JP2506677B2 - 2ピツチメカニカルトランスフア装置 - Google Patents

2ピツチメカニカルトランスフア装置

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JP2506677B2
JP2506677B2 JP61187702A JP18770286A JP2506677B2 JP 2506677 B2 JP2506677 B2 JP 2506677B2 JP 61187702 A JP61187702 A JP 61187702A JP 18770286 A JP18770286 A JP 18770286A JP 2506677 B2 JP2506677 B2 JP 2506677B2
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定明 都築
悟 植村
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 例えば、トランスファ加工機やトランスファー組立機
に用いられる大小2種のピッチをもって被搬送物を搬送
する2ピッチメカニカルトランスファ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、メカニカルトランスファ装置においては、搬送
バーと係合する摺動体とそれを運動させる駆動部とが分
離しており、後者は固定設置されている。しかも、2ピ
ッチメカニカルトランスファ装置は、大小2種のピッチ
をもって被搬送物を搬送するためには複雑な機構により
構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来、メカニカルトランスファ装置においては、搬送
バーと係合する摺動体とそれを運動させる駆動部とが分
離しており、後者が固定設置されているため、点数の多
い部品と大きな設置スペースとが必要とされ、又、その
ような分離形式で、大小二種のピッチで搬送するために
は、複雑な機構を必要としていた。それはコストアップ
にもつながっていた。この発明は、そのような欠点を排
除したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の2ピッチメカニカルトランスファ装置は、
上記の問題点を解決するために、次のような構成になっ
ている。
固定された案内と、該案内上を摺動し得る摺動体と、
大ストローク用の第1搬送バーと、小ストローク用の第
2搬送バーとから構成され、前記摺動体は、駆動モータ
と、該駆動モータの動力により摺動体を前記案内に沿っ
て往復動させる往復動機構と、前記駆動モータの動力に
より揺動される揺動部材とを装備し、前記第2搬送バー
は、前記摺動体に連結されて該摺動体と一体的に往復動
するようになっており、前記第1搬送バーは、リンク機
構を介し前記揺動部材に連結されて前記第2搬送バーと
異なる搬送ピッチで往復動するようになっている。
〔作用〕
上記の2ピッチメカニカルトランスファ装置におい
て、先ず、摺動体に装備された駆動モータが回転する
と、その動力により作動する往復動機構を介して、摺動
体は、固定された案内上を往復摺動する。その結果、摺
動体に一体的に連結された第2搬送バーは、摺動体と共
に往復動する。そして、摺動体に装備された駆動モータ
の動力により摺動体に具備された揺動部材が揺動し、揺
動部材の揺動は、リンク機構を介して第1搬送バーに往
復動として伝達され、その結果、第1搬送バーは、リン
ク機構を介しての往復動と摺動体の往復動とが重畳した
往復動、即ち第2搬送バーの往復動より大きなピッチで
往復動する。
〔実施例〕
この発明の実施例を図面に従って説明する。なお、説
明においての上下左右前後は、第2図を基準にしていう
のである。
トランスファ装置の基台上には二組の搬送バーがあっ
て、一組は大ストローク用の第1搬送バー1,1であり、
もう一組は小ストローク用の第2搬送バー2,2である。
又、基台にはブラケットを介し上下2本の案内バー3,3
とラック4とが平行に固定して取付けられており、その
案内バー3,3とラック4とが貫挿している摺動体5は、
案内バー3,3に支承され、その上を摺動し、左右往復動
し得る。摺動体5の左端付近には上下方向に回転軸6が
内装され、その回転軸6の上端は、摺動体5の外へ突出
し、プーリ7が取付けられ、摺動体5の右側に装備され
た駆動モータ8の回転軸上端に取付けられたプーリ9と
の間にベルト10が巻掛けられている。回転軸6は摺動体
4内部においてウォーム11となっている。
又、摺動体5の中央部には、前後方向に回転軸12が内
装されており、その回転軸12には、摺動体5内部におい
てウォーム歯車13及びピニオン14が固着されており、摺
動体5から突出した回転軸12の後端には、クランク腕15
が固着されている。摺動体5の内部において、ウォーム
歯車13はウォーム11に、ピニオン14はラック4に夫々噛
合っている。上記の実施例においては、減速手段として
ウォームギヤ11,13を用いているが、サイクロ減速機や
ハーモニック減速機を用いることも可能である。
摺動体5の背面には、摺動体5下部に軸着された揺動
腕16があって、その自由端側の溝孔17にはクランク腕15
の自由端の転子18が係合している。
そうして、摺動体5は、ブラケット19を介して第2搬
送バー2,2に一体的に結合されており、揺動腕16の自由
端は、連結杆20を介して第1搬送バー1,1に連結されて
いる。具体的には、ブラケット19の一端は摺動体4の上
面に、他端は第2搬送バー2,2の下面に夫々固着されて
おり、第1搬送バー1,1に一端が枢着された連結杆20の
他端は、揺動腕16の自由端付近で回動自在に結合されて
いるのである。
上記の2ピッチメカニカルトランスファ装置の作用に
ついて述べる。
まず駆動モータ8が回転すると、プーリ9、ベルト10
及びプーリ7を介して回転軸6、即ちウォーム11が回転
する。するとウォーム歯車12は回転し、その回転は回転
軸12を介しピニオン14の回転となる。固定されたラック
4に対するピニオン14の回転により、摺動体5は案内バ
ー3,3上を摺動する。結局、駆動モータ8の一定往復回
転により、摺動体5は、その回転に応じたストロークで
左右に往復する。その結果、摺動体5と一体的に結合さ
れた第2搬送バー2,2も同じように左右往復動する。
ウォーム歯車12の回転は、同時に回転軸12を介してク
ランク腕15の揺動となる。クランク腕15の揺動により、
それに係合した揺動腕16は揺動し、その自由端の運動が
連結杆20を介して第1搬送バー1,1に伝えられる。結
局、駆動モータ8の一定往復回転により、揺動腕16がそ
の回転に応じたストロークで往復揺動し、その結果、第
1搬送バー1,1も左右に往復動する。ピニオン・ラック
による摺動体5、即ち第2搬送バー2,2の往復動ストロ
ークより、摺動体5の往復動に揺動腕による往復動が重
畳された第1搬送バー1,1の往復動ストロークの方が遥
かに大きくとることが可能である。従って、1つの工作
物に対し大ストロークと小ストロークとの搬送を交互に
与えることができるので、1加工ステーション内で2箇
所の位置において順次加工を行ない次の加工ステーショ
ンへ搬送することが可能となる。第6図にそれを示す。
第1搬送バー1,1は各加工ステーションSnの第2加工位
置から次の加工ステーションSn+1の第1加工位置へ工作
物を搬送すると同時に、第2搬送バー2,2は、各加工ス
テーションSnの第1加工位置から第2加工位置へ次の工
作物を搬送するのである。
〔発明の効果〕
この発明の2ピッチメカニカルトランスファ装置にお
いては、固定された案内上を摺動し得る摺動体自体に、
摺動体を往復動するための駆動モータ及び往復動機構並
びに第1搬送バーを第2搬送バーより大きなピッチで往
復動させるための揺動部材が装備されているので、それ
らの往復動駆動手段が固定側の装置として設置されてい
る2ピッチメカニカルトランスファ装置に比し、装置の
設置スペースが遥かに小さくなると共に、構成部品点数
も少なく、コストダウンされる。
又、揺動リンク機構を用いて工作物の搬送を干渉せず
大ストロークが得られ、2ピッチ搬送を簡単な機構で確
実に行ない得る。
更には、駆動モータに直流モータを用い、制御運転を
すると、搬送バーの搬送運動の始点・終点における加速
度・減速度を小さくすることができ、特に第1搬送バー
では、クランク機構も用いているので、その効果は大き
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による2ピッチメカニカルトランス
ファ装置の平面図。 第2図は、同じく部分正面図、 第3図は、同じく部分側面図、 第4図は、第2図のIV−IV線の断面図、 第5図は、第3図のV−V線の断面図、 第6図は、2ピッチ搬送説明図である。 1:第1搬送バー、2:第2搬送バー 3:案内バー、4:ラック 5:摺動体、6:回転軸 7,9:プーリ、8:駆動モータ 10:ベルト、11:ウォーム 12:回転軸、13:ウォーム歯車 14:ピニオン、15:クランク腕 16:揺動腕、17:溝孔 18:転子、19:ブラケット 20:連結杆

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定された案内と、該案内上を摺動し得る
    摺動体と、大ストローク用の第1搬送バーと、小ストロ
    ーク用の第2搬送バーとから構成され、 前記摺動体は、駆動モータと、該駆動モータの動力によ
    り摺動体を前記案内に沿って往復動させる往復動機構
    と、前記駆動モータの動力により揺動される揺動部材と
    を装備し、 前記第2搬送バーは、前記摺動体に連結されて該摺動体
    と一体的に往復動するようになっており、前記第1搬送
    バーは、リンク機構を介し前記揺動部材に連結されて前
    記第2搬送バーより大きな搬送ピッチで往復動するよう
    になっていることを特徴とする2ピッチメカニカルトラ
    ンスファ装置。
JP61187702A 1986-08-05 1986-08-12 2ピツチメカニカルトランスフア装置 Expired - Lifetime JP2506677B2 (ja)

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JP61187702A JP2506677B2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12 2ピツチメカニカルトランスフア装置
KR1019870008238A KR940005481B1 (ko) 1986-08-05 1987-07-29 전송장치
US07/079,400 US4790426A (en) 1986-08-05 1987-07-30 Transfer apparatus

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61187702A JP2506677B2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12 2ピツチメカニカルトランスフア装置

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JPS6347043A JPS6347043A (ja) 1988-02-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6071151A (ja) * 1983-09-28 1985-04-23 Toyoda Mach Works Ltd トランスフア装置

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JPS6347043A (ja) 1988-02-27

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