JP2507931Y2 - 保温簀の子 - Google Patents

保温簀の子

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JP2507931Y2
JP2507931Y2 JP1990091933U JP9193390U JP2507931Y2 JP 2507931 Y2 JP2507931 Y2 JP 2507931Y2 JP 1990091933 U JP1990091933 U JP 1990091933U JP 9193390 U JP9193390 U JP 9193390U JP 2507931 Y2 JP2507931 Y2 JP 2507931Y2
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JP
Japan
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cage
child
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hot water
partition
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JP1990091933U
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JPH0448881U (ja
Inventor
與三郎 中戸
Original Assignee
アイチシステム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は一般家庭用風呂場等における洗場に敷かれる
簀の子に関するものであり、特に冬季における保温を目
的としたものである。
(従来技術) 従来この種のものは、単に洗場における水切りの良さ
を考慮した木製・プラスチック製のもの、あるいは断熱
を目的としたスポンジ状のシートのもの等が存在するに
すぎなかった。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のもののうち、前者の水切りの良さのみを考
慮したものは、冬季においては気温の低下とともに冷え
てしまい、風呂場に入った瞬間足に冷たさを感じ、健康
上良くないという問題点を有していた。
一方、後者のものは断熱効果によりある程度洗場床面
からの冷たさは絶つことが出来るが、これは水切り性が
悪く、更には床面がタイル張り等であると滑り易いとい
う欠点を有している。
これら従来のものが有している欠点、すなわち冬季に
おける冷たさ及び水切りの悪さという問題点を解消する
ことを、本考案は目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、簀の子本体をプラスチック
製の中空体に形成するとともに、その内部に複数個の中
空部からなる流通路を設け、また、これら各中空部の間
を仕切る仕切部を設け、更に、当該仕切部のところに、
上記中空部からなる各流通路の間を連通する通路を互い
違いに状に設け、これによって、簀の子本体の全体にわ
たって風呂湯(温水)が循環するようにする。
なお、簀の子本体の一方の端には風呂湯を取り込むた
めの取入口を、他方の端には通過した湯を風呂桶に戻す
ための出口が設けられている。
更には、内部に残留した水等を排出するための排水ド
レーンが設けられている。
上記簀の子本体の取入口及び出口には、風呂桶から取
入用、リターン用の各ホースあるいは、パイプ等が連結
されている。
更に、上記取入用のホースと簀の子との間には、湯
(温水)を循環させるためのポンプ(例えば電動ポンプ
等)が設けられている。
(作用) 上記のように構成された保温簀の子において、電動ポ
ンプのスイッチを入れ、上記ポンプを作動させると、風
呂桶内の湯(温水)は、取入用ホースを通じて簀の子本
体へと流入する。
簀の子本体に入った風呂湯(温水)は、簀の子本体の
内部に形成された中空部からなる流通路を流れ、更に、
通路を通じて、仕切部により仕切られた隣の流通路へと
順次流れる。これによって、簀の子本体の全体が暖めら
れる。
出口に到達した湯(温水)はリターン用ホースを通っ
て風呂桶にもどる。
このようにして暖かい湯(温水)が循環する事によっ
て、簀の子本体を一定温度状態に保つことができる。
(実施例) 〈実施例の構成〉 本考案は、第2図、第3図に示す如く風呂桶から湯
(温水)を取入れるための取入用ホース3、上記ホース
と簀の子本体の取入口11との間に設けられたポンプ2、
簀の子本体1、簀の子本体の出口12に取り付けられた湯
(温水)リターン用のリターンホース4、とからなる。
簀の子本体1は、例えばポリプロピレン(以下P.P.と
いう)等のプラスチック製であって、ブロー成形または
インジェクション成形後における超音波溶着あるいは摩
擦溶着等の溶着手段により中空体として構成されてい
る。
この中空体の中には適宜、仕切部14が設けられてお
り、更にこの仕切部には湯(温水)を通すための通路15
が、互い違いの位置に設けられている。
なお、上記簀の子本体1には全体として数個所水切り
用の溝16が設けられている。
また、上記簀の子本体には取入用ホース3またはポン
プ2と連結するための取入口11、リターンホースと連結
するための出口12、が設けられている。
更には、内部に残留した湯水等を排出するための排水
ドレーン口17が設けられている。
〈実施例の作動〉 風呂桶に湯(温水)が入っている状態において取入用
ホース3、リターンホース4の一端を温水の中に挿入
し、しかる後にポンプ2を作動させると、風呂桶内の温
水が取入用ホース3及びポンプ2を介して、簀の子本体
の取入口に導かれる。
その後、更にポンプ2が作動している限り、温水は簀
の子本体1の流通路13を長手方向に端から端まで流れ、
そして通路15を通り、更に仕切部14により仕切られた隣
の流通路13へと流れる。そして、上記通路15が互い違い
に状に設けられていることより、風呂湯(温水)は、簀
の子本体1の全体にわたって、いわゆるジグザグ状に流
れ、最終的に出口へと達する。
しかる後に、温水はリターンホース4を通って風呂桶
に戻る。
これら一連の動作により湯(温水)は循環をし、その
間に簀の子本体1は暖められる。
(考案の効果) ポンプ2を作動させることによって、風呂桶に入って
いる風呂湯(温水)を簀の子本体に導き、簀の子本体内
に形成された中空部を流通路とするとともに、当該流通
路を簀の子本体の全体にわたって設けるようにしたの
で、風呂湯(温水)が簀の子本体の端から端まで流れる
ようになり、簀の子本体の表面全体がムラなく、かつ、
均一に暖められることとなる。
これによって、冬期の寒い時期等においても風呂場の
洗場において、温度のムラによる違和感を感ずることな
く、足元が暖められることとなる。
従って、風呂場に入った瞬間、足元が冷たいため高齢
者等の健康に害を与える等という問題点を本考案は解消
することができる。
なお、本考案は本実施例で挙げたものの外に、洗面所
における足のせ台として、更には便器における便座への
利用も可能である。
また、本実施例(第2図)において挙げられた風呂桶
(浴槽)と簀の子本体とを一体的に成形したものについ
ても、本考案の技術内容は利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の中心となる簀の子本体を示す全体図
であり、第2図は、本考案にかかる装置を示す全体図で
あり、第3図は、簀の子本体の内部構造を示す部分断面
図である。 1……簀の子本体 11……取入口、12……出口 13……流通路、14……仕切部 15……通路、16……仕切り用溝 17……排水ドレーン口 2……ポンプ 3……取入用ホース 4……リターンホース

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】風呂の洗場等に用いられる簀の子におい
    て、簀の子本体をプラスチック製の中空体に形成すると
    ともに、その内部に複数個の中空部からなる流通路を設
    け、また、これら各中空部の間を仕切る仕切部を設け、
    更に、当該仕切部のところに、上記中空部からなる各流
    通路の間を連通する通路を互い違い状に設け、これによ
    って、簀の子本体の全体にわたって風呂湯が循環するよ
    うにした構成からなることを特徴とする保温簀の子。
JP1990091933U 1990-08-31 1990-08-31 保温簀の子 Expired - Lifetime JP2507931Y2 (ja)

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JPH0448881U JPH0448881U (ja) 1992-04-24
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JPS6354384U (ja) * 1986-09-26 1988-04-12

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