JP2509081B2 - 腹腔鏡処置用および同様の処置用電気外科装置 - Google Patents
腹腔鏡処置用および同様の処置用電気外科装置Info
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Description
置、骨盤鏡処理、アスロスコープ処置、ソロスコープ処
置及び同様の処置を行うための装置に関する。
られ、それにより病院内での滞在期間の短縮と費用の低
減を容易にするという点で急激な広がりを見せている。
例えば、腹腔鏡処置による手術を受けた患者は、約1週
間以内で普通の活動に復帰することができ、一方、大き
な切開がなされた外科処置の場合には、完全な快復まで
に約1カ月の期間を必要とする。
置」という用語が使用される場合には、骨盤鏡処置、ア
スロスコープ処置、ソロスコープ処置等の同様の処置、
及び上記のタイプの小さな切開がなされる同等の処置を
包含するものとする。
ために従来より使用されているトロカール外装部(troc
ar sheath)あるいはカニューレ10を有する、従来の電
気外科腹腔鏡処置装置が例示されている。電極14及びそ
の表面の絶縁膜16を備える活性電極プローブ(active e
lectrode prove)12が、上記トロカール外装部を通して
挿脱可能に設けられている。上記プローブの先端18は、
針状、鈎状、へら状、つかみ状、はさみ状等の様々な従
来の形状が可能であり、吸引、凝固、灌注、気圧保持、
切開等の様々な従来の機能が利用可能である。上記従来
の装置を腹腔鏡処置等の処置に利用する場合、様々な問
題が発生する。
性電流(おそらくはアークの状態で)が患者の生体組織
(おそらくは腸や結腸)に直接流れてしまい、その結果
腹膜炎が数日以内に発生する場合である。上記アーク
は、活性電極の先端からわずかに2cmほど先の外科医の
視野外(もしくは手術領域)で発生する可能性がある。
上記視野は、通常、他の切開部分に1個以上の他のトロ
カール外装部を通して挿入された光供給観察源によって
定められる。
に延びるかなりの長さの絶縁活性電極がある。視野外の
この領域は、潜在的な危険領域である。この領域では、
例えば、胆嚢が除去される処置の際に絶縁活性電極が腸
に接触するおそれがある。その電極の絶縁膜が損傷し、
それに伴って視野の範囲内でアームが発生するならば、
外科医は、正常に、これを直ちに目撃し発電機を非活性
化(deactivate)する。しかしながら、上記絶縁損傷は
外科医の視野から離れた領域で発生する可能性が高く、
その場合、外科医は、腸の部分で発生しているアークを
目撃することができない。さらに、トロカール外装部を
通して活性電極プローブを繰り返し挿入するせいで、絶
縁膜が損傷を受けるおそれがある。特に、上記プローブ
はかなり粗雑に頻繁にトロカール外装部内を押し通され
るので、絶縁膜は損傷を受け易い。従って、上記活性電
極の絶縁膜損傷は、全活性電流が絶縁膜損傷領域を通じ
て腸部のような予想外の個所を経て戻り側電極に流れる
という点で、特に問題がある。
電容量効果によって引き起こされる。この装置では、図
1に示すように、静電容量の一方の電極は活性電極であ
り、静電容量の他方の電極は金属性のトロカール外装部
であり、上記両部品間の絶縁は上記活性電極上の絶縁膜
によってなされる。上記活性電極から流れた電流は、ト
ロカール外装部と静電結合したのち、本体及び戻り側電
極を経て発電機に戻る。この電流が、例えばトロカール
外装部と腸部のような器官との間に集中するようになる
と、静電容量の電流が上記器官に火傷を発生させるおそ
れがある。
パー等の器具と接触する場合に発生する。第1の電極が
上記活性電極であり第2の電極が上記金属性グリッパー
等であるようなこの状況においても、上述の静電容量効
果が発生する。従って、上記グリッパーが予期しない個
所と接触した場合に、傷口が発生する。
克服するため、本発明は、少なくともトロカール外装部
から外科医の視野まで(すなわち、活性電極先端から2c
m以内で)延びる、管状で絶縁被覆された導電性の防護
シールドを備えている。これにより、アークが視野の外
の予想外の個所で発生するという上述の第1の問題に対
して必要な防御を可能にする。順序は重要な問題ではな
いが、特に、上記絶縁被覆シールドが始めにトロカール
外装部を通して挿入された後、活性電極が上記絶縁被覆
シールドを通して挿入されるようになっている。従っ
て、活性電極は、トロカール外装部を通して上記シール
ドと活性電極とが挿入される前にシールドに組み付けら
れても構わない。
され、好ましくは、シールドの内側表面にも形成され
る。上記外側表面に絶縁膜を形成するのは、シールドが
トロカール外装部から確実に絶縁されるようにするとと
もに、シールドが本来意図されたものではない戻り側電
極になることを防ぐためである。シールドの内側表面に
絶縁膜を形成する一つの目的は、活性電極表面の絶縁性
が弱まった場合に付加的な絶縁層を提供することであ
る。
絶縁膜の損傷部分を通じてシールドへ流れた後、シール
ドとインピーダンスが20オーム以下である電気外科用発
電機の戻り側リード線との間の低インピーダンスの電気
接続部分を経て上記戻り側リード線に戻る。シールド内
の電流が絶縁破壊などの異常事態に相当する場合にはい
つも、シールド内の電流に反応するモニタ回路が電気外
科用発電機を非活性化する。
ぼすことなく、シールドに静電結合されるいかなる電流
をも上記低インピーダンス接続部分を介して戻り側リー
ド線に戻すことによって、上記第2及び第3の問題にも
対処するようになっている。
外側表面に絶縁体が形成され、上記器具本体がモニタ回
路を介して戻り側リード線に接続されている電気外科用
レセクトスコープが開示されている。しかしながら、こ
の装置は、器具本体と外科医の視野との間の保護手段を
設けることを考慮していない。また、上記Meinke他の米
国特許においては、防護シールド、特に、トロカール外
装部と視野との間に延びるような防護シールドを全く提
案していない。さらにまた、上記Meinke他のレセクトス
コープは、他の器具との間で不必要な静電結合を起こし
易い。また、以下にさらに詳細に述べるが、本発明で
は、検出されたシールド電流のスペクトル成分や位相な
どのパラメータが、活性電極の絶縁破壊を検出する際に
重要であるにもかかわらず、上記米国特許のモニタ回路
は、トロカール外装部内の検出された電流のスペクトル
成分や位相に反応しない。
っても、それから独立して設けられても、装置外のモデ
ュールとして取り付けられても構わない。通常、本発明
の防護シールドは、腹腔鏡処置、骨盤鏡処置、アスロス
コープ処置、ソロスコープ処置、及び患者の皮膚に刺し
込みを行うようなその他の処置に使用される。上記シー
ルドは、現行の付属品の一部であっても独立して設けら
れてもよく、また、既存の付属品を覆って使用されても
よい。上記付属品は、皮膚に挿通する導管を形成する絶
縁被覆された導電性トロカール外装部とともに使用する
ことが意図されている。
になるのを防ぐため、シールドの少なくとも外側表面に
絶縁が施されている。シールドは、付属品に絶縁性を付
加するため、代理機能としての内側絶縁層を有してい
る。さらに、シールド先端部の絶縁膜が、活性電極から
シールド先端部への表面導電を防ぐように設計されてい
る。
価して、活性電極の絶縁破壊等の異常事態が発生してい
るかどうかを判定する。活性電流もしくは電圧の位相
が、シールド電流もしくは電圧の位相と比較して測定さ
れてもよい。それとは別に、あるいは、それに加えて、
シールド電流の所定のスペクトル成分が分析されてもよ
い。さらにまた、検出されたシールド電流と発電機への
戻り電流との相対的な振幅が比較され、それにより危険
状態を示すしきい値の率が定められてもよい。さらに、
シールド内電流を絶対限界値と比較して、不完全な状態
を示すように設定してもよい。
不十分な個々の測定結果が併せて評価されその結果警報
を発するように組み合わされてもよい。
た一対の導体を通じて微細な検出電流を送ることによっ
てモニタ回路の代理機能を発揮しモニタするように構成
されてもよい。シールドに向かう回路やシールドに続く
回路が不完全である場合には、不完全状態が検出され
る。
アナログ表示であっても構わない。上記の結果は、その
後、将来の参考のためにコンピュータやチャートレコー
ダに記録されてもよい。
れる器具とともに使用されてもよい。
造を有する使い捨ての(限定使用の)シールドが、非絶
縁性の器具とともに使用され、使用毎に絶縁体全体が交
換されてもよい。この実施例によれば、再使用可能な器
具は絶縁体との間に、たとえあるにせよ、わずかな界面
しか有さないので、清浄性を向上させることができる。
ローブの先端を調整可能に位置させ、上記要求された位
置に正確に活性プローブを締め付け固定する手段を設け
てもよい。上記活性プローブ先端の調整可能な特徴は、
先端の露出度が調整可能に制限されるという性能を含め
て、いくつかの理由で有利である。
e)を使用することで、シールドが戻り側電極になるの
を防ぐ手段が講じられても構わない。これにより、モニ
タとして、当該産業分野で標準のコネクタを用いて戻り
側電極をモニタするようにしても構わない。このコネク
タは2面電極を示すピンを使用しており、本発明のモニ
タは、上記ピンによって始動するスイッチを有していて
もよい。上記ピンに代表されるような2面戻り側電極も
なくシールドが使用された場合には、回路は不完全状態
となる。さらにまた、シールドの内側及び外側表面に絶
縁膜を形成することにより、シールドが戻り側電極にな
るのを防ぐことができる。
ール外装部に挿脱可能に設けられており、灌注液、吸
気、ガス等が通過する細長い延長ポートを有している。
活性電極プローブは、上記管状部材の端部に取り付けら
れており、その電気接続が管状部材の絶縁部分を貫けて
延びるとともに、導電体を取り巻く管状導電性シールド
が上記管状部材の絶縁部分の範囲内に設置されている。
もに以下の詳細説明及び請求の欄を読めば、明らかにな
るであろう。
る。
る。
で見た側面図である。
図4の6−6線に沿う断面図である。
断面図である。
示す断面図である。
ロック図である。
及びスペクトル検出用(あるいはろ波された帯域用)測
定回路がさらに詳細に示されている。
る。
示す概略図である。
概略図である。
るアダプタを示す概略図である。
回路に付帯された別のアダプタを示す概略図である。
品を挿入し損なうことを避けるための回路を示す概略図
である。
面によれば、図2には本発明に係る腹腔鏡処置用電気外
科装置の一例が図示されている。管徐の防護シールド組
立体25は、その外表面に設けられた絶縁層22と、その内
表面に設けられた任意の絶縁層24とを有する管状のシー
ルド20を備えている。上記管状のシールド組立体は、ト
ロカール外装部(trocar sheath;套管針の鞘)10を通し
て内挿されており、それによって活性電極プローブ(ac
tive electrode probe)12が内挿される通路が形成され
る。延長ポート31は、灌注液、吸引、加圧ガス流などが
通過する活性電極内に延びている。活性電極プローブ12
および管状のシールド組立体25が、図2に示すように、
それぞれ内挿された状態の時、シールド20が、少なくと
も(a)トロカール外装部10内への上記活性電極プロー
ブの入口点28に先立つ基点26から、(b)活性電極プロ
ーブの先端18に一番近い末端点30までの範囲の上記活性
電極プローブ12の周囲を取り囲んでいる。
シールド20と接続されている。このリード線34によっ
て、上記シールドから上記モニタ回路への接続が完全に
されて、モニタされる。
常タイプの電気外科用発電機36と接続されている。この
電気外科用発電機は、シールドモニタ回路32を介して、
望ましくはデュアルエリアタイプ(dual area type)の
患者戻り側電極(patient return electrode)40に接続
されている。特に、上記発電機の戻り端子はリード線35
を介して回路32に接続されている一方、回路32はリード
線37を介して戻り電極に接続されている。以下に述べる
ように、シールドモニタ回路による漏電状態を探知する
上で、電気外科用発電機36は、たとえ、他の手段が上記
発電機を非活性化する(deactivate)ために用いられた
としても、上記発電機と患者戻り側電極40との間の接続
におけるリレーを開くことにより非活性化される。
るシールド組立体42が図示されている。図3の実施例に
おいて、絶縁体22は、シールド組立体25の末端30の拡大
断面図である図3Aで見られるように、シールド20の外表
面上にのみ設けられている。従って、図2における内側
の絶縁層24に対応する内側の絶縁層は、図3Aにおいては
存在しない。スリーブ20の上に延ばされた絶縁層22の部
分44は、好ましくは内径が減ぜられ、これにより、活性
電極プローブがシールド組立体25を通して内挿される
時、図2の46と図3Aの44とで図示するように上記活性プ
ローブと部分44との間が緊密に接続されるようになって
いる。このことから、上記シールド先端の上記絶縁部分
44は活性電極先端18からシールド20の末端48への表面導
通を阻止する。上記内径低減部分44は熱収縮もしくは適
当な技術によりもたらされるであろう。
52に密接するよう押し込まれている。コネクタ52は、図
2の一対のリード線34に装着されるプラグ58のピン56を
受け入れるように適合された2本のピンソケット54を備
えている。上記プラグ58は、コネクタ50の周囲を囲む絶
縁部64のねじ部62の上にねじ込まれるつまみホイール60
を介して、コネクタ52に着脱可能に固定されている。そ
して、これは、また、図5においても図示される。
タ52内に適切に内挿される時、上記コネクタを通して上
記一対のピン56との間で電気経路が確立される。上記モ
ニタ回路について以下で議論するように、これが、一対
のリード線34がシールドチューブ20に適切に接続される
ことを保証するためにモニタする電気的接続となる。
ローブがシール付属品25を通して内挿された後、その活
性プローブを適切な位置に締め付け固定するために好ま
しくは用いられるものであり、図6にその固定位置が示
され、図5にその解放位置が示されている。圧縮コレッ
トタイプのロックを含む他の手段が、上記活性プローブ
を解放可能に固定するために、同様に用いられる。上記
シールド付属品に対して上記活性プローブを適切な位置
に保持するために上記ラッチを操作する前に、シールド
付属品25の末端に対してユーザーが希望するように上記
活性プローブの先端が位置付けられることを、特に言及
する。この調整機能の特徴は、上記先端について上記絶
縁体の接近した間隔に対する異なる要求を持つ異なる付
属品において、有利なものとなる。さらに、異なる外科
医に対し、変化しやすい彼等の視野について異なる選択
を与えることになるであろう。なおその上に、この特徴
は、上記先端の露出を調整可能に制限するために利用さ
れるであろう。
最小限にした)、本発明のさらなる実施例が示されてい
る。灌注用流動体、吸引や加圧ガスが通過する延長ポー
ト31が上記活性電極を貫通して延びている。さらに、ポ
ート31が、ガス増大化高周波療法(gas-augmented-fulg
uration)のような色々なさらなる機能や、本発明の防
護シールドが特に有効となる専門分野において、利用さ
れる。上記防護シールド組立体68は外表面を覆う絶縁層
22と内表面を覆う絶縁層70を有するシールド20を含む。
従って、絶縁層70はシールド20と活性電極14との間の絶
縁を行う。シールド68は随意に用いることができる(限
定的用途において)。そして、シールド68は、前述のも
のから理解されるように、絶縁されていないトロカール
外装部10と絶縁されていない活性電極14と共に用いるこ
とができる完全な絶縁システムを与える。このことか
ら、シールド22を随意に用いることができるから(限定
的用途において)、すべての絶縁は、それぞれの用途に
おいて、もしくは、そのような複数の用途の数を制限し
た後において、置き換えられる。この実施例は、また、
再使用可能な器具は絶縁において不変の接続を行い得な
いことから、清浄能力を向上させるものである。この実
施例において、活性電極14上に示される絶縁がなくて
も、もしそのような要求があれば少量のものが与えられ
るであろう。
おいて、上記管状電極14は除かれてもよいし、上記活性
電極は、先端18がその末端に連結される、仮想線で示す
導体72と同様に上記絶縁層70を通して延ばされる。この
実施例は、スリーブ組立体68を貫通して延びるポート31
が移動される電極14の外径まで広げられた直径を有する
ものおいて、有利となる。さらに、分離された部品点数
が、移動可能な電極14の消去および絶縁部分70内への導
体72の一体化に伴い、1つに減らされる。
たブロック図が図示されている。特に、導電度モニタ回
路(conductivity monitor circuitry)80は一対のリー
ド線34に連結されており、上記導電度モニタ回路の目的
は、シールド20へのリード線の連結の完全さを計測する
ことにある。上記一対の連結は、図10に関して以下でさ
らに詳細に述べるであろうリード線34に供給されるシー
ルドモニタ電流のために余分な経路を備える。
電極リード線35,37への電流通過を検出する。上記シー
ルド電流センサは、図10に関してより詳細に説明するよ
うに上記シールド電流の瞬時値に対する電圧比例数信号
を与える。
なるパラメータの測定のための様々な回路を包含する。
これらの回路の第1のものは、上記検出シールド電流の
全帯域幅の振幅を測定する全帯域振幅センサ86である。
プロセッシング・アンド・ティシジョン回路89は、この
振幅が予め定めたしきい値を超えたか否かを判定するも
のであり、もしそれが超えたなら、ライン90によって障
害状態がインジケータ94に示されるだろう。インジケー
タ94は耳で、および/もしくは、目で見えるものであ
り、適切な注意を与える。
活性化させる信号が、上記発電機を非活性にし電気外科
用のエネルギの供給を遮断するために、戻り側電極40と
発電機36との間の連結を開放させるリレー100に対して
ライン98上に発せられる。
対の戻り側電極リード線を有するタイプの電気外科用発
電機と共に好ましくは用いられる、外部ホスト電気外科
用発電機36(図2に図示したような)を用いる場合が、
上記モニタ回路32である。このようなモニタする回路
は、分離した(またはダブルの)患者用電極(patient
electrode)が用いられているものとして、および、患
者と電極との間の患者接触抵抗もしくはインピーダンス
を検出するためにDC電流(1962.11.22に刊行されたドイ
ツ特許1139927号参照)もしくはAC電流(米国特許3,93
3,157号および4,200,104号参照)が分離された電極間に
通過するものとして、知られている。もし、回路の開状
態が検出されたら、上記発電機は非活性とされる。図9
のリレー100は障害状態の検出で開状態にされるため、
上記戻り側電極連結も、また、上記発電機を非活性にす
るために開放される。しかし、モニタ回路32による障害
状態の検出で上記発電機を非活性にするためのこの技術
において、他の手段もまた進展を生ずるであろうという
ことが理解される。
コピーを備えるプロセッシング・アンド・ディシジョン
回路89に連結されている。
される検出シールド電流と検出戻り側電極電流との振幅
比率に応答する。プロセッシング・アンド・ディシジョ
ン回路89は、この比率が予め定めたしきい値を超えたか
否かを判定し、そして、もし、それが超えたら、注意信
号をライン90を通して発する一方、非活性化信号をリレ
ー100にライン98を通して、上記固有振幅障害状態に関
して上述のものと同様に、発する。
る電圧と、上記検出シールド電流との間の位相差に応答
する。図2において、上記モニタ回路32はホスト電気外
科用ユニット36の外部にはめ込まれているように示され
ている。しかし、それは、また、上記電気外科用発電機
の内に一体化されたものとしてもよい。後の例におい
て、活性電極へのアクセスがたやすく到達されるであろ
うし、位相検出センサ104により作られるこのような位
相比較はたやすく成しとげられる。上記モニタが上記ホ
スト電気外科用ユニットの外部に位置付けられている場
合、供給される電圧信号へのアクセスを得る上でさらに
少々不便なものとなる;それにもかかわらず、通常の手
段がこの信号へのアクセスを得る技術において通常程度
に役立つであろう。
は、障害状態の特に良い指示となる。それは、通常のシ
ールド電流が容量性のみであること−特に、活性電極16
とシールド20との間の容量結合のために、通常状態下で
の上記活性電圧とシールド電流との間の位相差は90度で
あることである。このことから、上記活性電極とシール
ドとの間の絶縁が完全である限り、通常状態は、位相回
路が以下でより詳細に述べるであろうように図11で示す
タイプのものが用いられる位相検出回路104により検出
されるであろう。
において、上記位相検出回路は第1出力(例えば、高電
圧)を与える。もし、上記活性電極16と防護シールド20
との間の絶縁破壊があれば、アークが象徴的に生じ、そ
のようなアーク電流が上記供給電圧に伴う位相において
ほとんど独占的となる。つまり、上記シールド電流が上
記活性電圧に伴う位相におけるものとなる。上記位相検
出回路104は、位相において、上記出力を高から低に変
化させる障害状態を検出する。
上記活性電極とシールドとの間のアークの存在を検出す
るための一層進んだ確実な手段を与える。さらに、この
方法は、上記活性電極電圧にアクセスする必要がなく、
上記ホスト電気外科用発電機36の外部に位置付けられた
モニタ回路32に対してたやすく役立つ。図10に関して以
下により詳細に述べるように、スペクトル検出回路は、
上記活性電極とシールドとの間に両者間の絶縁破壊によ
り象徴的に生じるアークによって作り出されるシールド
電流の存在を検出するための、検出シールド電流の内の
少なくとも1つの予め定められた帯域幅に応答する。
06の両者は、また、プロセッシング・アンド・ディシジ
ョン回路89への入力を、回路104および106の出力がイン
ジケータ94やデータロガー102の作動およびリレー100を
介しての電気外科用発電機の非活性化に利用される回路
86および88に関して上述のものと同様に、与える。
8,104および106は、回路32の上記シールドモニタ機能を
成し遂げるために、独立して利用され、もしくは、共同
して利用される。
は、様々な測定が採られている。例えば、もし上記モニ
タ回路32がホスト電気発電機36の外側で用いられていた
ら、ユーザーが図2に図示するように上記モニタ回路32
を通してよりもむしろ電気外科用発電機に直接に戻り側
電極を連結してしまう可能性がある。もし、これが生じ
ると、上記シールドは、下で議論するように低インピー
ダンス経路を通して戻り側電極リード線に連結されない
であろうし、そして、このようにモニタ回路32はそのモ
ニタ機能を果たすのを妨げられるであろう。上記戻り側
電極が上記発電機36に不適切に直接連結されているのを
ユーザーに注意を与えるために、ケーブル34を介してラ
イン85のシールド電圧に対して応答する接地電圧センサ
87に対するシールドを設けてもよい。シールド/接地電
圧センサ87の出力はプロセッシング・アンド・ディシジ
ョン回路89に発せられ、ここにおける適切なインジケー
タ94が、上記戻り側電極が電気外科用発電機に直接連結
されているか否かを示す。
連結されていれば、シールド上の電圧は、上記シールド
と戻り側電極リード線との間の開放回路を考慮して活性
電圧の実質的パーセンテージまで上昇するだろう。この
ことから、シールド上の電圧が、図12に関してより詳細
に議論するように予め定めたしきい値を超える時はいつ
でも、適切な信号がライン90を通してプロセッシング・
アンド・ディシジョン回路88に発せられ、それによって
必要な注意を与える。
発電機36の外部に設けられている場合、それは、モニタ
回路32のバッテリ電力についてのいくつかの例におい
て、好ましいものである。それは、もし上記モニタ回路
が操作室の電気的アウトレットから電力の供給を受ける
ものであれば上記モニタ回路に連結される付加的ワイヤ
を要することになり、上記モニタ回路のいくつかの例に
おいて、電気外科的装置に関係する多数のワイヤを最小
に減らす上で好ましいものである。従って、活性化コン
トロールユニット(activation control unit)93は、
図13に関して以下でより詳細に述べるように、モニタ回
路32の様々な回路のためのバッテリ電力の供給を与える
ために、ライン95上の検出シールド電流もしくはライン
97上の検出戻り側電流に応答するものとして用いられ
る。
よびスペクトル検出回路106が、シールドコネクタ34の
連結の完全さをモニタするための導電度モニタ80と共
に、より一層詳細に図示されている。上記導電度モニタ
80は、コンデンサ・ネットワーク108,110および112との
共振同調に変える矩形波発振器107を有している。シー
ルド20から上記戻り側電極リード線への経路は、ケーブ
ル34、コンデンサ108および110、変圧器114、およびレ
ジスタ116を有している。この経路は20オーム以下の典
型的な低インピーダンスを有しており、このようにし
て、シールド20を連結するすべての電流のために低イン
ピーダンスの経路が設けられる。
サ112を横切る電圧に伴う位相が加えられる。レジスタ1
20は上記発振器からコンデンサ112にかけて連結され
る。レジスタ122およびコンデンサ124は、電圧S1、およ
び、冗長なケーブル34を通して発振器107により与えら
れるモニタ電流の振幅に反比例する振幅を与える。
ンデンサ112に対してほぼ15kHzの信号を発する。この信
号は、変圧器126により連結されて一対の冗長ケーブル3
4を横切る。上記ケーブル34がシールド20に適切に連結
されている限り、経路が、変圧器126を通して反射され
るであろう発振器信号のために設けられる。スイッチ11
8が発振器107の周波数に作動されるため、変圧器126を
通して反射される上記信号は118で同時に検出され、そ
して、その信号は、スイッチ118が4066トランスミッシ
ョンゲート(4066 transmission gate)もしくはFETで
ある場合にレジスタ122およびコンデンサ124よりなる復
調器に発せられる。上記電気外科的周波数(他の電気外
科的周波数として用いられるけれども代表的なものとし
て750kHz)は、同期ディテクタ(synchronous detecto
r)によりはねつけられ、そして、このように導電度モ
ニタ80は発振器107により起こされる導電度モニタ信号
にのみ感応する。
限り、上記信号振幅は、コンパレータ128に発せられる
既定の参照電圧V1より低いコンデンサ124で進展し、そ
して、このようにコンパレータ128の出力が低くインバ
ータ130の出力が高くなり、それによって図9のインジ
ケータ94で障害注意「コネクション」を表示させる。
連結されているAND回路132に発せられる。AND回路132へ
のすべての入力が高い限り、信号はリレードライバ(re
lay driver)270を介してリレーコイル272に発せられ、
このようにしてリレー100の接点274を閉にし、上記戻り
側電極と上記発電機の戻り側端子との間の連結を確実に
する。もし、コンパレータ128の出力がシールド20への
ケーブル34の連結障害により低くなれば、AND回路132の
出力が低くなり、このようにして、上記ケーブルがシー
ルドに適切に連結されるまで、リレー100が切られ、上
記発電機の活性化が阻止される。
レジスタ116を有している。上記全帯域振幅センサ86は
アンプ134およびディテクタ136を有している。このよう
にして、82で検出されたフィルタ処理されていないシー
ルド電流が82が、その出力がコンパレータ138に発せら
れるディテクタ136によって、比例電圧に変換される。
ディテクタ136の出力S2が参照電圧V2を超えない限り、
コンパレータ138の出力がライン140上のAND回路132を作
動するよう高く留まっている。もし、上記検出シールド
電流の値がV2により既定されたしきい値を超えても、コ
ンパレータ138のは低くなり、これによりAND回路132が
不能とされ、加えて、リレー100が切られ、これによっ
て上記電気外科用発電機が非活性化される。さらに、も
し、コンパレータ138の出力が低くなれば、インバータ1
42の出力が高くなり、それにつれてOR回路144も同様に
高くなり、これにより図9のインジケータ94で障害注意
「シールド電流」を表示する。
路106はバンドパスフィルタを含んでおり、その帯域通
過は3db(デシベル)でほぼ50KHzから250KHzである。上
記フィルタはコンデンサ146、レジスタ148、レジスタ15
0、インダクタ152、コンデンサ154、および、レジスタ1
56を有している。上記フィルタは、バターワースフィル
タ、もしくは、要求される帯域通過機能が得られる他の
適当なタイプのものが用いられる。
58に発せられ、ここで、ディテクタ158が上記フィルタ
により通過される信号エネルギに比例する信号を引き起
こす。ディテクタ136および158は、リニアテクノロジー
社(Linear Tecnology,Inc.)により作られるLT1088の
ようなRMStoDCコンバータが用いられる。
数はほぼ750KHzである一方、500から750KHzのような他
の使用される周波数も、特に使用される周波数に制限を
設ける意図はなく、本発明に従って用いられる。上記50
から250KHzの通過帯域は、アーク電流が存在するか否か
を特に表示するものであるが、アーク電流が現在のもの
であるか否かを適切に表示するものである限り他の通過
帯域も用いられる。
られる第1電圧しきい値V3を超えたら、高信号がインバ
ータ164を通してOR回路144の出力に与えられるように上
記コンパレータの出力はその通常の高状態から低状態に
転換され、これによって、図2のインジケータ44に障害
注意「シールド電流」が表示される。さらに、AND回路1
32はライン166上で不能とされ、このようにしてリレー1
00が切られ、電気外科用発電機が非活性化される。
発せられ、この電圧しきい値V4はV3より小さいものであ
る。このようにして、もし、ディテクタ158の出力S
3が、V3が超えないが、V4を超えたら、これは、活性電
極14とシールド20との間の絶縁が完全に破壊されたので
はないが、破壊し始めていることを表示するものである
(ここで、完全に破壊とはV3で参照されるものに対応す
る)。従って、このS3がV3は超えないがV4を超えるよう
な場合において、コンパレータ168の出力はその通常の
高状態から低出力に転換されるであろう。その低出力は
インバータ170で逆にされ、これにより、図9のインジ
ケータ94で警告するための注意が表示される。
6のバンドパスフィルタが動作周波数に対して多少の応
答を有するために、必ずしも用いる必要はない。ここ
で、図10のフィルタの動作周波数は代表的なものとして
ほぼ500から750KHzである。それゆえ、上記フィルタは
絶縁破壊の間に流れる高電流に感応する。従って、図10
の上記スペクトル検出回路106は、また、回路86の全帯
域幅振幅検出機能を形成することもできる。この点にお
いて、絶縁破壊は高シールド電流を生み出す傾向にある
点を注意すべきである。さらに、位相検出回路104に関
して上で議論したように、活性電極からシールドへの容
量性の連結である通常シールド電流は、また、かなり高
い。このことから、上記通常および障害電流は、絶対振
幅内において、互いに極めて近いものとすることができ
る。通常条件下での1つの実施例において、上記電流の
範囲は、用いる絶縁体の質,与えられる波形タイプ,お
よび発電機のコントロール設定により、ほぼ50から250m
aRSMとして測定されている。この実施例の障害状態の電
流は、300から1500maRSMの範囲となる。これらの限界の
近接は、もし測定がセンサ86により検出される絶対RSM
電流単独に基いて行われるなら、通常と障害状態との間
の区別のあるいくつかの状態において、困難性をもたら
す。しかし、スペクトル検出回路106の上記フィルタの
ようなバンドパスフィルタを伴って試験によりそれが表
示されたら、その区別は十分に改善される。破壊が大体
そうである「凝結(coagulation)」波形において、通
常レンジの頂と異常レンジの底との間に代表的に4:1の
区別がある。従って、スペクトル検出回路106は、絶縁
破壊を表示するアーク電流の検出において極めて信頼で
きるものである。
に関し、上記コンパレータ128,138,162および168、イン
バータ130,142,164および170、AND回路132、並びに、OR
回路144が、回路89に対応する図10の素子類を有してお
り、この特別なディシジョン回路について本発明を限定
する意図はないことに注意すべきである。
いて与えられるものであり、ここで抵抗はオームで示し
ている。これらの値について本発明を限定する意図はな
い。
している。活性電極電圧は端子200に与えられ、コンデ
ンサ204とレンジスタ206および208を含む分圧器とを介
してコンパレータ202の正端子につながれている。コン
パレータ202の負端子に与えられる参照電圧Vrは、コン
パレータ202の出力に本質的に矩形波信号を与えるよう
にされており、その周波数および位相は端子200に与え
られる活性電圧のそれに対応する。ここで、この矩形波
信号はモトローラ(Motrola)MC1596のようなアナログ
トランスミッションゲートが用いられる復調器210の入
力に発せられる。
スタ116を横切る電圧に対応する検出シールド電流が与
えられる。上記復調器の出力はレジスタ214およびコン
デンサ216を含むRC回路に発せられる。ここで、このRC
ネットワークの出力はコンパレータ218の負入力に発せ
られる。このコンパレータの正入力には、上記活性電極
に伴う位相での概略100maのシールド電流に対応するよ
うに整えられる参照電圧Vrが与えられる。このようにし
て、アーク状態(損傷を受けた絶縁もしくは同様のもの
に対応する)において、上記シールド電流は、上で議論
したように、上記活性電圧に伴う位相のものになるであ
ろう。それによって、コンデンサ216を横切る電圧は参
照電圧Vrを超えるものとなり、それゆえ、コンバータ21
8の出力が高から低に転換されるであろう。
りむしろ用いられた方がよいと仮定すれば、上記コンパ
レータ218の出力の高から低への転換が、リレー100を開
くAND回路132を切るであろう。それにより、上記発電機
が非活性化され、注意状態の信号がRO回路144の出力か
ら適切にインジケータ94に発せられるであろう。
図示されており、ここで、端子220での電圧は、図9に
おいて示すように、シールド20上の電圧である。この電
圧はコンパレータ226の負入力へのレジスタ222および22
4を含む分圧器を通して与えられる。上記レジスタ222
は、もし上記モニタ回路32が上記戻り側電極に連結され
ていないならシールド上に発生するであろう高電圧に抵
抗するために、一層評価され、これにより、図9に関し
て上で議論したように、上記シールド上の電圧は全活性
電圧に到達するだろう。コンパレータ226の正入力には
参照電圧Vbが連結され、ここで、Vbは通常の適用におい
てシールド20上で100から300ボルトに対応するものであ
る。つまり、上記電圧Vbは概略0.5から1.5ボルトでよい
ということである。
る電圧が上記参照電圧Vbを超えるときはいつでも、上記
コンパレータの出力はその通常の高レベルから低レベル
に変化され、そのために、障害注意が上で述べたように
OR回路144の出力に与えられ、そして、発電機非活性化
信号が上記位相検出回路に関して上でも述べたようにAN
D回路132の出力に与えられる。
インジケータ234およびゲート236を有する図9のバッテ
リ活性化コントロールユニット93が図示されている。動
作において、一組の連結スイッチ232はシールドモニタ
回路32に連結されたシールドコード34に応答して閉じら
れる。手段は特定的には示されていないが、そのような
手段は回路内へのプラグが挿入されるところのものとし
て公知であり、スイッチは一層の機能を得るために機械
的に閉じられ、そして、そのような手段はモニタ回路32
に連結されているシールドコードに応答する一組の連結
スイッチ232を閉じるために用いられる。
ータ234は上記モニタ回路32の待機状態を示すように動
作される。さらに、バッテリ230からの電圧は図9の導
電度モニタ回路80に発せられ、そのため、上記導電度モ
ニタは、ケーブル34がシールド20に適当に連結されてい
ることをユーザーに表示するために用いられる。もし、
そうでなければ、注意が、導電度モニタ80に関して上で
述べたようにユーザーに与えられる。
てゲート236に与えられ、このため、ゲート236は、図13
の有効負荷(active loads)235として図示されている
図9のモニタ32の残存回路に対する電力供給電圧として
バテリ230から電圧が供給されるように入れられる。つ
まり、ゲート236が図10の端子212で既定の検出シールド
電流に応答する。この電流が検出されるや否や、モニタ
のすべての回路がバッテリ230により電力を受ける。
ルドモニタ回路32がホスト電気外科用発電機の外部で利
用される場合、上記シールドが戻り側電極になってはな
らないことである。従って、図14に図解的に図示したよ
うなアダプタが、上記戻り側電極が上記モニタ回路32に
適切に連結されていることを保証するために利用され
る。
タはピン182を有している。このピン182は、デュアルエ
リア戻り側電極を用いた発電機に対して示される伝統的
な態様で、電気外科用発電機の戻り側端子に連結され
る。つまり、ピン182は当該産業分野の標準コネクタに
おいて用いられるピンに対応し、それゆえ、発電機は、
戻り側電極が発電機の戻り側端子に適切に連結されるま
で作動されない。
グの上記の標準ピンを受けるために使用される。発電機
の分野で伝統的に用いられる同様の態様において、上記
アダプタ180はスイッチコントロール機構186を有し、こ
のスイッチコントロール機構は、上記アダプタ内のスイ
ッチ188を閉にし、加えて、上記アダプタを通して電気
外科用発電機への戻り側電極の連結を閉にするよう、上
記戻り側電極プラグピンのレセプタクル184内への挿入
に応答する。
このポートにより、上記アダプタを2つのワイヤコード
192を介してモニタ回路32に連結することができる。上
記コードが上記モニタ回路32に連結される場合、図14に
示される点A,A′およびB,B′はそれぞれ図9に示された
同じ点に対応し、ここで、戻り側電流センサ96およびリ
レー100がモニタ回路32に結合され、スイッチ188がアダ
プタ180に結合される。ここに、コード192は図9には示
されていない。
クル184を介してアダプタ180に連結されていなければ、
スイッチ188は閉じないだろうし、このことから、たと
え上記アダプタのピン182が上記発電機に適切に連結さ
れても、上記発電機を活性化しないようにすることがで
きる。それは、信号が図9のライン99上の手段(図示せ
ず)により起こされ、回路89に発せられることであり、
ここでその信号はスイッチ188のポジションに応じて起
こされる。
ード250がアダプタ252とモニタ回路32との間に利用さ
れ、このモニタ回路は以下でより詳細に述べるように図
15に32で部分的に示されている。アダプタ252は、図14
のアダプタ180のピン182に対応するピン254を有してい
る。さらに、ピン254はスイッチ256に関係し、これによ
り、そのスイッチ256は上記電気外科用発電機の戻り側
端子に装着されたアダプタ252に応答して閉じられる。
アダプタ252は、また、アダプタ180のレセプタクル184
に対応するレセプタクル258を有している。このように
アダプタ252はスイッチコントロール機構(図示せず)
を有しており、これは上記アダプタ内のスイッチ260を
閉にするよう上記戻り側電極プラグピンの挿入に対して
応答する。
一層異なっており、マダプタ180内におけるスイッチ188
は上記発電機戻り側リード線の1つと直列になっている
のに反して、アダプタ252におけるスイッチ256および25
8はこのリード線に挿入されている。
連結と、スイッチ260を介した戻り側電極の上記アダプ
タへの固有の連結とを検出するために、連続モニタ(co
ntinuity monitors)262および264が設けられ、これら
のモニタのそれぞれが、図10に266で示した点線内の連
続モニタ回路に対応する。上記それぞれの連続モニタの
出力はANDゲート132に発せられ、これは図10および図15
の両者に示されている。AND回路132の出力は、リレー10
0の接点274を順に作動させるためのコイル272を駆るリ
レードライバ270に発せられる。上記連続モニタの出力
は、また、インバータ266および268にそれぞれ発せられ
る。上記インバータ266および268の出力は適当なインジ
ケータ94に発せられる。
戻り側リード線276は、図9,図10および図15に示すよう
に発電機戻り側リード線に連結される。このようにし
て、上記アダプタ252が用いられた場合、4つの離され
た変圧器がモニタ回路32に結合され、これらの変圧器の
内の2つが図10の変圧器114および126に対応し、他の2
つの変圧器が導電度モニタ262および264に関係し、これ
らの変圧器の一次部が262′および264′で示されてい
る。特に、上記一次巻き線262′および264′は、それぞ
れ変圧器126の一次部として同じ機能を果たし;このよ
うにして、上記モニタ回路32が図15のアダプタ252と共
に用いられる場合、上記モニタ回路は3つの離れた導電
度モニタ、すなわち、導電度モニタ80(図10に示す)お
よび図15の導電度モニタ262および264に結合される。
作を与え、その動作において、もし、上記アダプタが発
電機に適切に連結されていないから、AND回路132は不能
となってインジケータ94でこの障害状態が与えられる。
特に、もし、スイッチ256が開であれば、これにより、
上記発電機の戻り側端子への上記アダプタの装着不良が
表示され、開回路状態が一次部262′を横切って存在す
るようになり、このようにして、図10の導電度モニタ80
に関して前述のごとく導電度モニタ262から低出力信号
が起こされる。これが順にインジケータ94でこの障害状
態を現す。
ダプタに連結されていなければ、スイッチ260が開とな
り、これにより、上記一次巻き線264′を横切る開回路
状態を引き起こす。従って、導電度モニタ264の出力
は、AND回路132を不能にし、リレー100を開にするよう
低くなり、そして、インジケータ94でこの障害状態が引
き起こされる。図10に示されるAND回路132への追加入力
は図15において278で示されている。
極リード線が不注意に上記発電機に直接連結されたり、
第2戻り側電極リード線がアダプタ252のレセプタクル2
58に連結されたりすることであることに注意すべきであ
る。しかし、アダプタ252のリレー100の接点274が発電
機の戻り側電極回路に連結されないと、モニタ32は発電
機を不能とすることができない。しかし、スイッチ256
はインジケータ94で適切な注意が与えられることにより
前述の状態に対して警告するだろう。
考えるなら、スイッチ256をアダプタ252に結合する必要
はない。この場合、スイッチ256およびワイヤ280は導電
度モニタ262と共に省略される。このため、アダプタ252
とモニタ回路32との間に生じる連結は、ワイヤ282,284
および286を含む3つのワイヤコードになり、ここでの
スイッチ260は発電機戻り側リード線の1つに挿入され
る。
に、様々な回路がシールドモニタ回路32のフェイルセー
フ動作を与えるために用いられる。上で説明のごとく、
このためのものとして、図15の上記回路は様々な状態を
モニタするために4つの変圧器が利用される。さらに、
上記変圧器の数は、特に周波数に対応するそれぞれの状
態を得、そのようにして、適切な周波数区別回路により
それぞれの状態を検出することにより、その同じ数の状
態をモニタするまで減らしてもよい。他の技術が、ま
た、この技術分野における通常の技術のそれらを進展さ
せるだろう。
に防ぐ状態の1つは、シールドモニタに連結されないシ
ールド20を有するものであり、この場合、図10のシール
ド連続モニタ80がこのフェイルセーフ機能を与える。さ
らに、追加のコンパレータ282(図10)を用いることに
より、モニタ回路32に対するシールドの連結不良だけで
なく、不十分な連結をもモニタすることが可能となる。
コンパレータ128に与えられる参照電圧V1よりも大きさ
において小さい参照電圧V5がコンパレータ282に与えら
れる。これによって、コンパレータ282は、もしコンデ
ンサ124を横切る電圧がV5を超えるがV1よりも小さけれ
ば、不十分な連結を検出し、これにより、コンパレータ
282の出力が低くなり、それは上記不十分な連結の表示
を与えるためにインバータ284により逆にされる。
に装入されておらず、上記戻り側電極が上記戻り側端子
に不適切に直接取り付けされている場合、図15のスイッ
チ260が閉とされないためにそれが検出され、これによ
り、インジケータ94が適切な注意を引き起こすことにな
る。
32への連結の可能性、および、連結されたシールド内へ
の付属品(もしくは活性電極14)の適切な装入ではなく
上記モニタ回路の発電機36への連結の可能性を防ぐため
の本発明に従ったより一層の防護回路が図示されてい
る。上記付属品は、シールドなしにトロカール外装部も
しくはカニューレ10内に直接に代わりに装入されたもの
であり、もしくは、それはモニタに連結されたものでは
なく別のシールドと共に使用されたに違いないものであ
る。図16の実施例に従って、上記前述の可能性は、上記
発電機が活性化された時に引き起こされるシールド電流
の少なくとも予め定めた最小量を要求することによって
防がれるものである。
され、これにより、上記活性リード線上の電圧(すなわ
ち、活性リード線と戻り側リード線との間の電圧)が容
易にアクセスし易ければ、前述の防護機能を上記活性リ
ード線電圧の存在下で予め定めた最小シールド電流量の
検出によりなしとげることができる。上記予め定めた最
小シールド電流量の外の活性リード線電圧の存在は、障
害状態であると判定される。もし、モニタユニット32が
上記電気外科用発電機の外部に配置されたら、上記活性
電圧はさほど容易にアクセスできず、そして、上記戻り
側電流は上記活性リード線電圧が検出されないなら利用
されるだろう。この後者の技術は図16の回路内に図示さ
れている。
ら得られ、レジスタ304およびコンデンサ306を含むフィ
ルタ302を介してコンパレータ300の正入力に発せられ
る。コンパレータ300の負入力には、参照電圧源310とグ
ラウンドとの間に連結されたポテンショメータ308から
得られる参照電圧が発せられる。上記コンパレータ出力
はインバータ313を介してNAND回路314の入力に発せられ
る。
レジスタ320およびコンデンサ322を含むフィルタ318を
介してコンパレータ316の正入力に発せられる。上記コ
ンパレータ316の負入力には参照電圧源310とグラウンド
との間に連結されたポテンショメータ324を介した参照
電圧が発せられる。上記コンパレータ316の出力はNAND
回路314の第2入力に発せられる。上記NAND回路314の出
力は図10のインジケータ94およびAND回路132に発せら
れ、これにより、上記発電機の非活性化と共に前述の状
態に対する適切な注意が表示される。
上記戻り電流の高値と正確に同時に引き起こされないこ
とのために設けられる。例えば、負荷状態の発電機が高
シールド電流ではなく高戻り電流を生じるかもしれな
い。このようにして、フィルタ302および318に関して上
記シールド電流および戻り電流の検出値を蓄積すること
により、付属品が連結されたシールドに対して適切には
装入されていないという前述の状態を検出するために活
性電圧よりもむしろ戻り電流を利用することができるで
あろう。一般に、フィルタ302および318の時定数(time
constant)は、電気外科用発電機の通常の非活性化期
間−すなわち、ほぼ2から3秒−の長さにすべきであ
る。フィルタ302および318より他のもの、すなわち、信
号進行においてより純真さを失った手法としては、時間
窓(time window)内のピークを検出するようなものが
利用される。
を示し、ここでのシールド電流は上記通り電流の存在下
で引き起こされる。このようにして、もし、ポテンショ
メータ324により既定されたしきい値を超える検出戻り
電流がコンパレータ316の正入力に発せられたら、上記
コンパレータ316の出力は高くなり、それがNAND回路314
に発せられる。さらに、もし、検出シールド電流がコン
パレータ300の正端子に発せられて、そのため、ポテン
ショメータ308により既定されたしきい値を超えたら、
上記コンパレータの出力は高くなり、インバータ313の
出力は低くなり、それにより上記NAND回路の出力は高く
留まる。しかし、もし、ポテンショメータ308により既
定されたしきい値を超えるシールド電流がなければ、上
記コンパレータ300の出力は低く留まる一方、インバー
タの出力は高く留まる。このことから、この状態におい
て、上記NAND回路314の双方の入力が低くなると、そのN
AND回路の出力の低下を引き起こし、このようにして、
上述の障害状態が表示される。
記活性電極との間のシールドを設けることにおいて特に
有利であり、これにより、上記シールドは電気外科用腹
腔鏡処置において、本質的なフェイルセーフを達成する
ために利用される。さらに、本発明の防護シールドの展
開は、トリカールを用いない他の処置に対しても拡張さ
れる。例えば、扁桃摘出術で、器具が手で取り扱うもの
で、口を通して装入されるものにおいては、トロカール
の必要はない。扁桃摘出術に加えて、他の同様な処置と
は、長い延長が要求される深い骨盤処置、アスロスコー
プ処置やソロスコープ処置などである。そのような手で
取り扱う器具と共に、上記要素10、すなわち、図2や図
面の他の図のトロカール外装部に対応するものは、手で
取り扱う器具のハンドピース−すなわち、外科医の手に
より握られるハンドヘルド(hand-held)器具の部分−
と対応するよう代えられるかもしれない。腹腔鏡処置や
同様の処置に関して上で述べた有利さのすべては、ま
た、試験開腹術のような切開処置で用いられるハンドヘ
ルド器具においても実現され、ここで再び、上記シール
ドが低インピーダンス経路を通して上記活性電極に連結
され、シールド電流モニタ回路32が効果的なフェイルセ
ーフ動作を達成するために一層利用される。
Claims (15)
- 【請求項1】電気外科用発電機を備えた電気外科装置で
あって、 基端と末端とを有し、導管を患者の皮膚を通して設ける
ための管状通路を有するトロカールカニューレと、 内側表面と外側表面とを有し、上記トロカールカニュー
レの導管を通して挿入位置まで挿脱可能に構成された管
状導電性シールドと、 先端部を有し、電気外科用発電機に接続され、上記管状
導電性シールドが上記挿入位置にある時に、患者の身体
内において上記先端部により電気外科的処置が果たされ
るよう上記管状導電性シールドを通して延びて、少なく
とも、上記トロカールカニューレの上記基端より先の基
部位置から、上記トロカールカニューレの末端へ向かう
末梢であって上記先端部に近接した末端位置までの周囲
が上記管状導電性シールドによって覆われかつ電気的に
絶縁されている活性電極プローブと、 上記管状導電性シールドの内側表面および上記活性電極
プローブの外側表面のいずれか一方または双方の上に配
置され、上記活性電極プローブと上記管状導電性シール
ドとの間に形成された少なくとも1層の電気絶縁膜と、 上記管状導電性シールドに接続されるとともに、上記活
性電極プローブから上記シールド内に流れる全ての電流
を異常状態に起因する患者の損傷の危険を減らすよう参
照電位に導く、上記電気外科用発電機への戻り側電極に
接続された電気端子と、 この電気端子に接続され、上記管状導電性シールド内の
電流に反応して上記異常状態が存在するか否かを判定す
るモニタ回路とを備えていることを特徴とする電気外科
装置。 - 【請求項2】電気外科用発電機を備えた電気外科装置で
あって、 基端と末端とを有し、内部を貫通する管状通路を有する
ハンドピースと、 内側表面と外側表面とを有し、上記ハンドピースの通路
を通して挿入位置まで挿脱可能に構成された管状導電性
シールドと、 先端部を有し、電気外科用発電機に接続され、上記管状
導電性シールドが上記挿入位置にある時に、電気外科的
処置が上記先端部により果たされるよう上記管状導電性
シールドを通して延びて、少なくとも、上記ハンドピー
スの上記基端より先の基部位置から、上記ハンドピース
の末端に向かう末梢であって上記先端部に近接した末端
位置までの周囲が上記管状導電性シールドによって覆わ
れている活性電極プローブと、 上記管状導電性シールドの内側表面および上記活性電極
プローブの外側表面のいずれか一方または双方の上に配
置され、上記活性電極プローブと上記管状導電性シール
ドとの間に形成された少なくとも1層の電気絶縁膜と、 上記管状導電性シールドに接続されるとともに、上記活
性電極プローブから上記シールド内に流れる全ての電流
を異常状態に起因する患者の損傷の危険を減らすよう参
照電位に導く、上記電気外科用発電機への戻り側電極に
接続された電気端子と、 この電気端子に接続され、上記管状導電性シールド内の
電流に反応して上記異常状態が存在するか否かを判定す
るモニタ回路とを備えていることを特徴とする電気外科
装置。 - 【請求項3】電気外科用発電機を備えた電気外科装置で
あって、 基端と末端とを有し、導管を患者の皮膚を通して設ける
ための管状通路を有するトロカールカニューレと、 上記トロカールカニューレの導管を通して挿入位置まで
挿脱可能に構成された延長絶縁部材と、 先端部を有し、患者の身体内での電気外科処置が上記先
端部により果たされるよう上記延長絶縁部材に取付けら
れるとともに、電気外科用発電機に接続されるよう上記
延長絶縁部材を貫通して延びて導電体を有している活性
電極と、 上記延長絶縁部材が上記挿入位置にある時に、上記延長
絶縁部材を貫通し、少なくとも、上記トロカールカニュ
ーレの基端より先の位置から、上記トロカールカニュー
レの末端に向かう末梢であって上記活性電極の先端部に
近接した位置までの上記導電体の周囲を覆いかつ上記導
電体から電気的に絶縁されている管状導電性シールド
と、 上記管状導電性シールドに接続されるとともに、上記導
電体から上記シールド内に流れる全ての電流を異常状態
に起因する患者の損傷の危険を減らすよう参照電位に導
く、上記電気外科用発電機への戻り側電極に接続された
電気端子と、 この電気端子に接続され、上記管状導電性シールド内の
電流に反応して上記異常状態が存在するか否かを判定す
るモニタ回路とを備えていることを特徴とする電気外科
装置。 - 【請求項4】請求項1,請求項2または請求項3におい
て、 上記モニタ回路に反応して上記異常状態の表示を可聴的
および/または可視的に行う警告手段、および/また
は、上記モニタ回路に反応して検出された上記異常状態
に応答して電気外科的発電機を非活性化する手段を備え
ている電気外科装置。 - 【請求項5】請求項1から請求項4までのいずれか1に
おいて、 上記モニタ回路は、上記シールド電流の振幅が予め定め
たしきい値を超えたか否かを判定する回路を備えている
電気外科装置。 - 【請求項6】請求項1から請求項5までのいずれか1に
おいて、 上記モニタ回路は、上記シールド電流と上記電気外科用
発電機の活性リード線に加えられた電圧との間に、実質
的に上記異常状態に対応するものとして予め定めた位相
関係が存在するか否かを判定する回路を備えている電気
外科装置。 - 【請求項7】請求項1から請求項6までのいずれか1に
おいて、 上記モニタ回路は、上記シールド電流の予め選択された
少なくとも1つの周波数帯域に反応するスペクトル検出
回路を備えており、 このスペクトル検出回路は、上記周波数帯域内の電気エ
ネルギーの振幅が予め定めたしきい値を超えたか否かを
任意に判定するように構成されており、 上記周波数帯域は電気外科用発電機の動作周波数より低
い任意のものであり、かつ、上記周波数帯域は約50kHz
から約250kHzまでの範囲である電気外科装置。 - 【請求項8】請求項1から請求項7までのいずれか1に
おいて、 上記モニタ回路は、電気外科用発電機の活性化に伴い予
め定めた量のシールド電流が生じているか否かを判定す
る回路を備えており、 加えて、上記モニタ回路は、上記発電機の活性リード線
に加えられた電圧に反応して上記発電機の活性化を検出
する手段と、上記発電機への戻り側リード線の電流に反
応して上記発電機の活性化を検出する手段とのそれぞれ
を任意に備えている電気外科装置。 - 【請求項9】請求項1から請求項8までのいずれか1に
おいて、 上記電気外科用発電機がハウジング内に設けられてお
り、 上記モニタ回路が上記ハウジングの内部もしくは外部に
設けられている電気外科装置。 - 【請求項10】請求項1から請求項9までのいずれか1
において、 上記モニタ回路に電力本線もしくはバッテリにより電力
を供給する手段を有しており、 上記バッテリ電力供給手段は、(a)上記シールド内の
電流の通過に反応して上記バッテリ電力を供給するスイ
ッチ手段、(b)手動操作スイッチ、または、(c)上
記電気外科用発電機の活性化に反応するスイッチ手段の
いずれかを備えている電気外科装置。 - 【請求項11】請求項1から請求項10までのいずれか1
において、 上記モニタ回路と戻り側電極とを上記電気外科用発電機
の戻り側端子に接続するアダプタ手段を備えており、 (a)上記アダプタ手段は戻り側電極と接続されている
か否かを検出する検出手段を有し、かつ、上記モニタ回
路は上記検出手段からの信号に基いて上記戻り側電極が
上記アダプタ手段と非接続状態のときに少なくとも警報
を発する手段を備え、および/または、 (b)上記アダプタ手段はアダプタ手段が電気外科用発
電機と接続されているか否かを検出する検出手段を有
し、かつ、上記モニタ回路は上記検出手段からの信号に
基いて上記アダプタ手段が上記発電機と非接続状態のと
きに少なくとも警報を発する手段を備える電気外科装
置。 - 【請求項12】電気外科用発電機を備えた電気外科装置
であって、 外側部材と、 内側表面及び外側表面を有し上記外側部材の少なくとも
一部を貫いて延びる管状導電性シールドと、 先端部を有し、電気外科用発電機に接続され、上記先端
部により電気外科的処置が果たされるよう上記管状導電
性シールドを通して延びた活性電極プローブと、 上記活性電極プローブと管状導電性シールドの内側表面
との間に配設された少なくとも1層の電気絶縁膜と、 上記管状導電性シールドに接続されるとともに、上記活
性電極プローブから上記シールド内に流れる全ての電流
を異常状態に起因する患者の損傷の危険を減らすよう導
く参照電位に上記シールドを接続させるよう設けられた
電気端子と、 上記電気端子と参照電位との間に接続され、上記シール
ド内の電流に反応して上記異常状態が存在するか否かを
判定するモニタ回路とを備えていることを特徴とする電
気外科装置。 - 【請求項13】電気外科用発電機を備えた電気外科装置
であって、 内側表面及び外側表面を有する管状導電性シールドと、 先端部を有し、電気外科用発電機に接続され、上記先端
部により電気外科的処置が果たされるよう上記管状導電
性シールドを通して延びた活性電極プローブと、 上記活性電極プローブと管状導電性シールドの内側表面
との間に配設された少なくとも1層の電気絶縁膜と、 上記管状導電性シールドに接続されるとともに、上記活
性電極プローブから上記シールド内に流れる全ての電流
を異常状態に起因する患者の損傷の危険を減らすよう導
く参照電位に上記シールドを接続させるよう設けられた
電気端子と、 上記電気端子と参照電位との間に接続され、上記シール
ド内の電流に反応して上記異常状態が存在するか否かを
判定するモニタ回路とを備えていることを特徴とする電
気外科装置。 - 【請求項14】電気外科用発電機を備えた電気外科装置
であって、 全長にわたり連続する空所を有する導電性外側部材と、 先端部を有し、電気外科用発電機に接続され、上記先端
部により電気外科的処置が果たされるよう上記外側部材
の少なくとも一部を貫いて延びた活性電極プローブと、 上記活性電極プローブと外側部材との間に配設された少
なくとも1層の電気絶縁膜と、 上記外側部材に接続されるとともに、上記活性電極プロ
ーブから上記外側部材内に流れる全ての電流を異常状態
に起因する患者の損傷の危険を減らすよう導く参照電位
に上記外側部材を接続させるよう設けられた電気端子
と、 上記電気端子と電気外科用発電機の戻り側リード線との
間に接続され、上記外側部材内の電流に反応して上記異
常状態が存在するか否かを判定するモニタ回路とを備え
ていることを特徴とする電気外科装置。 - 【請求項15】請求項1,請求項2,請求項12,請求項13ま
たは請求項14のいずれか1において、 管状導電性シールドは、その外側表面の少なくとも一部
もしくは全部を覆う電気絶縁層を有していることを特徴
とする電気外科装置。
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