰めることができ、充分な植生部
分を確保できる。またアンボンドPC鋼材を補強アーチ
部に通すことにより、更に強度を高めることができる。
【0014】
【実施例】以下、図に示す一実施例に基づきこの発明を
詳細に説明する。図1に示す実施例は、既設の法面保護
構造物にこの発明を実施したものである。図において1
は法面保護構造物であり、法面の傾斜に沿って構築され
る縦梁2とこれを横切る横梁3によって法面上に格子状
に伸びる構造物となっている。縦梁1と横梁3は、梁の
長手方向に沿って鉄筋16を配し、この左右に金網など
の堰板を配してモルタルなどのセメント系硬化材を吹付
け或いは場所打ちして構築したものである。格子状に形
成した構造物1には、縦梁2と横梁3によって枠切られ
る方形状の格子枠4が上下左右に形成されることにな
る。この縦梁2と横梁3に断面コ字状に屈曲した網状材
5を被せる。網状材5としてはエキスパンドメタルを使
用している。また格子枠4の下辺に当たる横梁3の上縁
には、法面の上り方向に向って所々を鋼材によって補強
した網状材6が突設されている。また各格子枠4の内側
の上方には、左右の縦梁2・2にかけて円弧状の網状型
枠7が掛け渡されている。網状型枠7としてはエキスパ
ンドメタルが使用されている。
【0015】横梁3の直下には、横梁3と平行にアンボ
ンドのPC鋼材8が配してある。アンボンドPC鋼材8
としては、合成樹脂シースの中に通したPC鋼より線を
配したものを採用している。アンボンドPC鋼材8は、
図2・3に示すように縦梁2に貫通孔9を開けて、これ
に通して複数の格子枠4に跨るように配してある。また
図4に示すように PC鋼材8は縦梁2を貫通させず、
横梁3と縦梁2の若干上を通るように配してもよい。図
2に示すように、網状型枠7と格子枠6に囲まれた内側
には補強のためのロックボルト10が打設してある。ロ
ックボルト10の代わりにシースの中に引張材を配し
て、削孔内に定着するグラウンドアンカーを使用しても
よい。11は法面保護構造物1を地山に固定するための
既設のグラウンドアンカーである。上記ロックボルト1
0の代わりに、既設の梁2・3を貫通してロックボルト
やグラウンドアンカーを地山に打設することもできる。
【0016】以上のような網状材5に向けて、また網状
型枠7と格子枠4に囲まれた中にセメント系硬化材12
を打設する。セメント系硬化材12として、超微粉を混
入したものを採用しする。実施例では超微粉としてシリ
カヒュームを使用し、細骨材と粗骨材の双方を添加した
ものであり、これら実施したいくつかの配合を次の表1
に示す。
【0017】
【表1】
【0018】実施例のいずれの配合においても、強度は
800kg/cm2 近く、或いはそれ以上の値を得てお
り、その強度はいずれも大きい。強度が大きいため、被
覆した硬化材12が欠けたり剥離することが起り難い。
また硬化した硬化材12を観察すると、セメントや骨材
の粒子の隙間に超微粉が入り込んで粒子が密な状態とな
っており、水などの液体でもこの粒子間に入り込むのは
不可能な状態である。つまり水が硬化材12中に浸透し
て中性化が起きるというようなことが生じ難い状態であ
って、酸性化した雨水がその下の構造物1まで至ること
がない状態であった。また吹付け時のセメント系硬化材
12は、シリカヒューム混入によりネバリがあり、ダレ
が少なく、数センチ被覆しても仕上げ作業が容易けあっ
た。またブリージング水が少なく、網状材5や構造物と
の密着性も良好であった。
【0019】円弧状の網状型枠7と構造物1との間には
セメント系硬化材12を吹付け或いは場所打ちして、格
子枠4の上方に縦梁2や横梁3と一体となった補強アー
チ部13を構築する。この補強アーチ部13によって梁
2・3が補強するとともに、アーチ形状の優美な形が表
われて景観が良好になる。また網状材6にセメント系硬
化材12を吹付けて、植生棚部14を構築する。この植
生棚部14の下に客土15を詰めて、植生する。植生棚
部14によって多くの客土15を詰めることができ、大
きな植生空間を得ることができる。横梁3下に配したア
ンボンドPC鋼材8は補強アーチ部13内に埋設され、
梁2・3の補強を行なう。アンボンドPC鋼材8は複数
の格子枠4に跨らせ、緊張して左右を梁2に定着する。
【0020】法面保護構造物1には被覆せずに、補強ア
ーチ部13のみを設けることもできる。図5に示すのは
新設の法面保護構造物1を構築する際に横梁と一体に補
強アーチ部13を形成した場合であって、横梁3の型枠
と向き合わせて円弧状の網状型枠7を設置してセメント
系硬化材12を打設し、補強アーチ部13と一体化した
横梁3を構築したものである。この新設の法面保護構造
物1の構築にも超微粉を混入したセメント系硬化材12
を使用することができる。
【0021】構造物1に被覆する場合、断面コ字状の網
状材5を被せるが、この網状材5は一枚を屈曲してもよ
いが、図6から図8に示すように複数枚を使って一部を
オーバーラップさせてコ字状に形造ってもよい。また被
覆するのは横梁3の平面と下面だけでもよく、断面L字
状にした網状材5を使用して被覆する。断面L字状とは
図9に示すように一枚をL形に屈曲してもよいし、図1
0と図11に示すように、二枚の一部をオーバーラップ
させてL形に形造ってもよい。
【0022】その他新設の構造物1において、構造物1
を一旦通常の骨材にセメントと水を混入した通常のモル
タルやコンクリートなどのセメント系硬化材を使用して
構築し、その外周に吹付けるセメント系硬化材12は超
微粉を混入した硬化材12を使用して、安価に施工する
のが有効である。
【0023】
【発明の効果】この発明は以上のような構成を有し、以
下のような効果を得ることができる。 構造物にアーチ形の補強アーチ部を形成するため、ア
ーチ効果によって法面の荷重が構造物に圧縮力となって
作用する。これにより鉄筋の引張力に頼る必要がなくな
り、鉄筋の錆の問題が大きな問題とならない。従って法
面の構造物にとって最適の補強となる。 補強アーチ部によって構造物の美観が著しく向上し、
法面の景観を良好にすることができる。 法面保護構造物の外周にセメント系硬化材を吹付ける
ことにより、構造物へ雨水が至るのを防ぎ、特に超微粉
を混入したセメント系硬化材を採用することにより雨水
の浸透をほぼ完全に無くすため、既設の劣化したりクラ
ックの入った構造物内部の鉄筋を錆び付かせることがな
い。これにより構造物の寿命を著しく長くすることがで
きる。 植生棚部を形成することにより、より多くの客土を詰
めることができ、大きな植生空間として植生が可能とな
り、周囲の景観との良好な調和を図ることができる。 アンボンドPC鋼材を横梁に沿って配し、補強アーチ
部内に埋設することにより、梁の補強を可能とすること
ができ、強度の大きな法面保護構造物となる。 超微粉を混入したセメント系硬化材を使用すること
で、ダレが少なく作業を容易に行なうことが可能とな
り、またブリージング水が少なく網状材や構造物との密
着性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる法面保護構造物を実施した構
造物の斜視図である。
【図2】縦梁と横梁の交差部分の平面図である。
【図3】横梁の断面図である。
【図4】横梁の断面図である。
【図5】法面保護構造物の他の実施例の斜視図である。
【図6】梁の断面図である。
【図7】梁の断面図である。
【図8】梁の断面図である。
【図9】梁の断面図である。
【図10】梁の断面図である。
【図11】梁の断面図である。
【符号の説明】
1 法面保護構造物 2 縦梁 3 横梁 4 格子枠 5 網状材 6 網状材 7 網状型枠 8 アンボンドPC鋼材 9 貫通孔 10 ロックボルト 11 グラウンドアンカー 12 セメント系硬化材 13 補強アーチ部 14 植生棚部 15 客土 16 鉄筋

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 法面上に横梁と縦梁が格子状に交差して
    方形の格子枠が上下左右に並ぶように形成した法面保護
    構造物の各格子枠の内側上方の左右に円弧状の網状型枠
    を掛け、網状型枠と法面保護構造物との間にセメント系
    硬化材を打設して補強アーチ部を形成してなる法面保護
    構造物。
  2. 【請求項2】 法面上に横梁と縦梁が格子状に交差して
    方形の格子枠が上下左右に並ぶように形成した法面保護
    構造物に、断面L字状に形成した網状材を横梁に被せて
    横梁の平面と下面を覆うとともに、各格子枠の内側上方
    の左右に円弧状の網状型枠を掛け、網状材に向ってセメ
    ント系硬化材を打設して横梁を被覆するとともに、前記
    網状型枠と法面保護構造物との間にセメント系硬化材を
    打設して補強アーチ部を形成してなる法面保護構造物。
  3. 【請求項3】 法面上に横梁と縦梁が格子状に交差して
    方形の格子枠が上下左右に並ぶように形成した法面保護
    構造物に、断面コ字状に形成した網状材を被せるととも
    に、各格子枠の内側上方の左右に円弧状の網状型枠を掛
    け、網状材に向ってセメント系硬化材を打設して法面保
    護構造物外周を被覆するとともに、前記網状型枠と法面
    保護構造物との間にセメント系硬化材を打設して補強ア
    ーチ部を形成してなる法面保護構造物。
  4. 【請求項4】 各格子枠の下辺となる法面保護構造物の
    横梁の上縁には、法面の上り方向に向って植生棚部を突
    設したことを特徴とする請求項2又は3記載の法面保護
    構造物。
  5. 【請求項5】 セメント系硬化材として、セメント10
    0重量部に対して平均粒径1μ以下の超微粉を8〜20
    重量部、高性能減水剤を2〜10重量部配合して骨材へ
    添加し、水セメント比0.3以下で混練したものを使用
    することを特徴とする請求項1、2又は3記載の法面保
    護構造物。
  6. 【請求項6】 横梁の下には、横梁と平行にアンボンド
    PC鋼材を配して構築した補強アーチ部内に埋設し、ア
    ンボンドPC鋼材を緊張して左右端を定着することを特
    徴とする請求項1、2又は3記載の法面保護構造物。
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KR100781194B1 (ko) * 2006-11-30 2007-12-03 오봉섭 와이어를 이용한 현장 프리스트레스 콘크리트 격자블럭 및이의 시공방법
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