JP2507885Y2 - 建築用見切部材 - Google Patents

建築用見切部材

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JP2507885Y2
JP2507885Y2 JP330489U JP330489U JP2507885Y2 JP 2507885 Y2 JP2507885 Y2 JP 2507885Y2 JP 330489 U JP330489 U JP 330489U JP 330489 U JP330489 U JP 330489U JP 2507885 Y2 JP2507885 Y2 JP 2507885Y2
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JP330489U
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Inventor
浩幸 青山
Original Assignee
株式会社チューオー
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は建築用パネル施工壁面において、使用される
建築用見切部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来使用されている建築用見切部材の受け部材として
第2図のものが提供されている。 すなわち、底面に釘打ち固定部を有し端部付近に途中
より二叉に枝分かれしてなる係合溝を有する係合辺を直
立させた断面形状の合成樹脂押し出し品によるものであ
った。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
上述の建築用見切部材の受け部材には以下のような欠
点があった。 キャップ部材の挿入辺を受け部材の係合溝に挿入した
とき、その係合部を覆い隠すための背面化粧部が、本来
は釘打ち固定部に対して垂直であるはずが、キャップ部
材を挿入する力の入れ加減により部分的に内側に入り込
み波打ってしまい均一面に仕上がらず美観を損ねてしま
っていた。(第5図参照)
【0004】
【問題点を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、キャップ部材の背面
化粧部先端が当接する位置の受け部材の釘打ち固定部に
三角の突状のストッパーを設けた。
【0005】
【実施例】
本考案の実施例を、図1、図2、図3を参照しながら
説明する。 1は概ねL字状をした受け部材である。下地に固定す
るための底面に雨仕舞と釘打ち部の均等化を目的とした
リブ12を設けた釘打ち固定部11を有し、他方の側端部に
三角形で斜辺を外側へ向けて突状のストッパー13を設
け、その内側に釘打ち固定部11より垂直に延び途中より
互いに内側に鋸状切り込みを有しながら二叉に枝分かれ
してなる係合溝14を有する係合辺15からなる。
【0006】 2は従来から使用されている突状のストッパーを有し
ない受け部材である。
【0007】 3はキャップ部材であり断面が建築用パネル4表面外
周を壁面に対し平行に縁取る化粧面31と、該化粧面外側
端部33より垂直に屋内方向に延び係合部を覆い隠す背面
化粧部36、その内側に受け部材の係合溝14内側鋸状切り
込みに引っかけるための切り起こし35を有した挿入辺34
からなるものである。
【0008】 図4は従来の受け部材を使用した際に発生する状況を
示した断面図である。 キャップ本体の背面化粧部先端が受け部材に当接する
箇所に受けストッパー的役割をするものがないため、背
面化粧部は部分的に本来の状態よりも内側に入り込んで
しまい、均一面に仕上がらなくなり美観を損ねる。
【0009】 上記問題を防ぐため本考案での三角の突状ストッパー
を設けた受け部材を使用した施工例を図5に示す。 釘打ち固定部11に釘を打つことにより受け部材1を下
地材に固定し、リブ12の上に建築用パネル4を乗せ、係
合辺15に接近させ固定する。その上からキャップ部材3
の挿入辺34を、受け部材1の係合溝14へ挿入し、化粧面
内側端部32が建築用パネル4に当接するまで押し込む。
【0010】
【考案の効果】
キャップ部材と受け部材を係合したとき、キャップ部
材の背面化粧部先端が受け部材の突状ストッパーに当接
しそれ以上内側に入り込んでしまうような部分がなくな
り、背面化粧部は均一な面に仕上がり波打ちはなくなり
美観を保つことができる。又、本実施例のように突状ス
トッパーを三角形にしておけば、キャップ部材の背面化
粧部が予め内側挿入辺方向に湾曲していても、外側への
案内としても役に立ち、大幅に施工性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる建築用見切部材の受け部材の斜
視図。
【図2】突状のストッパーを有しない従来の受け部材の
斜視図。
【図3】キャップ部材の斜視図。
【図4】従来の突状のストッパーを有しない受け部材を
使用した際の施工例を示す断面図。
【図5】本考案による受け部材を使用した際の施工例を
示す断面図。
【符号の説明】
1……受け部材 2……従来の受け部材 3……キャップ部材 4……建築用パネル 11……釘打ち固定部 12……リブ 13……ストッパー 14……係合溝 15……係合辺 31……化粧面 32……化粧面内側端部 33……化粧面外側端部 34……挿入辺 35……切り起こし 36……背面化粧部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺部材の断面形状において、壁面に対し
    概ね平行して建築用パネル表面を縁取る化粧面と、該化
    粧面外側端部より化粧面に対し屋内方向に垂直に延びる
    背面化粧部、その内側に中程に切り起こしを有した挿入
    辺からなるキャップ部材と、下地に固定するための釘打
    ち固定部、該釘打ち固定部の外端部付近に釘打ち固定部
    に対し垂直に延び途中より互いに内側に鋸状切り込みを
    有しながら二叉に枝分かれしてなる係合溝を有する係合
    辺よりなる受け部材で、キャップ部材の挿入辺を受け部
    材の係合溝に挿入し組み合わせてパネル端部を概ねコ字
    状に包含して覆う建築用見切部材において、釘打ち固定
    部の背面化粧部先端が当節する位置に突状のストッパー
    を設けた事を特徴とする建築用見切部材。
JP330489U 1989-01-13 1989-01-13 建築用見切部材 Expired - Lifetime JP2507885Y2 (ja)

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JPH02129542U JPH02129542U (ja) 1990-10-25
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