JP2508471B2 - アドレスデ−タの処理装置 - Google Patents

アドレスデ−タの処理装置

Info

Publication number
JP2508471B2
JP2508471B2 JP61307473A JP30747386A JP2508471B2 JP 2508471 B2 JP2508471 B2 JP 2508471B2 JP 61307473 A JP61307473 A JP 61307473A JP 30747386 A JP30747386 A JP 30747386A JP 2508471 B2 JP2508471 B2 JP 2508471B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
data
information
error
address information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61307473A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63160066A (ja
Inventor
孝義 千葉
保 山上
曜一郎 佐古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP61307473A priority Critical patent/JP2508471B2/ja
Publication of JPS63160066A publication Critical patent/JPS63160066A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508471B2 publication Critical patent/JP2508471B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図) F 作用 G 実施例 G1 トラック及びセクターフォーマットの説明(第2
図,第3図) G2 データ再生装置の要部の説明(第1図) G2-1 初期状態のアドレス信号処理(第1図,第4図) G2-2 定常状態におけるアドレス信号処理(第1図,第
5図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は、例えば光磁気ディスクからの再生データ
のようにデータブロック毎に付加されているアドレスデ
ータの処理装置に関する。
B 発明の概要 この発明はアドレスデータについてエラー検出訂正符
号が生成されている場合に、エラー検出訂正デコーダを
用いることなく、アドレス情報のエラー検出を行なうよ
うにしたものであって、前のアドレス情報から予測した
アドレス情報と次の入力アドレス情報とを比較し、両者
が一致していればそのアドレス情報を正しいものとする
とともに、不一致であっても、不一致箇所の個数がエラ
ー訂正符号の訂正能力以内であるときは、予測アドレス
情報を正しいとみなすようにしたもので、アドレス情報
のエラー検出能力の向上を図ったものである。
C 従来の技術 デジタルデータを伝送媒体を介して伝送する、例えば
磁気テープや光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディス
ク等のディスク記録媒体に記録し、再生する場合、単位
情報量のブロック毎に分割して信号処理するのが一般的
である。そして、再生(受信)側での信号処理に際し、
他のブロックと区別するために、各ブロックにはアドレ
ス情報が付加されるのが通常である。
例えば光ディスクや光磁気ディスクの場合、同心円状
あるいはスパイラル状のトラックとしてデータが記録さ
れるが、各トラックは複数のセクターに分割され、この
1つのセクターに1ブロックのデータが記録される。そ
して、セクターには、その先頭位置などに他のセクター
(ブロック)と区別するためのアドレスデータが記録さ
れる。アドレスデータは一般にトラックアドレス情報及
びセクターアドレス情報とそれに付随するエラー検出な
いし訂正符号によって構成されており、エラー検出ない
し訂正符号をデコードし、そのアドレス情報が信頼でき
るものであると判断されると、そのセクター内のデータ
を処理するものである。
D 発明が解決しようとする問題点 ところが、エラー訂正デコーダは、エラー訂正エンコ
ーダに比べて一般に構成が複雑であり、しかも、エラー
訂正符号のエラー訂正能力が高くなればそれだけより構
成が複雑となって、回路規模の増大を招いていた。
ところで、光ディスク等に記録されたトラックアドレ
ス及びセクターアドレスは一般に半径方向及び円周方向
に順次0,1,2,3・・と連続する番号が付与されている。
このような連続アドレスがデータに付与されている場合
には、現在読み出しているアドレス値はその前のアドレ
ス値がわかればその値を“1"だけ歩進させることで予測
ができる。
そこで再生データから抽出した現時点のアドレス情報
と、予測したアドレス情報とを比較し、両者の一致不一
致を検知すれば、エラー検出を行なうことができる。こ
のようにすれば、エラー訂正デコーダを用いることなく
正しいアドレス情報の検出を行なうことができる。この
場合、再生されたアドレス情報にはエラー検出ないし訂
正用パリティ情報が付加されているので、予測アドレス
情報もエンコードしてエラー検出ないし訂正用パリティ
情報を付与して、このパリティ情報を含めて比較され
る。
ところが、このようにパリティ情報を含めて比較した
場合、アドレス情報は正しく予測値と一致していても、
パリティ情報部にエラーがあれば、全体として不一致に
なり、その正しいアドレス情報のセクターのデータが使
用できないことになってしまう。また、再生アドレスデ
ータと予測アドレスデータとが不一致であっても、再生
アドレスデータに生じたエラーがエラー訂正符号で訂正
可能なものであれば、デコーダを用いたときは正しいと
検出できるが、これをエラーとして検出してしまってそ
のデータも使用できない。
この発明は上記の点にかんがみ、エラー訂正デコーダ
を用いずにアドレス情報をエラー検出する場合におい
て、そのエラー検出能力の向上を図ることを目的とす
る。
E 問題点を解決するための手段 この発明においては、ブロック単位で順次伝送され、
このブロック毎にアドレス情報とこのアドレス情報をエ
ンコードして生成されたエラー訂正用パリティ情報とか
らなるアドレスデータが付加されたデジタルデータより
上記アドレスデータを抽出する抽出手段(22)と、前の
アドレスデータにおけるアドレス情報から次のアドレス
情報及び次のアドレス情報に対するエラー訂正用パリテ
ィ情報とからなる次のアドレスデータを予測する予測手
段(28)(29)と、抽出手段(22)よりのアドレスデー
タと予測したアドレスデータとを比較する比較手段(3
2)と、この比較手段(32)で少なくともアドレス情報
が一致したとき、そのアドレス情報を正しいとして判断
し、比較手段(32)で両者の不一致が検出されたとき、
上記アドレス情報部分の不一致箇所の数と、上記エラー
訂正用パリティ情報部分の不一致箇所の数との合計がこ
のエラー訂正用パリティ情報によるエラー訂正が可能な
数か否かを判別するとともに、エラー訂正が可能と判断
されたとき、予測手段(28),(29)によって予測され
たアドレス情報を正しいアドレスとして出力させるエラ
ー判別手段(33),(34)とを備える。
F 作用 再生アドレス情報と、予測アドレス情報とが一致した
ときはパリティ情報の一致、不一致何如に拘わらず正し
いアドレス情報として検出される。また、両アドレス情
報が不一致であっても、パリティ情報を用いてエラー訂
正可能な範囲であれば、それは再生アドレス情報に生じ
たエラーである確率が非常に高い。したがって、予測ア
ドレス情報を正しいアドレス情報であるとすることがで
きる。
G 実施例 この発明装置の一例を、光磁気ディスクのデータ再生
装置の場合を例にとって説明する。
先ず、光磁気ディスクについて提案されているトラッ
ク及びセクターフォーマットについて説明する。
G1 トラック及びセクターフォーマットの説明 この光磁気ディスク(1)は第2図に示すようにデー
タが1回転当たり1トラックとして、同芯円状あるいは
スライラル状にトラック(2)が形成されて記録され、
これより再生されるようにされる。
この光磁気ディスク(1)の1トラック(2)は円周
方向に等分割された複数のセクターからなっており、各
セクターに、定められた所定数のデータにエラー訂正符
号、エラー検出符号等が生成付加されたものが記録され
ている。
第2図の例の場合、1トラックは同図Aに示すよう
に、例えば32セクターとされている。
1セクターに記録されるデータブロックのフォーマッ
トは例えば同図B〜Dのようになされている。すなわ
ち、1セクター分は、43セグメントに分割され、各1セ
グメントは18バイト相当分とされている。
そして、各セクターの最初の第0セグメントはアドレ
スデータが記録されているアドレス部IDRとされ、第1
〜第43セグメントは実際のデータが記録されているデー
タ部DTRとされる。
アドレス部IDR及びデータ部DTRの各セグメントは同図
C及びDに示すような構造とされ、始めの2バイト相当
分はサーボ用の領域として用いられ、3バイト目から18
バイト目までがアドレス情報及び実際のデータ用とされ
る。
そして、アドレスデータとしては、同図Cに示すよう
にその先頭の1バイトがシンクパターンであるアドレス
マークSM1が記録され、それに続いてトラックアドレスT
Aの上位8ビットTA(M)、下位8ビットTA(L)、セ
クターアドレスSAが記録され、さらに、これに続いてト
ラックアドレスTA及びセクターアドレスに対するエラー
訂正用のパリティ情報Pが3バイト分記録される。この
例ではさらに続いてアドレスマークSM2とアドレス情報T
A,SA及びそのエラー訂正用パリティP情報が2重書きの
形で記録されている。なお、最後の2バイト分はデータ
部DTRとの間のギャップ部となっている。
データ部DTRは同図Dに示すように1セグメント当た
り16バイトとされ、1セクター全体で512バイトのデー
タ及びこのデータのエラー訂正用パリティ情報等用とし
て16×42=672バイトが記録される。
なお、この例ではディスク上の記録情報はチャンネル
コーディングされており、例えば「1バイトのデータを
15チャンネルビットにマッピングし、15チャンネルビッ
トのうちに「1」が4つあるようにする。但し、「1」
と「1」の間に「0」がある場合、「0」は必ず2個以
上あり、しかも1バイトを上位4ビットと下位4ビット
とに分け、「1」の15チャンネルビットのうちの位置を
一方は奇数番目、他方は偶数番目となるようにする。」
という4−15変調がなされている。
そして、アドレス情報TA及びSAについてのエラー訂正
符号は、上記の4−15変調で4ビットを単位として処理
するため第3図に示すように4ビットを1シンボルとし
た、例えば(12,6)リード・ソロモン符号で構成されて
いる。第3図においてa1〜a6はアドレス情報シンボル、
P1〜P6はパリティシンボルである。このエラー訂正符号
は最小距離d=7(シンボル)で、(d−1)/2=3シ
ンボル以下のエラーの訂正が可能である。
そして、トラックアドレスTA及びセクターアドレスSA
は連続的に順次付与されており、例えばディスクの記録
開始側からトラックアドレスTAは、0,1,2・・と付与さ
れ、また、セクターアドレスSAは1トラック内で0番地
から31番地まで順次各セクターのデータについて付与さ
れる。すなわち、i番目のトラックアドレスTA(i)は TA(i)=TA(i−1)+1 であり、j番目のセクターアドレスSA(j)は SA(j)=SA(j−1)+1 である。
G2 データ再生装置の要部の説明 次に、この発明を適用した光磁気ディスクのデータ再
生装置の要部の一例を第1図に示す。
同図において、(11)は光磁気ディスク、(12)はそ
の回転駆動用モータである。
ディスク(11)からの再生データは再生プロセス回路
(13)に供給され、4−15変調されていた実際のデータ
及びアドレスデータは1バイト(8ビット)単位のデー
タに復調された後、PCMデコーダ(14)に供給され、そ
のバッファレジスタに一旦書き込まれる。そして、以下
のようにアドレスデータのエラー検出がなされて、正し
いアドレスが検出されたセクターのデータはシスコン
(マイクロコンピュータを備えている)(10)よりの信
号によってバッファレジスタから読み出されてデコード
処理される。
この例の場合、連続するアドレスが順次得られる定常
状態においてはディスクから再生して読み込んだアドレ
スデータと予測したアドレスデータとを比較してエラー
検出を行なうものである。しかし、ディスク再生始動時
やデータ読み取りヘッドのトラックジャンプ時等のよう
に、連続アドレスについて初期値がない場合や連続アド
レスが途切れるような場合等、アドレス情報にとっては
初期状態となるときは、次のアドレス値を予測するため
の適切なアドレス情報がないので、このときは再生した
アドレスデータと予測したアドレスデータの比較をする
と、誤ったアドレスデータについてのエラー検出をして
しまう。
そこで、この例ではこの初期状態と定常状態とではア
ドレスデータについてのエラー検出の仕方を変えるよう
にしている。
すなわち、シスコン(10)にはキー入力装置(15)が
接続され、ディスク始動、ディスクからのデータ読み取
りヘッドの制御(例えばトラックジャンプ)等がなされ
るようになっている。そして、この例では、初期状態と
定常状態とで切り換えられるスイッチ回路(22)及び
(27)が設けられ、シスコン(10)よりの切換信号によ
り初期状態ではそれぞれ端子S側に、定常状態ではN側
に、切り換えられる。
G2-1 初期状態におけるアドレス信号処理 先ず、初期状態におけるアドレスデータのエラー検出
について説明する。
再生プロセス回路(13)よりの復調されたデータは、
アドレスデータ抽出回路(21)に供給されて、各セクタ
ーの第0セグメントのアドレスデータが抽出される。こ
のアドレスデータ抽出回路(21)よりのアドレスデータ
(第3図のアドレス情報シンボルa1〜a6及びパリティシ
ンボルP1〜P6である)はスイッチ回路(22)の端子Sを
通じて再生アドレスレジスタ(23)に供給されてこれに
ストアされると同時にアドレスデータのうちのシンボル
a1〜a6がECCエンコーダ(24)に供給されて、これより
パリティシンボルP1 *〜P6 *が生成される。
そして、再生アドレスレジスタ(23)よりのパリティ
シンボルP1〜P6とこの生成したパリティシンボルP1 *〜P
6 *が一致不一致判断回路(25)において比較される。こ
こで、情報シンボルa1〜a6及びパリティシンボルP1〜P6
にエラーが生じていなければ、P1〜P6とP1 *〜P6 *とは一
致している。したがって、この判断回路(25)におい
て、両パリティシンボルが一致か不一致かによりアドレ
ス情報についてのエラー検出ができる。そして、判断回
路(25)で両パリティシンボルが一致していると判断さ
れるとアドレス情報は正しいとする信号OKがシスコン
(10)に供給されるとともにゲート回路(26)に対して
これを開とする信号が供給され、再生アドレスレジスタ
(23)よりのアドレス情報a1〜a6がスイッチ回路(27)
の端子Sを介してシスコン(10)に供給される。そし
て、デコーダ(14)ではこのシスコン(10)からの信号
によって、このアドレス情報a1〜a6で示されるセクター
のデータがバッファレジスタから読み出されてデコーダ
処理される。
この初期状態におけるアドレスデータのエラー検出動
作はマイクロコンピュータによりソフトウエア的にも実
現できる。第4図はそのエラー検出のためのフローチャ
ートである。
G2-2 定常状態におけるアドレス信号処理 この初期状態において、信号OKによりシスコン(10)
で、正しいアドレス情報が得られたと判断されたとき、
あるいは正しいアドレス情報が安定に得られた(信号OK
が連続して複数回得られた)と判断されたときは、シス
コン(10)よりの切換信号によってスイッチ回路(22)
及び(27)が端子N側に切り換えられて定常状態とな
る。なお、初期状態から定常状態への移行は、サーボの
ロック状態の検出結果を用いて行なうこともできる。
ところで、この定常状態に切り換えられる前に、スイ
ッチ回路(27)の端子S側を通じたアドレス情報は予測
アドレスデータの形成回路(28)に供給される。この形
成回路(28)ではスイッチ回路(27)よりのトラックア
ドレス及びセクターアドレス値に“1"を加えて次の予測
アドレス値である予測アドレス情報シンボルa1 *〜a6 *
形成されるとともにこれら予測アドレスシンボルa1 *〜a
6 *がエンコーダ(29)に供給されてエラー訂正用予測パ
リティシンボルP1 *〜P6 *が生成される。そして、このエ
ンコーダ(29)より予測アドレスシンボルa1 *〜a6 *及び
予測パリティシンボルP1 *〜P6 *からなる予測アドレスデ
ータが得られ、これが予測アドレスレジスタ(30)にス
トアされている。したがって、スイッチ回路(22)及び
(27)が端子N側に切り換えられたとき、予測アドレス
レジスタ(30)には既に予測アドレスデータが用意され
ている。
そして、アドレスデータ抽出回路(21)からのアドレ
スデータa1〜P6はスイッチ回路(22)の端子N側を通じ
て再生アドレスレジスタ(31)にストアされる。そし
て、この再生アドレスデータは予測アドレスレジスタ
(30)よりの予測アドレスデータa1 *〜P6 *と一致・不一
致判断回路(32)で比較される。この例の場合、判断回
路(32)ではアドレスシンボル部分と、パリティシンボ
ル部分とを別個に比較し、それぞれの不一致シンボルの
個数の情報がこの判断回路(32)よりエラー判別回路
(33)に供給される。エラー判別回路(33)では、先
ず、アドレス情報部分すなわちシンボルa1〜a6と予測シ
ンボルa1 *〜a6 *を比較した結果、不一致シンボルが零、
つまり両者が一致したと判断されたときは、これより正
しいアドレス情報が得られたことを示す信号OKがシスコ
ン(10)に供給されるとともに、セレクタ(34)にセレ
クト信号が供給されて、再生アドレスレジスタ(31)か
らのアドレス情報a1〜a6がこのセレクタ(34)を通じ、
スイッチ回路(27)の端子N側を通じてシスコン(10)
及び予測アドレス形成回路(28)に供給される。
判断回路(32)でのアドレス情報部分の比較結果の不
一致シンボルの個数が零でないときは、つまり不一致の
ときは、エラー判別回路(33)では、アドレス情報部分
の不一致シンボルの数とパリティシンボルのうちの不一
致シンボル数との合計がパリティシンボルによるエラー
訂正が可能なものか否か判別され、エラー訂正可能な数
以下であるときは、エラー判別回路(33)より信号OKが
シスコン(10)に供給されるとともにセレクタ(34)に
は予測アドレスレジスタ(30)からの予測アドレス情報
a1 *〜a6 *を出力するようなセレタト信号が供給される。
一方、エラー訂正可能な数以上であるときはエラー判
別回路(33)よりアドレス情報がエラーであることを示
す信号NGがシスコン(10)に供給される。このときは、
セレクタ(34)からのアドレス情報はシスコン(10)に
供給されてもこれは使用されず、そのアドレスで示すセ
クターのデータはデコード処理されずに捨てられる。し
たがって、セレクタ(34)からは再生アドレス、予測ア
ドレスのどちらを出力として得るようにしてもよい。
ところで、この例では(12,6)リードソロモン符号が
用いられており、3シンボルまでエラー訂正可能であ
る。そこで、不一致シンボル数の合計が3シンボル以下
であるならば、予測アドレスを正しいアドレスとするよ
うにしてもよいが、この例では安全性を見込んで2シン
ボル以下とする。
以上の定常時のアドレスデータのエラー検出もマイク
ロコンピュータによるソフトウエア処理により実効でき
る。第5図はその実行プログラムのフローチャートであ
る。
この場合には、再生アドレスデータのうちアドレス情
報a1〜a6を読み込んで予測アドレス情報a1 *〜a6 *との比
較の結果、両者が一致していればアドレス情報が正しい
とする信号OKを出力し、その再生アドレス情報(予測ア
ドレス情報でもよい)をシスコン(10)に供給してその
アドレスが示すセクターのデータをデコード処理できる
から、パリティ情報P1〜P6についての読み込み及び予測
情報との比較を行なわない。そして、アドレス情報シン
ボル部分のみの比較の結果、不一致のとき、パリティシ
ンボルを読み込み、アドレスデータ全体での比較を行な
うようにする。
なお、以上の例では記録データは前述したように1バ
イト(8ビット)のデータが上位4ビットと下位4ビッ
トとに分けられて4−15変調されて記録されているの
で、4ビット1シンボルとしてエラー訂正符号を形成し
てある。一方、2個連続のエラーの発生を考えてみる
と、第6図の場合C1で示すように1バイト単位で誤まる
確率の方が、同図の場合C2で示すようにバイトの異なる
連続シンボルが誤まる確率より高い。ここで図中×印は
エラーを生じているシンボルを表わす。
以上のことから、この連続エラーの発生について重み
付けを行ない、例えば、同図の場合C3で示すように2シ
ンボル連続エラーがバイト内で発生したときは、他のも
う1つのシンボルが誤っていても、アドレス信号OKを出
力し、予測アドレスを正しいものとして使用し、同図の
場合C4で示すように2シンボル連続エラーが2バイトに
またがるときは、他にエラーシンボルが1つでもあれば
アドレスデータエラーを示す信号NGを出力するようにし
てもよい。
なお、この発明は光ディスクからの再生データについ
てのアドレス処理のみでなく、アドレスデータとしてエ
ラー訂正符号が構成されてブロック単位でデジタルデー
タが伝送される場合の受信側でのアドレス処理のすべて
に適用可能である。
H 発明の効果 この発明によればエラー訂正符号が生成付加されてい
るアドレスデータについて、エラー訂正デコーダを用い
ることなく、エラー検出できる。特に最小距離の大きい
符号ではエンコーダよりデコーダの方がはるかに構成が
複雑になるから、この発明は全体の構成を簡略化でき、
回路規模が縮小できる。
そして、この発明では入力アドレスデータと予測アド
レスデータの一致不一致によってのみエラー検出を行な
うのではなく、エラー訂正用パリティを除くアドレス情
報のみが一致したときアドレス情報は正しいとするとと
もに、不一致であってもエラー訂正用パリティでエラー
訂正が可能な不一致であれば、それは伝送系で生じたエ
ラーとして予測アドレスを正しいアドレス情報とみなす
ことにより、正しいアドレス情報は正しいとして検出で
きるエラー検出能力が向上する。すなわち、再生アドレ
スデータにエラーがあってもエラー訂正デコーダでエラ
ー訂正をしたとき正しいアドレス情報となるものは正し
いとして検出でき、そのアドレスのセクターのデータを
デコード処理することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置の一例のブロック図、第2図は光
磁気ディスクのトラック及びセクターフォーマットの一
例を示す図、第3図はアドレスデータの一例の構造図、
第4図は初期時のアドレスデータの処理のフローチャー
ト、第5図は定常時のアドレスデータの処理のフローチ
ャート、第6図はエラーの発生の類型を示す図である。 (22)はアドレスデータの抽出回路、(28)は予測アド
レス情報形成回路、(30)は予測アドレスレジスタ、
(31)は再生アドレスレジスタ、(32)は一致・不一致
判断回路、(33)はエラー判別回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)ブロック単位で順次伝送され、このブ
    ロック毎にアドレス情報とこのアドレス情報をエンコー
    ドして生成されたエラー訂正用パリティ情報とからなる
    アドレスデータが付加されたデジタルデータより上記ア
    ドレスデータを抽出する抽出手段と、 b)前のアドレスデータにおけるアドレス情報から次の
    アドレス情報及び次のアドレス情報に対するエラー訂正
    用パリティ情報とからなる次のアドレスデータを予測す
    る予測手段と、 c)上記抽出手段よりのアドレスデータと上記予測した
    アドレスデータとを比較する比較手段と、 d)この比較手段で少なくともアドレス情報が一致した
    とき、そのアドレス情報を正しいとして判断し、上記比
    較手段で両者の不一致が検出されたとき、上記アドレス
    情報部分の不一致箇所の数と、上記エラー訂正用パリテ
    ィ情報部分の不一致箇所の数との合計が、このエラー訂
    正用パリティ情報によるエラー訂正が可能な数か否かを
    判別するとともに、エラー訂正が可能と判断されたと
    き、上記予測手段によって予測されたアドレス情報を正
    しいアドレスとして出力させるエラー判別手段とを備え
    てなるアドレスデータの処理装置。
JP61307473A 1986-12-23 1986-12-23 アドレスデ−タの処理装置 Expired - Fee Related JP2508471B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61307473A JP2508471B2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23 アドレスデ−タの処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61307473A JP2508471B2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23 アドレスデ−タの処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63160066A JPS63160066A (ja) 1988-07-02
JP2508471B2 true JP2508471B2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=17969500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61307473A Expired - Fee Related JP2508471B2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23 アドレスデ−タの処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2508471B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04229465A (ja) * 1990-12-27 1992-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光情報記録再生装置
WO1996037891A1 (fr) * 1995-05-25 1996-11-28 Hitachi, Ltd. Procede de controle d'erreur d'adresse de secteur servo, dispositif de memorisation sur disque et son unite de commande
KR100255653B1 (ko) 1997-12-17 2000-06-01 윤종용 디브이디 시스템에서의 에러정정을 위한 심볼데이터의 어드레스 제어장치
US7707478B2 (en) * 2005-09-29 2010-04-27 Dolby Laboratories Licensing Corporation Error correction in packet-based communication networks using validation sets
US7805656B2 (en) * 2005-09-29 2010-09-28 Dolby Laboratories Licensing Corporation Error correction in packet-based communication networks using data consistency checks
JPWO2010109830A1 (ja) * 2009-03-24 2012-09-27 日本電気株式会社 PLTnビット訂正回路及びそれを用いたGFPレイヤ2同期回路並びにGFPフレーム転送装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0760571B2 (ja) * 1984-07-31 1995-06-28 株式会社東芝 デイスク再生装置のアドレスデ−タ処理方式
JPH0754615B2 (ja) * 1985-01-22 1995-06-07 松下電器産業株式会社 誤り訂正制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63160066A (ja) 1988-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4800549A (en) Method and apparatus for seeking target address with error check code
US7111222B2 (en) Data recording method, recording medium and reproduction apparatus
KR970002194B1 (ko) 디지탈데이터기록방법 및 그 장치
JP3428327B2 (ja) データ同期信号検出装置
JP3084916B2 (ja) ディスクプレーヤの再生データ処理回路
JPH07254239A (ja) 記録媒体およびその記録装置ならびに再生装置
JP2005537604A (ja) 高密度光ディスクにおけるデータのエラー訂正方法
US7020833B2 (en) Data synchronization detection method, information recording method, and information reproduction method
EP0317197A2 (en) Error detection and correction method
JP3170123B2 (ja) 誤り訂正回路
JPH07107782B2 (ja) ディジタルテープレコーダ
JP2508471B2 (ja) アドレスデ−タの処理装置
JPH0421943B2 (ja)
US6856660B1 (en) Signal processing method and apparatus and disk device using the method and apparatus
JP2702939B2 (ja) デイジタル信号再生装置
JP2863168B2 (ja) 誤り検出方法
JP2656915B2 (ja) エラー訂正装置
JP3048616B2 (ja) ディジタル再生装置
JPS63187471A (ja) ディジタルデータ記録装置及び記録再生装置
JP2643131B2 (ja) ディジタルデータ記録装置及び記録再生装置
JPH11213575A (ja) データ再生装置とデータ記録再生装置
JPS62274933A (ja) 誤り検出方式
JP2003257134A (ja) 信号再生方法及び信号再生装置
JPS62283472A (ja) アドレス信号再生方法
JPH056631A (ja) 符号誤り訂正装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees