JP2507697B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2507697B2
JP2507697B2 JP25969390A JP25969390A JP2507697B2 JP 2507697 B2 JP2507697 B2 JP 2507697B2 JP 25969390 A JP25969390 A JP 25969390A JP 25969390 A JP25969390 A JP 25969390A JP 2507697 B2 JP2507697 B2 JP 2507697B2
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magnetic disk
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magnetic
bearing
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憲二 枝川
日出男 山口
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NIPPON DENKI ENJINIARINGU KK
NEC Corp
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NIPPON DENKI ENJINIARINGU KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ディスク装置に係り、特にスピンドル
の予圧構造を考慮した磁気ディスク装置に関する。
〔従来の技術〕
近年の磁気ディスク装置では、記憶容量の増大ととも
に記憶密度が増大している。このため、磁気ディスクに
対する磁気ヘッドの位置決め精度を向上させることが増
々重要視されている。
現在の磁気ディスク装置における磁気ヘッドの位置決
め装置は、位置決め専用のサーボヘッドを有し、このサ
ーボヘッドが磁気ディスク面に予め記録された位置決め
情報を読取り、読取られた情報に基づいて位置決めを行
っている。従って、サーボヘッドと他のデータヘッドと
の相対的な変位量及び位置決め情報の書かれたサーボデ
ィスクと他のデータディスクとの相対的な変位量は、そ
のまま本来追従すべきトラックとの偏差量つまりオフト
ラック量となる。このオフトラック量が小さい程、位置
決め精度が高いこととなる。
しかしながら、実際には種々の要因によって許容以上
のオフトラック量を招く場合がある。このオフトラック
量の中でも装置の温度上昇もしくは環境温度の変化によ
って引き起こされるオフトラックはサーマルオフトラッ
クと呼ばれ、磁気ディスク装置を構成する種々の機構部
品間における線膨張係数の違いが主な要因と考えられて
いる。
第5図ないし第6図に従来例を示す。この内、第5図
において、磁気ディスク1を保持するスピンドルハブ2
はシャフト3と固定されている。このシャフト3の上下
両端には、第1及び第2のベアリング4,5の内輪が圧入
されている。この第1及び第2のベアリング4,5の外輪
には、各々ベアリングハウジング6,7が固定されてい
る。そして、このベアリングハウジング6,7の外輪には
ベースプレート8の一方向にベアリングハウジング6,7
を押しつけてガタ取りを行うラジアルスプリング9が取
付けられている。このベアリングハウジング6とベース
プレート8とラジアルスプリング9の平面の位置関係を
示す平面図を第6図に示す。この第6図において、ベー
スプレート8とベアリングハウジング6の位置をより安
定させるため、ベアリングハウジング6の外輪又はベー
スプレート8側に、ベアリングハウジングすわり角θで
ニゲ部12を設けている。このニゲ部12を設けることによ
り、ベアリングハウジング6は、ベースプレート8と確
実に2点(ニゲ部の両起点)で接触し、磁気ディスク1
を固定したスピンドルハブ2とベースプレート8の位置
関係をより正確に保っている。シャフト3の他端に取付
いているベアリング5とベアリングハウジング7とベー
スプレート8も、同様な構造になっている。
一方、磁気ヘッド10を搭載したポジショナ11もベース
プレート8上に固定されており、磁気ディスク1上での
磁気ヘッド10の位置決めを正確にできる構造となってい
る。
しかしながら実際には、温度変化に伴いベースプレー
ト8の変形等が生じ、ポジショナに対し相対的にスピン
ドルが傾き、サーマルオフトラックを引き起こす。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した様に、近年の磁気ディスク装置は大容量化に
伴いサーマルフトラックの許容量も1〜2〔μm〕と非
常に小さく、上述した従来の磁気ディスク装置では、オ
フトラックの許容量を超える恐れがあるという問題点が
生じている。
〔発明の目的〕 本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、と
くに温度変化に帯するスピンドルの傾きを矯正すること
によりサーマルオフトラックを軽減し、これによって信
頼性の高い磁気ディスク装置を提供することができる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、複数の磁気ディスクを等間隔で固定し支
持するスピンドルハブと、このスピンドルハブを固定支
持するシャフトと、このシャフトの両端部を各別に保持
する第1および第2のベアリングと、この第1および第
2のベアリングをベアリングハウジングを介して支持す
るベースプレートと、複数の磁気ディスクの各記録面に
対向して装備された複数の磁気ヘッドと、この各磁気ヘ
ッドの位置決めを行うポジショナとを備えた磁気ディス
ク装置において、第1および第2のベアリングの外周
に、当該各ベアリングの中心部に向けてそれぞれ一定の
押圧力を各別に付勢する第1および第2のスプリングを
装備し、各ベアリングハウジングの外周部で第1および
第2のスプリング側とは反対側に位置する部分に切除部
を設けると共に、この切除部のベアリング中心部に対す
る広がり角度を、それぞれ異なった大きさに設定する、
という構成を採っている。これによって前述した目的を
達成しようとするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づ
いて説明する。
この第1図ないし第4図に示す実施例は、以下の点で
前述した従来例と相違している。すなわち、この実施例
では、シャフト3の両端に取付けたベアリングハウジン
グA13及びB14に設けたニゲ部12の角度θ(シャフト中心
とベアリングハウジングA13,B14の外輪に設けたニゲ部1
2の起点とを結ぶ角の角度)をベアリングハウジングA13
とB14で異ならせている。すなわち、温度変化に対し、
ベースプレート8の変形等が起こることにより、スピン
ドルが傾く。これを矯正するため、ベアリングハウジン
グA13とB14でニゲ部12の角度θを異ならせたものであ
る。これは第1図に示す様に、ベアリングハウジングA1
3,B14の外輪が入るベースプレート8の穴が温度変化で
一定量膨張した場合、ベアリングハウジングA13,B14
は、ニゲ部12の反対方向からラジアルスプリング9でニ
ゲ部12側に荷重を加えている為、ベアリングハウジング
A13,B14のニゲ部12の角度θが異なることにより、ベア
リングハウジングA13側とベアリングハウジングB14側で
シャフト3中心の変位量が異なることを用い、スピンド
ルの傾きを矯正させたものである。
第4図は、ベアリングハウジングの直径:φ68mm,温
度差40〔℃〕,膨張係数17×10-6の場合のニゲ角θに対
する変位量の関係を示したものである。
その他の構成及び作用効果については、前述した従来
例と同一となっている。
また、ベアリングハウジングA13,B14の外輪にニゲ部1
2を設けずにベースプレート8の穴側にニゲ部12を設
け、各々のニゲ部12の角度θを異ならせても、上記のこ
とと同様の作用があり、又ベアリングハウジングA13,B1
4の外輪径を異ならせても同様の作用がある。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によると、スピンドル両端部のベ
アリングハウジングのニゲ角θを各々異ならせることに
より、温度変化に対するスピンドルの傾きを矯正し、こ
れによってサーマルオフトラックを有効に軽減すること
ができる信頼性の高い磁気ディスク装置を得るという効
果を有するという従来にない優れた磁気ディスク装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図のX方向からみた上部ラジアルスプリングとベアリン
グハウジングA部分との関係を示す説明図、第3図は第
1図のY方向からみた下部ラジアルスプリングとベアリ
ングハウジングB部分との関係を示す説明図、第4図は
ニゲ角θに対する変位量を示すグラフ、第5図は従来例
を示す断面図、第6図は第5図のX方向からにた上部ラ
ジアルスプリングとベアリングハウジングA部分を示す
説明図である。 1……磁気ディスク、2……スピンドルハブ、3……シ
ャフト、4……第1のベアリング、5……第2のベアリ
ング、6……ベアリングハウジング、7……ベアリング
ハウジング、8……ベースプレート、9……ラジアルス
プリング、10……磁気ヘッド、11……ポジショナ、12…
…ニゲ部、13……ベアリングハウジングA、14……ベア
リングハウジングB。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の磁気ディスクを等間隔で固定し支持
    するスピンドルハブと、このスピンドルハブを固定支持
    するシャフトと、このシャフトの両端部を各別に保持す
    る第1および第2のベアリングと、この第1および第2
    のベアリングをベアリングハウジングを介して支持する
    ベースプレートと、前記複数の磁気ディスクの各記録面
    に対向して装備された複数の磁気ヘッドと、この各磁気
    ヘッドの位置決めを行うポジショナとを備えた磁気ディ
    スク装置において、 前記第1および第2のベアリングの外周に、当該各ベア
    リングの中心部に向けてそれぞれ一定の押圧力を各別に
    付勢する第1および第2のスプリングを装備し、前記各
    ベアリングハウジングの外周部で前記第1および第2の
    スプリング側とは反対側に位置する部分に切除部を設け
    ると共に、この切除部の前記ベアリング中心部に対する
    広がり角度を、それぞれ異なった大きさに設定したこと
    を特徴とする磁気ディスク装置。
JP25969390A 1990-09-28 1990-09-28 磁気ディスク装置 Expired - Lifetime JP2507697B2 (ja)

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JPH04137263A JPH04137263A (ja) 1992-05-12
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