JP2508753Y2 - 宅配物収納ロッカ―用受領紙 - Google Patents

宅配物収納ロッカ―用受領紙

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JP2508753Y2
JP2508753Y2 JP458391U JP458391U JP2508753Y2 JP 2508753 Y2 JP2508753 Y2 JP 2508753Y2 JP 458391 U JP458391 U JP 458391U JP 458391 U JP458391 U JP 458391U JP 2508753 Y2 JP2508753 Y2 JP 2508753Y2
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JP458391U
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忠 松下
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Mamiya OP Co Ltd
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Mamiya OP Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は宅配物収納ロッカー用受
領紙、特に宅配物収納ロッカー内に宅配物を収納した際
に宅配人に自動発行される受領紙の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、荷物の宅配システムが簡便性及び
迅速性の利点から一般家庭において不可欠のサービスシ
ステムとして受け入れられている。
【0003】しかしながら、このような宅配物の受領
は、必ず在宅人によって行われなければならず、また不
在時に近隣者によって代受することは特に近年の都市部
における近隣関係では各種の問題が生じ易く、このよう
な代受を避けたいとする気運が急速に拡大している。
【0004】このために、不在時においても宅配物を確
実に受領できる装置として宅配物収納ロッカーが実用化
されつつある。
【0005】この種のロッカーは、各戸別に施錠可能な
ロッカーが設置され、宅配物を預納していない空室状態
では自由に開扉可能であり、宅配人がこのロッカーに宅
配物を預納して閉扉すると、一連の自動システムによっ
て扉が施錠される。そして、この宅配物を預納されたロ
ッカーは、不在の家人に代わって宅配物を受領したこと
の証明(受領印の押印など)を宅配人に対して行う必要
がある。
【0006】そこで、現在、家人の受領印が押印された
受領紙を発行する装置が内蔵された宅配物収納ロッカー
が提案されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記したように、従来
から提案されている宅配物収納ロッカーの発行する受領
紙は、宅配人向けに受領印が押されただけのものであっ
た。このため、宅配人はこの受領紙を持ち帰ることによ
って宅配物の預納を証明することができる。しかし、宅
配人がそのまま帰ってしまうと不在中の家人は、宅配物
が届いたか否かを知る術がなく、知らずにロッカー内に
荷物を放置してしまったり、これを恐れて定期的にロッ
カーを見に行かなくてはならないなど、不便な問題が生
じる可能性があった。
【0008】また、上記受領紙には家人の受領印が押印
されているので、必要な枚数以上に発行すると悪用され
る恐れがあり、また反対に発行されないと宅配人が宅配
物を預納したことの証明ができなくなるという問題があ
る。このため、受領紙の発行に当たって、必要な枚数を
確実に発行することが強く要請されている。しかし、特
に連続用紙を使った受領紙発行機の場合は、一旦受領紙
の位置ずれが起きるとフィードミスにつながってしまう
という問題があった。
【0009】更に、受領紙発行機が内蔵された宅配物収
納ロッカーは、受領紙の紙切れが起こると、ロッカー自
体の使用ができなくなる。このため、受領紙の残枚数の
管理は、特に重要であるが、受領紙の確認を常時行うの
は不便な上、宅配物収納ロッカーの取り扱い知識の無い
人は、管理できないという問題がある。
【0010】本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、宅配人が宅配物をロッカー
に預納した際に、宅配人には受領印の入った受領紙を必
要な枚数だけ確実に発行すると共に、家人側にはロッカ
ーに宅配物が預納されたことを知らせることができ、さ
らに受領紙発行機の受領紙の残枚数の管理が容易に行え
る宅配物収納ロッカー用受領紙を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の宅配物収納ロッカー用受領紙は、宅配物の
受領を証明する荷受人の受領印が押される受領書と、宅
配人がロッカーに宅配物を預納したことを家人に知らせ
る配達状とが切り離し可能な第1接続部で接続されて受
領紙が形成され、その受領紙同士がさらに切り離し可能
な第2接続部で連続的に接続されたことを特徴とする。
【0012】さらに、請求項2は、各受領紙面上の所定
位置に受領紙の位置決め基準となる位置決めマークが施
されたことを特徴とする。
【0013】さらに、請求項3は、第2接続部で連続的
に接続された受領紙の配達状側に最後の受領紙から一定
枚数だけ遡って紙切れ警告用マークが施されたことを特
徴とする。
【0014】
【作用】従って、本考案によれば、発行された受領紙を
切り離して、一方の受領書は宅配人が持ち帰り、他方の
配達状は家人のポスト等に入れることにより、家人に宅
配物の預納を知らせることができる。
【0015】さらに、請求項2は、連続的に接続された
受領紙を発行する場合であっても、各受領紙面上には位
置決めマークが施されているため、これを基準として正
確なフィード動作を行って確実に受領紙を発行すること
ができる。
【0016】さらに、請求項3は、受領紙の残枚数が少
なくなると、家人が受け取る配達状側に紙切れ警告用マ
ークが表れるため、特に意識して受領紙の管理を行わな
くても受領紙の交換時期が分かり、受領紙切れを事前に
防止することができる。
【0017】
【実施例】以下、本考案の好適な一実施例を図面に基づ
いて説明する。
【0018】図1には、本考案の一実施例に係る受領紙
の平面図が示されている。図1の受領紙10は、受領書
12と配達状14とが切り離し可能なミシン目が付けら
れた第1接続部16で接続されている。
【0019】受領書12は、宅配物が荷受人側に受領さ
れたことを証明する受領印18が押される証明書であっ
て、配達状14と切り離して宅配人が持ち帰る。
【0020】配達状14は、宅配人がロッカーに宅配物
を預納したことを家人に知らせるためのものであり、宅
配人は家人のポスト等に入れる。このため、家人は、配
達状14によって宅配物が来たことが分かり、ロッカー
内に長期間宅配物が放置されたり、宅配物が来たか否か
を確認するためにロッカーまで定期的に足を運ぶ必要が
なくなった。
【0021】更に、上記受領紙10同士は、図1に示す
受領紙10の上下方向に切り離し可能なミシン目の第2
接続部20で連続的に接続されている。
【0022】図2は、本実施例の受領紙10を使って発
行を行う受領紙発行機の概略図である。図2に示すよう
に、連続的に接続された上記受領紙10は、第2接続部
20のミシン目で交互に山折り、谷折りを繰り返し、折
りたたんだ状態で受領紙発行機本体22内の受領紙収納
部24に効率良く収納することができる。本実施例で
は、100枚綴り受領紙10を用いて実施している。収
納された受領紙10は、受領紙の搬送路に対接配置され
たフィードローラ26とテンションローラ28とで搬送
され、発行口30から排出(発行)される。
【0023】連続用紙による受領紙10は、このような
簡単なフィード機構で受領紙を連続的に発行できる利点
がある反面、個々の受領紙同士がつながっているため、
フィードミスが発生すると搬送位置がずれて、受領紙の
発行が正確かつ確実に行われなくなる恐れがある。すな
わち、受領紙発行機から受領紙10が1枚発行されるべ
きところ、受領紙10が発行口30から出てこなかった
り、2枚以上つながって出てきたりする場合がある。
【0024】そこで、図1に示されるように、本実施例
の各受領紙10の所定位置には、受領紙の位置決め基準
となる位置決めマーク32が施されている。図1に示す
位置決めマーク32は、光透過型センサを用いて位置検
出ができるように透光窓が形成されたものである。
【0025】図2の受領紙発行機を見ると、フィードロ
ーラ26とテンションローラ28とで搬送される受領紙
10は、ガイド板34,36の間を通って発行口30か
ら排出される。本実施例では、ガイド板34,36に光
透過型の受領紙位置検出センサ38が配設され、上記し
た透光窓の位置決めマーク32が形成された受領紙10
を用いて発行動作を行った。光透過型の受領紙位置検出
センサ38は、受領紙10の位置決めマーク32以外で
は遮光されるが、位置決めマーク32がセンサ38を通
過する時に光の透過が起こるため、マーク位置の検出は
容易である。
【0026】そこで、受領紙位置検出センサ38の位置
調整は、図2に示す先端部の受領紙10aが発行終了位
置に来た時点で位置決めマーク32を検出するように設
定する。そして、受領紙位置検出センサ38の位置決め
マーク32の検出時にフィードローラ26の駆動モータ
40を停止させることにより、フィードミスの有無に係
わらず受領紙10の発行を1枚づつ確実に行うことがで
きる。
【0027】図2の発行終了位置まで搬送された受領紙
10aは、宅配人により第2接続部20のミシン目から
切り離される。そして、切り離された受領紙は、図1に
示すように、さらに第1接続部16のミシン目で切り離
されて、受領書12と配達状14とに分離され、受領書
12は宅配人が持ち帰り、配達状14は家人のポスト等
に入れられる。
【0028】次に、本実施例の受領紙10は、残りの枚
数が少なくなると配達状14側に目立つ色(例えば赤色
など)で紙切れ警告用マーク42が表れるように作成さ
れている。本実施例の受領紙10では、100枚綴りの
内、最後の10枚程度にこの紙切れ警告用マーク42が
施されている。この紙切れ警告用マーク42が配達状1
4側に施される理由は、家人が見れるのは配達状14だ
けだからである。家人は、配達状14の紙切れ警告用マ
ーク42が出始めてから受領紙10の交換時期を考え、
適当な時期に受領紙10の交換を済ませることにより、
受領紙切れが容易に防止できる。
【0029】図3には、本考案の他の実施例に係る受領
紙の平面図が示されている。図3の受領紙10の特徴的
な構成は、各受領紙10の受領書12と配達状14に対
の連番44−1,44−2がそれぞれ印字されている点
である。この対の連番は、受領書12と配達状14との
間に対応関係を持たせることができるため、誤配等のト
ラブルなどで問い合わせる時などに有効である。また、
この連番を使って逆に受領紙10の残枚数の正確な管理
を行うこともできる。
【0030】また、図3の受領紙10の位置決めマーク
32は、上記実施例のような透光窓ではなく、黒く塗り
つぶされた位置決めマーク32が形成されたものであ
る。このような位置決めマーク32が形成された受領紙
10を使う場合は、図2の受領紙発行機で使われる受領
紙位置検出センサ38に光反射型のものを使用すれば上
記と同様な位置検出が行える。
【0031】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の宅配物収
納ロッカー用受領紙によれば、宅配物の預納に際して、
宅配人には必要な枚数の受領紙を確実に発行すると共
に、家人にはロッカーに宅配物が預納されたことを知ら
せることができ、さらに受領紙発行機の受領紙の残枚数
の管理が容易であって、受領紙切れを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る宅配物収納ロッカー用
受領紙の平面図である。
【図2】本実施例の受領紙を発行する受領紙発行機の構
成図である。
【図3】他の実施例に係る宅配物収納ロッカー用受領紙
の平面図である。
【符号の説明】
10 受領紙 12 受領書 14 配達状 16 第1接続部 18 受領印 20 第2接続部 32 位置決めマーク 42 紙切れ警告用マーク

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】宅配物を収納するロッカーに宅配物を預納
    した宅配人に自動発行される宅配物収納ロッカー用受領
    紙であって、前記宅配物の受領を証明する荷受人の受領
    印が押される受領書と、宅配人がロッカーに宅配物を預
    納したことを家人に知らせる配達状と、が切り離し可能
    な第1接続部で接続されて受領紙が形成され、前記受領
    紙同士がさらに切り離し可能な第2接続部で連続的に接
    続されたことを特徴とする宅配物収納ロッカー用受領
    紙。
  2. 【請求項2】請求項1記載の宅配物収納ロッカー用受領
    紙において、前記各受領紙面上の所定位置に受領紙の位
    置決め基準となる位置決めマークが施されたことを特徴
    とする宅配物収納ロッカー用受領紙。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の宅配物収納ロ
    ッカー用受領紙において、前記第2接続部で連続的に接
    続された受領紙の配達状側に最後の受領紙から一定枚数
    だけ遡って紙切れ警告用マークが施されたことを特徴と
    する宅配物収納ロッカー用受領紙。
JP458391U 1991-02-07 1991-02-07 宅配物収納ロッカ―用受領紙 Expired - Lifetime JP2508753Y2 (ja)

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