JP2508299Y2 - 建築用内外装板 - Google Patents

建築用内外装板

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JP2508299Y2
JP2508299Y2 JP1987137526U JP13752687U JP2508299Y2 JP 2508299 Y2 JP2508299 Y2 JP 2508299Y2 JP 1987137526 U JP1987137526 U JP 1987137526U JP 13752687 U JP13752687 U JP 13752687U JP 2508299 Y2 JP2508299 Y2 JP 2508299Y2
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四郎 市之瀬
広 増田
克己 高橋
龍作 島田
祐二 野村
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東邦シートフレーム 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建築、構築物等において、内外装に用いられ
る建築用内外装板に関するものである。
(従来技術) 従来、建築、構築物等の外装板として、例えば実開昭
54-111314号公報の如く金属板の表面にプレスその他の
方法で杉皮模様の凹凸を形成着色してその両端を屈曲
し、裏面において組合わせて前記化粧面の装飾効果を向
上するようにしたものは公知である。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記従来の外装板において、化粧面の平坦
面部に杉皮模様の凹凸条溝を所定の形状通りに正確に成
形することは、プレス加工あるいはロール加工によら
ず、表面材自体が保有する内部応力によって技術的にき
わめて難しく、全体として形状が崩れたものとなり、そ
の結果装飾効果を損なうばかりでなく、表面材の耐衝撃
性も弱く、変形の惧れもあり、外装板としては未だ不充
分であるという問題点があったとともに、特に雄、雌連
結部は単なる板状からなる折曲端を相互に嵌合して連結
する形状であるため、該部における強度、断熱性、防水
性、施工性は甚だ不充分であるという問題点があった。
本考案は上記問題点を解決し、成形加工が容易で、し
かも表面材の耐衝撃強度が大であり、また優れた装飾効
果を有するとともに連結部における強度、断熱性、防水
性、施工性が優れた内、外装板を提供することを目的と
するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、所要巾および所要
長さの帯板からなる表面材の長手方向両側縁に断熱材充
填用空隙部を有する所要長さからなる雄側凸出部と釘打
用延長部を一体に折曲形成してなる雄型連結部と、前記
雄側凸出部を嵌合し得る凹溝部および嵌合終了時には前
記雄側凸出部上に重合状態となって前記雄側凸出部を被
覆し、しかも前記雄側凸出部より薄厚からなる断熱材充
填用空隙部を有する雌側凸出部を一体に折曲形成してな
る雌型連結部をそれぞれ形成するとともに、前記雄、雌
型連結部間の表面材化粧面を、長手方向に所要数平行す
る同形の断面かまぼこ型平滑凸弧面に形成し、かつ前記
各断面かまぼこ型平滑凸弧面間の凹状部を断面彎曲面
で、しかも前記雄、雌型連結部の雄、雌側凸出部より下
部に位置して形成したことを特徴とするものである。
(作用) 施工に際しては、第4〜5図示のように表面材の長
手方向一側縁2(本実施例においては雄型連結部)の釘
打用延長部6を主柱、間柱、胴縁、その他の壁下地11に
釘打し、次に前記表面材の長手方向他側縁4(本実施
例においては雌型連結部)の凹溝部5内に結合すべき他
の表面材の雄型連結部2の雄側凸出部3を嵌入し、以
下同様にして施工を行うものである。
(実施例) 第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、は内
外装板の表面材であって、所要巾、所要長さの金属、合
成樹脂、アルミ等の帯板でプレス加工、ロール加工、押
出成形加工等適宜形成されたものである。2は前記表面
の長手方向の一側縁に形成された雄型連結部であっ
て、3は前記雄型連結部に一体に折曲形成された断熱材
充填用空隙部3aを有する雄側凸出部である。4は前記表
面材の長手方向の他側縁に形成された雌型連結部であ
って、前記雄側凸出部3を嵌合し得る凹溝部5および嵌
合終了時には前記雄側凸出部3上に重合状態となって前
記雄側凸出部3を被覆し、しかも前記雄側凸出部3より
薄厚からなる断熱材充填用空隙部4aを有する雌側凸出部
5aが一体に折曲形成されている。
6は前記雄型連結部2に形成された釘打用延長部、7
は前記雄、雌型連結部2,4間の表面材化粧面1a部に、長
手方向に平行して所要数設けた同形の断面かまぼこ型平
滑凸弧面であって、第1図および第2図のように断面か
まぼこ型平滑凸弧面7の数は任意であり、また前記断面
かまぼこ型平滑凸弧面7の彎曲度も任意である。7aは前
記各断面かまぼこ型平滑凸弧面7間の凹状部であって、
断面彎曲面で、しかも前記雄、雌型連結部2,4の雄、雌
側凸出部3、5aより下部に位置して形成されている。
8は前記表面材の裏側の空間部であって、必要に応
じ発泡スチロール、発泡ウレタン、石膏、石綿その他所
要の断熱材9を充填できる。10は裏面材であって、アル
ミ箔シート、防水、不燃処理を施した厚紙等である。11
は主柱、間柱、胴縁その他の壁下地である。
(効果) 以上説明したように本考案によれば、所要巾および所
要長さの帯板からなる表面材の長手方向両側縁に断熱材
充填用空隙部を有する所要長さからなる雄側凸出部と釘
打用延長部を一体に折曲形成してなる雄型連結部と、前
記雄側凸出部を嵌合し得る凹溝部および嵌合終了時には
前記雄側凸出部上に重合状態となって前記雄側凸出部を
被覆し、しかも前記雄側凸出部より薄厚からなる断熱材
充填用空隙部を有する雌側凸出部を一体に折曲形成して
なる雌型連結部をそれぞれ形成するとともに、前記雄、
雌型連結部間の表面材化粧面を、長手方向に所要数平行
する同形の断面かまぼこ型平滑凸弧面に形成し、かつ前
記各断面かまぼこ型平滑凸弧面間の凹状部を断面彎曲面
で、しかも前記雄、雌型連結部の雄、雌側凸出部より下
部に位置して形成したものであるから、表面材は全体が
長手方向に所要数平行する同形の断面かまぼこ型平滑凸
弧面に形成されているとともに前記同形の断面かまぼこ
型平滑凸弧面間の凹状部は断面彎曲面で、しかもこれが
前記表面材の雄、雌側凸出部より下部に位置して形成さ
れているので、前記凹状部は深絞り状となり全体として
強度がかなり補強されるばかりでなく、化粧面に外部か
ら衝撃を受けた場合には前記断面かまぼこ型平滑凸弧面
および凹状部の彎曲面によってその衝撃力を分散し、表
面材の変形を充分に防止できるものであるとともに、成
形に際しては断面かまぼこ型平滑凸弧面および凹状部が
平滑な凸弧面および彎曲面よりなるものであるから、プ
レス、ロール等による加工が容易であり、また施工後の
体裁が丸太小屋風となり、従来品にはみられない装飾効
果を有するものであり、また表面材の裏側の空間部に断
熱材を充填した場合は、前記表面材の雄、雌型連結部に
おける雄、雌側凸出部内にまで断熱材が充填され、該部
の強度および断熱効果をより一層向上し得るものである
と同時に雌側凸出部は雄側凸出部よりその厚さを薄くし
てあるので施工時における連結部の自由度が大きくとれ
施工を容易に行い得るものであり、また該部の密嵌性も
よく、防水性、断熱性に富むものである等、種々の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は表
面材の斜視図、第2図は同他の実施例の斜視図、第3図
は断熱材を充填した場合の断面図、第4図は施工状態の
一例を示す斜視図、第5図は接合部の一部拡大断面図で
ある。 ……表面材、1a……表面材化粧面、2……雄型連結
部、3……雄側凸出部、3a……断熱材充填用空隙部、4
……雌型連結部、4a……断熱材充填用空隙部、5……凹
溝部、5a……雌側凸出部、6……釘打用延長部、7……
断面かまぼこ型平滑凸弧面、7a……凹状部、8……空間
部、9……断熱材、10……裏面材、11……壁下地。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高橋 克己 東京都中央区日本橋3丁目12番2号 東 邦シートフレーム株式会社内 (72)考案者 島田 龍作 東京都中央区日本橋3丁目12番2号 東 邦シートフレーム株式会社内 (72)考案者 野村 祐二 埼玉県草加市松原3丁目C―22―401 (56)参考文献 実開 昭54−111314(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所要巾および所要長さの帯板からなる表面
    材の長手方向両側縁に断熱材充填用空隙部を有する所要
    長さからなる雄側凸出部と釘打用延長部を一体に折曲形
    成してなる雄型連結部と、前記雄側凸出部を嵌合し得る
    凹溝部および嵌合終了時には前記雄側凸出部上に重合状
    態となって前記雄側凸出部を被覆し、しかも前記雄側凸
    出部より薄厚からなる断熱材充填用空隙部を有する雌側
    凸出部を一体に折曲形成してなる雌型連結部をそれぞれ
    形成するとともに、前記雄、雌型連結部間の表面材化粧
    面を、長手方向に所要数平行する同形の断面かまぼこ型
    平滑凸弧面に形成し、かつ前記各断面かまぼこ型平滑凸
    弧面間の凹状部を断面彎曲面で、しかも前記雄、雌型連
    結部の雄、雌側凸出部より下部に位置して形成したこと
    を特徴とする建築用内外装板。
JP1987137526U 1987-09-10 1987-09-10 建築用内外装板 Expired - Lifetime JP2508299Y2 (ja)

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JPS6443125U JPS6443125U (ja) 1989-03-15
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JPS54111314U (ja) * 1978-01-24 1979-08-04

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JPS6443125U (ja) 1989-03-15

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