JP2508574Y2 - 直動アクチュエ―タ - Google Patents

直動アクチュエ―タ

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JP2508574Y2
JP2508574Y2 JP1993018702U JP1870293U JP2508574Y2 JP 2508574 Y2 JP2508574 Y2 JP 2508574Y2 JP 1993018702 U JP1993018702 U JP 1993018702U JP 1870293 U JP1870293 U JP 1870293U JP 2508574 Y2 JP2508574 Y2 JP 2508574Y2
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slit
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ball screw
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敬 平野
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ハウジングに組み込ま
れて軸方向に直線駆動されるキャリッジを有する直動ア
クチュエータの防塵構造の改良に関する。
【0002】この種のアクチュエータとしては、例えば
,図に示すようなものがある。これは、細長いベ
ース101上に一対の平行な直線案内装置(リニアガイ
ド装置)102配設し、その案内レール103上を直線
移動するスライダ104にキャリッジ105を固定して
取り付けると共に、そのキャリッジ105を回転−直線
変換駆動機構であるボールねじ装置106のボールナッ
ト107に連結している。そして、ACサーボモータ1
08によりボールねじ軸109を回転駆動させることに
より、キャリッジ105を案内レール103に沿って軸
方向に直線移動させる。そのキャリッジ105の両サイ
ドのワーク取付座面110に被駆動体であるワークWを
ねじで固定して取付け、高精度に直線移動および精密位
置決め動作を繰り返させるようにしている。
【0003】上記アクチュエータは、外周の大部分をサ
イドカバー111,上カバー112,端面カバー113
等で覆って、安全性並びに美観の確保と共に、直線案内
装置102やボールねじ装置106等の精密部品の防塵
を図っている。しかし、キャリッジ105のワーク取付
座面110は外部に露出させなければならないことか
ら、サイドカバー111と上カバー112との間にキャ
リッジ105の移動範囲Lの全長にわたる軸方向のすき
間(スリット)Sが開口している。そのため、このスリ
ットSの開口からの塵埃等の出入りがあり、防塵の点で
は完全とはいえない。
【0004】これに対して、従来、例えば本出願人が実
開平4−60642号公報で示したような、キャリッジ
の移動範囲のスリット開口部を可動ベルトで蓋した直動
アクチュエータが提案されている。このものは、図
に示すように、一側面(上面)に軸方向の長いスリ
ットSを有するシリンダチューブ120にキャリッジ1
21が軸方向に摺動自在に装着されており、そのキャリ
ッジ121をボールねじ装置122のねじ軸123に螺
着したボールナット124に連結して、ACサーボモー
タ125により軸方向に直線駆動する。
【0005】このキャリッジ121の上部にテーブル体
126が突設されていて、前記スリットSを貫通しシリ
ンダチューブ120の外部に露出し、その上面は四隅に
取付ボルト穴127を有するワーク取付座面128にな
っている。キャリッジ121には、図に示すようにね
じ軸123の挿通孔130が軸方向に形成されると共
に、その挿通孔130の中央部分に送りボールナット1
24が収納されるナット収納空間131が形成されてい
る。ナット収納空間131はその天井中央部に角溝13
1aが設けられ、下方は大きく開放されている。このナ
ット収納空間131に、角形の回り止め突起132を有
するボールナット124がその突起132を前記角溝1
31aに嵌めて組み込まれている。
【0006】キャリッジ121は左右がそれぞれV字状
に張出しており、その両外縁部に取り付けた図示しない
摺動部材を介してシリンダチューブ120内の菱形内面
に嵌合されている。そのキャリッジ121に突設された
テーブル体126は、内部にシールバンド135を通す
ためのバンド挿通孔136が形成されている。このバン
ド挿通孔136は、上反りに湾曲する緩やかな山状に形
成されたバンド案内面137を有して、テーブル体の下
面の前後に開口している。その開口から薄いスチール製
のシールバンド135が差し込まれてバンド挿通孔13
6に挿通される。
【0007】シリンダチューブ120にキャリッジ12
1を組込んだ後、シリンダチューブ120上面のスリッ
トSの開口を上述のシールバンド135で蓋する。な
お、スリットSの開口側縁に沿って、帯状のラバーマグ
ネットが取付けてあり、その磁力でシールバンド135
を吸着してシール性能を高めている。シールバンド13
5の両端部は、それぞれエンドキャップ140とヘッド
キャップ141に固定され、シールバンド135の中間
部はキャリッジ121の湾曲したバンド案内面137の
上に乗っている。
【0008】いま、ACサーボモータ125を正・逆回
転駆動させると、それに応じてねじ軸123が回転し
て、ボールナット124が前・後方向に移動する。これ
によりキャリッジ121がシリンダチューブ120に案
内されつつ前・後に移動し、テーブル体126のワーク
取付座面128に取りつけたワークを、直動テーブル装
置の軸方向に任意に移動させ、所定位置に正確に停止さ
せることができる。
【0009】このとき、シールバンド135はシリンダ
チューブ120のスリットSから内部への塵埃の侵入を
阻止している。テーブル体126は、その移動時にシー
ルバンド135をバンド案内面137の湾曲面で押上げ
つつ移動する。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、シール
バンド135でシリンダチューブ120のスリットSを
塞ぐ上記従来例にあっては、高い防塵効果が得られる一
方で、次のような問題点が生じていた。 シールバンド135をキャリッジ121内に通すため
キャリッジ構造が複雑化して、キャリッジ121の剛性
を高くとれない。
【0011】キャリッジ121に設けたテーブル体1
26の中央部を貫通してバンド挿通孔136が内設して
あるため、ワーク取付座面128の取付ボルト穴127
の位置を剛性上有利な中央部に設けることができず四隅
に配置せざるを得ないことから、キャリッジ121が大
型化する。ちなみに、可搬重量が大きい大型クラスの直
動アクチュエータの場合は、ワークを高速度で搬送して
且つ高精度に位置決めするためには、高い剛性を有して
いることが最も重要である。その直動アクチュエータの
キャリッジは、直動案内部とワークとを結合する部材で
あり、直動アクチュエータの剛性を決定する重要な要素
の一つであって、剛性を高くすることができない構造は
不適切である。
【0012】そこでこの考案は、上記従来の直動アクチ
ュエータの防塵構造に着目してなされたものであり、キ
ャリッジの軸方向移動を許容するためのスリットをシー
ルするシールバンドをキャリッジの外部に取り付け、シ
ールバンドとキャリッジとを共同して軸方向に移動可能
な防塵構造を提供してキャリッジの構造を単純化し、上
記従来の問題点を解決することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ため、本考案は、軸方向に長いハウジングと、該ハウジ
ングに内設された直動案内装置と、該直動案内装置を介
して軸方向に移動自在に前記ハウジングに配設されたキ
ャリッジと、該キャリッジをボールねじを介して軸方向
に駆動する駆動装置とを備え、前記ハウジングの一面に
はキャリッジの移動方向に長く開口したスリットを設
け、前記キャリッジは前記スリットを貫通してハウジン
グ外に突出したワーク取付け座面を有している直動アク
チュエータにおいて、前記ハウジングは押出し成形品で
あって軸方向の両端部にそれぞれプーリを配するととも
に、シールバンドの一端を前記キャリッジの一端側に固
定し、シールバンドの他端は前記プーリを経てハウジン
グの一端で折り返し、ハウジングの他端に至って更にプ
ーリを経て折り返して前記キャリッジの他端側に固定し
てシールバンドの可動ループを形成すると共に案内手段
によりシールバンドの横ずれを防止し、該シールバンド
の可動ループで前記スリットの開口をシールし、且つ該
スリットの開口に沿い略スリット全長に及ぶ吸音材を前
記ハウジングの内面に取り付けたことを特徴とする。
【0014】ここで、ハウジングの本体を押出成形品と
して軸方向に中空の孔または溝を形成し、それらの孔ま
たは溝に前記シールバンドの可動ループの下側となる部
分を通すことができる。また、ハウジングの一面に開口
した前記スリットの側縁部に前記シールバンドの側縁と
係合する凹溝を形成することができる。
【0015】また、前記ハウジングの本体の中空の孔ま
たは溝を通す前記シールバンドの可動ループの下側とな
る部分にガイド板を取り付けて、そのガイド板を前記中
空の孔または溝に係合させることができる。また、ハウ
ジングの本体の上面を覆うカバーの内面にL形の断面
を有して対向する一対の突起を設けて、これらの突起の
間に吸音材を取り付けることができる。
【0016】
【作用】この考案の直動アクチュエータの防塵構造は、
ハウジングの軸方向の両端部にそれぞれプーリを配し、
シールバンドは一端をキャリッジの一端側に固定しプー
リを介して折り返すことでシールバンドの可動ループを
形成して、バンドの他端をキャリッジの他端側に固定し
た。シールバンドのループは軸方向に直線的に往復作動
するキャリッジと一体になって軸方向に循環往復移動し
つつスリットの開口をシールする。そのため、キャリッ
ジの内部にシールバンドを通す必要はなく、したがって
キャリッジは中実で単純な構造の剛性の高いものにする
ことができるし、小型化も容易である。
【0017】また、ハウジングに形成した中空の孔また
は溝にシールバンドの可動ループの下側となる部分を通
すことにより、ハウジングの高剛性・軽重量化を両立さ
せるための中空構造の有効利用ができる。また、ハウジ
ングのスリットの側縁部にシールバンドの側縁と係合す
る凹溝を形成すると、シールバンドのシール作用が促進
されて防塵・防音効果が増大する。
【0018】また、シールバンドの可動ループの下側と
なる部分にガイド板を取り付けると、シールバンドが長
くなる大型のアクチュエータでもシールバンドの安定し
た走行が確保できる。また、ハウジングの本体の上面を
覆うカバーの内面にL形の断面を有する一対の突起を
設けて、これらの突起の間に吸音材を取り付けると、
カバーの剛性を高めることができると同時に、防音性能
を向上させることができる。
【0019】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面を参照して説
明する。図1ないし図4はこの考案の一実施例を示し、
図1は、直動アクチュエータの横断面図、図2は図1の
II−II線断面図、図3は図1のIII −III 線断面図、図
4はリニアガイド装置の一部を切り欠いて示す正面図で
ある。
【0020】この実施例の直動アクチュエータは、軸方
向に長いハウジング1に直動案内装置(リニアガイド装
置)10が内設されていて、この直動案内装置10を介
して軸方向に移動自在に取り付けたキャリッジ20を備
えている。また、そのキャリッジ20を、選定された速
度で選定された位置まで軸方向に正確に搬送するため、
ボールねじ装置30を介してキャリッジ20を軸方向に
駆動する駆動装置40を備えている。
【0021】ハウジング1は、キャリッジ20の移動方
向に長く開口したスリットSを上面に備え、キャリッジ
20はそのスリットSを貫通してハウジング1の外部に
突き出ているワーク取付け座面24aを有している。こ
のような構成を有する直動アクチュエータの防塵構造は
次の通りである。ハウジング1の軸方向の両端部にそれ
ぞれプーリ50を配し、シールバンド60の一端をキャ
リッジ20の一端側に固定、プーリ50を経てハウジン
グ1の一端で折り返し、ハウジング1の他端に至って他
のプーリ50を経て折り返してキャリッジ1の他端側に
固定してシールバンド60の可動ループを形成し、スリ
ットSの開口をそのシールバンド60の可動ループで塞
いでいる。
【0022】以下、さらに詳細に説明する。前記ハウジ
ング1は、ハウジング本体2と左右一対のサイドカバー
3,3と上カバー4とからなっており、ハウジング1の
軸方向の両端には、軸受を内蔵して一端を蓋するエンド
カバー5と、軸受を内蔵して他端を蓋するモータブラケ
ット6とが固定されている。上記ハウジング本体2は、
この実施例の場合はアルミニウム製の押出し成形品であ
り、上部が開口したほぼ山形の断面形状である。荷重が
かかるハウジング本体2の底部は、荷重の影響で変形し
て直動アクチュエータの搬送の精度が低下することがな
いように剛性が必要とされる。この実施例では、ハウジ
ング本体2の底部の肉厚部は軸方向に多くの貫通孔7を
有する中空構造として、剛性の確保と軽量化の両立を図
っている。
【0023】そのハウジング本体2の床面の左右両サイ
ド寄りには、全長に及ぶ段部8が対称的に形成されてい
て、その左右の段部8の床面上に左右で一対の直動案内
装置10の案内レール11が図外のボルトでそれぞれ固
定されている。その案内レール11上に、スライダ12
がレール沿いに移動自在に取り付けてある。この実施例
の場合、スライダ12は各案内レール11につき2台づ
つ配置されている。
【0024】ここで、前記直動案内装置10の概略の構
造を述べると、図4に拡大図示するように、案内レール
11は断面角形で、その左右両側面に軸方向に延長して
形成された転動体転動溝13を有している。スライダ1
2は、上面板部14とその両側部から下方に延長する袖
部15とからなる断面コ字状で、これら袖部15の左右
の内側面には前記案内レール11の転動体転動溝13と
対向する位置に転動体転動溝16が形成されている。ま
た、これら転動体転動溝13,16に連通して袖部15
内に循環路17が形成されていて、転動体転動溝13及
び16で形成される転動路及び循環路17内に多数の転
動体であるボール18が保持器19で保持されて転動自
在に挿入されている。前記案内レール11には、レール
取付け用ボルト孔11aが長さ方向に間隔をおいて複数
箇所に設けられ、またスライダ12の上面には四隅に取
付けボルト孔12aが設けられている。
【0025】前記キャリッジ20は、ハウジング1の内
部の幅よりやや小さい幅及びスライダ12のほぼ二台分
の長さを有する天板21と、その下面から下方に向け突
出して形成されているボールナット取付胴部22とを備
えている。そして、天板21の左右両サイドを左右の直
動案内装置10のスライダ12の上面に載置し、ボルト
孔12aに螺合した取付けボルト27で固定することに
より四台のスライダ12で支持されて、軸方向移動自在
にハウジング1に内設されている。
【0026】その天板21の上面は、中央部に全長にわ
たって凹溝23が形成されると共に、その凹溝23を挟
んで左右両側にはほぼ全長に及ぶ凸部24が形成されて
いる。これらの凸部24の上面24aは、上カバー4か
ら僅かに高く外に突き出したワーク取付座面になってい
る。また、凸部24の長さ方向の両端には、ワーク取付
座面24aより低い段部24bが形成されている。
【0027】上記突部24は、左右の突部24がそれぞ
れ左右の直動案内装置10の案内レール11の真上に位
置するように形成してある。これは、キャリッジ20の
ワーク取付座面24aを剛性の点で最も有利な直動案内
装置10の軸線上に配置することでキャリッジ天板21
の厚さをできるだけ薄肉にするように配慮したものであ
る。
【0028】前記ボールねじ装置30は、ボールねじ軸
31とボールねじナット32とを備えている。ボールね
じ軸31は、外周面に螺旋溝を有し、一端は軸受を介し
てエンドカバー5に支持され、他端は軸受を介してモー
タブラケット6に支持されて、直動案内装置10の案内
レール11と平行にハウジング1の幅の中心部に配設さ
れている。モータブラケット6に支持されたボールねじ
軸31の一方の軸端部はモータブラケット6から外方に
突出して駆動モータ40の出力軸と連結されている。
【0029】ボールねじナット32は、ボールねじ軸3
1の螺旋溝と相対する螺旋溝を内周面に有し、相対する
両螺旋溝内を転動する多数のボールを介してボールねじ
軸31に螺合している。この実施例のボールねじナット
32は、例えばエンドキャップ循環方式であって、ナッ
トの両端面に着脱可能にボール循環部材(エンドキャッ
プ)35が接合されている。また、ナット本体の肉厚部
には、軸方向の貫通孔からなるボール戻し通路が設けら
れている。ボール循環部材35には、ナット本体と接合
する側の端面に、前記相対する両螺旋溝と前記ボール戻
し通路とを連通させる湾曲路が設けられている。
【0030】そして、ボールねじ軸31とボールねじナ
ット32とが相対回転すると、鋼製のボールがボールね
じ軸31とボールねじナット32との相対する両ボール
ねじ溝内を転動しつつ進み、端部のボール循環部材35
に設けた湾曲路並びにナット本体に設けたボール戻り通
路を通りもとの位置に戻る循環を繰り返すようになって
いる。
【0031】もっとも、ボールねじナット32は、エン
ドキャップ循環方式と限らず、チューブ循環方式やこま
式であっても良い。チューブ循環方式の場合は、ボール
を導いて循環させるボール循環路として、ナット本体の
上部にU字形のボール循環チューブが組み込まれてい
る。ボールは、相対する両螺旋溝内を転動して後ボール
循環チューブに掬い上げられて、そのチューブに沿って
ボールねじ軸31のランド部を斜めに乗り越え、再び螺
旋溝内に戻って無限循環する循環構造になっている。
【0032】こま方式の場合は、ナット本体の肉厚部分
にボール循環溝を有するこまが嵌め込んであり、ボール
がこまの溝に沿ってボールねじ軸31の螺旋溝のランド
部を斜めに乗り越えてもとの相対する両螺旋溝の間に戻
る循環方式である。前記駆動装置40として、この実施
例ではACサーボモータがモータブラケット6の外面に
ボルトで固着されている。そのACサーボモータ40の
出力軸は、ハウジング1内に軸受を介して回動自在に支
承されているボールねじ軸31にカップリング39を介
して接続されている。
【0033】上記ボールねじ軸31にボールを介して螺
着しているボールねじナット32はキャリッジ20のボ
ールねじナット取付胴部22に嵌め込んで固着されて、
キャリッジ20とボールねじ装置30とが連結されてい
る。キャリッジ20は、ACサーボモータ40によるボ
ールねじ装置30の作動とともにボールねじナット32
に連動して軸方向に移動させる必要がある。そのため、
キャリッジ20の凸部24の通路として、サイドカバー
3と上カバー4との間に間隔を開けてスリットSが設け
てある。スリットSは、この場合、キャリッジ20の左
右一対の凸部24に対応させて左右一対に設けられてい
る。
【0034】そのスリットSの開口を形成しているサイ
ドカバー3と上カバー4とは、いずれもアルミニウム製
の押出し成形品であって、両者の相対したやや肉厚の両
端面には、シールバンドの案内手段としての案内溝3
a,4aがそれぞれに形成してある。また、上カバー4
の下面の中央部には、全長にわたって対断面L形の左右
一対の突起4b,4bが間隔を置き向き合わせに突設さ
れている。その対向間隔は、ボールねじ装置30のボー
ルねじナット32の幅に見合った大きさにしている。そ
して、この突起4b,4bと上カバー下面とで囲まれた
空所に、スポンジ状の吸音材70が嵌め込んである。
【0035】なお、図示されないが、キャリッジ20の
下面側には例えば永久磁石が固着され、一方、ハウジン
グ本体2の内面にはその永久磁石と対向するホール素子
等の近接スイッチが取り付けられ、この近接スイッチお
よび永久磁石によってキャリッジ20の直線移動軸方向
の原点位置が検出され、この原点検出信号に基づき駆動
装置であるACサーボモータ40の回転を制御すること
により、直線移動の位置決めを高精度で行うことができ
るように構成されている。
【0036】また、図示されないが、キャリッジ20の
オーバーランを防止するためのリミットスイッチ等の接
触式位置検出器をハウジング1の端部に設置してもよ
く、その場合のリミットスイッチの配線は、邪魔になら
ないようにハウジング本体2の外側面に設けられた溝2
A内に収納するようにすることもできる。以上の構成を
有する直動アクチュエータは、ハウジング1がスリット
Sの開口を除いてほぼ密閉構造とされており、スリット
Sの開口を可動のシールバンド60で塞ぐことで防塵が
なされる。
【0037】左右のスリットSのシール構造は基本的に
全く同一であるから、一方の側についてだけ説明し、他
方の側の説明は省略する。シールバンド60を案内する
プーリ50が、図1に示すようにハウジング1の四つの
コーナ部に配設されている。すなわち、モータブラケッ
ト6の上部のコーナのプーリ50aは、スリットSの延
長位置に取り付けてある。同じモータブラケット6の下
部のコーナのプーリ50bは、上記プーリ50aの真下
に取り付けられている。また、反対端のエンドカバー5
の上部のコーナのプーリ50cは、スリットSの延長位
置に取り付けてある。同じエンドカバー5の下部のコー
ナのプーリ50dは、上記プーリ50cの真下に取り付
けられている。
【0038】前記四箇所のプーリ50に懸け渡されるシ
ールバンド60はポリウレタン含浸帆布製の平バンドで
あって、その一端はキャリッジ20の一端側に設けた段
部24bに止めねじ61で固定して係止されている。シ
ールバンド60の他端は、キャリッジ20の他端側に設
けた段部24bに同じく止めねじ61で固定して係止さ
れている。これにより、キャリッジ20の一端から、プ
ーリ50a,プーリ50b,プーリ50c,プーリ50
dを経てキャリッジ20の他端に至るシールバンド60
のループが形成される。
【0039】そのシールバンド60の両側縁は、スリッ
トSの開口において、サイドカバー3の端面の溝3aお
よび上カバー4の端面の溝4aの中に入れてシール性能
を高めシールを効果的に行うとともにシールバンド60
の横ずれを防止するようにしている。また、シールバン
ド60のループの下側の部分、すなわちモータブラケッ
ト6の下部のコーナのプーリ50bとエンドカバー5の
下部のコーナのプーリ50dとの間の部分は、ハウジン
グ本体2を軸方向に貫通している複数の貫通孔7のうち
の直動案内装置10の案内レール11の直下の貫通孔7
aの内部を通している。そして、 シールバンド60の
ループの丁度中間の位置、すなわちキャリッジ20がハ
ウジング1の軸方向の真ん中に位置したときそのキャリ
ッジ20の真下となる位置に、長方形のガイド板63が
固定して取り付けてある。このガイド板63の側面と貫
通孔7aの内壁との間には僅かのすき間が保たれてい
て、シールバンド60の横ずれを防止するようにしてい
る。
【0040】上記シールバンド60の端部をキャリッジ
20の段部24bに係止する作業は、キャリッジ20を
直動案内装置10のスライダ12に組み付けた後に行わ
れてシールバンド60のループが形成される。その後
に、サイドカバー3および上カバー4の取り付けを行
う。次に上記実施例の作用を説明する。
【0041】まず、ハウジング1の上カバー4から突き
出して露出しているキャリッジ20の左右一対のワーク
取付座面24aに、図示しない被搬送体であるワークを
取り付け、ボルトで固定する。いま、キャリッジ20
は、図2においてモータブラケット6に接近した位置に
停止しているものとする。
【0042】この状態で駆動装置であるACサーボモー
タ40を正転させる。このようにACサーボモータ40
が正転すると、その回転力がボールねじ装置30のボー
ルねじ軸31を正回転させる。ボールねじ軸31を回転
させると、その軸回転がボールねじ軸31の螺旋溝31
aとボールねじナット32の螺旋溝32aとの間に介装
されたボール33を介してボールねじナット32に伝達
され、ボールねじナット32は応動して軸方向に移動す
る。これによりボールねじナット32に固定されている
キャリッジ20が共に軸方向に移動する。
【0043】上記ボールねじナット32が移動する際
に、前記鋼製のボールがボールねじ軸31とボールねじ
ナット32との相対する両ボールねじ溝内を転動しつつ
螺旋状に移動する。そして本実施例のボールねじ装置は
エンドキャップ循環方式であるので、ナット端部に到達
した後にボール循環部材35に設けた湾曲路並びにナッ
ト本体に設けたボール戻り通路を通りもとの位置に戻る
循環を繰り返す。また、チューブ循環方式であれば、ボ
ールは、相対する両螺旋溝内を転動しつつ螺旋状に移動
して螺旋溝を1回半ないし3回半回ってから、ナット内
のボール循環チューブに掬い上げられて、そのチューブ
に沿ってボールねじ軸31のランド部を斜めに乗り越
え、再び螺旋溝内に戻る循環を繰り返す。
【0044】このように、硬い鋼製の多数のボールが両
螺旋溝内を転動しつつボールねじナット32内での循環
を繰り返すことから、作動中にボールねじ装置30のボ
ールねじナット32の部分で連続的な騒音が発生するこ
とは避けられない。その騒音の遮断については後述す
る。キャリッジ20は、その左右の両サイドにおいて左
右一対の直動案内装置10の各スライダ12により支持
されている。そこで、キャリッジ20の移動と共に、ス
ライダ12が直動案内装置10の案内レール11に沿っ
て移動する。すなわち、キャリッジ20の移動は、直動
案内装置10のスライダ12の移動を介して案内レール
11に案内される。このようにしてキャリッジ20の円
滑な移動が保障されるので、キャリッジ20に取り付け
たワークの正確な直線移動が確保される。
【0045】上記スライダ12が移動する際には、多数
の鋼製の転動体18が案内レール11の転動体転動溝1
3とスライダ12の転動体転動溝16内を転動しつつ移
動する。そしてスライダ12の一端部に設けた湾曲路で
Uターンされて、スライダ袖部15内に形成された循環
路17を通ってスライダ12の他端部に至り、そこに設
けられた湾曲路で今度は逆Uターンされて再び相対する
両転動体転動溝13,16内にに戻る循環を繰り返す。
【0046】このように、硬い鋼製の多数の転動体18
が両転動体転動溝13,16内を転動しつつスライダ1
2内での循環を繰り返すことから、作動中に直動案内装
置10のスライダ12の部分でも、やはり連続的な騒音
が発生する。それらの騒音の遮断については、次の通り
である。本実施例にあっては、上述した直動案内装置1
0のスライダ12の部分およびボールねじ装置30のボ
ールねじナット32の部分で発生する連続的な騒音を、
上カバー4の下面に取り付けたスポンジ状の吸音材70
で吸収する。さらに、後述するように、密閉形ハウジン
グ1の唯一の開口部であるスリットSをシールバンド6
0でシールすることでことで、騒音がハウジング1の外
に洩れることを防止している。この場合、その吸音材7
0は最も騒音が出やすいボールねじ装置30のボールね
じナット32の直上に接近して配設したことにより、騒
音防止の効果を高めている。なお、吸音材70を保持す
るための構造として、上カバー4の下面の全長にわたっ
て断面L形の左右一対の突起4b,4bを突設されてい
るため、カバー4の剛性が高められる効果がある。
【0047】キャリッジ20がこのようにしてボールね
じ装置30を介して駆動装置40で駆動され、直動案内
装置10に案内されつつハウジング1内を軸方向に移動
するとき、上カバー4の面から突き出しワークが取り付
けられているキャリッジの凸部24はスリットSの開口
内を軸方向に移動する。このキャリッジの凸部24の移
動に伴い、この凸部24に端部が係止されてループを形
成しているシールバンド60も移動する。例えば、い
ま、キャリッジ20が図2で右方へ移動するとき、シー
ルバンド60は、進行方向のプーリ50cからプーリ5
0dを経て方向転換され反対端のプーリ50bからプー
リ50aを経て再度方向転換されて、図2で時計方向に
回りながら移動する。この回動において、シールバンド
60の下部に取り付けられているガイド板63が、ハウ
ジング本体2の貫通孔7aの内部をキャリッジ20の進
行方向とは反対方向に移動する。ガイド板63の移動す
る距離は、キャリッジ20のストローク長と同じであ
り、端部のエンドカバー5やモータブラケット6などに
衝突するおそれはない。
【0048】そのガイド板63と貫通孔7aの内壁との
間には僅かのすき間しかないから、このガイド板63に
よって、細長いシールバンド60のループの横ずれを効
果的に防止することができる。シールバンド60のルー
プは、こうして非常に安定した状態でキャリッジ20の
移動と共に回動しながら、キャリッジ20のワーク取付
け座面24aの移動範囲にあるハウジング1のスリット
Sの開口をシールする。そのシールは、シールバンド6
0の両側縁を、サイドカバー3の端面の溝3aおよび上
カバー4の端面の溝4aにそれぞれ係合させて行われ
る。したがって、ハウジング1の内部と外部とは、シー
ルバンド60とサイドカバー3および上カバー4との間
に介在する極めて狭く且つコ字状に屈曲したすき間を介
して通じていることになり、シールバンド60の横ずれ
が防止できて塵埃等の微細な異物の侵入を効果的に防止
することができるとともに、直動案内装置10やボール
ねじ装置30から発生した騒音の洩れを有効に遮断する
ことができる。
【0049】この実施例の直動アクチュエータは、大型
で重量の大きいワークの搬送を対象とした直動アクチュ
エータであり、そのようなワークを高速度で搬送して高
精度に位置決めするためには、アクチュエータに高い剛
性が必要とされる。特に、ワークと直動案内部とを結合
するキャリッジはワークの荷重を直接的に受ける部材で
あることから、直動アクチュエータの剛性を決定する重
要な要素になっている。そこで、本実施例にあっては、
直動アクチュエータの剛性を高くするのに適した構造に
することに特に意を用いてある。
【0050】その一は、ハウジング本体2の底部の肉厚
部に多くの軸方向の貫通孔7を設けて中空構造としたこ
とである。これにより、軽量で且つ高剛性を得ている。
その二は、キャリッジ20の直接にワーク重量が負荷さ
れるワーク取付座面24aを、直動案内装置10の案内
レール11の真上に位置するように形成したことであ
る。これにより、ワーク取付座面24aにかかるワーク
重量は、剛性の点で最も有利な直動案内装置10の軸線
上で支持することができて、その結果キャリッジ20の
厚さを薄肉にして軽量化と実質的な直動アクチュエータ
の高剛性の両立が果たされている。
【0051】その三は、キャリッジ20の移動に必要な
ハウジング1の上面のスリットSの開口をシールする防
塵構造として、前記ハウジング本体2に設けた貫通孔7
aを巧妙に有効利用した可動のシールバンド60を用い
ている点である。すなわち、シールバンド60をループ
状にしてその端部をキャリッジ20に係止させ、そのシ
ールバンド60をキャリッジ20の移動と共に貫通孔7
aを経て循環移動させる構成とし、キャリッジ20の構
造を従来例に比べて極めて単純化している。これによ
り、キャリッジ20の剛性を高くとることが可能とな
り、かつ小型化を果たすことができる。
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】なお、上記実施例においては、シールバン
ド60をポリウレタン含浸帆布製の平バンドとしたもの
を述べたが、これに限定されるものではなく、スチール
製またはプラスチック等のものを利用することができ
る。また、例えば、ハウジング端のモータブラケット6
等に、小型送風機などの換気装置を取り付け、ハウジン
グ1内に空気を強制的に送り込んでアクチュエータの内
圧を外部より高くして塵埃の侵入をより一層効果的に防
止することができる。またはその反対に、アクチュエー
タ内の空気を外部に排出する構成にしてアクチュエータ
内を負圧にすることにより、アクチュエータ内部での金
属微粉や潤滑剤微粒子等のは発塵埃を減らしたクリーン
対応アクチュエータとすることもできる。これらの場
合、上記各実施例によれば、ハウジングの開口面積が非
常に小さいことから所要空気量を極めて少なくできる。
【0060】また、上記実施例においては、ボールねじ
ナット32が角型外形に構成されているものを示した
が、これに限らず、円筒型などに形成することもでき
る。
【0061】
【考案の効果】 以上、説明してきたように、この考案
によれば、軸方向に長いハウジングと、そのハウジング
に内設された直動案内装置と、その直動案内装置を介し
て軸方向に移動自在に前記ハウジングに配設されたキャ
リッジと、そのキャリッジをボールねじを介して軸方向
に駆動する駆動装置とを備え、前記ハウジングの一面に
はキャリッジの移動方向に長く開口したスリットを設
け、前記キャリッジは前記スリットを貫通してハウジン
グ外に突出したワーク取付け座面を有している直動アク
チュエータにおいて、前記ハウジングは押出し成形品で
あって軸方向の両端部にそれぞれプーリを配するととも
に、シールバンドの一端を前記キャリッジの一端側に固
定し、シールバンドの他端は前記プーリを経てハウジン
グの一端で折り返し、ハウジングの他端に至って更にプ
ーリを経て折り返して前記キャリッジの他端側に固定し
てシールバンドの可動ループを形成するとともに案内手
段によりシールバンドの横ずれを防止し、該シールバン
ドの可動ループで前記スリットの開口をシールし、且つ
該スリットの開口に沿い略スリット全長に及ぶ吸音材を
前記ハウジングの内面に取り付けた構成とした。そのた
め、キャリッジの内部にシールバンドを通す必要はな
く、したがってキャリッジは中実で単純な構造の剛性の
高いものにすることができ、小型化も容易であり、且つ
またハウジングは押出し成形品であるから装置全体とし
ても高剛性が確保されて、その結果、ワークを高速度で
搬送できてしかも高精度に位置決めでき、かつ小型・軽
量な防塵装置付直動アクチュエータを提供できるという
効果が得られる。更には、ハウジングの内面に取り付け
た吸音材で直動案内装置やボールねじが発生する騒音を
効果的に吸収することにより、静かな運転が保証される
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の横断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】リニアガイド装置の一部を切り欠いて示す正面
図である。
【図5】従来の直動アクチュエータの一例を示す平面図
である。
【図6】図5の一部を切り欠いて表した正面図である。
【図7】従来の他の直動アクチュエータを示す縦断面図
である。
【図8】図7の要部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 10 直動案内装置 20 キャリッジ 24a ワーク取付け座面 30 ボールねじ装置 40 駆動装置 50 プーリ 60 シールバンド S スリット70 吸音材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に長いハウジングと、該ハウジン
    グに内設された直動案内装置と、該直動案内装置を介し
    て軸方向に移動自在に前記ハウジングに配設されたキャ
    リッジと、該キャリッジをボールねじを介して軸方向に
    駆動する駆動装置とを備え、前記ハウジングの一面には
    キャリッジの移動方向に長く開口したスリットを設け、
    前記キャリッジは前記スリットを貫通してハウジング外
    に突出したワーク取付け座面を有している直動アクチュ
    エータにおいて、 前記ハウジングは押出し成形品であって軸方向の両端部
    にそれぞれプーリを配するとともに、シールバンドの一
    端を前記キャリッジの一端側に固定し、シールバンドの
    他端は前記プーリを経てハウジングの一端で折り返し、
    ハウジングの他端に至って更にプーリを経て折り返して
    前記キャリッジの他端側に固定してシールバンドの可動
    ループを形成すると共に案内手段によりシールバンドの
    横ずれを防止し、該シールバンドの可動ループで前記ス
    リットの開口をシールし、且つ該スリットの開口に沿い
    略スリット全長に及ぶ吸音材を前記ハウジングの内面に
    取り付けたことを特徴とする直動アクチュエータ。
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