JP2507528Y2 - 電話コンセント - Google Patents

電話コンセント

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JP2507528Y2
JP2507528Y2 JP1989020522U JP2052289U JP2507528Y2 JP 2507528 Y2 JP2507528 Y2 JP 2507528Y2 JP 1989020522 U JP1989020522 U JP 1989020522U JP 2052289 U JP2052289 U JP 2052289U JP 2507528 Y2 JP2507528 Y2 JP 2507528Y2
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telephone
line
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handset
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達也 阿部
豊 加藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数台接続された単独電話機の内の任意の
電話機を用いて外線通話等の通話を行うことができる電
話交換システムに用いられる電話コンセントに関するも
のである。
[従来の技術] 従来、この種の電話交換システムとしては、第4図に
示すように、外線l1を介して電話局に接続された電話交
換機Aと、この電話交換機Aに夫々一対の信号線からな
る内線l2及び制御線l3で並列的に接続された複数の電話
コンセントBとで構成され、各電話コンセントBに単独
電話機(以下、単に「電話機」と呼ぶ。)Cを夫々接続
し、任意の電話機Cを用いて外線通話を行うことができ
るようにしたものがある。この種の電話交換システムの
電話交換機Aには通話線l4でドアホンが接続され、電話
機Cを用いてドアホン通話もできるようになっている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、この電話交換システムにおいては、内線l2
に並列に複数台の電話機Cが接続されているため、ある
電話機Cで通話を行っているときに、他の電話機Cの送
受話器を取り上げると、会話が聞こえてしまうという問
題があった。
本考案は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、秘話通話を行うことができる電話
コンセントを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案は内線の電圧が発
信あるいは着信可能状態にある場合に接続された電話機
の送受話器が取り上げられたときその電話機を回線に接
続する秘話回線を備えている。
[作用] 本考案は、上述のように内線の電圧が発信あるいは着
信可能状態になる場合に接続された電話機の送受話器が
取り上げられたときその電話機を回線に接続する秘話回
路を備えることにより、秘話回路で送受話器が取り上げ
られた電話機だけを内線に接続するようにして、電話コ
ンセントに接続される電話機で秘話通話を行うことがで
きるようにしたものである。
[実施例] 本実施例の電話コンセントBも、上述したように電話
交換機Aと内線l2で接続されたモジュラジャックMを備
え、このモジュラジャックMで電話機Cを着脱自在に装
着できるようにしてある。また、この電話コンセントB
には制御線l3が接続され、電話交換機Aから制御線l3
介して電話コンセントBにドアホン呼出等の報知用及び
外線通話等の表示用の信号を送り、電話コンセントBで
報知及び表示動作を行わせるようにしてある。第3図が
電話コンセントBの報知表示部の具体回路であり、制御
線l3を介して電話交換機Aから電圧信号で送られて来る
表示信号をツエナダイオードZD1〜ZD3で検出し、この表
示信号に応じてトランジスタQ1〜Q4を適宜導通させ、外
線通話中やドアホン通話中等の表示を発光ダイオードLD
1,LD2で行うようにしてある。また、電話交換機Aから
上記表示信号に重畳して制御線l3を介して送られて来る
報知信号を内蔵するスピーカSPから出力するようにして
ある。なお、このスピーカSPの音量は音量調節用スイッ
チSWで調節できるようになっている。
本実施例の電話コンセントBのハウジング1はボディ
10とカバー20とからなり、規格化された壁面埋込型の配
線器具用の取付枠に3個まで取り付けることができる配
線器具の単位寸法の3個分の寸法(所謂3個モジュー
ル)に形成してあり、壁面に埋め込まれた埋込ボックス
(図示せず)及び既製の合成樹脂製の取付枠3で壁面に
埋設することができるようにしてある。
ボディ10は上面が開口する箱状であり、内部にモジュ
ラジャックMを設けてある。なお、モジュラジャックM
は電話機Cのプラグと電気的に接触する部材をボディ10
にインサートすることでボディ10と一体形成してある、
このモジュラジャックMの側方には電話交換機Aからの
内線l2及び制御線l3を接続すると共に、他の電話コンセ
ントBに上記内線l2等を送り配線するための端子部13を
設けてある。さらに、モジュラジャックMの一端側の収
納空間に上述した音量調節用スイッチSWや通話状態を表
示する発光ダイオードLD1,LD2等が実装されるプリント
基板4を収納取付するようにしてある。このため、ボデ
ィ10の側壁の内側にはプリント基板4をねじ17で固定す
るための複数のボス14を形成してある。また、ボディ10
の側壁の上端面にはその部分の肉厚を厚くしてカバー20
の取付用の嵌合孔15,16を形成してある。なお、上記プ
リント基板4にはスピーカSPを接続するコネクタ41も実
装してある。
カバー20は両側に外鍔部21が形成され、合成樹脂製の
取付枠3に電話コンセントBを取り付ける複数組の係合
爪片25を夫々の外鍔部21の両側縁から突設すると共に、
金属製の取付枠に電話コンセントBを取り付ける嵌合凹
所26を一対の係合爪片25の間に位置する外鍔部21の基部
に形成してある。このカバー20の上面には、電話機Cの
プラグを挿入するプラグ挿入口22と、音量調節用スイッ
チSWの操作つまみをスライドさせるスライド孔22、発光
ダイオードLD1,LD2用の透孔23、及びスピーカSP用の音
出用のスリット24を形成してある。カバー20の夫々の外
鍔部21の下面両端からは嵌合爪片28を突設してあり、こ
の嵌合爪片28をボディ10の嵌合孔15,16に嵌合して、カ
バー20をボディ10に被着するようにしてある。
既製の合成樹脂製の取付枠3への本実施例の電話コン
セントBの取付は、電話コンセントBの係合爪片25を取
付枠3に形成された保持孔31と挿入孔32とに挿入するこ
とにより行う。この取付枠3の挿入孔32内には解除片33
を突設してあり、係合爪片25を挿入孔32に挿入すると、
解除片33の先端面に係合爪片25が載る形で電話コンセン
トBが取り付けられる。なお、この解除片33の先端面に
は操作片34を突設してあり、この操作片34をドライバ等
の治具で押すことにより、解除片33を撓ませて挿入孔32
から係合爪片25を外して、取付枠3から電話コンセント
Bを取り外すことができるようになっている。なお、こ
の電話コンセントBは嵌合凹所26によって金属製の取付
枠にも取り付けることができる。また、上記電話コンセ
ントBが取着された取付枠3は取付孔35にボックスねじ
を螺着して壁面に埋め込まれた埋込ボックス(図示せ
ず)に取り付け、プレートねじをねじ孔36に螺着して化
粧プレート(図示せず)を取付枠3に被着する。
以上は電話コンセントBとしての基本構成であった
が、本実施例では上記電話コンセントに発信を行う場合
や着信があった時に送受話器を取り上げた電話機Cだけ
を内線l2に接続する秘話回路5を設けてある。この秘話
回路5は、第2図に示すように、電話コンセントBを内
線l2に無極性で接続するためのダイオードブリッジDB
と、内線l2に所定電圧以上の電圧が印加されている状態
で電話機Cの送受話器を取り上げたとき、これを検出す
るツエナダイオードZDと抵抗R1,R2との直列回路と、こ
の直列回路によってトリガされるSCRQ1と、電話局から
の呼出信号をSCRQ1の導通に関係なくパスさせる抵抗R3
とで構成してある。なお、この秘話回路5はプリント基
板4上に形成してある。
上記秘話回路8の動作を説明する。待機中には外線l1
を介して内線l2には電話局から高い電圧が印加されてお
り、呼出信号が送信されてくると、この呼出信号は抵抗
R3を介して電話機Cに入力される。従って、電話機Cの
内蔵ベルが鳴動する。この鳴動によって送受話器が取り
上げられると、電話機Cの出力が短絡状態になり、抵抗
R1,R2とツエナダイオードZDからなる直列回路に高い電
圧が印加され、この直列回路を介してSCRQ1にゲート電
流が供給され、SCRQ1がオンする。従って、この電話機
Cは内線l2に接続される。なお、送受話器を取り上げて
SCRQ1がオンしたときには、内線l2の電圧が低くなるた
め、その後他の電話機Cの送受話器を取り上げてもSCRQ
1がオンせず、従って最初に送受話器を取り上げた電話
機Cだけが内線l2に接続される。つまりは秘話通話が行
えることになる。なお、外線発信を行う場合に送受話器
を取り上げると、同様にしてSCRQ1がオンし、この電話
機Cが内線l2に接続され、その後は内線l2の電圧が下が
るため、他の電話機Cの送受話器を取り上げても、この
電話機Cが内線l2に接続されることはない。
[発明の効果] 本考案は上述のように、内線の電圧が発信あるいは着
信可能状態になる場合に接続された電話機の送受話器が
取り上げられたときその電話機を回線に接続する秘話回
路を備えているので、秘話回路で送受話器が取り上げら
れた電話機だけを内線に接続して、電話コンセントに接
続された電話機で秘話通話を行うことができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
秘話回路の回路図、第3図は報知表示部の回路図、第4
図は電話交換システムのシステム構成図である。 1はハウジング、5は秘話回路、25は係合爪片、26は嵌
合凹所である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外線を介して電話局に接続された電話交換
    機と、この電話交換機に内線及び制御線で並列に接続さ
    れ単独電話機が着脱自在に接続される複数の電話コンセ
    ントとで構成され、上記電話交換機で外線と内線との通
    話路を形成して上記単独電話機で外線通話を可能とする
    と共に、電話交換機から制御線を介して電話コンセント
    に報知及び表示用の信号を送り、電話コンセントで報知
    及び表示動作を行わせる電話システムに用いられ、規格
    化された壁面埋込型の配線器具用の取付枠に3個まで取
    り付けることができる配線器具の単位寸法の3個分の寸
    法にハウジングを形成すると共に、合成樹脂製及び金属
    製の上記取付枠に夫々固定する係合爪片と嵌合凹所とを
    形成し、内線の電圧が発信あるいは着信可能状態にある
    場合に接続された単独電話機の送受話器が取り上げられ
    たときその単独電話機を回線に接続する秘話回路を備え
    た電話コンセント。
JP1989020522U 1989-02-23 1989-02-23 電話コンセント Expired - Lifetime JP2507528Y2 (ja)

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JPH02112050U JPH02112050U (ja) 1990-09-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63294045A (ja) * 1987-05-26 1988-11-30 Matsushita Electric Works Ltd 電話コンセント

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