JP2508296B2 - 畑用農作業機 - Google Patents
畑用農作業機Info
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- JP2508296B2 JP2508296B2 JP1255737A JP25573789A JP2508296B2 JP 2508296 B2 JP2508296 B2 JP 2508296B2 JP 1255737 A JP1255737 A JP 1255737A JP 25573789 A JP25573789 A JP 25573789A JP 2508296 B2 JP2508296 B2 JP 2508296B2
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- Japan
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- ridge
- ridges
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Description
この発明は、苗の移植や播種、その後の施肥・消毒等
の管理作業、また収穫等の作業を畝を跨いで走行しなが
ら作業する畑用農作業機に関する。
の管理作業、また収穫等の作業を畝を跨いで走行しなが
ら作業する畑用農作業機に関する。
実開昭62−39408号公報に、左右一対の車輪を備え畝
を跨いで作業走行する畑用農作業機において、畝の左右
両側部を挟み込むようにした左右の畝ならい体を左右同
方向に移動可能に機体に設けるとともに、該左右の畝な
らい体の左右揺動に連動して左右回動する操向車輪を設
けた畑用移植機が開示されている。
を跨いで作業走行する畑用農作業機において、畝の左右
両側部を挟み込むようにした左右の畝ならい体を左右同
方向に移動可能に機体に設けるとともに、該左右の畝な
らい体の左右揺動に連動して左右回動する操向車輪を設
けた畑用移植機が開示されている。
上記従来の畑用移植機では、畝を跨いで走行している
ときに機体が畝に対して左右にずれた場合、機体が左右
にずれても畝ならい体は畝にならって左右揺動し、その
畝ならい体の左右揺動に連動して操向車輪が左右回動
し、機体の左右のずれが修正される。このように従来機
は、畝ならい体の左右揺動が操向車輪の左右回動に連動
する構成としているため、操向車輪の左右回動が確実に
機体の向きを変更させられる状態、即ち、操向車輪の接
地荷重が適度に維持されている状態において有効に作用
するようになっている。よって、従来機は、通路が平ら
な場合では問題ないが、通路に凹凸がある場合（例え
ば、マルチシートで被覆した畝の場合、マルチシート止
めのために盛り土を通路に多数置くので、この場合凹凸
の激しい通路となる）では、機体が揺れて操向車輪の接
地荷重が大きく変動し、操向車輪が左右回動しても的確
に機体の向きが変更されにくい状態となる。よって、通
路に凹凸がある場合においても、機体が畝に沿って走行
するようにする課題がある。
ときに機体が畝に対して左右にずれた場合、機体が左右
にずれても畝ならい体は畝にならって左右揺動し、その
畝ならい体の左右揺動に連動して操向車輪が左右回動
し、機体の左右のずれが修正される。このように従来機
は、畝ならい体の左右揺動が操向車輪の左右回動に連動
する構成としているため、操向車輪の左右回動が確実に
機体の向きを変更させられる状態、即ち、操向車輪の接
地荷重が適度に維持されている状態において有効に作用
するようになっている。よって、従来機は、通路が平ら
な場合では問題ないが、通路に凹凸がある場合（例え
ば、マルチシートで被覆した畝の場合、マルチシート止
めのために盛り土を通路に多数置くので、この場合凹凸
の激しい通路となる）では、機体が揺れて操向車輪の接
地荷重が大きく変動し、操向車輪が左右回動しても的確
に機体の向きが変更されにくい状態となる。よって、通
路に凹凸がある場合においても、機体が畝に沿って走行
するようにする課題がある。
上記課題を解決するために、この発明は、左右一対の
車輪を備え畝を跨いで作業走行する畑用農作業機におい
て、畝の左右両側部を挟み込むようにした左右の畝なら
い体をそれぞれ左右移動自在に機体を取付けるととも
に、該畝ならい体を左右内方に付勢する弾性体を各畝な
らい体ごとに設けたことを特徴とする畑用農作業機とし
た。
車輪を備え畝を跨いで作業走行する畑用農作業機におい
て、畝の左右両側部を挟み込むようにした左右の畝なら
い体をそれぞれ左右移動自在に機体を取付けるととも
に、該畝ならい体を左右内方に付勢する弾性体を各畝な
らい体ごとに設けたことを特徴とする畑用農作業機とし
た。
この発明の畑用農作業機は、左右一対の車輪が畝を跨
いだ状態で作業走行する。このとき、機体が畝に対して
左右にずれた場合、畝ならい体は左右に移動して畝にな
らっていくので、それに伴い畝ならい体に設けた弾性体
の弾性作用により機体が畝側に引き寄せられる。これに
より、機体の左右のずれは円滑に修正されて機体が畝に
沿って走行するようになる。これは、畝ならい体が畝の
左右側部に接触して畝にならっていく状態が維持されて
いるかぎり、通路に凹凸がある場合でも有効に作用す
る。また、畝ならい体を左右内方に付勢する弾性体を各
畝ならい体ごとに設けたので、機体が畝に対して左右に
ずれた場合、左右の畝ならい体は両方とも畝を挟み込ん
だままだから、畝ならい体自体が隣接する畝に接触して
畝を崩したり畝上面を覆うマルチシートを破いたりする
ことがない。 従って、この発明の畑用農作業機は、通路に凹凸があ
る場合においても機体の左右のずれは確実且つ円滑に修
正されて機体が畝に沿って走行するようになり、作業性
が向上する。また、機体が畝に対して左右にずれても左
右の畝ならい体は両方とも畝を挟み込んだままだから、
畝ならい体自体が隣接する畝に接触して畝を崩したり畝
上面を覆うマルチシートを破いたりすることがない。
いだ状態で作業走行する。このとき、機体が畝に対して
左右にずれた場合、畝ならい体は左右に移動して畝にな
らっていくので、それに伴い畝ならい体に設けた弾性体
の弾性作用により機体が畝側に引き寄せられる。これに
より、機体の左右のずれは円滑に修正されて機体が畝に
沿って走行するようになる。これは、畝ならい体が畝の
左右側部に接触して畝にならっていく状態が維持されて
いるかぎり、通路に凹凸がある場合でも有効に作用す
る。また、畝ならい体を左右内方に付勢する弾性体を各
畝ならい体ごとに設けたので、機体が畝に対して左右に
ずれた場合、左右の畝ならい体は両方とも畝を挟み込ん
だままだから、畝ならい体自体が隣接する畝に接触して
畝を崩したり畝上面を覆うマルチシートを破いたりする
ことがない。 従って、この発明の畑用農作業機は、通路に凹凸があ
る場合においても機体の左右のずれは確実且つ円滑に修
正されて機体が畝に沿って走行するようになり、作業性
が向上する。また、機体が畝に対して左右にずれても左
右の畝ならい体は両方とも畝を挟み込んだままだから、
畝ならい体自体が隣接する畝に接触して畝を崩したり畝
上面を覆うマルチシートを破いたりすることがない。
この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 １は野菜移植機の車体で、前部の走行伝動ケース２と
後部の移植ケース３とを連結した筒型枠で形成され、こ
の走行伝動ケース２の前側にエンジン４を一体に取付け
ている。そして、この走行伝動ケース２には、左右一対
の車輪伝動ケース５・５の基部側を回動自在に連結し、
その各後端側の外側に駆動車輪６・６を軸架ならしめて
いる。この車輪伝動ケース５・５には油圧シリンダー装
置７で作動されるアーム８・８を取付け、その油圧シリ
ンダー装置７は前記機体１にそのシリンダケースの一端
側を枢結している。また、移植伝動ケース３にも同じく
左右一対の車輪伝動ケース９・９の基部側を回動自在に
連結し、その各後端側の外側に車輪10・10を軸架ならし
めている。そして、前記左右それぞれの側同志の前記車
輪伝動ケース5,9を伸縮弾発可能なバネ介在のケース11
で連結されたロッド12で連結している。 前記各車輪６・６及び10・10は、何れも畝Ａを跨いで
配設され、しかも、その下端側の接地点が隣接の畝B,B
の立上りコーナに斜め上方から対向するように構成して
いる。即ち、車輪伝動ケース５・５及び９・９が背面視
でハ字状に設けられている。 13は苗載台で、機体１側から前後のレール14・15で左
右移動自在に支持され、前記移植伝動ケース３内の左右
移動機構で作動される外方に突出の移動棒16で左右往復
移動されるように構成されている。 17は移植具伝動ケースで、前記移植伝動ケース３から
後方上方に向けて左右一側に偏った部分に設けられ、こ
の偏った側と反対側面に第１回転移植ケース18の基端内
面側を軸支させ、先端外面側に第２回転移植ケース19の
基端側内面を第１移植回転ケース18と同一回転で反対側
に回転するように軸支させ、この第２回転移植ケース19
の先端側外面に移植具20を取付けている。そして、二つ
のケース18,19が重なって前後に向かう時点で前記移植
具20が苗載台13側から苗を分離して上下に延びきる時点
で移植するように構成している。 21は畝高さの検出体で、移植伝動ケース３の下部にブ
ラケットを介して前部が上下動可能に枢着され、前側が
スプリング22で弾下されている。 そして、機体１に取付けた油圧切換弁23にワイヤ24で
連繋して前記油圧シリンダ装置７を畝高さによって制御
し、機体１を畝上面から一定高さ範囲内になるように制
御ならしめている。 24は操縦ハンドル、25は移植クラッチの操作レバー、
26は走行クラッチレバーを示す。 27は移植装置のカバーで、透明の樹脂材で構成してい
る。 尚、畝幅によって駆動車輪６及び従動車輪10を左右方
向に移動調節することが必要であり、この移動調節は伝
動ケース5,9の基部側を走行伝動ケース２に対して左右
に拡縮移動可能に構成するとよく、この作動は第３図で
示した通り、伝動ケース２に上下動可能に設けた油圧シ
リンダーを有する油圧装置28で作動させればよい。 上例において、移植機を畝Ａを跨がせて走行ならしめ
ると共に、苗載台13に野菜苗を搭載して移植装置を駆動
すると、畝高さ検出体21で畝の高さが検出されてこれに
合せて油圧シリンダ装置21が作動され、前後の車輪6,6
及び10,10が昇降制御されて機体１の高さが畝Ａの上面
から一定範囲内の高さになりながら推進され、この状態
で左右に往復横移動する苗載台13に搭載された苗が移植
具20で分離されて畝Ａの上に移植される。 この場合、走行用の前後の車輪６・6,10・10が丁度畝
Ａを跨いで配設され、しかも、その下端側の接地点が隣
接の畝Ｂ・Ｂの立上りコーナに斜め上方から接当して推
進されるために機体１の左右方向のぶれが少なく、安定
して走行されるから移植された苗が畝Ａの左右定位置に
移植される。 さて、蛇行を防止して畝に沿って走行させるために以
下の手段を講じる。即ち、機体１の左右車輪が跨いでい
る畝Ａ自体を、恰もモノレールの規制車輪のようにはさ
みつけて転動ならしめる蛇行防止車輪29・29を設けるこ
とによって畝に沿う走行を行なうことができる。その具
体的な実施例を説明すると、駆動車輪６を装着する伝動
ケース５に、畝側にバネ32・32で弾圧させる蛇行防止車
輪29・29を取付けるとよく、この場合も該車輪29・29で
軸支する取付枠30・30は、油圧装置31・31で左右に移動
可能に設けることが畝跨ぎ操作時の操作を容易にする点
で重要である。また、この蛇行防止車輪29はそれ自体が
スポンジのような材料で形成されて畝Ａに被せるビニー
ル等のマルチフィルム（ロ）を破らないようにすること
が大切であり、このように伝動ケース５にこのような蛇
行防止車輪29・29を設けることは、該伝動ケース５自体
が畝Ａに被せたマルチフィルム（ロ）に当ってこのフィ
ルムを従来破ることがあったのを確実に防止できると謂
う特有な機能をも有する。 よって、以上のように構成した野菜移植機は、左右一
対の車輪が畝を跨いだ状態で作業走行する。このとき、
機体が畝に対して左右にずれた場合、機体が左右にずれ
ても蛇行防止車輪29・29（畝ならい体）は畝にならって
いこうとして左右に揺動し、それに伴い蛇行防止車輪29
・29（畝ならい体）に設けたバネ32・32（弾性体）の弾
性作用により機体が畝側に引き寄せられる。これによ
り、機体の左右のずれは円滑に修正されて機体が畝に沿
って走行するようになる。これは、蛇行防止車輪29・29
（畝ならい体）が畝の左右側部に接触して畝にならって
いく状態が維持されているかぎり、通路に凹凸がある場
合でも有効に作用する。また、畝ならい体を左右内方に
付勢する弾性体を各畝ならい体ごとに設けたので、機体
が畝に対して左右にずれた場合、左右の畝ならい体は両
方とも畝を挟み込んだままだから、畝ならい体自体が隣
接する畝に接触して畝を崩したり畝上面を覆うマルチシ
ートを破いたりすることがない。 従って、この発明の畑用農作業機は、通路に凹凸があ
る場合においても機体の左右のずれは確実且つ円滑に修
正されて機体が畝に沿って走行するようになり、作業性
が向上する。また、機体が畝に対して左右にずれても左
右の畝ならい体は両方とも畝を挟み込んだままだから、
畝ならい体自体が隣接する畝に接触して畝を崩したり畝
上面を覆うマルチシートを破いたりすることがない。
る。 １は野菜移植機の車体で、前部の走行伝動ケース２と
後部の移植ケース３とを連結した筒型枠で形成され、こ
の走行伝動ケース２の前側にエンジン４を一体に取付け
ている。そして、この走行伝動ケース２には、左右一対
の車輪伝動ケース５・５の基部側を回動自在に連結し、
その各後端側の外側に駆動車輪６・６を軸架ならしめて
いる。この車輪伝動ケース５・５には油圧シリンダー装
置７で作動されるアーム８・８を取付け、その油圧シリ
ンダー装置７は前記機体１にそのシリンダケースの一端
側を枢結している。また、移植伝動ケース３にも同じく
左右一対の車輪伝動ケース９・９の基部側を回動自在に
連結し、その各後端側の外側に車輪10・10を軸架ならし
めている。そして、前記左右それぞれの側同志の前記車
輪伝動ケース5,9を伸縮弾発可能なバネ介在のケース11
で連結されたロッド12で連結している。 前記各車輪６・６及び10・10は、何れも畝Ａを跨いで
配設され、しかも、その下端側の接地点が隣接の畝B,B
の立上りコーナに斜め上方から対向するように構成して
いる。即ち、車輪伝動ケース５・５及び９・９が背面視
でハ字状に設けられている。 13は苗載台で、機体１側から前後のレール14・15で左
右移動自在に支持され、前記移植伝動ケース３内の左右
移動機構で作動される外方に突出の移動棒16で左右往復
移動されるように構成されている。 17は移植具伝動ケースで、前記移植伝動ケース３から
後方上方に向けて左右一側に偏った部分に設けられ、こ
の偏った側と反対側面に第１回転移植ケース18の基端内
面側を軸支させ、先端外面側に第２回転移植ケース19の
基端側内面を第１移植回転ケース18と同一回転で反対側
に回転するように軸支させ、この第２回転移植ケース19
の先端側外面に移植具20を取付けている。そして、二つ
のケース18,19が重なって前後に向かう時点で前記移植
具20が苗載台13側から苗を分離して上下に延びきる時点
で移植するように構成している。 21は畝高さの検出体で、移植伝動ケース３の下部にブ
ラケットを介して前部が上下動可能に枢着され、前側が
スプリング22で弾下されている。 そして、機体１に取付けた油圧切換弁23にワイヤ24で
連繋して前記油圧シリンダ装置７を畝高さによって制御
し、機体１を畝上面から一定高さ範囲内になるように制
御ならしめている。 24は操縦ハンドル、25は移植クラッチの操作レバー、
26は走行クラッチレバーを示す。 27は移植装置のカバーで、透明の樹脂材で構成してい
る。 尚、畝幅によって駆動車輪６及び従動車輪10を左右方
向に移動調節することが必要であり、この移動調節は伝
動ケース5,9の基部側を走行伝動ケース２に対して左右
に拡縮移動可能に構成するとよく、この作動は第３図で
示した通り、伝動ケース２に上下動可能に設けた油圧シ
リンダーを有する油圧装置28で作動させればよい。 上例において、移植機を畝Ａを跨がせて走行ならしめ
ると共に、苗載台13に野菜苗を搭載して移植装置を駆動
すると、畝高さ検出体21で畝の高さが検出されてこれに
合せて油圧シリンダ装置21が作動され、前後の車輪6,6
及び10,10が昇降制御されて機体１の高さが畝Ａの上面
から一定範囲内の高さになりながら推進され、この状態
で左右に往復横移動する苗載台13に搭載された苗が移植
具20で分離されて畝Ａの上に移植される。 この場合、走行用の前後の車輪６・6,10・10が丁度畝
Ａを跨いで配設され、しかも、その下端側の接地点が隣
接の畝Ｂ・Ｂの立上りコーナに斜め上方から接当して推
進されるために機体１の左右方向のぶれが少なく、安定
して走行されるから移植された苗が畝Ａの左右定位置に
移植される。 さて、蛇行を防止して畝に沿って走行させるために以
下の手段を講じる。即ち、機体１の左右車輪が跨いでい
る畝Ａ自体を、恰もモノレールの規制車輪のようにはさ
みつけて転動ならしめる蛇行防止車輪29・29を設けるこ
とによって畝に沿う走行を行なうことができる。その具
体的な実施例を説明すると、駆動車輪６を装着する伝動
ケース５に、畝側にバネ32・32で弾圧させる蛇行防止車
輪29・29を取付けるとよく、この場合も該車輪29・29で
軸支する取付枠30・30は、油圧装置31・31で左右に移動
可能に設けることが畝跨ぎ操作時の操作を容易にする点
で重要である。また、この蛇行防止車輪29はそれ自体が
スポンジのような材料で形成されて畝Ａに被せるビニー
ル等のマルチフィルム（ロ）を破らないようにすること
が大切であり、このように伝動ケース５にこのような蛇
行防止車輪29・29を設けることは、該伝動ケース５自体
が畝Ａに被せたマルチフィルム（ロ）に当ってこのフィ
ルムを従来破ることがあったのを確実に防止できると謂
う特有な機能をも有する。 よって、以上のように構成した野菜移植機は、左右一
対の車輪が畝を跨いだ状態で作業走行する。このとき、
機体が畝に対して左右にずれた場合、機体が左右にずれ
ても蛇行防止車輪29・29（畝ならい体）は畝にならって
いこうとして左右に揺動し、それに伴い蛇行防止車輪29
・29（畝ならい体）に設けたバネ32・32（弾性体）の弾
性作用により機体が畝側に引き寄せられる。これによ
り、機体の左右のずれは円滑に修正されて機体が畝に沿
って走行するようになる。これは、蛇行防止車輪29・29
（畝ならい体）が畝の左右側部に接触して畝にならって
いく状態が維持されているかぎり、通路に凹凸がある場
合でも有効に作用する。また、畝ならい体を左右内方に
付勢する弾性体を各畝ならい体ごとに設けたので、機体
が畝に対して左右にずれた場合、左右の畝ならい体は両
方とも畝を挟み込んだままだから、畝ならい体自体が隣
接する畝に接触して畝を崩したり畝上面を覆うマルチシ
ートを破いたりすることがない。 従って、この発明の畑用農作業機は、通路に凹凸があ
る場合においても機体の左右のずれは確実且つ円滑に修
正されて機体が畝に沿って走行するようになり、作業性
が向上する。また、機体が畝に対して左右にずれても左
右の畝ならい体は両方とも畝を挟み込んだままだから、
畝ならい体自体が隣接する畝に接触して畝を崩したり畝
上面を覆うマルチシートを破いたりすることがない。
図は、この発明の一実施例を示したもので、第１図は側
面図、第２図は平面図、第３図は一部の背面図、第４図
は油圧回路図、第５図は要部の側面図、第６図はその背
面図である。 図中の符号において、Ａは畝、６・６は駆動輪、10・10
は転動輪、29・29は蛇行防止車輪（畝ならい体）、32・
32はバネ（弾性体）を示す。
面図、第２図は平面図、第３図は一部の背面図、第４図
は油圧回路図、第５図は要部の側面図、第６図はその背
面図である。 図中の符号において、Ａは畝、６・６は駆動輪、10・10
は転動輪、29・29は蛇行防止車輪（畝ならい体）、32・
32はバネ（弾性体）を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】左右一対の車輪を備え畝を跨いで作業走行
する畑用農作業機において、畝の左右両側部を挟み込む
ようにした左右の畝ならい体をそれぞれ左右移動自在に
機体に取付けるとともに、該畝ならい体を左右内方に付
勢する弾性体を各畝ならい体ごとに設けたことを特徴と
する畑用農作業機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1255737A JP2508296B2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 畑用農作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1255737A JP2508296B2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 畑用農作業機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03119907A JPH03119907A (ja) | 1991-05-22 |
| JP2508296B2 true JP2508296B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=17282933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1255737A Expired - Fee Related JP2508296B2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 畑用農作業機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2508296B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6239408B2 (ja) * | 1979-11-30 | 1987-08-22 | Fuji Photo Optical Co Ltd |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6239408U (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-09 | ||
| JPH0524252Y2 (ja) * | 1987-06-13 | 1993-06-21 |
-
1989
- 1989-09-30 JP JP1255737A patent/JP2508296B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6239408B2 (ja) * | 1979-11-30 | 1987-08-22 | Fuji Photo Optical Co Ltd |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03119907A (ja) | 1991-05-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |