JP2507954B2 - ランレングス復号化装置 - Google Patents

ランレングス復号化装置

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JP2507954B2
JP2507954B2 JP4059530A JP5953092A JP2507954B2 JP 2507954 B2 JP2507954 B2 JP 2507954B2 JP 4059530 A JP4059530 A JP 4059530A JP 5953092 A JP5953092 A JP 5953092A JP 2507954 B2 JP2507954 B2 JP 2507954B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像情報の帯域または
冗長度の減少に用いられるランレングス復号化装置に関
するものであり、特に符号データを変換して得たランレ
ングスをイメージ・データへ変換処理する場合の処理速
度の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】図5はランレングス復号化装置の構成を
示すもので、(1) は記憶装置または回線、(2) は入力バ
ッファで、記憶装置または回線(1) から送られるランレ
ングス符号化された符号データは一時入力バッファ(2)
へ記憶され、上記記憶装置または回線(1) と、ランレン
グス符号化された符号データを復号する次の復号化回路
の処理速度の差を吸収する。(3) は復号化回路の復号化
部、(4) はイメージ組立て部で、復号化部(3) によって
符号データをランレングスに変換し、更にランレングス
をイメージ組立て部(4) でイメージデータに変換し、そ
して変換されたイメージデータを出力バッファ(5) へ一
時記憶して、復号化回路とイメージメモリ(6) の処理速
度の差を吸収するようにする。
【0003】図6は上記イメージ組立部(4) の回路構成
を示すもので、これは、カウンタ(7) 、コンパレータ
(8) 、コードジェネレータ(9) 、シフトレジスタ(10)、
ホワイト(”0”に対応)/ブラック(”1”に対応)
フリップフロップ(W/BF.F.)(11)、セレクタ(1
2)及びイメージ組立て制御部(13)で構成されている。
【0004】このイメージ組立部(4) によりイメージデ
ータを組立てる動作を説明すると、まず 復号化部(3) からランレングスをカウンタ(7) へロー
ドする。
【0005】ここで、カウンタ(7) の出力と、コード
ジェネレータ(9) の出力を比較し、その比較結果に応じ
て前者の方が小さい場合には、次のような動作を実行
し、そうでない場合は、後述のような、W/BF.F.
(11)の出力をnビット(例えばn=16)セレクタ(12)
を通して出力バッファ(5) へ出力してカウンタ(7) をn
減算する動作を実行する。
【0006】すなわち、カウンタ(7) の出力の方が小
さいときは、カウンタ(7) を1減算し、シフトレジスタ
(10)を1ビット左シフトする。このとき、シフトレジス
タ(10)の最右端には、W/BF.F.(11)の出力が入力
される。
【0007】そして、上記カウンタ(7) が0またはシ
フトレジスタ(10)をn回シフトするまで、上述のカウン
タ(7) の1減算、シフトレジスタ(10)の1ビットシフト
の動作(の動作)を繰返して実行する。
【0008】ここで、カウンタ(7) が0の場合には、
W/BF.F.(11)の出力を反転して、復号化部(3) か
らのランレングスのカウンタ(7) へのロード(の動
作)を実行する。
【0009】また、n回シフトした場合には、シフト
レジスタ(10)の出力をセレクタ(12)を通して出力バッフ
ァ(5) へ出力して、上記カウンタ(7) の出力とコードジ
ェネレータ(9) の出力との比較(の動作)を実行す
る。
【0010】そして、W/BF.F.(11)の出力をn
ビットセレクタ(12)を通して出力バッファ(5) へ出力
し、カウンタ(7) をn減算するようにし、再び上記カウ
ンタ(7) の出力とコードジェネレータ(9) の出力との比
較(の動作)を実行する。
【0011】このように、上記構成によれば、符号デー
タを高速に復号化するために、符号データを一時入力バ
ッファ(2) へ記憶し、記憶装置等(1) と復号化回路の処
理速度の差を吸収し、また、イメージデータを出力バッ
ファ(5) へ一時記憶して復号化回路とイメージメモリ
(6) の処理速度の差も吸収するようにすると共に、イメ
ージ組立部(4) でイメージデータを組立てる場合におい
て”0”または”1”がnビット連続したときはこれを
一度に処理するようにしてイメージデータへの変換を行
なうことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記イメー
ジデータを組立てに当たってnビット連続した”0”ま
たは”1”は一度に処理するものの、これ以外は1ビッ
トずつ処理しているから、これによって高速処理に限界
があり、この点ではまだ改善の余地がある。
【0013】そこで、上記従来技術の問題点を解決し得
るものとしては、特開昭57−9171号公報に示すよ
うな圧縮データ復元回路がある。この圧縮データ復元回
路は、帯域圧縮された画像データを復元してシフトする
シフトレジスタと該シフトレジスタの内容の1ライン以
上を格納する復合走査線メモリを具えた圧縮データ復元
回路において、あらかじめ定めた2n ビット毎のシフト
と1ビット毎のシフトが可能なシフトレジスタと、画像
データの復元すべきランレングスが2n ビット以上のと
きは前記シフトレジスタを2n ビットずつシフトさせ、
n ビット以下のときは1ビットずつのシフトを行な
い、画像データがシフトレジスタに一杯になるとこれを
前記復号走査線メモリに書込むように制御する手段とを
具えるように構成したものである。
【0014】しかし、この提案に係る圧縮データ復元回
路は、画像データの復元すべきランレングスが2n ビッ
ト以上のときはシフトレジスタを2n ビットずつシフト
させて復元できるので、その分処理の高速化が可能であ
るものの、2n ビット以下のときは従来と同様1ビット
ずつのシフトを行なわなければならない。そのため、2
n ビット以下のときには処理速度が従来と同じであるた
め、十分な高速化が達成しえないという問題点を有して
いる。
【0015】かかる問題点に対しては、2n の値を大き
く設定し、長いデータを一度に変換可能として処理の高
速化を図ることも考えられるが、通常のデータは、2n
ビット以下の信号をも多く含んでいるのが通常であるた
め、2n ビット以下の信号に対しては、上述したように
1ビットずつのシフトを行なわなければならず、やはり
処理速度の高速化が達成できないという問題点を生じ
る。また、逆に2n の値を小さく設定した場合には、一
括して処理可能なデータの数が多くなるものの、その分
処理回数が多くなるため、やはり十分な高速化が達成で
きないという問題点を生じる。
【0016】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、ランレングスをイメージデータへ変換する際に、所
定の長さ以下のランであれば、すべて一度にイメージデ
ータへ変換可能とすることにより、イメージデータへの
変換を高速に行なって処理速度の高速化を図ろうとする
ものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は,このため、
ランレングス符号化された符号データをランレングスに
変換し、このランレングスをイメージ組立部でイメージ
データに変換するランレングス復号化装置において、前
記イメージ組立部は、ランレングスのデータに基づいた
量だけビットデータがシフトされるn段のバーレルシフ
タと、このバーレルシフタによってシフトされたデータ
を保持するnビットのラッチ手段と、このラッチ手段が
保持しているデータを記録する記憶手段と、前記バーレ
ルシフタでシフトされるべき2値のビットデータ(0又
は1)をランレングスの白黒に応じて切り換える白黒判
別手段と、前記ラッチ手段が保持しているデータが所定
のビット数nだけシフトされたか否かをバーレルシフタ
のシフト数を演算することにより判別するシフト数判別
手段と、前記シフト数判別手段の出力に基づいて、前記
ラッチ手段が保持しているデータが所定のビット数nだ
けシフトされるまで前記ラッチ手段が保持しているデー
タを繰り返しバーレルシフタに帰還させ、バーレルシフ
タで所定のビット数nだけシフトされた時点で前記ラッ
チ手段が保持しているデータを前記記憶手段に記憶させ
る制御手段とを具備するように構成されている。
【0018】
【作用】この発明では、ランレングスのデータに基づい
た量だけビットデータをn段のバーレルシフタによって
シフトし、このバーレルシフタによってシフトされたデ
ータをnビットのラッチ手段に保持するとともに、この
ラッチ手段が保持しているデータを記憶手段に記録す
る。そして、前記バーレルシフタでシフトされるべき2
値のビットデータ(0又は1)をランレングスの白黒に
応じて白黒判別手段によって切り換えるとともに、前記
ラッチ手段が保持しているデータが所定のビット数nだ
けシフトされたか否かをバーレルシフタのシフト数を演
算することでシフト数判別手段によって判別し、このシ
フト数判別手段の出力に基づいて、前記ラッチ手段が保
持しているデータが所定のビット数nだけシフトされる
まで前記ラッチ手段が保持しているデータを繰り返しバ
ーレルシフタに帰還させ、所定のビット数nだけシフト
された時点で前記ラッチ手段が保持しているデータを制
御手段の制御によって前記記憶手段に記憶させるように
なっている。そのため、ランレングスのデータに基づい
た所定のビット数nのイメージデータへの変換を、バー
レルシフタを用いて一連のランレングス毎に行うことが
でき、所定のビット数nだけシフトされた時点で前記ラ
ッチ手段が保持しているデータを記憶手段に記憶させる
ようにしたので、従来のように、イメージデータの組立
てを1ビットずつ行う必要がなく、所定数n以下のラン
レングスであれば、一括してイメージデータの組立てを
行うことができるので、イメージデータへの変換を高速
に行って処理速度の高速化が可能となる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0020】図1はこの発明の一実施例の構成図で、こ
れは図5に示したようなランレングス復号化装置におけ
る復号化部以下に相当する部分に適用した場合の構成を
示している。従って、図1の復号化部(3) の前段には、
図示していないが、既述したような記憶装置等と入力バ
ッファが設けられている。
【0021】この実施例では、イメージデータ組立部に
おいてnビット以下のランを一度にイメージデータへ変
換する手段として、バーレルシフタ(14)) と、2つの減
算器(SUBTRATER)(15)、(16)と、コンパレー
タ(17)と、セレクタ(SEL1)(18)を用いている。す
なわち、第1の減算器(SUB1)(15)へは復号化部
(3) で符号データから変換されたランレングスが与えら
れ、またコードジェネレータ(9) はn(例えばn=1
6)を第2の減算器(SUB2)(16)へ出力するように
なっており、第1の減算器(15)は、復号化部(3) から出
力されるランレングスをロードし、以後、セレクタ(18)
の出力を次々と減算し、ランレングスだけのイメージ組
立てが終了したかを検出する。一方、第2の減算器(16)
は、nをロードし、以後、セレクタ(18)の出力を次々と
減算し、nビットのイメージ組立てが終了したかを検出
するものである。そして、コンパレータ(17)とセレクタ
(18)は、上記第1の減算器(15)と第2の減算器(16)の出
力を比較して、小さい方を出力するようになっており、
セレクタ(18)の出力はバーレルシフタ(14)に与えられ
る。
【0022】バーレルシフタ(14)は、nビットのバーレ
ルシフタで、上記セレクタ(18)の出力をm(m=0、
1、…、n−1)とすると、後述のラッチの出力をmビ
ット左シフトして出力する。この場合、右mビットには
W/BF.F.(11)の出力が出力される。このW/B
F.F.(11)はイメージ組立てを行なっているビット
が”0”か”1”かを指定するもので、セレクタ(12)
は、上記バーレルシフタ(14)の出力とこのW/BF.
F.(11)の出力を選択して、セレクタ(12)とイメージメ
モリ(6) との間に出力バッファとして設けられたラッチ
(19)へ出力する。そして、ラッチ(19)は、上記セレクタ
(12)からの出力をラッチしてバーレルシフタ(14)とイメ
ージメモリ(6) へ出力する。
【0023】コントローラ(20)は、イメージ組立てに必
要な制御を行なうもので、この例ではnビット以下のラ
ンであれば一度に処理するよう制御する。
【0024】図2にはその動作フローチャートの一例が
示されており、以下、動作結果の具体例を示す図3及び
図4を参照して、図4(A) に示す処理前データであるラ
ンレングスA1 〜A8 を同図(B) に示す処理後データで
あるイメージデータB1 〜B5 へ変換する動作について
説明する。
【0025】なお、図3はその間の処理の様子を示すも
ので、図中の○印は該当する処理が行われることを表わ
しており、また、処理欄における「ランレングスをロー
ド」などの各内容は図中左から順に図2のステップA,
ステップB、ステップC、ステップD並びにE,ステッ
プI、ステップJ並びにK,ステップGに相当してい
る。更に図3中右半分については、夫々各時点(番号1
〜25で示してある)におけるW/BF.F.(11)、第
1の減算器(15)、第2の減算器(16)及びラッチ(19)出力
の状態を示している。
【0026】図2において、まず、ステップAで復号化
部(3) から第1の減算器(15)へ図4(A) のランレングス
1 をロードする。
【0027】次いで、ステップBで、第1の減算器(15)
と第2の減算器(16)の出力をコンパレータ(17)で比較
し、小さい方をセレクタ(18)で選択し出力する。ここ
で、第2の減算器(16)には予め”n”(n=16)がロ
ードされているので、第1の減算器(15)の出力”5”
(「0101」)とその”16”(「10000」)が
比較され、”5”が出力される。
【0028】ステップCで、ラッチ(19)の出力はバーレ
ルシフタ(14)で5ビット左シフトされる。ラッチ(19)に
は予め”0”がnビット(n=16)ロードされていて
W/BF.F.(11)の出力は”0”になっているので、
ラッチ(19)には、図3の番号1欄に示す値がラッチされ
る。
【0029】続いて、ステップDとEにおいて、セレク
タ(18)の出力”5”が第1の減算器(15)と第2の減算器
(16)で減算され、それぞれ図3の番号2欄に示すよう
に”0”と”11”(「1011」)が出力される。す
なわち、第2の減算器(16)においては、上述のように”
16”から”5”が減算されるのであり、この結果”1
1”となる。
【0030】次に、ステップFにおいて、第1の減算器
(15)がキャリー(CARRY)、すなわち出力が”0”
か否かが判別され、この場合は上述のように第1の減算
器(15)の出力は”0”であるから、ステップGへ分岐す
る。
【0031】そして、このステップGでW/BF.F.
(11)の出力を反転し、図3の番号2欄のように出力を”
1”にする。
【0032】ステップGに続くステップHにおいては、
第2の減算器(16)についてそれがキャリー、すなわち出
力が”0”か否かの判別が行われ、この場合は第2の減
算器(16)の出力が”0”ではないから、ステップMへ分
岐する。
【0033】ステップMは、1ライン終了か否かを判別
するステップであり、この場合は1ライン分のイメージ
組立てがまだ終了していないので、ステップMから前記
ステップAへ分岐することになる。
【0034】上記の如く、再びステップAへ戻ると、こ
こで図4(A) のランレングスA2 が第1の減算器(15)へ
ロードされ、以下上述と同じようにして、ステップA、
B、…、F、G、H、MでこのランレングスA2 が処理
されて、図3の番号3欄のような値をラッチ(19)が出力
する。なお、この段階においては、同図番号4欄に示す
如く、第2の減算器(16)は、”11”から”2”が減算
されて”9”(「1001」)となり、またW/BF.
F.(11)は出力が”0”に反転している。
【0035】次いで、再びステップAへ戻って図4のラ
ンレングスA3 がロードされ、ステップA、B、…、E
でこのランレングスA3 が処理されて図3の番号5欄の
ような値をラッチ(19)が出力し、そして同番号6欄のよ
うな値を第1及び第2の各減算器(15)、(16)が出力す
る。すなわち、このランレングスA3 の処理過程におけ
る上記ステップBでは、第2の減算器(16)の方が小さか
ったので、これが選択されて減算が行なわれる結果、第
2の減算器(16)が”0”となり、第1の減算器(15)の方
は”1”となる。
【0036】従って、ステップEから次にステップFへ
進んだ場合、ステップFにおいては、第1の減算器(15)
の出力が”0”でないから判別結果はNOとなり、ステ
ップIへ分岐する。
【0037】 そして、このステップIで、ラッチ(19)
の出力、すなわち図4(B)のイメージデータB1 がイメー
ジメモリ(6) に出力され、これでまずnビット(n=1
6)のイメージ組立てが終了する。
【0038】次いで、上記ランレングスA3 の残りに対
する処理、すなわち第1の減算器(15)の出力が”0”に
なるまでの処理を経て、同様の変換処理が続行される。
【0039】すなわち、上記ステップIに引き続き、ス
テップJで、第2の減算器(16)へ”n”(n=16)が
ロードされて、ステップKにおいてW/BF.F.(11)
の内容がnビットラッチ(19)へラッチされる。この時点
でのW/BF.F.(11)の内容は、この具体例では、図
3の番号7欄のように”0”であるから、ラッチ(19)へ
はnビット(n=16)の”0”がラッチされることに
なる。
【0040】次いで、ステップLへ進む。このステップ
Lで、第1の減算器(15)の出力が”0”ではないので、
前記ステップBへ分岐する。
【0041】ステップBへ戻れば、順次ステップB、
C、Dが実行され、ここで第1の減算器(15)は”0”と
なるからステップE、Fと進んだとき、ステップGへ分
岐し、以下ステップH、Mへと進む。このようにステッ
プB、C、…、F、G、H、MでランレングスA3 の残
りが処理されて、図3の番号8欄のような値をラッチ(1
9)が出力し、また同番号9欄のような夫々の値を第1、
第2の減算器(15)、(16)とW/BF.F.(11)が出力す
る。
【0042】次いで、ステップAに戻ると、図4(A) の
ランレングスA4 に対する処理が開始され、既述したと
同じような動作でステップA、B、…、F、G、H、M
でランレングスA4 が処理され、ラッチ(19)出力、第1
及び第2の減算器(15)、(16)、W/BF.F.(11)につ
いては夫々第3図の番号10、11欄のようになる。
【0043】ステップMから再びステップAに戻ったと
き、ステップAで図4(A) のランレングスA5 のロード
が行なわれ、ステップA、B、…、Eでこのランレング
スA5 が処理されて、この場合は第3図の番号12、1
3欄に示すような内容になる。ここで、上記ステップE
が実行された時点におけるラッチ(19)、第1及び第2の
減算器(15)、(16)、W/BF.F.(11)の値を見ると、
それは次の通りである。
【0044】すなわち、ラッチ(19)は「0111000
000000000」、第1、第2の減算器(15)、(16)
は「0000」、そしてW/BF.F.(11)について
は、「0」である。
【0045】このような状態において次のステップFへ
進むと、ステップFでは第1の減算器(15)の出力が”
0”であるから、ステップGへ分岐し、そしてこのステ
ップGでW/BF.F.(11)の出力が”1”となってス
テップHへ進む。
【0046】ステップHへ進んだとき、ステップHでは
第2の減算器(16)の出力も”0”であるから、この場合
はステップMではなく、ステップIへ分岐する。
【0047】そして、このステップIでそのときのラッ
チ(19)の出力、すなわち「0111000000000
000」をイメージデータB2 (図4(B) )としてイメ
ージメモリ(6) へ出力するのである。 このようなイメ
ージメモリ(6) への出力が行われた後は、再びステップ
J〜Lが実行される。すなわち、ステップJで”n”
(n=16)を第2の減算器(16)へロードし、ステップ
Kで図3の番号14欄のように、W/BF.F.(11)の
出力”1”をnビットラッチ(19)へラッチする。
【0048】そして、次の第1の減算器(15)の出力が”
0”であるか否かを判別するステップLへ進むが、この
場合は第1の減算器(15)の出力が”0”であるから、ス
テップBに戻るのではなくステップMへ分岐し、またこ
のステップMで1ラインのイメージ組立てが終了してい
ないので、ステップAへ分岐する。このようにして、再
びランレングスのロードを行なうステップAへと戻る。
【0049】ステップAへ戻ると、図4(A) のランレン
グスA6 がロードされ、同じようにステップA、B、
…、F、G、H、MでランレングスA6 が処理されて、
ラッチ(19)等の内容については図3の番号15、16欄
のようになる。
【0050】再びステップAに戻ると、ここで図4のラ
ンレングスA7 のロードが行われ、順次ステップB〜F
が実行されるが、このとき第1の減算器(15)は”0”で
はないので(図3の番号17欄)、ステップFからはス
テップI以下へ進み、このようにステップA、B、…、
F、I、J、KでランレングスA7 が処理されて、ラッ
チ(19)等の内容は図3の番号17、18のようになり、
図4(B) のイメージデータB3 がイメージメモリ(6) へ
出力される。また、ステップK実行後の段階では、ラッ
チ(19)等の内容は図3の番号19欄で示すような値にな
る。
【0051】次に、ステップLへ進むと、このとき同番
号欄19のように第1の減算器(15)の出力が”0”では
ないから、ステップBへ分岐する。
【0052】ステップBへ戻ると、ここでは第1の減算
器(15)と第2の減算器(16)の出力とを比較し小さい方を
選択し出力するから、セレクト(18)は”n”(n=1
6)を出力する(図3の番号20欄)。
【0053】そして、次のステップCにおいては、バー
レルシフタ(14)へは、”n”(n=16)が入力される
が、このバーレルシフタ(14)はnビットのバーレルシフ
タであるから(n−1)ビットのシフトまでしかでき
ず、この場合、0ビットのシフトを実行する。しかし、
図3の前記番号19欄のように、ラッチ(19)へはnビッ
トのW/BF.F.(11)の出力がラッチされているの
で、nビットシフトを実行したのと同じ結果となる。
【0054】次いで、ステップD、E、F、Iで図4
(B) のイメージデータB4 がイメージメモリ(6) へ出力
され、更にステップJ〜Lで第2の減算器(16)の内容が
図3の番号21欄のものから同番号22欄のようになっ
て、ステップLから再びステップBへ戻る。
【0055】ステップBへ戻ると、ステップB、C、
…、F、G、H、Mで、前述したランレングスA3 の場
合と同様にしてランレングスA7 の残りが処理されて、
図3の番号欄23、24欄で示す内容のようになる。
【0056】そして、再びステップAに戻れば、図4
(A) のランレングスA8 が第1の減算器(15)へロードさ
れ、図3の番号25欄のようになり、前述と同じように
して処理されていく。
【0057】以上のようにして、イメージ組立部におい
て、図4(A) のランレングスA1 〜A8 が処理されて同
図(B) のイメージデータB1 〜B5 がイメージメモリ
(6) へ出力される。
【0058】このように、上記実施例によれば、ランレ
ングス符号化された符号データを復号するランレングス
復号回路において、記憶装置等から送られる符号データ
を高速に復号化するために、符号データを一時、入力バ
ッファへ記憶し、記憶装置等と復号化回路の処理速度の
差を吸収するようにし、更に、復号化回路の復号化部
(3) で符号データをランレングスに変換し、かつそのラ
ンレングスをイメージ組立部でイメージデータに変換す
るようにし、得られたイメージデータは出力バッファへ
一時記憶して復号化回路とイメージメモリ(6) の処理速
度の差を吸収すると共に、イメージ組立部において、バ
ーレルシフタ(14)と減算器(15)、(16)とコンパレータ(1
7)とセレクタ(18)を用いて、nビット以下のランであれ
ば、一度にイメージデータへ変換してランレングスを高
速にイメージデータへ変換することができる。前記図6
の場合は、nビット連続した”0”または”1”を一度
に処理する以外は1ビットずつ処理していくために、こ
の点で高速に処理することができないが、上記実施例で
は、ランレングスをイメージデータへ変換する際に、そ
のようにイメージデータを1ビットずつ処理することな
く、nビット以下のランを一度に処理することによっ
て、図6のものよりも高速にイメージデータへ変換する
ことができる。
【0059】前記図4(A) に示したランレングスA1
8 を処理する場合を例にとって、この実施例と図6
による処理速度を試算した場合、図6の構成で、イメー
ジデータを1ビットずつ処理するのに1クロックを要
し、16ビットずつ処理するのに2クロックを要すると
すると、ランレングスA1 〜A8 を処理するのに66ク
ロックを必要とする。これに対し、上記実施例で、nビ
ット以下のランをイメージデータに組立てるのに、3ク
ロックを要するとすると、ランレングスA1 〜A8 を処
理するのに33クロックで済み、より高速に処理でき
る。
【0060】この発明は、上記特定の実施例、具体例に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、種
々の変更が可能である。
【0061】なお、前記実施例では、バーレルシフタ(1
4)を用いてイメージデータの組立てを行なうランレング
スのデータが、セレクタ(18)から出力される場合につい
て説明したが、この発明においては、これに限定される
ものではなく、バーレルシフタ(14)を用いてイメージデ
ータの組立てを行なうランレングスのデータは、他の記
憶装置や回線等から出力されるものであっても良い。
【0062】
【0063】
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】
【0070】
【0071】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ラン
レングスをイメージデータへ変換する際にイメージデー
タへの変換を高速に行なうことができるので、記憶装置
等から送られるランレングス符号化された符号データを
ランレングスに変換し、更にランレングスをイメージデ
ータに変換するランレングス復号化装置における処理速
度を一段と高められる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の一実施例を示す構成図であ
る。
【図2】 図2はその動作フローチャートの一例を示す
図である。
【図3】 図3は同実施例による処理の具体例の説明に
供する図である。
【図4】 図4(A) 及び(B) はその具体例における処理
前データと処理後データを示す図である。
【図5】 図5はランレングス復号化装置の構成図であ
る。
【図6】 図6は本出願人の先の開発に係る同装置の復
号化回路の構成を示す図である。
【符号説明】
(3) …復号化部、 (6)…イメージメモリ、(9) …コード
ジェネレータ、 (11)…W/BF.F. 、(12)…セレクタ、 (1
8) …セレクタ、(14)…バーレルシフタ、 (15)(16) …
減算器、(17)…コンパレータ、 (19) …ラッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランレングス符号化された符号データを
    ランレングスに変換し、このランレングスをイメージ組
    立部でイメージデータに変換するランレングス復号化装
    置において、 前記イメージ組立部は、 ランレングスのデータに基づいた量だけビットデータ
    シフトされるn段のバーレルシフタと、 このバーレルシフタによってシフトされたデータを保持
    するnビットのラッチ手段と、 このラッチ手段が保持しているデータを記憶する記憶手
    段と、前記バーレルシフタでシフトされるべき2値のビットデ
    ータ(0又は1)をランレングスの白黒に応じて切り換
    える白黒判別手段と、 前記ラッチ手段が保持しているデータが所定のビット数
    nだけシフトされたか否かをバーレルシフタのシフト数
    を演算することにより判別するシフト数判別手段と、 前記シフト数判別手段の出力に基づいて、 前記ラッチ手
    段が保持しているデータが所定のビット数nだけシフト
    されるまで前記ラッチ手段が保持しているデータを繰り
    返しバーレルシフタに帰還させ、バーレルシフタで所定
    のビット数nだけシフトされた時点で前記ラッチ手段が
    保持しているデータを前記記憶手段に記憶させる制御手
    段とを具備することを特徴とするランレングス復号化装
    置。
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