JP2508838Y2 - 記帖済末尾頁を即時開頁できる通帖類の構造 - Google Patents

記帖済末尾頁を即時開頁できる通帖類の構造

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JP2508838Y2 JP1990011333U JP1133390U JP2508838Y2 JP 2508838 Y2 JP2508838 Y2 JP 2508838Y2 JP 1990011333 U JP1990011333 U JP 1990011333U JP 1133390 U JP1133390 U JP 1133390U JP 2508838 Y2 JP2508838 Y2 JP 2508838Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,主として金融機関等の預金通帖または家賃
の通帖等取引その他記載の変更等の都度,その事実を順
次記帖処理する通帖類の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来,この種の通帖類は,取引に際し記帖の都度通帖
の上層部の頁より一々頁をめくつて,通帖毎に当日迄の
記帖済の末尾頁を索引して,該当頁を開いて後,記帖処
理或いは自動計算機械に挿入し処要のボタン操作等の手
順を経て通帖の該当個所に所定の記帖処理を実施する必
要があり,その際,当日迄の記帖済の末尾頁の開頁確認
のための手数と時間を要し,通帖所持者の不便は固よ
り,金融機関等の窓口或いは,自動計算機械打込み担当
者の処理能力が阻害されている実状である。また,帖簿
類,ノートブツク等においても,記帖末尾頁に,紐や栞
等を狭んで,使用末尾頁を開く方法がとられるが,これ
らの場合別個の品物を用いる不便さがある。
〔考案が解決しようとする課題〕 従来の技術では,当日の取引又は異動等事実の記帖又
は点検処理に当つては,通帖毎に当日迄の記帖処理済の
末尾頁を索引するために,左右両手を用い一々頁を繰つ
て該当頁を開頁せざるを得ないので,そのための労力と
時間を必要とし,事務処理の遅延と煩わしさを余儀なく
される問題点を有していた。
本考案は,従来技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり,その目的とするところは,通帖類
及び帖簿類,ノートブツク等の取引又は異動,点検等に
関する業務上の日常処理における当日迄の記帖済の末尾
頁の開頁作業を省力的にきわめて容易にすることのでき
る通帖類の構造を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために,本考案における通帖類及
び帖簿類,ノートブツク等の構造は,それらの背部(閉
じ目部)によつて綴り込まれた通帖類の背部を除く天部
(図面左方),地部(図面右方),側縁部(図面下方)
の必要頁数の適宜の個所に,予め切除線を表示するかも
しくはミシン目を貫孔して離脱片を区画形成し,日常の
通帖類の記帖処理において,記帖済の頁を生じた際,該
頁の切除線もしくは切除用のミシン目に沿つて離脱片を
除去し,つねに,通帖類の記帖済の末尾頁の一部を露出
した状態にあらしめ,通帖類の記帖済の末尾頁の索引を
容易にすることにある。
特に,上記離脱片の区画表示もしくはミシン目の貫孔
を,互いに隣接する上層の頁の離脱片の面積よりも,下
層の頁に移行するに従い順次その区画表示もしくはミシ
ン目によつて区画される離脱片の面積を狭く形成し,か
つその縁辺部に適宜の色彩,記号,頁数等を表示してお
く。
〔作用〕
離脱片は,これを形成した通帖類及び帖簿類,ノート
ブツク等の天部,地部,側縁部或いはそれらの隅角部等
適宜の個所に表示されているので,使用最初においてそ
の頁が記帖済とならず余白を存している場合その頁(記
帖処理した)の隣接する上層頁(通常は表表紙)の離脱
片を切離しておくことによつて,当日の記帖済末尾頁の
一部(離脱片部)が露出した状態となるので,次の記帖
等の処理を要するときには,使用者は,該露出した離脱
片を指先にて押圧しながら通帖類を開くと所望の記帖済
末尾頁をきわめて容易に開頁することができる。
特に本考案では,各葉毎に隣接する下層頁の離脱片の
面積を上層部の離脱片の面積よりも順次狭く形成するこ
とによつて,下層位の離脱片の縁辺部が常に上層位の離
脱片の縁辺部より露出していることとなるので,記帖済
末尾頁より上層位の任意の頁を開頁するに効果的であ
る。
しかも,これらの場合離脱片或いはその縁辺部に適宜
の色彩,記号或いは頁数等を表示しておくことで使い勝
手が一段と向上する。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。
第1図において,通帖類1はその上方部に背部2(閉
じ込み部),下方部に側縁部3,左方に天部4,右方に地部
5であつて,通常裏表紙6,表表紙7を具え,側縁部3よ
り背部2方向に向つて開頁できる構成を有し,その側縁
部3,天部4又は地部5或いは側縁部3と天部4又は側縁
部3と地部5との隅角部等適宜の個所を選定し,(図は
天部4と側縁部3との左隅角部)に,記帖処理上必要頁
数の各葉の左隅角部10に,10〜15mmの長さの斜線又は弧
状線をもつて切除線を印刷表示するか,もしくはミシン
目8を貫孔して,離脱片9を区画形成し,通帖類の日常
の記帳処理によつて,所定の記帖を行つた当該頁に記帖
のための余白がなくなつた場合,当該頁の離脱片9を切
除線又はミシン目8に沿つて切り取り,通帖1を閉じた
際,次頁の記帖済末尾頁の離脱片9を露出させておくこ
とによつて,次回の記帖処理に当り,該離脱片9を指先
にて押圧することによつて,記帖済末尾頁の索引を容易
にすることができる。
なお,上記離脱片の取扱い上,該離脱片9の上面に,
「記入済頁はここで切り取つておくと便利です。」等の
文字を表示しておくことが,使用者の理解上望ましい。
第2図において,一冊の通帖類に種類の異なる記帖上
の目的を保有させ,これを達成する目的で第1記帖上の
目的用として,例えば,天部4と側縁部3との左隅角部
10に,最上層部より第1記帖上の目的に必要な頁数の上
面に,斜線又は弧状線を表示するかもしくはミシン目8
を貫孔して離脱片9を区画形成すると共に,地部5と側
縁部3との右隅角部11に,上記第1記帖目的に必要な頁
の最終頁に隣接する頁より第2記帖目的に必要な頁数の
上面に,斜線又は弧状線を表示するかもしくはミシン目
8′を貫孔して第2記帖目的用の離脱片9′を区画形成
して,異種の記帖上の目的を一冊の通帖類によつて達成
する構成とする。
複数個所に離脱片を形成する構成において,第3図
(a)に示すように,通帖類の表側からの使用に適する
ようにし,天部4と側縁部3との左隅角部10に,必要頁
数の上面に斜線又は弧状線を表示するかもしくはミシン
目8aを貫孔して離脱片9aを区画形成し,及び第3図
(b)に示すように,通帖類の裏側からの使用に適する
ように,通帖類を裏返えし(表表紙を下方に向け,裏表
紙を上方に向けた状態とし)地部5と側縁部3との隅角
部(通帖の右隅角部)11に,その最上層頁より通帖類の
裏側からの記帖目的上の必要頁数上に,斜線又は弧状線
を表示するかもしくはミシン目8bを貫孔し,通帖類の表
側と裏側からの使用目的別に離脱片9bを形成することも
できる。
上記した第1〜3図における離脱片9の構成におい
て、特に本考案では第4図に示すように,表表紙7を含
む最上層頁より必要頁に互いに隣接する下層頁の離脱片
9を,これに隣接する上層位の頁の離脱片9の面積より
も順次狭く形成し,下層頁の離脱片9が上層頁の離脱片
9よりも周縁部が露出するように形成し,記帖済末尾頁
の索引を行うほか,記帖済頁の任意の頁の索引にも効果
的に利用できる。
〔考案の効果〕
本考案は,上述のとおり構成されているので,次に記
載する効果を奏する。
本考案の通帖類及び帖簿類,ノートブツク等において
は,それらの左又は右隅角部等適宜の個所に形成した離
脱片の印刷表示もしくはミシン目が各葉共通個所に貫孔
されているので,通帖類の日常取引の記帖作業におい
て,最初の取引日の記帖の際,表表紙の離脱片をその区
画表示もしくはミシン目に沿つて離脱しておくことによ
つて,記帖を行つた第1頁は通常記帖済末尾頁となる。
(即ち,この場合第1頁は記帖に必要な余白を具えてい
る。) この場合,当日の記帖行数が多い場合は,その第1頁
は余白がなくなる場合があり,記帖済となるため,該第
1頁の離脱片を離脱し,第2頁の離脱片を露出させ,そ
の第2頁を記帖済末尾頁として次の取引及び異動等の記
帖に備える。
このように,記帖済末尾頁の離脱片は,通帖類の左又
は右隅角部又は適宜の辺部においてつねに露出した状態
となるので,通帖類の次の取引及び異動等の記帖時にお
ける記帖頁の開頁又は記載事項の確認作業が省力化でき
る。
したがつて,個人的利便は固より特に金融機関等にお
ける預貯金の預入れ,引出し等の頻度の高い時間帯にお
ける記帖個所の索引が容易となり事務処理能率の改善に
寄与することができる。又その他帖簿類,ノートブツク
等の取扱いにおいても同様の効果が期待できる。
特に本考案の通帖類の離脱片の構成においては,各葉
毎に互いに隣接する下層位の離脱片は,その上層位の離
脱片の面積よりも順次狭く形成し,下層位に隣接する離
脱片の周縁部を露出せしめ,かつ該露出縁部に適宜の色
彩,記号,数字等を表示したので,記帖済末尾頁の索引
を行う外記帖済頁の任意の頁の索引にも適する。
さらに,本考案は構成が簡単であるので,安価に提供
することができる等種々の工業的効果を奏する考案であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は離脱片の一部を切離した状態を示す通帖類の斜
視図,第2図は複数個所に離脱片を形成した通帖類の斜
視図,第3図(a)は表側から見た通帖類の斜視図,第
3図(b)は裏側から見た通帖類の斜視図,第4図は本
考案における通帖類の離脱片部の一部欠截拡大側面図で
ある。 符号 1;通帖類、2;背部 3;側縁部、4;天部 5;地部、6;裏表紙 7;表表紙、8;ミシン目 8′;ミシン目、8a;ミシン目 9;離脱片、9′;離脱片 9a;離脱片、10;左隅角部 11;右隅角部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】必要頁数の適宜の個所に切除線を表示し,
    もしくは,ミシン目を貫孔して離脱片を区画した帖簿類
    において,上,下に隣接して配置された各頁の互いに隣
    接する下層部に位置する頁の表示もしくはミシン目によ
    って区画される表面積を,その上層部に隣接して位置す
    る頁の表示もしくはミシン目によって区画される表面積
    よりも,その表面積を順次狭めて離脱片を形成し,該離
    脱片に適宜の色彩或いは数字又は記号等を表示したこと
    を特徴とする記帖済末尾頁を即時開頁できる通帖類の構
    造。
JP1990011333U 1990-02-07 1990-02-07 記帖済末尾頁を即時開頁できる通帖類の構造 Expired - Lifetime JP2508838Y2 (ja)

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JPS54145231U (ja) * 1978-03-29 1979-10-08
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