JP2507323Y2 - 大電流用配線板 - Google Patents

大電流用配線板

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JP2507323Y2
JP2507323Y2 JP1989008663U JP866389U JP2507323Y2 JP 2507323 Y2 JP2507323 Y2 JP 2507323Y2 JP 1989008663 U JP1989008663 U JP 1989008663U JP 866389 U JP866389 U JP 866389U JP 2507323 Y2 JP2507323 Y2 JP 2507323Y2
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wiring
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rectangular copper
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栄之資 足立
隆 高浜
博行 中島
務 風間
悟 林
喜久雄 崎田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えばプリント配線板における金属板バ
スバーを用いる大電流用配線板に関するものである。
[従来の技術] 第3図は例えば実開昭60-151186号公報に示された絶
縁板上にバスバーを設けた配線板の平面図であり、図に
おいて(1)はバスバー回路、(2)は絶縁基板、
(3)はスルホール、(4a)〜(4d)は搭載部品でスル
ホール(3)を導通路として絶縁基板(2)の裏面に搭
載されている。
[考案が解決しようとする課題] バスバー回路は、複雑な回路パターンをとる場合でも
一枚の金属板から打ち抜き、容易に形成できるという利
点があるが、例えば第3図の配線板に示すように搭載部
品(4a)を搭載するためには、バスバー回路は斜線(1
a)で示したように大きく迂回させて他のバスバーとの
交差を避けるようにしなければならない。そのため回路
構成が複雑になり配設に必要なスペースを確保するため
には回路全体が大型化し、実装密度が低く、多量の打ち
抜き残が生じ材料が無駄になるという課題があった。
この考案は、かかる課題を解決するためになされたも
ので、回路構成が簡単で実装密度が高く小型化軽量化の
可能な大電流用配線板を得ることを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] この考案の大電流用配線板は、平角銅線の端部に接続
孔を形成した複数個の配線部材を、上記各接続孔で接続
して基板に配線固定した大電流用配線板であって、上記
複数個の配線部材の内ねじって変形させた配線部材と湾
曲させた配線部材とを配線に応じて立体的に組み合わせ
たものである。
[作用] この考案において、配線部材として、接続孔を有する
平角銅線を用いているので、該接続孔を用いて基板に直
接安定に取り付けることができ、また上記平角銅線をね
じって加工したものと湾曲したものとを配線に応じて組
み合わせることにより、立体交差も可能となり、従来の
バスバー回路のように大きく迂回させて他のバスバー回
路との交差を避ける必要が無くなる。そのため、従来の
ように複雑な回路パターンをパターンに応じて複数の高
価な打ち抜き金型を用いて複雑形状な配線部材を形成す
る必要がなく、配線部材が単純な形状の平角銅線という
簡単な構成となり、製作が容易となる。また、配線部材
の接続孔を介して配線部材を直接基板に取り付けるの
で、接触抵抗等による発熱が防止できるとともに、配線
板の小型化および実装密度の向上が可能となる。
〔考案の実施例〕
第1図はこの考案の実施例の大電流用配線板の斜視
図、第2図(a)〜(d)はこの考案の大電流用配線板
に係わる平角銅線からのバスバーの製造方法を工程順に
示す工程図である。図において、(5)は基板、
(6)、(6イ)〜(6ホ)はバスバーで各々が配線部
材となり、(7)は平角銅線、(8)は接続部、(9)
は接続孔、(10)はアール部、(11)は絶縁被膜、(1
2)はターミナル、(13)は透孔である。
基本的なバスバーの製造方法としては、まず絶縁処理
した平角銅線を用意する{第2図(a)}。次に接続部
(8)の形状に絶縁被膜(11)を図示しない機械的、化
学的方法で両面取り除き{第2図(b)}、次いで接続
孔(9)とアール部(10)をプレスよって同時に加工す
る{第2図(c),(d)}。さらにバスバーとしての
一方の形状が完成した平角銅線(7)の接続孔(9)側
から必要寸法を経て平角銅線(7)を切断して他の一方
を同様の方法で加工し基本的なバスバーが完成する。上
記のようにして得られたバスバー(6)は、若干の後加
工をすることにより第1図に示したように多目的バスバ
ーとして使用できる。
即ち、第1図においてバスバー(6イ)は上記のよう
にして得られた基本的なバスバーを曲げて用いたもので
あり、バスバーを基板(5)に対して平行状態で平面状
に曲げ加工することは、板厚と幅の比が大きくなるほど
困難になる。従って曲げ加工を必要とする所望の位置を
予め図に示したように直角にねじっておき、バスバーの
曲げ部が基板(5)に対して直角に位置するようにして
所望の角度に曲げ加工する。またバスバー(6イ)の変
形としてバスバー(6ロ)のように支線としての使用も
できる。バスバー(6イ)(6ロ)は基板から浮いた状
態でターミナル(12)に固定されているが、バスバー
(6ニ)のように基板(5)に密着させて使用する例も
ある。またバスバー(6ハ)に示したようにバスバー
(6ニ)に対して交差させる方法もある。バスバー(6
ホ)は透孔(13)を介して直接基板(5)の裏面に導通
路を配した例である。このように、単純な形状の基本バ
スバーを、配線に応じてねじり加工及び湾曲加工して、
これらを組み合わせることにより、所望の配線が容易に
実現できる。即ち、平角銅線の曲げに対する方向性を配
線状態により適宜利用することにより、各目的にあった
配線部材を得ることができる。例えば、第1図におい
て、バスバー(6ニ)は平角銅線の平らな面を基板と平
行にして配線し、平角銅線の剛性に優れた点を利用して
安定に配線し、また、バスバー(6ハ)等との立体交差
も可能となるのである。しかし、上記バスバー(6ニ)
のようなものを基板に対して平行状態で平面状に曲げる
ことは上記剛性により困難であるので、比較的曲げ易い
方向でねじることにより、バスバー(6イ)(6ロ)を
得ることができる。
これら多目的バスバーは、上記実施例に示したものに
限定されることなく、これらのバスバーの形状を組み合
わせることによりさらにバリエーションを広げることが
可能である。
さらに、バスバーの形状も上記(6イ)〜(6ホ)に
限定されることなく、平角銅線も上記実施例のように絶
縁処理されたものに限定されることなく、絶縁処理はバ
スバー製造の最終段階および配線板製造後に行ってもよ
い。
なお、上記実施例では平角銅線として、例えば三菱電
線社製の商品名MEDIS電線{型名EDW−E:1.2X12(JIS C3
104準拠)}を使用した。
[考案の効果] 以上説明した通りこの考案は、平角銅線の端部に接続
孔を形成した複数個の配線部材を、上記各接続孔で接続
して基板に配線固定した大電流用配線板であって、上記
複数個の配線部材の内ねじって変形させた配線部材と湾
曲させた配線部材とを配線に応じて立体的に組み合わせ
たものを用いることにより、配線部材が単純な形状の平
角銅線という簡単な構成となり、製作が容易となり、こ
れら配線部材を配線に応じてねじりや湾曲加工して、こ
れらを組み合わせることにより、所望の配線が容易に実
現できる。これにより、回路構成が簡単で実装密度が高
く小型化軽量化の可能な大電流用配線板を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の実施例の大電流用配線板の斜視図、
第2図(a)〜(d)はこの考案の大電流用配線板に係
わる平角銅線からのバスバーの製造方法を工程順に示す
工程図、第3図は従来の配線板の平面図である。 図において、(5)は基板、(6)および(6イ)〜
(6ホ)は配線部材、(7)は平角銅線、(9)は接続
孔である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 風間 務 愛知県名古屋市東区矢田南5丁目1番14 号 三菱電機株式会社名古屋製作所内 (72)考案者 林 悟 愛知県名古屋市東区矢田南5丁目1番14 号 三菱電機株式会社名古屋製作所内 (72)考案者 崎田 喜久雄 神奈川県相模原市宮下1丁目1番57号 三菱電機株式会社相模製作所内 (56)参考文献 実開 昭57−125138(JP,U) 実公 昭55−22818(JP,Y2) 実公 昭58−55775(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平角銅線の端部に接続孔を形成した複数個
    の配線部材を、上記各接続孔で接続して基板に配線固定
    した大電流用配線板であって、上記複数個の配線部材の
    内ねじって変形させた配線部材と湾曲させた配線部材と
    を配線に応じて立体的に組み合わせたことを特徴とする
    大電流用配線板。
JP1989008663U 1989-01-27 1989-01-27 大電流用配線板 Expired - Lifetime JP2507323Y2 (ja)

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JPH02101585U JPH02101585U (ja) 1990-08-13
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015116045A (ja) * 2013-12-11 2015-06-22 住友電装株式会社 バスバーユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522818U (ja) * 1978-07-26 1980-02-14
JPH0229733Y2 (ja) * 1981-01-29 1990-08-09
JPS5855775U (ja) * 1981-10-12 1983-04-15 石橋 良信 懐中電灯兼用電気カミソリ器

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JP2015116045A (ja) * 2013-12-11 2015-06-22 住友電装株式会社 バスバーユニット

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