JP5544054B2 - 処置システム - Google Patents

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Description

本発明は、一対の保持部の間に保持した生体組織に熱エネルギーを付与し、生体組織を処置する処置システムに関する。
処置具の一対の保持部の間に保持した生体組織に熱エネルギーを付与する処置システムが知られている。この処置システムは血管等の処置対象の生体組織を凝固したり切開したりする。
日本国特開2012−70779号公報には、一対の保持部が発熱部を有し、発熱部が薄膜抵抗体を有する複数の発熱基板部が導線により接続された構造の処置システムが開示されている。この処置システムは、保持部の温度均一性が高く、かつ、保持部の小型化が容易である。
ここで、処置システムは高度の信頼性を十分に満たすように設計/製造されているが、故障は不可避である。しかし、故障しても故障箇所が直ちに特定できれば、予備部材と交換することで処置を続行することができる。例えば、処置システムの処置具の発熱部の断線等が故障原因の場合には、予備の処置具と交換すればよい。
日本国特許第3911334号公報及び日本国特公平01−34618号公報には、発熱部の抵抗等をモニタし、所定範囲外になった場合に故障と判断して使用者に告知したりする処置システムが開示されている。
しかし、処置を行っている途中で故障した場合には、予備の処置具に交換するには時間を要するため、迅速な処置完了が困難となるおそれがあった。
一方、故障に至らない程度の異常値から故障の前兆現象を検知する故障予測技術が、軍事産業及び航空産業を中心に導入されている。軍事システムでは実戦で故障が発生すると、許容し難い損失を招くおそれがある。また、旅客機では故障が多くの人命に関わる。しかし、故障予測は容易ではないため、故障予測が、きわめて大きな利益をもたらす産業分野においてのみ導入されていた。
本発明は、迅速な処置遂行が可能な処置システムを提供することを目的とする。
実施形態の処置システムは、熱エネルギーを印加する発熱部を有し生体組織を保持す保持部と、前記発熱部に駆動信号を供給する信号出力部と前記駆動信号検出する信号検出部と前記信号検出部が検出する前記駆動信号から所定の周波数帯の信号を抽出信号として抽出する信号抽出部と前記抽出信号が所定の閾値以上になったら前記発熱部の故障の前兆現象として検知する故障検知部と、前記故障検知部が前記前兆現象を検知した場合に前記信号出力部が前記発熱部に供給する前記駆動信号の電力が減少するように制御する制御部と、を具備する。
本発明によれば、迅速な処置遂行が可能な処置システムを提供できる。
第1実施形態の処置システムの全体構成を示す斜視図である。 第1実施形態の処置システムの一対の保持部(閉状態)の側面図である。 第1実施形態の処置システムの一対の保持部が生体組織を保持している状態の側面図である。 第1実施形態の処置システムの第1保持部の長軸方向の断面構造を説明するための図である。 第1実施形態の処置システムの第1保持部の上面図である。 第1実施形態の処置システムの第1保持部の単軸方向の断面構造を説明するための図である。 第1実施形態の処置システムの第1保持部の発熱部を説明するための上面図である。 第1実施形態の処置システムの構成図である。 第1実施形態の処置システムの処置の流れを説明するためのフローチャートである。 第1実施形態の処置システムの正常時の駆動信号を示す図である。 第1実施形態の処置システムの前兆現象発生時の駆動信号を示す図である。 第1実施形態の処置システムの正常時の抽出信号を示す図である。 第1実施形態の処置システムの前兆現象発生時の抽出信号を示す図である。 第2実施形態(第3実施形態)の処置システムの構成図である。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態の処置システム1を説明する。
図1に示すように、処置システム1は、処置具2と、本体部3と、フットスイッチ4と、を具備する。処置具2は、例えば腹壁を通して処置を行うリニアタイプの外科手術用である。
処置具2は、グリップ2Aと、シャフト2Bと、処置する生体組織LTを保持して処置を行う開閉可能な一対の保持部10(第1保持部11と第2保持部12)と、を備えている。グリップ2Aは、ケーブル28を介して本体部3に接続されている。術者が保持部10の開閉を操作する開閉ノブ2Cのあるグリップ2Aは、術者が握り易い形状、例えば略L字状である。グリップ2Aの一端には、保持部10と一体化し、開閉ノブ2Cの動作を保持部10に伝達するシャフト2Bが配設されている。一方、グリップ2Aの他端側は、術者に把持される把持部である。
本体部3は、処置条件等を表示する表示部37と、術者が処理条件等を設定する設定部32とを前面パネルに有し、ケーブル29を介してフットスイッチ4が接続されている。フットスイッチ4のペダルを術者が足で押圧操作することにより、本体部3から処置具2への駆動信号がON/OFF制御される。なおフットスイッチ4は必須の構成要素ではなく、術者が手元で操作するスイッチ等であってもよい。
図2A及び図2Bに示すように、保持部10は、第2保持部12が第1保持部11に対して相対的に移動することにより開閉自在である。すなわち、図2Aに示すように、開閉ノブ2Cが術者により押圧操作されていないときには、図示しない弾性部材の付勢力により第2保持部12は第1保持部11と近接状態又は接触状態にある。これに対して、図2Bに示すように、弾性部材の付勢力よりも強い力で開閉ノブ2Cが術者により押圧操作されると、第2保持部12は第1保持部11とから離れ、保持部10は開状態となる。保持部10が開状態のときに、第1保持部11と第2保持部12との間に挿入された生体組織LTは、術者が開閉ノブ2Cの操作をやめると、弾性部材の付勢力により第1保持部11の保持面11SAと第2保持部12の保持面12SAと間に挟まれ押圧された状態で保持される。
図3A〜図4に示すように、第1保持部11の保持面11SAには、熱エネルギーを発生する発熱部20が配設されている。発熱部20は、例えば銅又はSUSの薄板である金属電極基板21の裏面(内面側)に複数の発熱基板部22が接合されている。
発熱基板部22は、アルミナ又は窒化アルミニウム等の不導体からなり、おもて面に白金等の金属からなる薄膜抵抗体23が形成されている。白金は温度が上がると電気抵抗Rが高くなる正の抵抗温度係数の材料である。このため、後述するように、薄膜抵抗体23の抵抗Rから発熱部20(薄膜抵抗体23)の温度を測定することができる。薄膜抵抗体23の材料は、白金に限られるものではなく、NiCr合金、Ta、又はW等の各種の正の抵抗温度係数の高融点金属材料を用いてもよい。
それぞれの薄膜抵抗体23の端部には、例えば、Ti/Cu/Ni/Auの多層膜からなる電極パッド24が形成されている。そして、複数の発熱基板部22の薄膜抵抗体23は、例えば、ワイヤーボンディング技術を用いて電極パッド24を接続する導線25により直列に接続されている。なお、図4に示すように、複数の発熱基板部22の間に中継基板部20Yを配設してもよい。そして、直列接続された複数の発熱基板部22の最端部には接続用基板部20Zが配設されており、接続用基板部20Zにケーブル28の導線28Sが接続されている。
なお、発熱部20の複数の発熱基板部22は、例えば部分的に並列接続されていてもよい。また、それぞれの発熱基板部22が複数の薄膜抵抗体23を有していてもよい。なお、第2保持部12にも、第1保持部11と同様の発熱部が配設されており、2つの発熱部が、直列接続又は並列接続されていてもよい。
発熱基板部22の薄膜抵抗体形成面と対向する主面(裏面)には、図示しない金属膜が形成されており、金属電極基板21と、熱伝導性の高い、例えば、ろう付け金属を介して接合されている。このため、薄膜抵抗体23が発生した熱は効率良く、金属電極基板21(保持面11SA)に伝熱される。
なお、第1保持部11の薄膜抵抗体形成面(おもて面)は、ポリイミド等の絶縁体により覆われ、絶縁されている。また、処置する周囲の生体組織に悪影響を及ぼさないためには、保持部10の外面は熱伝導性の低い部材で構成されていることが好ましい。
次に、図5を用いて処置システム1の構成について説明する。すでに説明したように、処置システム1は、処置具2と本体部3とフットスイッチ4とを有する。
本体部3は、信号出力部31と、設定部32と、信号検出部33と、制御部34と、信号抽出部35と、故障検知部36と、表示部37と、を有する。
信号出力部31は発熱部20に駆動信号、すなわち発熱用電力を供給する、例えば、高周波信号発振部とアンプとからなる。設定部32は術者が発熱部20の目標温度T−set等を設定するのに用いられるスイッチ、マウス又はキーボード等である。信号検出部33は駆動信号の電流I及び電圧Vを検出する電流センサ及び電圧センサである。なお、信号検出部33は、処置具2に含まれていてもよい。また、電気的な安全確保のため、信号出力部31が出力した駆動信号が交流信号の場合には、例えばパルストランスを介して処置具2に伝達される。制御部34は駆動信号の電力(W=I×V)を調整することにより発熱部20を温度制御するCPU等である。信号抽出部35は信号検出部33が検出する駆動信号から、所定の周波数帯の信号を抽出するフィルタ回路である。故障検知部36は信号抽出部35が抽出した抽出信号をもとに、発熱部20の故障の前兆現象を検知する。
なお、信号出力部31及び信号検出部33はアナログ信号を処理し、制御部34はデジタル信号を処理するため、本体部3は図示しないAD変換部を具備する。
すでに説明したように、表示部37は処置中に発熱部20の温度を表示したり、術者が設定部32により目標温度T−setを設定するときの温度を表示したりするとともに、後述するように、警告を告知する告知部の機能も有する。
なお、本体部3は、高周波信号出力部を有していてもよい。高周波信号出力部が出力した高周波信号は、処置具2の一対の金属電極基板21に印加される。術者は、熱エネルギーに加えて、高周波エネルギーを用いて一対の保持部10の間に保持した生体組織LTの処置を行うことができる。また、高周波信号出力部の機能と信号出力部31の機能とを有する信号出力部が交互に高周波信号と発熱用駆動信号とを発生してもよい。
次に、図6のフローチャートに沿って。処置システム1の動作について説明する。
<ステップS11>目標値設定
術者は、設定部32を用いて、処置のときの目標値である発熱部20の目標温度T−setを設定する。目標温度T−setは、処置する生体組織LTにより異なるが、例えば、100℃〜300℃である。なお、このとき、さらに、処置完了時間t−end等を設定してもよい。処置完了時間t−endは、例えば、目標温度T−setになってからの処置時間である。なお、処置完了時間t−endは、生体組織LTのインピーダンス等に応じて自動的に設定されてもよい。
<ステップS12>生体組織保持
図2Aに示したように、保持部10が閉状態で、例えば、腹壁を通して腹腔内に挿入される。術者がグリップ2Aの開閉ノブ2Cを握りしめる押圧操作をすると、第1保持部11に対して第2保持部12が開く。そして、処置対象の生体組織LTが、第1保持部11の保持面11SAと第2保持部12の保持面12SAとの間に配置される。この状態で、開閉ノブ2Cが開放されると、弾性部材の付勢力により、第1保持部11に対して第2保持部12が閉じ、処置対象の生体組織LTは、第1保持部11の保持面11SAと第2保持部12の保持面12SAとの間に押圧状態で保持される。
<ステップS13>駆動信号出力
一対の保持部10の間に生体組織LTを保持した状態で、術者がフットスイッチ4を足で押圧操作する。すると、制御部34は、信号出力部31が駆動信号を出力するように制御する。駆動信号は、ケーブル28を介して処置具2の発熱部20に伝達される。すなわち、駆動信号が、ケーブル28の導線28S、発熱部20の接続用基板部20Z、及び導線25を介して薄膜抵抗体23に印加され、薄膜抵抗体23が発熱する。薄膜抵抗体23が発生した熱は、発熱基板部22及び金属電極基板21を介して、生体組織LTに伝熱される。
<ステップS14>駆動信号検出
信号検出部33は、駆動信号の電流I及び電圧Vを検出する。すでに説明したように薄膜抵抗体23は正の抵抗温度係数の材料から構成されているために、温度が上昇すると、それに比例して電気抵抗Rが上昇する。このため、駆動信号の電流I及び電圧Vから抵抗Rを算出して、予め記憶している抵抗と温度との関係式等を用いることにより、発熱部20の温度が取得できる。もちろん、発熱部20に温度センサを配設しておいてもよい。しかし、正の抵抗温度係数の材料から構成されている薄膜抵抗体23を用いることにより、簡単な構成で発熱部20の温度が取得される。
制御部34は、発熱部20の温度が目標温度T−setになるように、信号出力部31を制御して、駆動信号の電力W、すなわち電流I及び電圧Vを調整する。このため、図7に示すように、正常時には、駆動信号(電圧)の時間変化は、単調増加した後に単調減少する。これは、生体組織LTを、体温から目標温度T−setまで加熱するには大きな電力を必要とするが、目標温度T−setに維持するためには少ない電力で十分なためである。
これに対して、図8に示すように、駆動信号が特異的に変化することがあることを発明者は見出した。なお、処置システム1は、図8に示す駆動信号変化であっても、通常の処置は可能である。しかし、図8に示すような短周期で大きく増減する駆動信号変化が発生した後、さらに使用を継続すると、発熱部20が故障することが多い。このため、図8に示す駆動信号変化の発生を故障の「前兆現象」という。
この前兆現象が、どうして発生するのかは不明である。しかし、前兆現象が発生してから、数回〜十数回の処置を行った場合に、処置具2の発熱部20が断線して故障する確率が高かった。
<ステップS15>信号抽出
処置システム1では、信号抽出部35が、信号検出部33が検出した駆動信号から、所定の周波数帯の信号(抽出信号)を抽出する。すなわち、信号抽出部35は所定の周波数帯の信号を通し、他の周波数帯の信号は通さないバンドパスフィルター機能部である。例えば、信号抽出部35は、ハイパスフィルタとローパスフィルタとで構成されている。ローパスフィルタは、信号を平滑化し、制御部34であるCPUで処理可能なデジタル信号への変換を容易にするためであり、ハイパスフィルタは、短周期で増減する変化だけを抽出するためである。
信号検出部33は駆動信号の電流I及び電圧Vを検出するが、信号抽出部35が抽出対象とするのは、電流Iでも、電圧Vでもよい。
信号抽出部35が、抽出する周波数帯は処置システム1の特性に応じて適宜選択されるが、例えば、図7に示す正常時の駆動信号(電圧)変化と、図8に示す前兆現象である駆動信号(電圧)変化と、を区別するためには、周波数帯の範囲は例えば、下限が0.1Hz以上、上限が20Hz以下が好ましく、特に好ましくは、下限が1Hz以上、上限が10Hz以下である。
前記範囲以上であれば、正常時の変化と前兆現象発生時の変化とを区別して検出することができ、前記範囲内であればAD変換処理時に問題が生じない。
なお処置システム1の発熱部20とは詳細な構造は異なるが、やはり、薄膜抵抗体が導線により接続されている発熱部を有する処置システムでは、処置システム1と同じ周波数帯の駆動信号を抽出することで、発熱部20の故障(断線)の前兆現象を検知できた。このため、前記前兆現象は、薄膜抵抗体が導線により接続されている発熱部を有する処置システムの発熱部の断線故障においては共通の現象であることが確認された。
図9は、図7に示す正常時の駆動信号(電圧)から、信号抽出部35が(1Hz〜10Hz)の周波数帯の信号を抽出した正常時の抽出信号(電圧)を示しており、図10は、図8に示した前兆現象が生じている駆動信号(電圧)からの抽出信号(電圧)を示す。
<ステップS16>前兆現象検知
故障検知部36は、信号抽出部35が抽出した抽出信号をもとに、発熱部20の故障の前兆現象を検知する。例えば、故障検知部36は、抽出信号の絶対値の最大値が所定の閾値以上の場合(S16:Yes)に、発熱部20の故障の前兆現象とする。例えば、図8に示した場合では、閾値電圧は40V程度に設定される。
例えば、故障検知部36は、所定の閾値電圧を発生する基準電圧発生部と、閾値電圧と抽出信号とを比較するコンパレータとからなり、比較結果を例えばデジタル信号で制御部34に出力する。
故障検知部36は、前兆現象を検知するために、抽出信号の最大値に替えて、抽出信号の積分値を用いたり、抽出信号の微分値を用いたりしてもよい。
<ステップS17>警告告知
故障検知部36が前兆現象を検知した場合(S16:Yes)、制御部34は、告知部である表示部37が警告を表示するように制御する。警告は図示しないスピーカー等による音声を用いてもよいし、図示しないLED等を黄色に点灯させてもよい。また、警告は、術者の動揺を招かないように、1回の処置が完了した後に行ってもよい。
なお、故障検知部36は、前兆現象を検知するだけでなく、駆動信号から発熱部20の故障も検知してもよい。発熱部20の故障、すなわち断線が発生すると電気抵抗Rが非常に大きくなるため、その検出は容易である。故障検知部36が故障を検知した場合、制御部34は、告知部である表示部37が警告を表示するように制御するとともに、信号出力部31からの駆動信号出力を停止するように制御する。なお、警告は図示しないLED等を赤色に点灯させてもよい
<ステップS18>設定変更
なお、前兆現象が発生した後、故障が発生するまでの時間が、非常に短い場合がある。この場合には、前兆現象を検知しても処理完了までの間に故障が発生し処置が完了できないことがある。このため、故障検知部36が前兆現象を検知した場合(S16:YES)、制御部34が目標温度T−set又は駆動信号の電力Wの少なくともいずれかを減少し制御してもよい。
例えば、目標温度T−setを減少することで、故障(断線)が発生するまでの時間が延びるため、処置を完了できる。なお、目標温度T−set又は電力Wを減少した場合には、処置対象の生体組織LTに所定の熱エネルギーが印加されるように、自動的に処置完了時間t−endを延長することが好ましい。
なお、ステップS18は、処置システム1の必須の工程ではない。
<ステップS19>(処置モード)
故障検知部36が前兆現象を検知しない場合(S16:No)には、制御部34は、通常の制御を行う。すなわち、処置完了時間t−endが経過する(S19:Yes)まで、ステップS13からの工程、すなわち、発熱部20の温度が目標温度T−setになるように、信号出力部31を制御して、駆動信号の電力を調整する。
処置完了時間t−endが経過する(S19:Yes)と、保持部10が腹腔内から取り出される。もちろん、前兆現象が検知されず、継続して処置を行う場合には、S11またはS12からの処置が繰り返し行われる。
以上の説明のように、処置システム1の制御方法は、駆動信号の電流及び電圧を検出する信号検出ステップと、駆動信号から所定の周波数帯の信号を抽出する信号抽出ステップと、抽出信号をもとに発熱部の故障の前兆現象を検知する前兆現象検知ステップと、を具備する。
処置システム1は、信号検出部33が検出する駆動信号から所定の周波数帯の信号を信号抽出部35が抽出し、故障検知部36が抽出信号をもとに発熱部20の故障の前兆現象を検知する。このため、処置完了後に予備の処置具に交換できるため、処置を行っている途中で故障することが防止できる。
また、設定変更機能を有する場合には、故障発生までの時間を延ばすことにより、処置中に故障が発生することが防止できる。このため、処置システム1は迅速に処置を完了することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の処置システム1Aについて説明する。処置システム1Aは、処置システム1と類似しているので、同じ構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
図11に示すように、処置システム1Aでは、処置具2の一対の保持部(11A、12A)が、それぞれ発熱部20A、20Bを有する。第1発熱部20Aと第2発熱部20Bとは独立して制御される。すなわち、信号出力部31Aは、第1発熱部20Aを駆動する駆動信号Aと、第2発熱部20Bを駆動する駆動信号Bと、を出力する。信号検出部33Aは、駆動信号Aの電流及び電圧と、駆動信号Bの電流及び電圧と、を検出する。そして、信号抽出部35Aは、2つの発熱部20A、20Bのそれぞれの駆動信号A、Bから、それぞれ抽出信号A、Bを抽出する。このため、故障検知部36Aは、2つの発熱部20A、20Bの前兆現象を独立して検知する。
2つの発熱部20A、20Bが同時に故障する確率は大きくはない。そして、処置システム1Aでは、故障検知部36Aが第1発熱部20Aの断線の前兆現象を検知した場合、制御部34Aが第1発熱部20Aに供給する駆動信号の電力を減少し、第2発熱部20Bに供給する駆動信号の電力を増加する。反対に、故障検知部36Aが第2発熱部20Bの断線の前兆現象を検知した場合、制御部34Aは第2発熱部20Bに供給する駆動信号の電力を減少し、第1発熱部20Aに供給する駆動信号の電力を増加する。
第1実施形態の処置システム1では、前兆現象が検知されると、例えば、制御部34が、目標温度T−set又は駆動信号の電力Wの少なくともいずれかを減少し制御したため、処置対象の生体組織LTに所定の熱エネルギーが印加されるように、処置完了時間t−endを延長する必要があった。
これに対して、処置システム1Aでは、前兆現象が検知され、故障(断線)が発生するまでの時間を延ばしながら、設定された処置完了時間t−endまでの間に処置対象の生体組織LTに所定の熱エネルギーを印加することができる。
このため、処置システム1Aは処置システム1の効果を有し、さらに迅速に処置を完了することができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態の処置システム1Bについて説明する。処置システム1Bは、処置システム1A等と類似しているので、同じ構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
処置システム1Bは、処置システム1Aと同じように、一対の保持部(11A、12A)が、それぞれ発熱部20A、20Bを有し、信号抽出部35Aが、2つの発熱部20A、20Bの駆動信号から、それぞれ抽出信号A、Bを抽出する。
そして、処置システム1Bでは、故障検知部36Bが、2つの抽出信号A、Bの差をもとに、前兆現象を検知する。
すなわち、処置システム1では故障検知部36は、抽出信号を予め設定された所定の閾値と比較して、故障の前兆を検知する。しかし、処置条件等によっては、前兆現象に類似した駆動信号が抽出されることがある。
すでに説明したように、2つの発熱部20A、20Bが同時に故障する確率は大きくはない。処置システム1Bは、2つの抽出信号A、Bの差をもとに、前兆現象を検知するため、処置条件等によって2つの抽出信号A、Bがともに大きくなっても、それが前兆現象と誤判定することがない。
処置システム1Bは、処置システム1の効果を有し、さらに前兆現象の検知精度が高い。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等ができる。
本出願は、2012年6月15日にアメリカ合衆国に仮出願されたUSSN61−660354号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものとする。

Claims (12)

  1. 熱エネルギーを印加する発熱部を有し、生体組織を保持す保持部と、
    前記発熱部に駆動信号を供給する信号出力部と、
    前記駆動信号検出する信号検出部と、
    前記信号検出部が検出する前記駆動信号から、所定の周波数帯の信号を抽出信号として抽出する信号抽出部と、
    前記抽出信号が所定の閾値以上になったら、前記発熱部の故障の前兆現象として検知する故障検知部と、
    前記故障検知部が前記前兆現象を検知した場合に、前記信号出力部が前記発熱部に供給する前記駆動信号の電力が減少するように制御する制御部と、を具備することを特徴とする処置システム。
  2. 前記発熱部は薄膜抵抗体を有す発熱基板部が導線接続されていることを特徴とする請求項1に記載の処置システム。
  3. 前記所定の周波数帯が、0.1Hz以上20Hz以下であることを特徴とする請求項に記載の処置システム。
  4. 前記故障検知部が前記前兆現象を検知した場合に警告を告知する告知部を具備することを特徴とする請求項に記載の処置システム。
  5. 前記発熱部の目標温度を設定する設定部を具備し、
    前記故障検知部が前記前兆現象を検知した場合、前記制御部が前記目標温度又は前記駆動信号の電力の少なくともいずれかを減少し制御することを特徴とする請求項に記載の処置システム。
  6. 前記持部が、第1発熱部および第2発熱部を有し、
    前記信号抽出部が、前記第1発熱部の駆動信号および前記第2発熱部の駆動信号から、それぞれ前記抽出信号を抽出し、
    前記故障検知部が前記第1発熱部の前記前兆現象を検知した場合、前記制御部が前記第1発熱部に供給する駆動信号の電力を減少し、前記第2発熱部に供給する駆動信号の電力を増加するとともに、前記故障検知部が前記第2発熱部の前記前兆現象を検知した場合、前記制御部が前記第2発熱部に供給する前記駆動信号の電力を減少し、前記第1発熱部に供給する前記駆動信号の電力を増加することを特徴とする請求項に記載の処置システム。
  7. 前記保持部が、第1発熱部および第2発熱部を有し、
    前記信号抽出部が、前記第1発熱部の駆動信号および前記第2発熱部の駆動信号から、それぞれ前記抽出信号を抽出し、
    前記故障検知部が、前記第1発熱部の駆動信号から抽出した抽出信号と、前記第2発熱部の駆動信号から抽出した抽出信号との差をもとに、前記前兆現象を検知することを特徴とする請求項に記載の処置システム。
  8. 前記故障検知部が、前記駆動信号から前記発熱部の故障を検知することを特徴とする請求項に記載の処置システム。
  9. 前記故障検知部が、前記抽出信号の最大値が、前記所定の閾値以上になったら、前記前兆現象として検知することを特徴とする請求項1に記載の処置システム。
  10. 前記故障検知部が、前記抽出信号の積分値または微分値をもとに、前記前兆現象を検知することを特徴とする請求項1に記載の処置システム。
  11. 前記故障検知部が、前記所定の閾値信号を発生する閾値信号発生部と、前記抽出信号と前記閾値信号とを比較するコンパレータと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の処置システム。
  12. 前記閾値信号および前記抽出信号が、電圧信号であることを特徴とする請求項11に記載の処置システム。
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