JP2508832Y2 - 土木用ハニカム構造体 - Google Patents

土木用ハニカム構造体

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JP2508832Y2
JP2508832Y2 JP2890U JP2890U JP2508832Y2 JP 2508832 Y2 JP2508832 Y2 JP 2508832Y2 JP 2890 U JP2890 U JP 2890U JP 2890 U JP2890 U JP 2890U JP 2508832 Y2 JP2508832 Y2 JP 2508832Y2
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honeycomb
civil engineering
plastic
plastic honeycomb
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弘 平川
一朗 小林
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、土木作業上有利な土木用ハニカム構造体に
関する。
〔従来の技術〕
従来、伸縮自在のプラスチックハニカムのコアに土砂
等の骨材を充填してなる土木構造体が例えば米国特許明
細書第4,778,309号に記載されており、これは浸食防止
のために海岸付近や河川の堤防などに配置されて用いら
れてる。
このプラスチックハニカムは、第4図(A)に示すよ
うに通常は収縮状態で保存され、土木建設現場にて第4
図(B)に示すように引き伸ばされて展張状態で使用さ
れる。第4図(A)では、プラスチックハニカム1は折
り畳まれて収縮した状態となっている。このプラスチッ
クハニカム1を矢印T方向に引き延ばすと、第4図
(B)に示すようにプラスチックハニカム1は展張状態
となる。2はコアを表わす。
しかしながら、土木建設現場にてプラスチックハニカ
ム1を展張するには特定の展張装置を現場に接地しなけ
ればならないなどのため土木作業が煩雑となり、また、
足場が悪い現場において展張装置でプラスチックハニカ
ム1を展張しながらコア2に骨材を充填するため、骨材
の充填量にムラができ易いので、展張装置を外した場合
に骨材充填後のプラスチックハニカム1が所望の形状を
保持しにくいなどの問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、このような事情にかんがみなされたもので
あって、伸縮自在のプラスチックハニカムからなるが、
土木建設現場において展張しなくともよい土木作業上有
利な土木用ハニカム構造体を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の土木用ハニカム構造体は、ハニカムのコアに
骨材を充填して土木構造体として用いる伸縮自在のプラ
スチックハニカムからなり、該プラスチックハニカムの
コアにプラスチック板片を押し込んで該プラスチックハ
ニカムに展張状態を維持させたことを特徴とする。
このように本考案では、プラスチックハニカムのコア
にプラスチック板片を押し込んでプラスチックハニカム
に展張状態を維持させたため、土木建設現場ではプラス
チックハニカムの展張を行うことなく土木作業に着手す
ることができる。
以下、図を参照して上記手段につき詳しく説明する。
本考案では、土木建設現場に搬入する前に、所定の場
所で、第1図に示すように伸縮自在のプラスチックハニ
カム1を矢印M方向に予め展張し、コア2に第2図に示
すプラスチック板片3を押し込んで、第3図に示すよう
にプラスチックハニカム1に展張状態を維持させるので
ある。プラスチック板片3は、プラスチックハニカム1
の縦方向又は横方向に、部分的に又は連続して押し込め
ばよく、その配置や大きさ、形状等は特に限定されるも
のではない。
プラスチックハニカム1は、第1図に示すように、平
面視で四角形、六角形等の多角形に形成された蜂の巣状
の複数のコア2からなるものである。このプラスチック
ハニカム1の材質としては、ポリエチレン(PE)、ポリ
プロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)などの樹脂
であって、これには耐候性を高めるためにカーボンブラ
ックや紫外線劣化防止剤などが添加されていてもよい。
また、プラスチックハニカム1は、例えば、厚さ(高
さ)5〜30mm、コア側壁厚さ0.8mm〜1.5mm、コアサイズ
(1つのコア側壁とこのコア側壁に対向するコア側壁ま
での距離)3〜30cmのものである。
プラスチック板片3の材質は、プラスチックハニカム
1と同様であればよい。
このようにして展張状態を維持させたプラスチックハ
ニカム1は、土木建設現場に搬入され、現場では何ら特
殊な展張装置を用いることなく、また、プラスチック板
片3を取り去ることなく、コア2内に骨材が充填され、
土木構造体として用いられることになる。
骨材は、小石、砕石、砂利等の通常用いられるもので
よく、例えば、平均粒径がコアサイズの1/3〜1/100程度
のものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、伸縮自在のプラ
スチックハニカムを展張し、そのコアにプラスチック板
片を押し込んでプラスチックハニカムに展張状態を維持
させたため、プラスチックハニカムを用いる土木建設現
場でプラスチックハニカムの展張を行わなくともよいか
ら土木作業上有利となる。また、展張状態に維持された
プラスチックハニカムはプラスチック板片で補強されて
いることにもなるから、このプラスチックハニカムを用
いて得られる土木構造体の圧縮強度の付加的向上をもは
かることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案で用いるプラスチックハニカムを展張し
た様子を示す斜視説明図、第2図は本考案においてプラ
スチックハニカムのコアに押し込むためのプラスチック
板片の斜視説明図、第3図は本考案において展張状態に
維持されたプラスチックハニカムの斜視説明図、第4図
(A)はプラスチックハニカムの収縮状態を示す説明
図、第4図(B)はその展張状態を示す説明図である。 1……プラスチックハニカム、2……コア、3……プラ
スチック板片。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハニカムのコアに骨材を充填して土木構造
    体として用いる伸縮自在のプラスチックハニカムからな
    り、該プラスチックハニカムのコアにプラスチック板片
    を押し込んで該プラスチックハニカムに展張状態を維持
    させたことを特徴とする土木用ハニカム構造体。
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JP5632740B2 (ja) * 2010-12-28 2014-11-26 旭化成ジオテック株式会社 ハニカム状3次元立体セル構造体の施工用治具
JP2018009297A (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 ジャパンコンステック株式会社 道路構造物と盛土との境界部における道路構造

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