JP2508473Y2 - 本棚の棚板後方背当て板取付構造 - Google Patents

本棚の棚板後方背当て板取付構造

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JP2508473Y2
JP2508473Y2 JP6837793U JP6837793U JP2508473Y2 JP 2508473 Y2 JP2508473 Y2 JP 2508473Y2 JP 6837793 U JP6837793 U JP 6837793U JP 6837793 U JP6837793 U JP 6837793U JP 2508473 Y2 JP2508473 Y2 JP 2508473Y2
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JP6837793U
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JPH0730765U (ja
Inventor
忠成 一色
Original Assignee
株式会社パロン
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、本などを収容する棚板
の奥側の背受け板を、本などの大きさに合わせて簡単な
操作で伸縮させることができるように取付けた本棚の棚
板後方背当て板取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、両側に立設した両支柱の前面間
には棚板を架設して構成する本棚において、棚板の後方
に、前後方向にスライドさせたり持ち上げて回動させた
りして前後方向に伸縮調節できるよう背受け板を取付け
ることは知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、背受け
板を前後動させるものでは構造が複雑になって操作も容
易でなくしかもコストアップとなり、また、背受け板を
持ち上げて回動させるものでは、背受け板の両端部をそ
れぞれ操作しなければならないので、操作が容易でな
く、指をひっかけたりして危険でもある、といった不具
合を呈していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、そのような不
具合を解決し、簡単に回動させるだけで調節できるよう
に工夫したものであり、そのため両側に立設した両支柱
の前面間には棚板を架設して構成するスチ−ル製の本棚
において、後部に垂直面を有する前記棚板の後方には両
横端面が両支柱の内側面に接触可能にした背受け板を両
支柱間に嵌装し、該背受け板の一端側には板面より高く
なる横断面コ字状の突出部を形成するとともに、他端側
には前記棚板の直立面に衝合可能の屈折面を形成し、前
記棚板の上面及び支柱の前面に当接できる両係合板の内
端側にはL字状に屈折する折曲面を一体的に形成すると
ともに、両係合板の折曲面を前記背受け板の両横端部の
前方上面にそれぞれ溶接により固着して構成したもので
ある。
【0005】
【作用】したがって、背受け板を起立させると、背受け
板の両横端面が両支柱の内側面に接触する状態で、両係
合板が両支柱の前面に係合しながら棚板の上面に接合す
ることになって、棚板の後部に接近して本などの背当て
となり、また、その状態の背受け板の上部を後方へ押す
と、そのまま背受け板は両係合板の中心部を中心にして
90度、回動することになり、両係合板が両支柱の前面
にそれぞれ接合するとともに、背受け板の屈折面が棚板
の垂立面に衝合し、本などの背当てとなる突出部が後方
に延出する状態となって本などの載置面積を広くさせる
ことができる。
【0006】
【実施例】図2は本棚の一部を示した正面図であり、両
側に立設した角パイプ製の両支柱1、1の前面側となる
両側板5、5の間には、前端部と後端部に直立面2bと
2bを屈折して形成した棚板2を架設し、該棚板2の後
方には両横端面3a、3aが両支柱1、1の内側面に接
触可能にした背受け板3を両支柱1、1間に嵌装する
が、該背受け板3の一端側には板面より高くなる横断面
コ字状の突出部3bを形成し、他端側には前記棚板2の
垂立面2aに衝合可能の屈折面3cを屈折して形成する
とともに、該屈折面3cからはバランス及び強度の点よ
りさらに屈折して延長する延長面3dを形成し、また、
前記棚板2の上面及び支柱1の前面に当接できる両係合
板4、4の内端側にはL字状に屈折する折曲面4aを一
体的に形成するとともに、両係合板4、4の折曲面4a
を前記背受け板3の両横断部の前方上面にそれぞれスポ
ット溶接により固着して構成する。
【0007】したがって、図1ないし図4に示すよう
に、背受け板3を起立させると、背受け板3の両横端面
3a、3aが両支柱1、1の内側面に接触する状態で、
両係合板4、4が両支柱1、1の前面に係合しながら棚
板2の上面に接合することになって、棚板2の後部に接
近して本などの背当てとなる。
【0008】また、その状態の背受け板3の上部を後方
へ矢印イで示すように押すと、図5ないし図7に示すよ
うに、そのまま背受け板4は両係合板4、4の中心部を
中心にして90度、回動することになり、両係合板4、
4が両支柱1、1の前面にそれぞれ接合するとともに、
背受け板3の屈折面3cが棚板2の直立面2aに衝合
し、本などの背当てとなる突出部3bが後方に延出する
状態となって本などの載置面積を広くさせることができ
【0009】
【考案の効果】このように本考案は、背受け板(3)を起
立させると、両支柱(1)、(1)の内側面との接触及び両
係合板(4)、(4)が両支柱(1)、(1)の前面に係合しな
がら棚板(2)の上面に接合することにより、背受け板
(3)を棚板(2)の後部に接近させて本などの背当てにす
ることが出来ることになり、また、起立している背受け
板(3)の上部を後方へ押すと、背受け板(3)は両係合板
(4)、(4)の中心部を中心にして90度、回動すること
になり、両係合板(4)、(4)が両支柱(1)、(1)の前面
にそれぞれ接合するとともに、背受け板(3)の屈折面(3
c)が棚板(2)の直立面(2a)に衝合し、本などの背当てと
なる突出部(3b)が後方に延出する状態となって本などの
載置面積を広くさせることができることになり、背受け
板(3)をただ回動させるだけで安全にしかもいわゆるワ
ンタッチで調節操作を容易に行なうことができることに
なり、スチ−ル製として充分に強度をもたせた簡単な構
造にして、且つまた製作も容易でコストダウンを達成す
ることが可能であり好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の一部を示した斜視図である。
【図2】本棚の一部を示した正面図である。
【図3】図2のIII−III線断面を示した側断面図であ
る。
【図4】図1の一部を示した斜視図である。
【図5】図2の作動状態を示した正面図である。
【図6】図3の作動状態を示した側断面図である。
【図7】図1の作動状態を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 棚板 2a 直立面 3 背受け板 3a 横端面 3b 突出部 3c 屈折面 4 係合板 4a 折曲面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側に立設した両支柱(1)、(1)の前面間
    には棚板(2)を架設して構成するスチ−ル製の本棚にお
    いて、後部に垂立面(2a)を有する前記棚板(2)の後方に
    は両横端面(3a)、(3a)が両支柱(1)、(1)の内側面に接
    触可能にした背受け板(3)を両支柱(1)、(1)間に嵌装
    し、該背受け板(3)の一端側には板面より高くなる横断
    面コ字状の突出部(3b)を形成するとともに、他端側には
    前記棚板(2)の直立面(2a)に衝合可能の屈折面(3c)を形
    成し、前記棚板(2)の上面及び支柱(1)の前面に当接で
    きる両係合板(4)、(4)の内端側にはL字状に屈折する
    折曲面(4a)を一体的に形成するとともに、両係合板
    (4)、(4)の折曲面(4a)を前記背受け板(3)の両横端部
    の前方上面にそれぞれスポット溶接により固着して構成
    したことを特徴とする棚板後方背当て板取付構造。
JP6837793U 1993-11-29 1993-11-29 本棚の棚板後方背当て板取付構造 Expired - Lifetime JP2508473Y2 (ja)

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JPH0730765U JPH0730765U (ja) 1995-06-13
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