JP2509072Y2 - エレベ−タ−点検用安全装置 - Google Patents
エレベ−タ−点検用安全装置Info
- Publication number
- JP2509072Y2 JP2509072Y2 JP1987060651U JP6065187U JP2509072Y2 JP 2509072 Y2 JP2509072 Y2 JP 2509072Y2 JP 1987060651 U JP1987060651 U JP 1987060651U JP 6065187 U JP6065187 U JP 6065187U JP 2509072 Y2 JP2509072 Y2 JP 2509072Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counterweight
- car
- elevator
- safety device
- rope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エレベーターかご上作業者とつり合いおも
りの衝突事故の防止に好適なエレベーター点検用安全装
置に関する。
りの衝突事故の防止に好適なエレベーター点検用安全装
置に関する。
従来のこの種の考案には、実開昭51-22263号，実開昭
58-67862号および実開昭59-8975号等があげられ、前２
者は昇降路壁にかごとつり合いおもりがすれ違う位置に
スイツチを設け、このスイツチをかご側に設けたカムで
作動させブザーを鳴動させるものであり、後者は昇降路
上部に設けられた機械室にあるフロアコントローラ上に
可動接点と固定接点を取付け、かごとつり合いおもりが
すれ違う位置に来たときブザーを鳴らすものであつた。
58-67862号および実開昭59-8975号等があげられ、前２
者は昇降路壁にかごとつり合いおもりがすれ違う位置に
スイツチを設け、このスイツチをかご側に設けたカムで
作動させブザーを鳴動させるものであり、後者は昇降路
上部に設けられた機械室にあるフロアコントローラ上に
可動接点と固定接点を取付け、かごとつり合いおもりが
すれ違う位置に来たときブザーを鳴らすものであつた。
上記の前２者においては昇降路内にスイツチを取付け
るとともにこれを作動させるカムをかご側に取付けるほ
か保守運転切換用の接点を既設図面にくみ込まなければ
ならず、また後者においては機械室のフロアコントロー
ラに接する可動および固定接点の追加を必要とし、いず
れも簡素安価には実施できないという問題があつた。
るとともにこれを作動させるカムをかご側に取付けるほ
か保守運転切換用の接点を既設図面にくみ込まなければ
ならず、また後者においては機械室のフロアコントロー
ラに接する可動および固定接点の追加を必要とし、いず
れも簡素安価には実施できないという問題があつた。
本考案は、上記問題点を除くものであって、その目的
は、既知のものに比べ、簡素、安価に取付けることが可
能なエレベーター点検用安全装置を提供することにあ
る。
は、既知のものに比べ、簡素、安価に取付けることが可
能なエレベーター点検用安全装置を提供することにあ
る。
上記目的は、かごとつり合いおもりとがロープによっ
てつるべ状に結合され、駆動時にかごとつり合いおもり
とが互いに上下方向に移動するエレベータにおいて、前
記かごの上部に点検灯を取付けるとともに、前記つり合
いおもりの下部に光センサとつり合いおもりの近接を知
らせる警報機を取り付け、前記かごと前記つり合いおも
りとが近接したとき、前記光センサは前記点検灯からの
光を受光してセンス信号を発生し、このセンス信号によ
って前記警報機を鳴動させることにより達成される。
てつるべ状に結合され、駆動時にかごとつり合いおもり
とが互いに上下方向に移動するエレベータにおいて、前
記かごの上部に点検灯を取付けるとともに、前記つり合
いおもりの下部に光センサとつり合いおもりの近接を知
らせる警報機を取り付け、前記かごと前記つり合いおも
りとが近接したとき、前記光センサは前記点検灯からの
光を受光してセンス信号を発生し、このセンス信号によ
って前記警報機を鳴動させることにより達成される。
点検作業時、つり合いおもりの下部に取付けられた光
センサは、かご上の点検灯との相関位置によって、点検
灯からの入射光を検知し、その検知時に得られるセンス
信号により警報機（ブザー）を鳴らすようにしたもので
あるから、つり合いおもりの下部に光センサとブザーを
追加設置するだけでエレベーターの制御回路にはなんら
付加変更を伴うものではないので、簡素にして安価で済
む。
センサは、かご上の点検灯との相関位置によって、点検
灯からの入射光を検知し、その検知時に得られるセンス
信号により警報機（ブザー）を鳴らすようにしたもので
あるから、つり合いおもりの下部に光センサとブザーを
追加設置するだけでエレベーターの制御回路にはなんら
付加変更を伴うものではないので、簡素にして安価で済
む。
以下、考案の一実施例を第１図，第２図により説明す
る。第１図はエレベーターの概念図で、１は巻上機、２
は巻上機１に巻回されたロープ、３はロープ２によつて
懸吊されるかご、４はかご３とロープ２を介してつるべ
式に懸吊されるつり合いおもり、５はかご３の上部に設
けられた点検灯、６は点検灯５に応答する光センサであ
りブザーと共に設置される。第２図は制御回路図でP.N
は電源、Saは光センサの信号によつて作動するａ接点、 はブザー、はリレー、Ｒa1およびＲa2はリレーのａ
接点、はタイマー、Ｔbはタイマーのｂ接点であ
る。
る。第１図はエレベーターの概念図で、１は巻上機、２
は巻上機１に巻回されたロープ、３はロープ２によつて
懸吊されるかご、４はかご３とロープ２を介してつるべ
式に懸吊されるつり合いおもり、５はかご３の上部に設
けられた点検灯、６は点検灯５に応答する光センサであ
りブザーと共に設置される。第２図は制御回路図でP.N
は電源、Saは光センサの信号によつて作動するａ接点、 はブザー、はリレー、Ｒa1およびＲa2はリレーのａ
接点、はタイマー、Ｔbはタイマーのｂ接点であ
る。
すなわちかご３上にのつてエレベーターを動かしなが
ら点検作業を行なう時点検灯５を点灯し、かご３が下
方、つり合いおもり４が上方から接近してくると、点検
灯５の光が光センサ６に入射する。この時光センサ６が
作動してＰ−Sa− −−Ｔb−Ｎが閉成され、Ｒa1がONすることによりＰ
−Sa− −−Ｔb−Ｎの回路が自己保持される。この時同時に
Ｐ−Ｒa2−−Ｎの閉成によりタイマーが入る。したが
つてタイマーの設定時間をかご３とつり合いおもり４が
危険のない相関位置にきた時に切れるように設定してお
く。
ら点検作業を行なう時点検灯５を点灯し、かご３が下
方、つり合いおもり４が上方から接近してくると、点検
灯５の光が光センサ６に入射する。この時光センサ６が
作動してＰ−Sa− −−Ｔb−Ｎが閉成され、Ｒa1がONすることによりＰ
−Sa− −−Ｔb−Ｎの回路が自己保持される。この時同時に
Ｐ−Ｒa2−−Ｎの閉成によりタイマーが入る。したが
つてタイマーの設定時間をかご３とつり合いおもり４が
危険のない相関位置にきた時に切れるように設定してお
く。
本考案によれば、本来、エレベーターのかご上部に取
付けられている点検灯を利用し、つり合いおもりの下部
に光センサとブザーとを取付るだけで、かご上で作業を
行っている作業者に、つり合いおもりの近接を知らせる
ことができるものであるから、簡素で安価なエレベータ
ーの点検用安全装置を得ることができる。
付けられている点検灯を利用し、つり合いおもりの下部
に光センサとブザーとを取付るだけで、かご上で作業を
行っている作業者に、つり合いおもりの近接を知らせる
ことができるものであるから、簡素で安価なエレベータ
ーの点検用安全装置を得ることができる。
第１図はエレベーターの概念図で、第２図は制御回路図
である。 １……巻上機、２……ロープ、３……かご、４……つり
合いおもり、５……点検灯、６……光センサ。
である。 １……巻上機、２……ロープ、３……かご、４……つり
合いおもり、５……点検灯、６……光センサ。
Claims (1)
- 【請求項１】かごとつり合いおもりとがロープによって
つるべ状に結合され、駆動時にかごとつり合いおもりと
が互いに上下方向に移動するエレベータにおいて、前記
かごの上部に点検灯を取付けるとともに、前記つり合い
おもりの下部に光センサとつり合いおもりの近接を知ら
せる警報機を取り付け、前記かごと前記つり合いおもり
とが近接したとき、前記光センサは前記点検灯からの光
を受光してセンス信号を発生し、このセンス信号によっ
て前記警報機を鳴動させることを特徴とするエレベータ
点検用安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987060651U JP2509072Y2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | エレベ−タ−点検用安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987060651U JP2509072Y2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | エレベ−タ−点検用安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63167458U JPS63167458U (ja) | 1988-11-01 |
| JP2509072Y2 true JP2509072Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=30893249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987060651U Expired - Lifetime JP2509072Y2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | エレベ−タ−点検用安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2509072Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004024610A1 (ja) * | 2002-09-13 | 2004-03-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータのかご固定装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5647861U (ja) * | 1979-09-17 | 1981-04-28 | ||
| JPS615874U (ja) * | 1984-06-19 | 1986-01-14 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タの保守時警報装置 |
-
1987
- 1987-04-23 JP JP1987060651U patent/JP2509072Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004024610A1 (ja) * | 2002-09-13 | 2004-03-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータのかご固定装置 |
| CN1319838C (zh) * | 2002-09-13 | 2007-06-06 | 三菱电机株式会社 | 电梯的轿厢固定装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63167458U (ja) | 1988-11-01 |
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