JP2507625B2 - 樹脂コ―ティング装置 - Google Patents

樹脂コ―ティング装置

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JP2507625B2
JP2507625B2 JP23153389A JP23153389A JP2507625B2 JP 2507625 B2 JP2507625 B2 JP 2507625B2 JP 23153389 A JP23153389 A JP 23153389A JP 23153389 A JP23153389 A JP 23153389A JP 2507625 B2 JP2507625 B2 JP 2507625B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、片面から同一方向にリード端子を突出させ
るとともに、該片面に部品を搭載したハイブリッドIC
(以下、ワークと略称する)に樹脂を塗布する装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
この種の樹脂コーティングに関しては、実公昭62−14
686号公報、特開昭62−82109号公報、及び特開昭50−16
731号公報に記載された技術が公知である。
上記実公昭62−14686号公報に係る装置は、ワークの
リード端子が一定レベルまで挿通されるスリットを有す
ると共にこのスリットからコーティング材が侵入しない
程度の陽圧に保持された筒状体を用いて浸漬するように
なっている。
また、前記特開昭62−82109号公報に係る装置は、ロ
ールコーターによって平面物体に樹脂塗布を行い、該平
面物体を回転させてその上面を均一に塗布し、液切りす
るようになっている。
また、前記特開昭50−16731号公報に係る装置は、塗
布器に貯留されている樹脂を圧縮空気によって外部に注
出させて塗布を行い、次いで上記圧縮空気を遮断して樹
脂の外部注出を遮断するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この種の樹脂コーティングに関しては、均一なコーテ
ィング被膜を得ること、特に、被膜に気泡が混入して欠
陥を生じないことが必要である。
コーティング材に大きい圧力を与えた場合や、空気の
逃げ道が塞がれた場合に気泡が発生し易い。そして、気
泡によって樹脂コーティング被膜に欠陥を生じると耐湿
性が低下してマイグレーションが発生する。コーティン
グ材が低粘度である場合は、時間の経過に伴って発生気
泡が消滅することもあるが、コーティング材が高粘度の
場合は消滅しない。
前記の従来技術においては気泡防止について格別の工
夫が為されておらず、 前記の筒状体を用いて浸漬する場合(実公昭62−1468
6号)筒状体から空気が漏出してコーティング材の中に
気泡が混入するという問題が有った。
前記の圧縮空気を用いてコーティング材(樹脂)を塗
布器外に注出する場合(特開昭50−16731号)は、圧力
変化によって気泡が発生するという問題が有った。
また、前記のロールコーターによる場合(特開昭62−
82109号)は、凹凸のある面には均一な全面塗布が出来
ないという問題が有った。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、コーテ
ィング材に気泡を混入させる虞が無く、該コーティング
材が高粘度であっても、凹凸を有するワークの面に均一
な樹脂コーティングを施し得る装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
凹凸を有するワークの上面に気泡の混入しない均一な
樹脂コーティングを施すため、本発明のコーティング装
置は、 コーティング材を貯留する浸漬槽と、 上記の浸漬槽内のコーティング材中に浸漬されたワー
クの、液面上に露出している部分に転写塗布を行う塗布
ヘッドとを設ける。
〔作用〕
上記のように構成された樹脂コーティング装置によれ
ば、ワークの搭載部品の頂部がコーティング材の液面か
ら僅かに露出している程度に浸漬槽中に浸漬して、リー
ドの先端部付近を液面から上方に突出させた状態とし、
液面から露出している部分(搭載部品の頂部、および、
リードの先端付近)以外にコーティングを施すことがで
き、気泡による欠陥を生じる虞が無い。さらに、上記の
露出している部分に対しては塗布ヘッドによって転写塗
布を行って、ワークの全面に均一なコーティングを施
し、気泡による欠陥の発生を防止できる。
前記の手段(浸漬槽と塗布パッドとの併設)と併せ
て、前記の浸漬槽から引き上げられたワークを保持して
余分なコーティング材を滴下させる自然滴下液切り部を
設けておくことが望ましい。
上記の自然滴下液切り部は、ワークを斜にして保持す
る構造のものとすると、自然滴下が促進されるので好都
合である。
上記の自然滴下液切り部がワークを斜に保持する場合
の傾斜角は、ある一つのワークから滴下したコーティン
グ材が、隣接するワークに付着しないように設定してお
くことが望ましい。
前記の塗布ヘッドは水平な底面を有していて、かつ、
ワークの搭載部品の上面との間に間隙を介して転写塗布
する構造にすると、いっそう気泡が発生しにくいので好
適である。
上記の塗布ヘッドからコーティング材が滴下する虞も
無しとしないので、その下方に受皿を構えておくと良
い。
ワークをコーティング液に浸漬する際、該ワークがコ
ーティング液内へ空気を巻きこまないよう、該ワークの
下面を傾けてコーティング液内へ挿入する構造にしてお
くと、気泡発生の防止がいっそう確実となるから推奨さ
れる。
上記のように傾けてコーティング液内に挿入されたワ
ークを、水平に戻すようにしておくと、その後の転写塗
布が容易になるので好適である。
ワークに搭載されている複数の部品の上面は、一つの
水平面に揃っていないのが普通であるから、前記の塗布
ヘッドの下面に段差を設けて、複数の搭載部品の上面を
1回の転写塗布作動で処理し得るように構成すると、作
業能率が高くなるので好適である。
また、前記の塗布ヘッドにコーティング材供給用のパ
イプを取りつけておけば、該塗布ヘッドを浸漬槽内のコ
ーティング材に触れさせなくても転写塗布を行い得るの
で好都合である。
浸漬槽から引き上げられたワークの下面に、コーティ
ング材の吸収材を接触させる構造の強制液切り部を設け
ておくと、液切りが迅速に行われ、作業能率が高められ
るので好適である。このとき、ワークを保持しているコ
ンベアが傾動可能な構造であれば強制液切り作用がいっ
そう迅速,円滑に行われる。
上記のコンベアにファンユニットを設けて、ワークに
向けて空気を吹きつけるように構成しておくと、強制液
切り作用は更に迅速かつ完全に行われる。
上記のファンユニットが、傾動したコンベアに沿っ
て、傾斜している上の方から順次に下方へ空気を吹きつ
けてゆく構造にしておくと、強制液切り作用が円滑に行
われるので好適である。
また、浸漬槽から引き上げられたワークに摺触して余
分なコーティング材を拭い去るブラシを設けておいて
も、強制液切りを有効に行い得る。
前記の浸漬槽は、これをコーティング材回収槽内の上
方に設け、かつ、回収槽内のコーティング材を浸漬槽に
汲み上げてオーバーフローさせるポンプ機構を設けてお
くと、浸漬槽内の液面を常に一定に保ち、しかもコーテ
ィング液内に気泡が混入しにくいので好適である。
上記のポンプ機構を、円筒内に回転スクリューを設け
たバーチカルポンプ形に構成すると、ポンプが気泡を吸
入する虞が無いので好都合である。
前記バーチカルポンプ形ポンプ機構の円筒を可撓性の
管状部材で構成し、かつ、スクリューを縒り線よりなる
可撓性の螺旋状部材で構成すると、ポンプ機構の取付関
係を或る程度自由に変更できるので好都合である。
前記ポンプ機構の回転駆動トルクはコーティング材の
粘度によって変化するので、回転駆動トルクの測定器を
設けておくとコーティング材の粘度管理に便利である。
上記の測定器の表示部が粘度目盛になっていれば一層好
都合である。
前記の塗布ヘッドが、前述のコーティング材供給パイ
プを備えていない場合は、該塗布ヘッドを浸漬槽内のコ
ーティング材の液面に触れさせ、コーティング材で濡ら
して転写塗布を行わせるが、該塗布ヘッドをコーティン
グ材の液面に触れさせる場合、液面内へ深く挿入するこ
となく軽く液面に触れさせるように構成しておくと、コ
ーティング材中に気泡を混入させる虞が無いので好適で
ある。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る樹脂コーティング装置の1実施
例を示す全体的斜視図である。
架台13上のベース14に、搬送治具供給部15,塗布部16,
自然滴下液切り部17,強制液切り部18,及び搬送治具排出
部19が設けられている。
搬送治具供給部15は搬送用モータ20に連結されたベル
ト21により、ワーク1を取付けた搬送治具11を矢印A方
向に搬送する。
16は塗布部で、その詳細は第3図を参照して後述す
る。
この塗布部16は、前記の搬送治具供給部15から搬送治
具11を受け取って乗り移らせる搬送ベルト113と、浸漬
槽161と、塗布ヘッド121と、該塗布ヘッド121を支持し
て駆動するX・Y・Zユニット114とを備えている。
自然滴下液切り部17及び強制液切り部18は、前記の塗
布部16から搬送治具11を受け取って乗り移らせるベルト
202と、その下方に設けた液受け214と、ワークに触れて
余分なコーティング材を吸収する吸収材213と、上記の
ワークに空気を吹きつけて余分なコーティング材を吹き
流すファンユニット212とを備えている。
搬送治具排出部19は、前記自然滴下液切り部17及び強
制液切り部18を経て搬送された搬送治具11を受け取るベ
ルト250を備えており、該搬送治具11を矢印Bの如く排
出する。
上述の各構成部分の詳細な構造,機能は第3図乃至第
16図を参照して後述するが、それに先立って第1図に表
わされている構成の作動を略述すると次の如くである。
ワーク1を取付けた搬送治具11を搬送治具供給部15に
セットすると、ベルト21とベルト113により搬送治具11
は矢印A方向に搬送され、塗布部16に供給される。
浸漬槽161内にはコーティング材が貯留されており、
ワーク1は浸漬槽161での浸漬塗布及び塗布ヘッド121に
よる部分塗布によりコーティング材が塗布される。塗布
完了後、ベルト113とベルト202により搬送治具11が自然
滴下液切り部17へ移動し、余剰のコーティング材を、自
然滴下により液切りする。更に、ベルト202により強制
液切り部18へ移動し、吸収材213とファンユニット212
で、コーティング材を強制的に液切りする。
その後、ベルト202,同250により、搬送治具11を搬送
し、搬送治具排出部19から矢印B方向に排出される。上
記の一連の作動のフロー図を第2図に示す。
次に、各構成部品ごとに詳細に説明する。
第3図は前記塗布部16の拡大詳細図、第4図(a)〜
(d)はその作動説明図である。
第3図に示す如く、浸漬槽161の上方に、1対の(片
方は隠れている)搬送ベルト113が設けられていて、ワ
ーク1をセットした搬送治具11を、浸漬槽161の上方へ
搬送する。
第4図(a)は、浸漬槽161の上方に搬送治具11が搬
送され、保持されている状態を描いてある。
押上げレバー110はピン111により傾動可能に支持され
ており、第4図(b)に示す如くシリンダ109により傾
動せしめられる。112は戻しスプリングである。
上記の搬送ベルト113はユニットベース103に設置され
ており、該ユニットベース103は昇降ベース102に固定さ
れている。この昇降ベース102の中央には1個のボール
ネジナット107が取り付けられていて、ボールネジ106に
よって昇降動せしめられる。
該昇降ベース102の四隅にはガイドブッシュ105が固着
され、ガイドポスト104によって上下方向の平行移動を
するように案内されている。101は架台ベース、108はボ
ールネジ駆動用のモータである。
第4図(a)の如く、ワーク1をセットした搬送治具
11を搬送ベルト113により所定位置迄搬送し停止させ
る。
第4図(b)の如く、シリンダ109を作動させてレバ
ー110を傾動させ、1対の搬送ベルト113の内の片方を持
ち上げて搬送治具11を傾斜させる。これにより、浸漬槽
161内のコーティング材12の液面に対してワーク1の下
面を傾斜させる。
次いで、第4図(c)に示すようにモーター108でボ
ールネジ106を回転し昇降ベース102を下降させワーク1
を浸漬槽161内のコーティング材12に浸漬させる。この
時、ワーク1の下面をコーティング材12の液面に対し傾
斜させてあるので、ワーク1がコーティング材に浸漬し
はじめる時ワーク1の底面の空気が傾斜した底面に沿っ
て横方向に押し出される。
この場合、ワーク1の底面が水平であれば、該ワーク
1の底面付近の空気がコーティング材の中へ押し込まれ
て気泡を生じる虞が有るが、上記のようにワーク1の底
面が傾斜していると、該ワーク1の底面の空気が傾斜面
に沿って斜上方に逃げ、コーティング材の中へ気泡とし
て混入する虞が無い。
第1図(d)に示すようにシリンダ109を戻すと、戻
しスプリング112によってレバー110が戻され、搬送治具
11が水平になるとともにワーク1もコーティング材12の
液面と平行となり、浸漬動作を終了する。
次に、塗布ヘッド121による転写塗布について説明す
る。
第5図において塗布パッド121はバネ122を介してスラ
イドブロック123に上下方向に摺動できるように取り付
けられている。スライドブロック123はモータ124に接続
されたボールネジ125により上下方向に移動が可能とな
っている。モータ124はモータベース126を介して塗布ブ
ロック127に固定されている。
また塗布ブロック127の下端にはシリンダ128が取り付
けられており、シリンダ128には塗布パッド121からのコ
ーティング材の滴下防止用の受皿129が設けてあり、ス
ライドブロック123はガイドバー130およびガイドバー13
1でガイドされている。塗布ブロック127は図示していな
い水平方向の移動機構により水平面上を移動可能となっ
ている。
第5図に示した構成よりなる本例の装置における転写
塗布作動の1例を第6図及び第7図について説明する。
ワーク1を浸漬槽161に浸漬するとワーク1の搭載部
品132はコーティング材12に浸漬されるが、搭載部品13
3、同134は高さが高いためにその上端部は浸漬されな
い。
この状態で塗布ヘッド12をコーティング材12に浸漬す
る(第7図(b)参照)。
浸漬後の塗布ヘッド121を搭載部品133の上に近づけて
塗布パッド121に付着していたコーティング材135を搭載
部品133に付着させることにより搭載部品133のコーティ
ングを行う(第7図(c)〜(e)参照)。
第7図(b)の如く塗布ヘッド12をコーティング材12
に浸漬する際は深く液面内に押し込む必要は無い。第7
図(c)のように塗布ヘッド121の下面にのみコーティ
ング材135が付着すれば足りる。深く液面内に押し込む
と空気が液面下に巻き込まれるので、軽く液面に触れる
程度に留めることが適当である。
また、第7図(d)のように搭載部品133の頂面に転
写塗布する際、塗布ヘッド121を搭載部品133に擦りつけ
る必要は無く、僅かに間隙を介して通過させれば足り、
その方が気泡を生じる虞無く均一なコーティング被膜が
得られる。
第7図(f)〜(j)に示すように高さの違う搭載部
品134に対してもコーティングを行う。ワーク1のコー
ティングが終了したら受皿129を塗布パッドの下に移動
して、コーティング材136の滴下を受ける。
塗布パッド121は第8図(a)に示すように1個の搭
載部品137に対応させてもよいし、同図(b)に示すよ
うに高さが同じ搭載部品137,138に対して両方同時にコ
ーティングできるようにすることも可能である。また第
8図(c)の如く、高さの異なる搭載部品139,140に対
して段差を設けた塗布パッド141により同時に複数個を
コーティングすることも可能である。また第8図(d)
に示すように塗布パッド142にコーティング材供給用パ
イプ143を設けることにより、塗布パッド142をコーティ
ング材に浸漬することなくパイプ143によってコーティ
ング材を供給することも可能である。
本例(第8図(d))によれば転写コーティング被膜
の厚さ寸法の管理が容易である。
次に、第9図を参照しつつ液切り部の構成を説明す
る。
本第9図は、第1図に示した自然滴下液切り部17と強
制液切り部18とを描いてある。
1対の軸受ブラケット207を架台ベース216に設置し、
支持ピン205により傾動コンベア215を傾動可能に支持す
る。
1対のガイドブロック211が上記傾動コンベア215に搭
載されており、このガイドブロック211はガイドバー210
によってファンユニット212を案内している。209は上記
ファンユニット212を往復駆動するベルト、208は同じく
モータである。
213は、前記傾動コンベア215の枠部分に搭載された液
切り用の吸収材、214は傾動コンベア215の下方に位置せ
しめて架台ベース216に固定された液受けである。
第1図に示した自然滴下液切り部17の作動について、
第1図と第11図とを参照しつつ次に述べる。
第7図について説明したようにコーティング材中に浸
漬したワーク1を引き上げた状態を第11図(a)に示
す。本例ではワーク1が紙面と垂直に3列に並んで搬送
治具11によって支持されている。
説明の便宜上、各列のワークを1a,1b,1cと名付ける。
各列のワーク1a,1b,1cには、それぞれコーティング材12
が余分に付着している。
第9図に示したロータリシリンダ206により傾動コン
ベア215を傾斜させ、該傾動コンベア215に対して治具固
定シリンダ204で支持されている搬送治具11を傾斜させ
る。第11図(b)は傾斜角θに傾けてワーク1を保持し
ている状態を示す。
このようにしてワーク1を空中で保持すると余分なコ
ーティング材が滴下して液切りされるが、第11図(b)
のように傾けて保持すると、余分なコーティング材の滴
下が促進される。
上記の角θが大きいほど滴下が促進されるが、ワーク
1bから滴下したコーティング材の液滴12aがワーク1aに
触れない程度に角θを制限しておくことが望ましい。
設定時間経過後、搬送治具11を水平状態に戻し、強制
切り部18(第1図)に搬送する。
第12図(a)〜(d)は強制液切り作動の説明図であ
り、213は第1図、第9図について説明した吸収材であ
る。
第12図(a)において、ワーク1の下面には滴下液切
り操作(第11図)で残ったコーティング材12が付着して
いる。
吸収材213をワーク1に対して相対的に接近させ、第1
2図(b)のように接触せしめる。
これにより、ワーク1の下面の余分なコーティング材
は吸収材213に吸い取られて強制的に液切りされるが、
該ワーク1の上面には、なお、余分なコーティング材12
bが残っている。
そこで、第12図(b)の状態から第12図(c)のよう
に傾斜させる。212は第9図について説明したファンユ
ニット、241はファンである。
ファンユニット212を第12図(c)のように傾斜の上
方に移動させ、エアー243を吹きつけてワーク1cの上面
の余分なコーティング材12bを吹き送って吸収材213を吸
い取らせる。
次いで、第12図(d)に示すようにファンユニット21
2を順次に傾斜の下方に移動させながら、余分なコーテ
ィング材12bを除去する。
ワーク1の上面の余分なコーティング材12bを除去す
ると、傾斜させていた搬送治具11を水平に戻し、第1図
に示した矢印B方向に排出する。
第10図は上述の作動を示したフロー図である。
第13図は前記と異なる実施例における強制液切り部の
説明図である。
本例においては、第12図に示したように吸収材の接触
やエアー吹きつけによって余分のコーティング材を除去
する代りに、ブラシ244によって余分のコーティング材
を拭い去る。
第13図において11は搬送治具、1はワーク、12aはワ
ーク底面に付着しているコーティング材、12bはワーク
上面に付着しているコーティング材である。
上下方向に対向せしめて設置した1対の基体245によ
り、それぞれ軸247を上下摺動自在に支承するとともに
該軸247の先端にそれぞれブラシ244を取りつける。
1対のスプリング246は、それぞれ1対のブラシ244を
互いに接近せしめる方向に付勢している。
第13図(a)において、ワーク1を支持した搬送治具
11を図の左方に移動させると、第13図(b)のように余
分なコーティング材12a,12bがブラシ244によって拭い去
られる。
第1図に示した浸漬槽161付近の詳細拡大斜視図を第1
4図に、同じく断面図を第15図に示す。
162はコーティング材の回収槽であって、平面図にお
いて該回収槽162内に位置せしめ、かつ該回収槽よりも
高い位置に浸漬槽161を取付ける。169は取付具である。
前記の回収槽162の底面は傾斜していて、一番低い所
に液留170が形成されている。
上記の液留170内のコーティング材を浸漬槽161に汲み
上げてオーバーフローさせる汲上げポンプ153が設けら
れている。151はその駆動用モータである。157は汲上げ
ポンプの支持ブラケットである。
液留170内のコーティング材12は矢印C,Dの如く汲み上
げられ、樋156を通って浸漬槽161内に流入し、矢印Fの
如くオーバーフローして矢印Gの如く液留170に流下
し、循環する。これにより浸漬槽161内の液面を常に一
定に保つことができる。
第16図は前記の汲上げポンプ153の拡大詳細断面図で
ある。
ブラケット157は円筒160を垂直に保持している。
上記円筒160内にシャフト158が挿通され、その下端に
はスクリュー159が固着されている。
該シャフト158はジョイント152を介してモータ151に
よって回転せしめられる。
円筒160内の下端部に位置するスクリュー159はコーテ
ィング材12の液面下で回転し、液中バーチカル形のポン
プとして作動し、コーティング材12を矢印C,Dの如く汲
み上げ、樋156を経て矢印Eの如く流動させる。
円筒160の上部にはカラー155が設けられ、かつ、該カ
ラー155内に位置せしめた回転円板状の液切り板154がシ
ャフト158に固着されている。
上記回転液切り板154はシャフト158と共に回転し、遠
心力によってコーティング材12を振り切り、その上昇を
阻止している。
第17図は上記と異なる実施例における汲み上げポンプ
の断面図である。
第16図の実施例に比して異なるところは、 円筒160に代えて可撓性の管164を用い、 その中に縒り線163よりなる可撓性の螺旋状部材を回
転可能に挿通した点である。
本例によれば汲み上げポンプの設置についての自由度
が大きく、遠隔槽165内のコーティング材12を汲み上げ
ることも可能である。
第18図は更に異なる実施例を示す。第16図の実施例に
比して異なるところは、シャフト158に掛かる捩りトル
クを検出するトルク測定器167、およびトルクメータ
(表示器)168を設けた点である。
シャフト158に掛かる捩りトルクはコーティング材の
粘度によって異なるので、該捩りトルクを検出するとコ
ーティング材の粘度管理をするのに有効である。表示器
168に粘度目盛を付しておくと一層便利である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明を適用して浸漬槽と塗布
ヘッドとを併設すると、ワークに対して均一な、特に、
気泡による欠陥の無い樹脂コーティングを施すことがで
きる。
上記の手段(浸漬槽と塗布パッドとの併設)と併せ
て、前記の浸漬槽から引き上げられたワークを保持して
余分なコーティング材を滴下させる自然滴下液切り部を
設けておくと、自動的に余分なコーティング材が除去さ
れる。
上記の自然滴下液切り部は、ワークを斜にして保持す
る構造のものとすると、自然滴下が促進される。
上記の自然滴下液切り部がワークを斜に保持する場合
の傾斜角を、ある一つのワークから滴下したコーティン
グ材が、隣接するワークに付着しないように設定してお
くと、自然滴下による液切り作用が円滑に行われる。
前記の塗布ヘッドは水平な底面を有していて、かつ、
ワークの搭載部品の上面との間に間隙を介して転写塗布
する構造にすると、いっそう気泡が発生しにくいので高
品質の樹脂コーティングが得られる。
上記の塗布ヘッドからコーティング材が滴下する虞も
無しとしないが、その下方に受皿を備えておくと、滴下
したコーティング材による害を防ぎ得る。
ワークをコーティング液に浸漬する際、該ワークがコ
ーティング液内へ空気を巻きこまないよう、該ワークの
下面を傾けてコーティング液内へ挿入する構造にしてお
くと、気泡発生の防止がいっそう確実となる。
上記のように傾けてコーティング液内に挿入されたワ
ークを、水平に戻すようにしておくと、その後の転写塗
布が容易になる。
ワークに搭載されている複数の部品の上面は、一つの
水平面に揃っていないのが普通であるから、前記の塗布
ヘッドの下面に段差を設けて、複数の搭載部品の上面を
1回の転写塗布作動で処理し得るように構成すると、作
業能率が高くなる。
また、前記の塗布ヘッドにコーティング材供給用のパ
イプを取りつけておけば、該塗布ヘッドを浸漬槽内のコ
ーティング材に触れさせなくても転写塗布を行い得るの
で品質管理が容易であり、均一なコーティング厚さを得
やすい。
浸漬槽から引き上げられたワークの下面に、コーティ
ング材の吸収材を接触させる構造の強制液切り部を設け
ておくと、液切りが迅速に行われ、作業能率が高められ
る。
このとき、ワークを保持しているコンベアが傾動可能
な構造であれば強制液切り作用がいっそう迅速,円滑に
行われる。
上記のコンベアにファンユニットを設けて、ワークに
向けて空気を吹きつけるように構成しておくと、強制液
切り作用は更に迅速かつ完全に行われる。
上記のファンユニットが、傾動したコンベアに沿っ
て、傾斜している上の方から順次に下方へ空気を吹きつ
ける構造にしておくと、強制液切り作用が円滑に行われ
る。
また、浸漬槽から引き上げられたワークに摺触して余
分なコーティング材を拭い去るブラシを設けておいて
も、強制液切りを有効に行い得る。
前記の浸漬槽は、これをコーティング材回収槽内の上
方に設け、かつ、回収槽内のコーティング材を浸漬槽に
汲み上げてオーバーフローさせるポンプ機構を設けてお
くと、浸漬槽内の液面を常に一定に保ち、しかもコーテ
ィング液内に気泡が混入しにくい。
上記のポンプ機構を、円筒内に回転スクリューを設け
たバーチカルポンプ形に構成すると、ポンプが気泡を吸
入する虞が無い。
前記バーチカルポンプ形ポンプ機構の円筒を可撓性の
管状部材で構成し、かつ、スクリューを縒り線よりなる
可撓性の螺旋状部材で構成すると、ポンプ機構の取付関
係を或る程度自由に変更できるので設計的自由度が大き
く、使用にも便利である。
前記ポンプ機構の回転駆動トルクはコーティング材の
粘度によって変化するので、回転駆動トルクの測定器を
設けておくとコーティング材の粘度管理に便利である。
上記の測定器の表示部が粘度目盛になっていれば一層好
都合である。
前記の塗布ヘッドが、前述のコーティング材供給パイ
プを備えていない場合は、該塗布ヘッドを浸漬槽内のコ
ーティング材の液面に触れさせ、コーティング材で濡ら
して転写塗布を行わせるが、該塗布ヘッドをコーティン
グ材の液面に触れさせる場合、液面内へ深く挿入するこ
となく軽く液面に触れさせるように構成しておくと、コ
ーティング材中に気泡を混入させる虞が無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の樹脂コーティング装置の1実施例を示
す全体的斜視図、第2図はその作動の概要的なフロー図
である。 第3図は上記実施例における塗布部の拡大斜視図、第4
図(a)〜(d)はその作動説明図である。 第5図は前記実施例における塗布ヘッド付近の斜視図、
第6図はその作動を示すフロー図、第7図(a)〜
(j)はその作動の説明図である。 第8図(a)は上記実施例における塗布パッドの説明
図、第8図(b)〜(d)はそれぞれ上記と異なる実施
例における塗布パッドの説明図である。 第9図は、第1図の実施例における液切り部の拡大斜視
図、第10図はその作動を示すフロー図である。 第11図(a),(b)、及び第12図(a)〜(d)は、
第10図に示した作動の説明図である。 第13図(a),(b)は前記と異なる実施例における強
制液切り用の構成部分を示す説明図である。 第14図は第1図に示した実施例の浸漬槽及びその付属機
器を示す斜視図、第15図は同じく断面図である。 第16図は、第14図,第15図に示した汲み上げポンプの断
面図であり、第17図,第18図はそれぞれ上記と異なる実
施例の汲み上げポンプの説明図である。 1…搭載部品を有するハイブリッドICよりなるワーク、
2…リード端子、11…搬送治具、12…コーティング材、
13…架台、14…ベース、15…搬送治具供給部、16…塗布
部、17…自然滴下液切り部、18…強制液切り部、19…搬
送治具排出部、20…搬送用モータ、21…ベルト、101…
架台ベース、102…昇降ベース、103…ユニットベース、
104…ガイドポスト、105…ガイドブッシュ、106…ボー
ルネジ、107…ボールネジナット、108…モータ、109…
シリンダ、110…レバー、111…ピン、112…戻しスプリ
ング、113…搬送ベルト、114…X・Y・Zユニット、12
1…塗布ヘッド、122…バネ、123…スライドブロック、1
24…モータ、125…ボールネジ、126…モータベース、12
7…塗布ブロック、128…シリンダ、129…受皿、130…ガ
イドバー、131…ガイドバー、132…搭載部品、133…搭
載部品、134…搭載部品、135…コーティング材、136…
コーティング材、137…搭載部品、138,139,140…搭載部
品、151…モータ、152…ジョイント、153…汲み上げポ
ンプ、158…シャフト、159…スクリュー、160…円筒、1
61…浸漬槽、162…回収槽、163…縒り線、164…可撓性
の管、167…トルク測定器、168…トルクメータ(表示
器)、170…液留、201…搬送用モータ、202…ベルト、2
03…ギヤ、204…治具固定用シリンダ、205…支持ピン、
206…ロータリシリンダ、207…軸受ブラケット、208…
モータ、209…ベルト、210…ガイドバー、211…ガイド
ブロック、212…ファンユニット、213…吸収材、214…
液受け、215…傾動コンベア、216…架台ベース、241…
ファン、243…エアー、244…ブラシ、245…基体、246…
スプリング、247…軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 泰輔 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所戸塚工場内 (72)発明者 牛見 修三 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所戸塚工場内 (72)発明者 大河原 敏行 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所戸塚工場内 (72)発明者 佐々田 正人 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所戸塚工場内

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】片面から同一方向に複数のリード端子を突
    出させるとともに、該片面に部品を搭載したハイブリッ
    ドICに樹脂を塗布する装置において、 コーティング材を貯留する浸漬槽と、 上記の浸漬槽に浸漬された上記ハイブリッドICの搭載部
    品がコーティング材の液面から露出している部分に転写
    塗布を行う塗布ヘッドとを有していることを特徴とする
    樹脂コーティング装置。
  2. 【請求項2】前記のハイブリッドICが浸漬槽から引き上
    げられた後、該ハイブリッドICから余分のコーティング
    材が滴下するように、該ハイブリッドICを保持する自然
    滴下液切り部を備えていることを特徴とする、請求項1
    に記載の樹脂コーティング装置。
  3. 【請求項3】前記のハイブリッドICを保持する自然滴下
    液切り部は、余分のコーティング材が滴下し易いように
    該ハイブリッドICを傾斜させて保持する構造であること
    を特徴とする、請求項2に記載の樹脂コーティング装
    置。
  4. 【請求項4】前記のハイブリッドICを保持する自然滴下
    液切り部は複数個のハイブリッドICを保持する構造であ
    り、かつ、 該ハイブリッドICを傾斜させて保持する場合の傾斜角
    は、各ハイブリッドICから滴下したコーティング材が隣
    接するハイブリッドICに付着しないように設定されてい
    ることを特徴とする、請求項3に記載の樹脂コーティン
    グ装置。
  5. 【請求項5】前記の塗布ヘッドは水平な底面を有し、か
    つ、該水平な底面と前記搭載部品との間に間隙を介して
    転写塗布を行う構造であることを特徴とする、請求項1
    に記載の樹脂コーティング装置。
  6. 【請求項6】前記の塗布ヘッドは、その下方に受皿を備
    えたものであり、塗布ヘッドから滴下したコーティング
    材が上記の受皿に捕捉される構造であることを特徴とす
    る、請求項1に記載の樹脂コーティング装置。
  7. 【請求項7】前記のハイブリッドICを保持して前記浸漬
    槽内に浸漬する搬送手段が設けられており、かつ、該搬
    送手段は保持したハイブリッドICを傾けてその底面をコ
    ーティング材の液面に対して傾斜させて浸漬する構造で
    あることを特徴とする、請求項1に記載の樹脂コーティ
    ング装置。
  8. 【請求項8】前記のハイブリッドICを保持して浸漬槽内
    に浸漬する搬送手段は、該ハイブリッドICを傾けて浸漬
    した後、これを水平に戻す構造であることを特徴とす
    る、請求項7に記載の樹脂コーティング装置。
  9. 【請求項9】前記塗布ヘッドの下面は、複数の搭載部品
    の高さ寸法に対応させた段付面を有しており、複数の搭
    載部品に対して同時に転写塗布を行い得る構造であるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の樹脂コーティング装
    置。
  10. 【請求項10】前記の塗布ヘッドは、コーティング材を
    供給するパイプを備えたものであって、浸漬槽内のコー
    ティング材の液面に触れることなく転写コーティングを
    行う構造であることを特徴とする、請求項1に記載の樹
    脂コーティング装置。
  11. 【請求項11】ハイブリッドICを搬送するコンベアが傾
    動操作可能に指示されており、該傾動可能なコンベアに
    支持されているハイブリッドICの下面に対して接近,当
    接,離間作動をするコーティング材の吸収材よりなる強
    制液切り部が設けられていることを特徴とする、請求項
    1に記載の樹脂コーティング装置。
  12. 【請求項12】前記の傾動可能なコンベアは、該コンベ
    アによって保持されているハイブリッドICに対して空気
    を吹きつけるファンユニットを備えていることを特徴と
    する、請求項11に記載の樹脂コーティング装置。
  13. 【請求項13】前記のファンユニットは、傾動可能なコ
    ンベアが傾動して、これに支持されているハイブリッド
    ICが傾斜している状態において、その傾斜の上方から下
    方に向けて移動しつつハイブリッドICに空気を吹きつけ
    る構造であることを特徴とする、請求項12に記載の樹脂
    コーティング装置。
  14. 【請求項14】前記ハイブリッドICを保持して、前記浸
    漬槽内に浸漬した後に引き上げる搬送手段が設けられて
    おり、かつ、浸漬槽から引き上げられたハイブリッドIC
    に接触して余分なコーティング材を拭い去る作用をする
    ブラシが設けられていることを特徴とする、請求項1に
    記載の樹脂コーティング装置。
  15. 【請求項15】前記の浸漬槽は、コーティング材回収槽
    内の上方に設けられており、かつ、コーティング材回収
    槽内のコーティング材を汲み上げて浸漬槽に供給してオ
    ーバーフローさせるポンプ機構を備えていることを特徴
    とする、請求項1に記載の樹脂コーティング装置。
  16. 【請求項16】前記のポンプ機構は、ほぼ垂直に設けら
    れた円筒と、上記円筒内で回転するスクリューとを備え
    たものであることを特徴とする、請求項15に記載の樹脂
    コーティング装置。
  17. 【請求項17】前記のポンプ機構は、可撓性の管状部材
    の中に、縒り線よりなる可撓性の螺旋状部材が挿入され
    た構造であり、該可撓性の螺旋状部材を回転させる駆動
    手段を備えていることを特徴とする、請求項15に記載の
    樹脂コーティング装置。
  18. 【請求項18】前記のポンプ機構は、その回転駆動トル
    クの測定器を備えており、該トルク測定器の測定値がコ
    ーティング材の粘度に換算して表示されるものであるこ
    とを特徴とする、請求項15に記載の樹脂コーティング装
    置。
  19. 【請求項19】前記の塗布ヘッドは、浸漬槽内のコーテ
    ィング材の液面に対して浸漬されることなく、該塗布ヘ
    ッドの下面がコーティング材の液面に軽く触れて転写塗
    布を行うものであることを特徴とする、請求項1に記載
    の樹脂コーティング装置。
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