JP2509134Y2 - ショッピングカ―を兼用するベビ―カ― - Google Patents

ショッピングカ―を兼用するベビ―カ―

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JP2509134Y2 JP8498388U JP8498388U JP2509134Y2 JP 2509134 Y2 JP2509134 Y2 JP 2509134Y2 JP 8498388 U JP8498388 U JP 8498388U JP 8498388 U JP8498388 U JP 8498388U JP 2509134 Y2 JP2509134 Y2 JP 2509134Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、座床板の下面に物品収納用の篭を摺動自在
且つ折り畳み自在に取付けたショッピングカーを兼用す
るベビーカーに関するものである。〔従来技術とその問
題点〕 幼児を乗せて運搬をする所謂ベビーカーは各種の構造
のものが知られている。
それらは、幼児を乗せる座床部分と背当て部分との関
係角度が、幼児の着座状態から臥床状態までを自由に変
更できるようにしたフルリクライニング機構付きのもの
等として広く知られており、また、ベビーカーを移動さ
せる手押し機構も、手押し杆が幼児の背面に位置し背面
側から押すようにしたものや、或いは、手押し杆を幼児
と対面する側に位置させ、幼児と対面しながら押すよう
にしたものなど各種のものが知られている。
しかしながら、これら公知のベビーカーは主たる使用
目的が幼児の運搬であるため、これらに荷物を乗せて運
搬する機構が効果的に構成されていなかった。
即ち従来のベビーカーの場合、ベビーカー座床板の下
面に、篭のような小型の物品収容体を取付けることが行
われているが、これらに取付けられた公知の物品収容体
は、ベビーカーの折り畳み機構に関連する制限、或いは
ベビーカーの取扱等に関連する機構的な制限のため篭等
の物品収容体を座板の裏面直下(投影面)に取付けなけ
ればならなかった。
上記の物品収容体は、比較的浅い皿状に形成された構
造の場合はともかく、物品の収容量を増やすため物品収
容体の構造(深さ)を深く構成したものの場合には、座
床板の裏面と物品収容体の上部開口面との距離が少なく
なってしまうため、物品を収容しようとする時に、座床
板の下面と開口面との間に形成される小さい隙間から品
物を挿入する操作を伴うこととなり、物品収容体の開口
面全面を有効に利用できないという欠点を有していた。
上記の問題を解決する手段として、物品収容体の開口
面を座床板の下面よりも後方にずらした位置とすること
によって大きな開口面を形成できるようにしたショッピ
ングカーを兼用するベビーカーが本願出願人によって開
発、考案されたが(実願昭61−84805号)この場合にも
物品収容体がそのままの状態で折り畳み可能に固定され
ているためベビーカーの背当て部の背面側に嵩張った状
態で折り畳まなければならないという不便さを有してい
た。
〔考案の目的〕
本考案は上記の事情に鑑み、これに対処しようとする
ものであり、ベビーカーとして幼児の運搬ができること
は勿論のこと、幼児の運搬と同時に買物により買い込ん
だ多量の物品の収納運搬も並行して行えるようにしたシ
ョッピングカーを兼用するベビーカーを提供せんとする
ものである。
また本考案の他の目的は、座床板の下面に取付けた物
品収容体を、使用時(物品の収納又は取り出し時)には
座床板の後方部位まで摺動させて固定し、これにより物
品収容体の上方に設けた開口面の全面を効果的に使用で
きるようにし、また、不使用時には前記物品収容体を座
床板の下面に移動復帰させて収納することによりベビー
カー本体を極めてコンパクトに折り畳み収納できるよう
に構成したショッピングカーを兼用するベビーカーを提
供しようとするものである。
〔考案の要点〕
本考案は、前脚杆及び後脚杆に差し渡すよう取り付け
た座床部の下面両側にガイドレールを設け、このガイド
レールに、平面コ字状に形成した枠杆に袋部の上端部を
吊り下げて一体的に形成した物品収容体の前記枠杆両端
部を摺動自在に取付け座床板の下面位置から座床部の下
面後方位置に移動可能に構成してなるショッピングカー
を兼用するベビーカーにおいて、座床部の下面に、端面
コ字状に形成したカバーの両端部を取り付け、カバーの
内側に、折り畳まれた物品収容体が収納できるよう構成
してなるショッピングカーを兼用するベビーカーを考案
の要点としている。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第6図を参照して
説明する。
図に示すベビーカーは公知のものであり、前脚杆1と
後脚杆2及び手押し杆3とを折り畳み自在に組み合わせ
て躯体を構成し、前脚杆1、後脚杆2の上端部を一個所
に取りまとめた枢着部と、後脚杆2の長さ方向における
中間部から起立させた支承杆31とに差し渡して肘掛け杆
4を取付けている。
5は、前脚杆1,1、及び後脚杆2,2にそれぞれ差し渡し
て取付けた座床部であり、その後端部には背当て部6が
傾斜角度の調節を自在として起伏自在に枢着起立せしめ
ている。
7は物品収容体であり、ネットを用いて形成した袋72
の上端開口部に、平面コ字状に形成した枠杆71を取付け
て上面を開口した深い篭状の容体として構成している。
前記する枠杆71は、座床部5の裏面両側に取付けたガ
イドレール51,51に摺動自在に取付けるものである。
枠杆71を取付けるための具体的構造は、第3図、第4
図及び第5図に詳細に例示するように、平面コ字状に形
成した枠杆71の両端部に取付けた滑車73…73をガイドレ
ール51,51に形成した摺動溝54に嵌合させることにより
枠杆71の引き出し及び収納を自在とするよう摺動自在に
取付けるものであり、使用時には、物品収容体7が、座
床部5の後端部、即ちガイドレール51,51の後端部方向
に引き出された状態で片持ち梁状に吊り下げ支持される
よう構成するものである。
なお、第3図に例示するように、ガイドレール51,51
の前後両端部近くには、物品収容体7が濫りに移動する
のを防止するための係止突起52,52を少許の高さとなる
ように突設形成している。
前記した係止突起の望ましい突設位置は枠杆71の前後
にそれぞれ二つづつ取付けた滑車73,73の中間部に位置
するよう突設することがよく、これによって滑車73,73
が前後いずれの方向にも移動しにくくなる。
上記の枠杆71を移動させる場合には、滑車73,73が係
止突起52,52を乗り越えて移動を行うものである。
なお、枠杆71の移動を防止するための機構は前記した
係止突起52に限定されるものではなく枠杆71がガイドレ
ールの所定位置に停止できる構造であればどのような構
造のものであっても差し支えないことは勿論である。
53はガイドレール51の端部に取付けた蓋板であり、滑
車73がガイドレール51から離脱することを防止するもの
である。
ネットを用いて構成した袋72は、深い篭状の形状を保
持させるための特別の骨格等を組み込んでおらず、底面
に取付けた底板74の重量によって展開形状が保持される
ようにしている。(第3図参照) 8は袋72の下部後端に取付けた係止具であり、下側に
向うよう張り出し形成した鍔状係止突起81がステップ板
9に穿設した係止孔91に嵌合係止できるよう突出形成す
るとともに、上面には側面U字状を呈するよう屈曲形成
した把持部82が枠杆71の後端部に冠着把持できるよう形
成している。
10は、座床部5の裏面に取付けた、端面コ字状を呈す
るよう形成されたカバーであり、座床部5の下面に収納
した物品収容体7が外部に露出するのを防止している。
このカバー10は、両側に起立させた側板の上端部適宜位
置を座床部5の裏面にボルト等を介して吊り下げ固定す
るものである。〔考案の作動〕 上記のように構成した本考案のベビーカーは以下のよ
うに使用する。
(1)物品収容体を使用する場合 上記の実施例において物品収容体7を使用したい場
合、物品収容体7を展開する方法は第7図の概略図に例
示されているように、物品収容体7を折り畳んだ状態の
まま座床部5の裏面に取り付けたカバー10内からその背
面側(後方)に引き出し、次いで座床部5の背面位置で
その展開を行う。即ち、先ず、第2図及び第5図例示の
ように座床部の下面に折り畳み収容されている物品収容
体7を、折り畳んだ状態のまま座床部5の裏面に取り付
けたカバー10内から後方に引き出したのち、底板74先端
部とガイドレール51,51の先端部との係合を開放したの
ちコ字状枠杆71の後端部に係止している把持部82を開放
することで物品収容体7の折り畳み状態が開放される。
座床部4の後方に引き出され、底板74の自重により所
定の形状に展開された物品収容体7は、底板74の下面後
端に形成した係止具8の鍔状係止突起81をステップ板9
に穿設した係止孔91に係合させることで濫りに移動をす
ることのない安定した吊り下げを図ることができ、買物
をした品物の収容に供することができるようになる。
また、ガイドレール51の前後両端部近くに形成した係
止突起52,52が滑車73,73の移動を防止することによって
も物品収容体7が濫りに移動することを防止される。
(2)物品収容体の収納 この場合は、物品収容体の使用で説明した開放作動と
全く逆の作動を行えばよい。
即ち、第6図(a)に例示するように座床部5の背面
(後方)位置にある物品収容体7は、そのままの位置で
底板74部分を枠杆71の方向に近接させることで折り畳み
を行う。(第6図(b)参照) そして、この折り畳まれた物品収容体7はガイドレー
ル51に沿って前進させつつ座床部5の裏面に取り付けた
カバー10内に挿入して、第6図(c)例示のように座床
部5の下面に位置するようにさせられる。
〔考案の効果〕
上記のように構成した本考案の特徴は以下の通りであ
る。
(1)従来は座床部の直下に固定されていた物品収容体
7を、座床部5の下面直下位置から下面後方位置に引き
出し移動できるように構成したので、物品収容体の構造
サイズを、その上端が座床部5の下面に近接するような
極めて大きなサイズのものとして構成することが可能と
なった。
即ち物品収容体7はそのサイズが大きなものであって
も、使用時においては座床部5の下面後方位置に摺動移
動させられるので、開口面をすべて物品の収納口として
効果的に利用することが可能となり、従来の大型篭が有
していた開口部と座床部下面との間隔の狭溢が原因とな
る物品収納作業上の問題点を完全に解決することができ
た。
(2)従来のベビーカーに取付けた買物篭は、ベビーカ
ー本体を組み立てることによって自動的に使用可能の状
態を呈するよう組み立てられていたが本考案の物品収容
体7は、必要のない時にはこれを折り畳んで座床板5の
下面に収納することも可能となるので、物品収容体を使
用しない場合でもベビーカーを全体としてコンパクトな
状態として使用をすることが可能となった。
(3)物品収容体7の折り畳み操作が、底板74部分を枠
杆71方向に引き寄せたのち座床5の下面位置に移動させ
て収納するだけという極めて簡単な操作で行うことが可
能である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図は物品収
容体を引き出した状態を示す斜視図、第2図は同上図に
おける物品収容体を座床板の下面に収納した状態を示す
斜視図、第3図は物品収容体部分を分解した斜視図、第
4図は物品収容体とステップとの係合状態を示す側面
図、第5図は第2図の状態に於ける要部を示す側面図、
第6図は物品収容体を座床部の背面位置において折り畳
み/若しくは展開させる場合を示す概略的作動図であ
る。 1…前脚杆、2…後脚杆、3…手押し杆、4…肘掛け
杆、5…座床部、51…ガイドレール、52…係止突起、53
…蓋板、54…摺動溝、6…背当て部、7…物品収容体、
71…枠杆、71′…摺動板、72…袋、73…滑車、74…底
板、74a…挿通案内孔、75,76…ガイドピン、8…係止
具、81…鍔状係止突起、82…把持部、9…ステップ板、
91…係止孔、10…カバー

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前脚杆及び後脚杆に差し渡すよう取り付け
    た座床部の下面両側にガイドレールを設け、このガイド
    レールに、平面コ字状に形成した枠杆に袋部の上端部を
    吊り下げて一体的に形成した物品収容体の前記枠杆両端
    部を摺動自在に取付けて座床部の下面位置から座床部の
    下面後方位置に移動可能に構成してなるショッピングカ
    ーを兼用するベビーカーにおいて、座床部の下面に、端
    面コ字状に形成したカバーの両端部を取り付け、カバー
    の内側に、折り畳まれた物品収容体が収納できるよう構
    成してなるショッピングカーを兼用するベビーカー。
  2. 【請求項2】物品収容体の底板後方が係止具を介してス
    テップ板に着脱自在に係止してなる実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のショピングカーを兼用するベビーカ
    ー。
  3. 【請求項3】物品収容体の折り畳み時に、物品収容体の
    底板後方が、係止具を介して枠杆に着脱自在に係止して
    なる実用新案登録請求の範囲第1項記載のショッピング
    カーを兼用するベビーカー。
  4. 【請求項4】物品収容体の底板後方に係止具を取り付
    け、この係止具に下側に向かうよう張り出し形成した鍔
    状係止突起が、ステップ板に穿設した係止孔に嵌合係止
    できるよう突出形成し、上面には物品収容体を折り畳ん
    だ時に枠杆の後端部に冠着把持する側面U字状の把持部
    を形成してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載のシ
    ョピングカーを兼用するベビーカー。
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