JP2507792Y2 - ドライクリ―ナ - Google Patents

ドライクリ―ナ

Info

Publication number
JP2507792Y2
JP2507792Y2 JP1990099676U JP9967690U JP2507792Y2 JP 2507792 Y2 JP2507792 Y2 JP 2507792Y2 JP 1990099676 U JP1990099676 U JP 1990099676U JP 9967690 U JP9967690 U JP 9967690U JP 2507792 Y2 JP2507792 Y2 JP 2507792Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer tank
condenser
solvent
air
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990099676U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0456489U (ja
Inventor
友彦 池田
剛一 初田
敏昭 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1990099676U priority Critical patent/JP2507792Y2/ja
Publication of JPH0456489U publication Critical patent/JPH0456489U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2507792Y2 publication Critical patent/JP2507792Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、可燃性溶剤を使用した洗浄、脱液、乾燥の
各行程を実行する回転ドラムを内装した外槽と、この外
槽の乾燥風入口及び出口に連通し、循環用のファン、気
化溶剤を液化する凝縮器、加熱用のヒータを内装した回
収槽とからなるドライクリーナに関する。
(ロ) 従来の技術 この種のドライクリーナは、脱液後に回収槽を利用し
つつ乾燥行程を行い、この後に外部から空気を導入し、
外槽に少し残る気化溶剤と共に外部に排出する(実開昭
57-64296号公報参照)。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところが、安価ではあるが、発火温度が低い石油溶剤
を用いたドライクリーナでは、脱液後にすぐに乾燥を開
始すると、外槽内に残る溶剤ミストが乾燥風で気化さ
れ、外槽内を爆発の危険がある高いガス濃度としてしま
う。
本考案は、溶剤を回収しつつ、安全性の確保を図った
ものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、可燃性溶剤を使用した洗浄、脱液、乾燥の
各行程を実行する回転ドラムを内装した外槽と、この外
槽の乾燥風入口及び出口に連通し、循環用のファン、気
化溶剤を液化する凝縮器、加熱用のヒータを内装した回
収槽とを有し、乾燥行程時、上記ファン、凝縮器、ヒー
タを駆動し、乾燥風を上記外槽と回収槽との間で強制循
環させて、乾燥風中の気化溶剤を凝縮回収するドライク
リーナにおいて、脱液行程終了時であって乾燥行程前
に、上記凝縮器を駆動させ、且つ上記外槽に冷気を流入
させるとともに上記外槽に流入した冷気を上記凝縮器に
導くことにより、冷気に含まれる上記外槽内の溶剤ミス
トを凝縮液化させる構成としたものである。
(ホ) 作用 脱液行程後の乾燥行程前に、給気口と排気口を開放し
てファン及び凝縮機を作動させると、外部空気が外槽内
に導入され、そこに残る溶剤ミストを回収槽に運び、凝
縮器で冷却して液化させてしまう。液化できなかったミ
スト及び導入外気は外部に排気口を介して導出される。
従って、外槽内は乾燥前に低濃度化される。
(ヘ) 実施例 図面に基づいて説明すると、石油系溶剤を利用したド
ライクリーナ1は、機体に弾力的に支持された外槽2内
に横軸型のドラム3を回転自在に支持しており、下部に
は石油を収容したタンク(図示せず)を設け、外槽2と
配管接続している。
外槽2の乾燥風入口4及び出口5には、特に乾燥行程
で乾燥風を外槽2との間で強制的に循環し、乾燥風中の
気化溶剤を凝縮回収すると共に、再加熱してドラム3に
供給する回収槽6が接続してある。この回収槽6内は屈
曲路に形成してあり、そこには、上記出口5側から順に
ファン7、凝縮器8、ヒータ9が設けてある。凝縮器8
で凝縮した石油溶剤は、適宜水分離器で水分離してから
上記タンクに導出するようにしている。
また、回収槽6は、上記入口4に近いヒータ9下流位
置に外部空気を導入する給気口10を設け、凝縮器8の上
流位置に導入空気を導出する第1排気口11を設け、凝縮
器8の下流位置で且つヒータ9の上流位置に導入空気を
導出する第2排気口12を設けている。そして、給気口1
0、第1排気口11、第2排気口12は、ソレノイド等で駆
動される弁板によってそれぞれ開閉される。
このドライクリーナは、マイクロコンピュータからな
る制御手段によって、各要素を制御して一連の運転を実
行させる。一連の運転とは、数回の洗浄及び脱液行程、
最終の乾燥行程及び脱臭行程であり、以下に最後の脱液
行程以降の動作を第1図に基づいて説明する。
ドラム3を高速回転させた最後の脱液行程が終了する
と、ドラム3を低速回転すると共に、ファン7及び凝縮
器8を作動し、給気口10及び第2排気口12を開放する。
すると、外部空気が給気口10〜入口4〜外槽2〜出口
5〜ファン7〜凝縮器8〜第2排気口12と流通し、外槽
2内の多量の溶剤ミストを凝縮器8に導き、冷却させて
液化させる。また、液化できなかったミストを外部に導
出する。液化溶剤は、適宜水分離器に送られる。この作
業は、タイマやカウンタで計測した時間、例えば1分間
実行される。この作業時間が終了すると、給気口10及び
第2排気口12を閉じ、ヒータ9を作動して実質的な乾燥
行程を開始する。乾燥風は、回収槽6と外槽2間を循環
し、外槽2内で生じる溶剤ガスを凝縮器8で液化し、洗
濯物を乾燥していく。
この乾燥行程の終了が時間の経過、ガス濃度低下の検
知等の方法で判定されると、すぐにヒータ9を非作動と
し、凝縮器8を少し遅延させて非作動とし、ファン7及
びドラム3は作動させたまま、給気口10及び第1排気口
11を開放する。
すると、外部空気が給気口10〜入口4〜外槽2〜出口
5〜ファン7〜第1排気口11と流通し、外槽2内に残る
わずかの溶剤ミストを外部に導出する。この脱臭行程を
経過すると、ドラム3及びファン7を非作動とし、必要
により終了を表示/報知させて一連の運転が終了する。
また、給気口10及び第1排気口11は、ここで閉じても
よいが、安全のために、次の運転まで開放状態としても
よい。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、脱液行程終了時であって乾燥行程前
には、凝縮器を駆動させ、且つ外槽に冷気(例えば外部
空気)を流入させるとともに外槽に流入した冷気を凝縮
器に導くことにより、冷気に含まれる可燃性溶剤ミスト
を凝縮液化させる構成としたものであり、脱液行程まで
の間に外槽内に発生した溶剤ミストを、乾燥行程前にか
なり除去でき、従って、乾燥行程時、溶剤ガス濃度が著
しく高まることなく安全に溶剤回収を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるドライクリーナの動作説明のため
のフローチャート、第2図は内部機構を示す断面図であ
る。 2……外槽、6……回収槽、10……給気口、12……第2
排気口(排気口)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可燃性溶剤を使用した洗浄、脱液、乾燥の
    各行程を実行する回転ドラムを内装した外槽と、この外
    槽の乾燥風入口及び出口に連通し、循環用のファン、気
    化溶剤を液化する凝縮器、加熱用のヒータを内装した回
    収槽とを有し、乾燥行程時、上記ファン、凝縮器、ヒー
    タを駆動し、乾燥風を上記外槽と回収槽との間で強制循
    環させて、乾燥風中の気化溶剤を凝縮回収するドライク
    リーナにおいて、脱液行程終了時であって乾燥行程前
    に、上記凝縮器を駆動させ、且つ上記外槽に冷気を流入
    させるとともに上記外槽に流入した冷気を上記凝縮器に
    導くことにより、冷気に含まれる上記外槽内の溶剤ミス
    トを凝縮液化させる構成としたことを特徴とするドライ
    クリーナ。
JP1990099676U 1990-09-21 1990-09-21 ドライクリ―ナ Expired - Lifetime JP2507792Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990099676U JP2507792Y2 (ja) 1990-09-21 1990-09-21 ドライクリ―ナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990099676U JP2507792Y2 (ja) 1990-09-21 1990-09-21 ドライクリ―ナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0456489U JPH0456489U (ja) 1992-05-14
JP2507792Y2 true JP2507792Y2 (ja) 1996-08-21

Family

ID=31841776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990099676U Expired - Lifetime JP2507792Y2 (ja) 1990-09-21 1990-09-21 ドライクリ―ナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2507792Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578786Y2 (ja) * 1978-02-17 1982-02-19
JPS57168700A (en) * 1981-04-10 1982-10-18 Sanyo Electric Co Dry cleaner

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0456489U (ja) 1992-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FR2745896A1 (fr) Procede et installation de sechage d'une masse de matiere fibreuse humide, notamment d'une masse de linge
US4850119A (en) Apparatus for the recovery of solvent vapor from an air stream
JP2004121644A (ja) ドライクリーニング装置
JP2507792Y2 (ja) ドライクリ―ナ
FI79864C (fi) Foerfarande foer aotervinning av loesningsmedel vid behandling av textilier.
JPH05277287A (ja) 溶剤回収式乾燥機の運転方法
JP2614579B2 (ja) 溶剤回収式乾燥機
JPH08168595A (ja) ドライクリーナ
KR200425501Y1 (ko) 다용도 분배장치를 겸비한 용제회수 건조장치
JPH03264091A (ja) 石油系溶剤回収式ドライクリーナー
JP3059922B2 (ja) 衣類乾燥機
JP3263588B2 (ja) 衣類乾燥機
JP3138149B2 (ja) ドライクリーナ
JP2798849B2 (ja) 乾燥機
JP2630851B2 (ja) ドライクリーニング機の運転方法
JPH01124498A (ja) ドライクリーナ
JPH0838798A (ja) 衣類乾燥機
JP3108299B2 (ja) ドライクリーナおよび衣類乾燥機
JP3022262B2 (ja) 乾燥装置
JPH0722225Y2 (ja) ドライクリーナ
JPH11244588A (ja) 溶剤回収式乾燥機
JPH0630154Y2 (ja) 溶剤回収式の衣類乾燥機
JP2911303B2 (ja) 乾燥機
JPS6228320Y2 (ja)
JP2714323B2 (ja) ドライクリーニング機

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term