JP2507424Y2 - 磁気カ―ドリ―ダ - Google Patents

磁気カ―ドリ―ダ

Info

Publication number
JP2507424Y2
JP2507424Y2 JP1989129339U JP12933989U JP2507424Y2 JP 2507424 Y2 JP2507424 Y2 JP 2507424Y2 JP 1989129339 U JP1989129339 U JP 1989129339U JP 12933989 U JP12933989 U JP 12933989U JP 2507424 Y2 JP2507424 Y2 JP 2507424Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
magnetic card
roller
driven
card reader
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989129339U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0372543U (ja
Inventor
清司 松浦
英明 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP1989129339U priority Critical patent/JP2507424Y2/ja
Publication of JPH0372543U publication Critical patent/JPH0372543U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2507424Y2 publication Critical patent/JP2507424Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、指定以外の薄いカード等が取り込まれない
ようにした磁気カードリーダに関する。
〔従来技術〕
従来一般の厚さ0.75〜0.9mmの磁気カードを使用する
磁気カードリーダはカード挿入口の奥側に実開昭58−10
8566号公報のように駆動ローラとパットローラが0.2〜
0.4mmのギャップで対向されており、これらのローラで
カードをリーダー内に送り込み、又、処理後のカードの
送り出しを行っている。
近年テレホンカードやプリペードカード等厚さが0.2m
m位の薄い磁気カードが多用されているが、この薄い磁
気カードを上記普通の磁気カードリーダに挿入すること
は可能である。薄い磁気カードや紙等の薄い異物が普通
の磁気カードリーダに挿入されるのは、使用者の誤り
か、いたずらであり、カードや異物の取り込みは、ロー
ラが引き込む場合と、いたずらでローラ間に投入されて
しまう場合である。薄い磁気カードがリーダ内に取り込
まれてしまうと、排出が不能となったり、カードジャム
が発生し、機械が止まり、トラブルとなる。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点に鑑み、薄いカードは取り込まず、
又、いたずら等でローラ間に投入されても確実に排出で
き、正規の厚さのカードは取り込んで処理が出来るよう
にした磁気カードリーダを提案することである。
〔考案の構成〕
本考案は、 (1)カード挿入口に正逆転するカード送りローラと従
動ローラを0.3〜0.6mmの間隔を開けて対向させ、このロ
ーラとは別に2つの従動ローラを0〜0.2mmの間隔で対
向させ、この両ローラの少なくとも一方を離間自在に接
近付勢して設けたことにある。
(2)上記対向する2つの従動ローラの一方を、カード
送出方向の回転を伝達する一方向伝達クラッチを介して
駆動源と連結したことにある。
〔実施例〕
以下、図示の一実施例で本考案を説明する。第1図は
磁気カードリーダの手前側を示す断面側面図で正規の厚
さの磁気カード10が取り込み可能である。第2図は磁気
カードリーダの第1図より紙面の奥側を示す断面側面図
で、正規の厚さの磁気カード10は取り込み可能である
が、薄いカード11や紙等は取り込みが出来ないようにな
っている。
磁気カードリーダは第1図、第2図で上下の磁気カー
ド通路部材1、2で正規の厚さの磁気カード10のカード
通路12が形成されている。第1図で左側のカード挿入口
13には正逆転するカード送りローラ3と従動ローラ4が
第3図のように0.3〜0.6mmの間隔αを開けて対向されて
いる。正逆転するカード送りローラ3は回転軸14に固定
されて駆動源15の駆動力で回転される。
従動ローラ4は支持体5に回転自在に軸承されると共
に、バネ16で下方に付勢され、支持体5はピン17で上記
間隔αが確保されるように度当りされている。第1図で
右側に他の正逆転するカード送りローラ18と従動ローラ
19が設けられている。カード送りローラ3、18間には磁
気ヘッド支持部材20に固定された磁気ヘッド21がカード
通路12に臨まされている。
第2図、第3図でカード挿入口13には上記正逆転する
カード送りローラ3と従動ローラ4とは別に隣合って2
つの従動ローラ6、7が0〜0.2mmの間隔で対向されて
いる。従動ローラ6は回転軸14に点線矢印のカード送出
方向の回転を伝達する第2図、第4図の公知の一方向伝
達クラッチ8を介して取り付けられ、駆動源15の駆動力
で点線矢印方向にのみ回転される。
従動ローラ7は上記従動ローラ4と同様に支持体22に
回転自在に軸承されると共に、バネ16′で下方に付勢さ
れている。
上記一方向伝達クラッチ8は回転軸14の外周に、一側
にバネ23を有するスペサー24とボール又はローラ25が嵌
められ、その外周に外輪9が嵌められている。外輪9に
はボール又はローラ25が係止される傾斜面9aとボール又
はローラ25が遊動可能な凹部9bが形成されている。
上記磁気カードリーダのカード挿入口13からカード通
路12に第1図のように正規の厚さの磁気カード10が挿入
されると、図示しない検知装置で検知され、駆動源15の
駆動力で正転の時計方向にカード送りローラ3が回転さ
れて磁気カード10はカード送りローラ3と従動ローラ4
に挟まれて磁気カードリーダ内に取り込まれる。
この時従動ローラ4と他の従動ローラ7はカード10の
厚さ分後退される。
又、他の従動ローラ6は回転軸14が時計方向に回転さ
れるので、一方向伝達クラッチ8で駆動されず、磁気カ
ード10に摺接した状態で従動回転される。
磁気カードリーダー内に送り込まれた正規の厚さの磁
気カード10は処理後カード送りローラ3が反時計方向に
回転されてカード送りローラ3と従動ローラ4に挟まれ
て送り出される。
この時他の従動ローラ6も一方向伝達クラッチ8を介
して反時計方向に逆転される。
次にカード挿入口13からカード通路12に第2図のよう
に薄いカード11等が挿入されると、図示しない検知装置
で検知されても、カード送りローラ3と従動ローラ4は
薄いカード11等の厚さより広い0.3〜0.6mmの間隔で対向
されているので挟まれず、駆動源15で回転軸14は時計方
向に回転されるが、従動ローラ6は一方向伝達クラッチ
8で時計方向には回転されないから、薄いカード11等は
2つの従動ローラ6、7に挟まれても磁気カードリーダ
内に取り込まれない。
駆動源15が正回転を開始してから所定時間経過しても
磁気ヘッド21でデータが読み取られないと、誤動作と判
断して駆動源15が逆回転されて従動ローラ6が逆の反時
計方向に回転され、従動ローラ6、7に挟まれた薄いカ
ード11等がカード挿入口13から排出される。
上記のように磁気カードリーダーが構成されると、薄
いカード11や紙等が使用者の誤りか、いたずらで挿入さ
れようとしてもカード通路12内に挿入出来ず、2つの従
動ローラ6、7に挟まれた時は確実に排出される。又、
2つの従動ローラ6、7は0〜0.2mmの間隔で対向され
ているから、いたずらで薄いカード11や紙等がカード通
路12内に投入されることがない。但し、間隔を0.2mm位
にしても、狭いので薄いカード11等の投入は困難であ
り、小さい間隔でも投入は防止出来る。
更に薄いカード等を強制排出させられるようにしたか
ら、カードリーダ内に不適カード等が残存することが防
止され、カードジャムが発生したり、機械が止まったり
するトラブルの発生が起こらない。
上記説明では従動ローラ6を一方向伝達クラッチ8を
介して逆転させ、従動ローラ7をバネ16′で付勢した
が、従動ローラ7を一方向伝達クラッチを介して逆転さ
せ、従動ローラ6をバネ16′で付勢してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成されたから、薄いカードや
紙等が使用者の誤りか、いたずらで挿入されようとして
もカード通路内に挿入出来ず、2つの従動ローラに挟ま
れた時は確実に排出される。又、2つの従動ローラは0
〜0.2mmの間隔で対向されているから、いたずらで薄い
カードや紙等がカード通路内に投入されることが防止出
来る等実用上優れた効果を奏する磁気カードリーダーを
提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の一実施例が示され、第1図は磁気カード
リーダの手前側を示す断面側面図、第2図は磁気カード
リーダの第1図より紙面の奥側を示す拡大断面側面図、
第3図は磁気カードリーダのカード挿入口側の要部斜視
図、第4図は一方向伝達クラッチの要部拡大断面側面図
である。 3…正逆転するカード送りローラ、4…従動ローラ、
6、7…2つの従動ローラ、8…一方向伝達クラッチ、
10…正規の厚さの磁気カード、11…薄いカード、13…カ
ード挿入口、15…駆動源。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード挿入口に、正逆転するカード送りロ
    ーラと従動ローラを0.3〜0.6mmの間隔を開けて対向させ
    て設け、このローラとは別に2つの従動ローラを0〜0.
    2mmの間隔で対向させ、この2つの従動ローラの少なく
    とも一方を離間自在に接近付勢して設けると共に、この
    2つの従動ローラの一方を、カード送出方向の回転のみ
    を伝達する一方向伝達クラッチを介して駆動源と連結し
    たことを特徴とする磁気カードリーダ。
JP1989129339U 1989-11-07 1989-11-07 磁気カ―ドリ―ダ Expired - Fee Related JP2507424Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989129339U JP2507424Y2 (ja) 1989-11-07 1989-11-07 磁気カ―ドリ―ダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989129339U JP2507424Y2 (ja) 1989-11-07 1989-11-07 磁気カ―ドリ―ダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0372543U JPH0372543U (ja) 1991-07-22
JP2507424Y2 true JP2507424Y2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=31676974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989129339U Expired - Fee Related JP2507424Y2 (ja) 1989-11-07 1989-11-07 磁気カ―ドリ―ダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2507424Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52148200A (en) * 1976-06-04 1977-12-09 Toshiba Corp Card reception unit

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0372543U (ja) 1991-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2507424Y2 (ja) 磁気カ―ドリ―ダ
US6029971A (en) Sheet feeding apparatus
JPH0751651Y2 (ja) ゲーム機のコイン払出し装置
JP2531102Y2 (ja) 2枚取込み防止装置
CN208342939U (zh) 一种切票机
JPS617990A (ja) 磁気カ−ド記録再生装置
JPH056604A (ja) 磁気カード読取り書込み装置
JPH03227841A (ja) カード送り装置
JPH0519877Y2 (ja)
CN220730876U (zh) 票据出票设备
CN217426187U (zh) 一种纸币磁性检测装置
JPS596553Y2 (ja) カ−ドリ−ダ−のリジエクト装置
JPH067504Y2 (ja) 磁気カ−ド読取り装置
JPH0619072U (ja) 硬貨処理装置
JP3820287B2 (ja) 券硬貨分離装置
JPS6217888Y2 (ja)
JPH023462Y2 (ja)
JPH073511Y2 (ja) 磁気ストライプ検知ヘッド支持機構
JPS6040521Y2 (ja) 押印用紙等の複数枚送り検出装置
JPH0711064Y2 (ja) 用紙先端の分離装置
KR100307371B1 (ko) 자동지급기의수표인출카세트
JPH02282888A (ja) 料金収納機における硬貨整列装置
JPH07447Y2 (ja) 媒体給送装置
JPH05266316A (ja) カード類の重送検知装置
JP2821745B2 (ja) カード処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees