JP2506508Y2 - 収納装置 - Google Patents

収納装置

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JP2506508Y2
JP2506508Y2 JP1988122179U JP12217988U JP2506508Y2 JP 2506508 Y2 JP2506508 Y2 JP 2506508Y2 JP 1988122179 U JP1988122179 U JP 1988122179U JP 12217988 U JP12217988 U JP 12217988U JP 2506508 Y2 JP2506508 Y2 JP 2506508Y2
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基樹 伊奈
重治 横矢
啓樹 篠原
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トーヨーカネツ 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は物品を収容した複数個の独立した収納ユニ
ットを多数の列に整列して収容する収納装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、物品を収容する収納ユニットを複数個無端状に
連結して成り、これら収納ユニットを床面に設けられた
レールに沿って回転移動する回転棚が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 併し乍ら、この様な回転棚は、隣接する収納ユニット
の間および連結された収納ユニットの内側等にデッドス
ペースが残って空間の有効な利用が図られて居らず、収
納効率が悪い等の欠点が見られる。
また、従来、長手方向に直線で、連結部によって全体
を無端状に接続したレールを床面に設け、このレールに
沿って移動自在な複数個の独立した収納ユニットを自走
可能とし、レールの接続を鉄道用レールの転てつ機のよ
うに切り替えて前記収納ユニットを転換移動させる移動
収納装置も知られている(例えば、特開昭58-188208号
公報参照)。
しかしながら、このような移動収納装置にあっては、
各収納列のレールごとに収納ユニットを移動させる駆動
手段が必要であったり、また収納用レールに直交する方
向の接続レールに沿った方向にも駆動手段が設けられた
り、床面上に走路方向切替用レールを駆動するためのト
ルクアクチュエータ等をレールの連結部毎に設ける必要
があり、収納スペースを減少させ、また、収納ユニット
には、レールに係合する自走用ローラを備えさせる必要
があって、製造に時間を要し、高いに設備費を要した。
この考案の目的は、可能な限り床面を広く利用するこ
とができ、簡単な構造で安価に設置できる収納装置を提
供することである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の上述の目的は、長手方向に3本以上の直線部
分を並んで設け、該各直線部分の隣合う各端部を湾曲部
分で繋げて夫々閉ループを形成し、各閉ループの少なく
とも片側の前記直線部分を共通案内路とした案内路を床
面上に連結形成し、この案内路に沿って移動自在な複数
個の独立した収納ユニットを設け、この収納ユニットを
前記案内路にそって方向転換移動させる転換装置を備え
た収納装置であって、前記転換装置は前記案内路の床面
下で湾曲部分に対応位置し、前記収納ユニットから伸び
る案内ピンと係合し且つ前記湾曲部分に沿って移動可能
なアームを備えており、前記アームと前記案内ピンとが
前記湾曲部分にて係合することにより、前記収納ユニッ
トを前記方向転換移動することを特徴とする収納装置に
よって達成できる。そして、この収納装置の好ましい実
施形態として、前記床面をトラック荷台にて構成するこ
とができる。
また、本考案の上述の目的は、長手方向に3本以上の
直線部分を並んで設け、該直線部分の隣合う各端部を該
直線部分と交差する連結直線部分より繋げて夫々閉ルー
プを形成し、各閉ループの少なくとも片側の前記直線部
分を共通案内路とした案内路を床面上に連結形成し、こ
の案内路に沿って移動自在な複数個の独立した収納ユニ
ットを設け、この収納ユニットを前記案内路にそって方
向転換移動させる転換装置を備えた収納装置であって、
前記転換装置は前記案内路の床面下で前記連結直線部分
及び前記直線部分の少なくとも一端側に位置し、更に前
記転換装置は前記収納ユニットの底の左右、前後の側辺
に夫々設けられた突起状部材と係合する突部を有して且
つ該突部を案内路に沿って移動させる無端状チェンを備
え、該無端状チェンの駆動により前記突部と前記突起状
部材とを係合して前記方向転換移動することを特徴とす
る収納装置により達成できる。
また、本考案の上述の目的は、長手方向に3本以上の
直線部分を並んで設け、該直線部分の隣合う各端部を該
直線部分と交差する連結直線部分より繋げて夫々閉ルー
プを形成し、各閉ループの少なくとも片側の前記直線部
分を共通案内路とした案内路を床面上に連結形成し、こ
の案内路に沿って移動自在な複数個の独立した収納ユニ
ットを設け、この収納ユニットを前記案内路にそって方
向転換移動させる転換装置を備えた収納装置であって、
前記転換装置は前記案内路の床面下で前記連結直線部分
及び前記直線部分の少なくとも一端側に位置し、前記収
納ユニットの底縁を特定方向にのみ押圧可能に係合する
ように回動可能に保持された押圧部材を有し且つ該押圧
部材を案内路に沿って往復移動する押圧装置を備え、前
記押圧部材の往復移動により前記方向転換移動すること
を特徴とする収納装置によって達成することができる。
また、本考案の上述の目的は、長手方向に3本以上の
直線部分を並んで設け、該各直線部分の隣合う各端部を
湾曲部分で繋げて夫々閉ループを形成し、各閉ループの
少なくとも片側の前記直線部分を共通案内路とした案内
路を床面上に連結形成し、この案内路に沿って移動自在
な複数個の独立した収納ユニットを設け、この収納ユニ
ットを前記案内路にそって方向転換移動させる転換装置
を備えた収納装置であって、前記転換装置は、前記収納
ユニットの案内ピンと係合して前記案内路の経路に沿っ
て該ユニットを移動できる押圧駆動部材を有する複数の
アームを無端状チェンに保持して床下に配置され、前記
無端状チェンが前記案内路の各閉ループごとに設けら
れ、かつ異なった閉ループを描く前記押圧駆動部材同士
がその共通案内路にて干渉回避可能に移動経路の高さを
変えて設けられ、さらに前記押圧駆動部材は前記収納ユ
ニットをその押動方向に移動するときには前記案内ピン
に係合し、かつ反押動方向に移動するときには前記案内
ピンを押圧できないように回動可能として該案内ピンの
通過を許容したことを特徴とする収納装置によっても達
成することができる。
(作用) 従って、この考案は上述の手段に依って、物品を収容
する収納ユニットが床面に所定の経路を以って形成され
た案内路に沿って多数並べて配列され、所要時に取出収
納位置にまで案内路に沿って収納ユニットを移動して該
取出収納位置にて物品を収納ユニットから取出し又は収
納したりすることができる収納装置において、収納ユニ
ットに自走用の動力を必要とせず、案内ピンのような簡
単な部品を備えさせることにより、床下に設けた転換装
置により容易に収納ユニットを転換移動できるように
し、しかも、隣合う案内路の直線部分を湾曲部分で繋げ
て閉ループを形成し、各閉ループの少なくとも片側の直
線部分を共通案内路とした構成である。
したがって、床面を広く利用することができ、収納量
を増すことができる。なお、これらの転換装置は、収納
ユニットに床下に延びる案内ピンを設け、その案内ピン
を回動アームによって案内するが、その場合には、案内
ピンの通過を許容する駆動部材を回動アームの先端に設
けるのが好ましい。すなわち、案内ピンを押動する部分
がアームの先端寄りに位置していることにより、回転移
動のときにおいてアームの進行方向にその回動速度より
早く収納ユニットを移動させることができる。
更に、隣合う無端状の案内路が共通案内路を形成する
ように構成されており前記転換装置が床下に設けられ、
前記収納ユニットの床下に伸びる案内ピンと係合して前
記案内路の湾曲部分及び直線部分に沿って移動できるア
ームが各案内路のループごとに隣り合う共通する案内路
にてアーム同士が干渉しないように高さを変えて設けら
れていることで、この共通する案内路にある収納ユニッ
トは何方のアームによっても移動することができる。
また、転換装置として、回動可能な無端状チェンを床
下に設け、この無端状チェンに設けた係合突部を、収納
ユニットの底の左右、前後の側辺の中央に設けられた突
起状部材と床下で係合させて収納ユニットを転換移動さ
せることもできる。この場合においても案内路の共通部
分があるので、収納ユニットを移動させる駆動手段の共
通化もでき構造が簡単で、床面を広く利用することがで
きる。
さらに、転換装置として、収納装置を一方向に押圧す
る場合には、床上でその底縁と係合し、通常および、後
退する場合には、床下にある押圧部材を有する押圧装置
を設ける場合には、収納ユニットの構造をそのままにし
て、転換以外の場合には転換装置が床面に突出すること
がないので、床面を広く利用でき、収納スペースを大き
くすることができる。又、この場合においても案内路の
共通部分があるので、転換装置の共通化ができ構造が簡
単で、床面を広く利用することができる。
この考案の他の目的、特長および利点は以下の添付図
面に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
(実施例) 図面の第1図乃至第3図にはこの考案の収納装置の第
1の実施例が示されており、図示される様に、この考案
の収納装置1は床面に長手方向の直線部に共通部分を備
えて奇数個(3個)の列を有し且つ全体を無端状に接続
する湾曲部分5aを有する案内路5と、この案内路5に沿
って移動自在な複数個の独立した収納ユニット10と、収
納ユニット10を転換移動する転換装置20とから主に構成
されている。
特に、図示の第1の実施例にては、この考案の収納装
置1が閉鎖可能な荷物室3を有するトラック2に適用さ
れた例として示されており(第3図)、収納用のハウジ
ングをなすトラック2の荷物室3の床面4に、例えば溝
形のレール6を用いて無端環状の2つの案内路5が隣接
して、すなわち中央の案内路部を共通として、8の字形
に形成されている。そして、荷物を収容する収納ユニッ
ト10の底部には案内ピン12が設けられていて、案内ピン
12が案内路5に嵌合されて案内路5に沿って案内ピン12
が案内走行されるようになっている。更に、この様な収
納ユニット10は、下部に案内ピン12を有する台座部と物
品を収納する収納部とに分離可能に構成しても良い。
また、収納ユニット10の移動を円滑にするために床面
4には第2図に示される如く取付金具14によって自由に
回転できるように支承された多数のローラ15や、或はボ
ールベアリングが設けられると共に、荷物室の出入口の
案内路5の転換湾曲部分の処に収納ユニット10の向きを
変えるための転換装置20が設けられている。この転換装
置20は収納ユニット10の底の案内ピン12に係合する転換
アーム21と、この転換テーム21を作動するための適宜な
駆動装置22とから構成されており、駆動装置22にはスプ
ロケット23,24の組およびチェン25と、駆動用の電動機2
6とが用いられているが、歯車およびベルトの組の様な
他の駆動手段が適宜使用できることは勿論である。
転換装置20の転換アーム21は第2図に示されるように
床下に設けるのに代えて脚付の取付台27の下に回転可能
に設けられ、この取付台27の案内路5の湾曲部分5aが形
成されると共に、台車移送用のボールベアリング28が設
けられている。また、転換装置20は荷物室3の出入口で
けでなく荷物室3の奥の案内路5の湾曲部分にも同様に
設けられる。
この様に構成されたこの考案の収納装置1に依れば、
3列の中央の案内路部分を共通として、両側の案内路部
分より収納ユニット10を1個ずつ交互に又は片側より連
続的に複数個を送り出したりすることによって、収納ユ
ニット10を所望する位置に移動して物品を収納したり取
り出したりすることが自在に出来る。また、トラック2
の限られた大きさをなす荷物室3内に、例えば3列に収
納ユニット10を収納できるように荷物室3の床面4に直
線の共通部分を有した案内路5を略8の字形に連続して
設け、案内路5の湾曲部分5aの床下に転換装置20を各々
配置することによって、荷物室3内に収納ユニット10を
3列に隣り合って連続して収納できて、収納スペースを
有効に利用できると共に、荷物室3の荷物出入口にて各
収納ユニット10を順次案内路5に沿って列の奥の方にロ
ーラ15の上を滑動させて移動でき、僅かな力で収納ユニ
ット10を操作でき、且つ荷物室3のスペースを有効に使
うことが出来る。また、取出す際には、荷物室3の出入
口近くにまで案内路5に沿って収納ユニット10を移動し
て来て、出入口にて転換装置20の転換アーム21を収納ユ
ニット10の床下に延びる案内ピン12に係合させて収納ユ
ニット10を動かして出入口にて荷物を取出し、次いで転
換装置20によって空の収納ユニット10を更に転換移動し
て順に各列の収納ユニット10を取出すことが出来る。
また、収納ユニット10の列は収容ハウジングの固定或
は可動を問わず2列、3列等の必要な列数に収納ユニッ
ト10の大きさに応じて適宜決めることが出来、列の切換
えが転換装置20によって簡単にできて特別な制御を何等
必要とせず、限られたスペースを有効に利用できる。
更に、図面の第4図乃至第6図にはこの考案の収納装
置の第2の実施例が示されており、この実施例では収納
ユニットが転換装置によって連続して逐次移動転換され
るようになっている。図示される様に、転換装置30は床
下に設けられた一対のスプロケット31,32に掛けられた
無端チェン33と、無端チェン33に間隔を置いて取付けら
れた多数の支持アーム34と、各支持アーム34の先端に取
付けられた三角形の押圧駆動部材35とから構成され、三
角形の押圧駆動部材35の一辺の端部にて収納ユニット10
の底から床下に延びる案内ピン12を押圧するようになっ
ている。案内レール6により形成される案内路5や収納
ユニット10を滑動するローラ15等は第1の実施例の場合
と同じである。
図示の第2の実施例にては、例えば右側の環状の第1
の案内路5に対して第1の転換装置30が設けられ、この
第1の転換装置30に対して僅かに下の位置に位置するよ
うに左側の第2の転換装置30′が設けられていて、中央
の共通の案内路部分5cにおける第1,第2の両組の転換装
置30,30′の押圧駆動部材35′が互いに当たることのな
いように上下にずれて配置されている。また、押圧駆動
部材35は必要な案内ピン12だけを押圧できるようにスト
ッパ36が設けられていて、不必要な案内ピン12に対して
は案内ピン12が通過できるように押圧駆動分材35の他方
の一端にばね37が掛止されている。
この様な第2の実施例にては、収納ユニット10を3列
に収容するようにこの考案の収納装置が構成されてお
り、左右両側の列に対して収納ユニット10を収容し、中
央の列の収納ユニット10を2組の転換装置30,30′のい
ずれかによって取出すことが出来るようになっている。
例えば、第5図に示される様に、右側の第1の転換装置
30によって収納ユニット10を移動する場合に、第1の転
換装置30の押圧駆動部材35にて所定の収納ユニット10の
案内ピン12を押していき、押圧される案内ピン12が左側
の第2の転換装置30′の押圧駆動部材35′の処に来たと
きに、当該案内ピン12は第2の転換装置30′の押圧駆動
部材35′の斜辺35aに当たって押圧駆動部材35をピン38
周りに回動すると共にばね37を引っ張り、従って案内ピ
ン12はこの回動した押圧駆動部材35′を通過できる。
案内ピン12が通過した後、押圧駆動部材35′はばね37
によって元の位置に戻る。この時に、第1,第2の転換装
置30,30′の各押圧駆動部材35,35′は互いに異なった高
さの位置にあって当たることがなく、両転換装置30,3
0′の作動を円滑に行うことが出来るようになってい
る。
また、第7図乃至第11図には、この考案の収納装置の
第3、第4の実施例が示されており、各列の収納ユニッ
トを1個宛左右前後に移送できるようになっている。
第7、8図の第3の実施例にては、収納ユニット10の
底の左右前後の側辺の中央にドグの様な突起状部材16が
設けられ、このドグの様な突起状部材16に対応して係合
する突部42を有した左右または前後方向に駆動されるチ
ェン41が床下に設けられて成る転換装置40が列の前部お
よび後部に設けられている。また、第9、10、11図の第
4の実施例にては、転換装置50は一方向に押圧する場合
には、収納ユニット10の底縁に当接する押圧部材52を前
後または左右に押圧駆動するエアシリンダの様な押圧装
置51を有しており、第9図に示される様に列の前部およ
び後部に設けられている。また、押圧部材52は収納ユニ
ット10を一方向に押して他方向に対しては収納ユニット
10の底に当たらないように空動きして第11図に示される
様に好適に作動できる様になつっている。これら第3、
第4の両実施例にて、床面4にローラ15やボールベアリ
ング28を設けたり、或は収納ユニット10の底にボールベ
アリングを設けて収納ユニット10の円滑な移動を計るこ
とができるのは先の実施例と同様である。
第7図乃至第11図に示した各実施例においては、前記
案内路に共通部分があることから、収納ユニットを移動
させる移動手段の共通化も行われており、構造の簡素化
とともに床面を広く利用することができている。
(考案の効果) この様に、この考案の収納装置においては、大きさが
決められた荷物やケースのための収納ユニットを案内す
る案内路がその直線部の端部を湾曲部分にて繋げられる
ことで複数のループ状に構成され且つこの隣合うループ
状の案内路が共通路を形成しているので、限られたスペ
ースの固定または可動の収納用のハウジング内に複数の
列に並んで収納配置でき、しかも収納ユニットを床面の
案内路に沿って移動することによって収納ユニットの出
入を円滑に少ない労力で以って操うことが出来、収納用
のハウジングの前後端の案内路の湾曲部分の床下に設け
られた転換装置によって収納ユニットの移動方向を転換
することができ、収納ハウジングおよび取扱う荷物の大
きさに応じて連続して多数の列に収納ユニットを配列す
ることが出来、収納ユニットを隣接の列に、床下に設け
られた転換装置等により床面の収容面積を狭くすること
なく特別な制御を要することなく確実に且つ簡単に効率
良く行うことができる。更にまた、転換装置等の移動手
段も部分的共通利用でき、移動手段の簡略化を促進する
ことができる。
更に、本考案によれば、隣合う無端状の案内路が共通
案内路を形成するように構成されており前記転換装置が
床下に設けられ、前記収納ユニットの床下に伸びる案内
ピンと係合して前記案内路の湾曲部分及び直線部分に沿
って移動できるアームが各案内路のループごとに隣り合
う共通する案内路にてアーム同士が干渉しないように高
さを変えて設けられているので、この共通する案内路に
ある収納ユニットは何方のアームによっても移動するこ
とができるので、その使用形態の自由度は増しその使い
勝手は非常に向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案の収納装置の第1の実施例
を示すもので、第1図は正面断面図、第2図は案内路お
よび転換装置の斜視図、第3図はトラックの荷物室部分
の一部破断した斜視図、第4図乃至第6図はこの考案の
収納装置の第2の実施例を示すもので、第4図は平面概
略図、第5図は転換装置を示す斜視図、第6図は転換装
置部分の拡大平面図、第7図および第8図はこの考案の
収納装置の第3の実施例を示す平面概略図および正面部
分図、第9図乃至第11図はこの考案の収納装置の第4の
実施例を示す平面概略図と、転換装置の斜視図および拡
大部分図である。 図中、1:収納装置、2:トラック、3:荷物室、4:床、5:案
内路、6:案内レール、10:収納ユニット、12:案内ピン、
14:取付金具、15:ローラ、16:突起状部材、20,30,30′,
40,50:転換装置、21:転換アーム、22:駆動装置、23,24,
31,32:スプロケット、25,33,41:チェン、26:電動機、2
7:取付台、28:ボールベアリング、34:支持アーム、35:
押圧駆動部材、36:ストッパ、37:バネ、38:ピン、42:突
部、52:押圧部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 篠原 啓樹 東京都江東区東砂8丁目19番20号 トー ヨーカネツ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−188208(JP,A) 特開 昭58−167325(JP,A) 特開 昭57−62110(JP,A) 特開 昭52−93085(JP,A) 実開 昭49−45270(JP,U) 実開 昭58−100862(JP,U) 実開 昭51−59079(JP,U) 実開 昭59−105212(JP,U) 実開 昭59−78304(JP,U) 実公 昭58−20040(JP,Y2) 実公 昭61−27843(JP,Y2)

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に3本以上の直線部分を並んで設
    け、該各直線部分の隣合う各端部を湾曲部分で繋げて夫
    々閉ループを形成し、各閉ループの少なくとも片側の前
    記直線部分を共通案内路とした案内路を床面上に連結形
    成し、この案内路に沿って移動自在な複数個の独立した
    収納ユニットを設け、この収納ユニットを前記案内路に
    そって方向転換移動させる転換装置を備えた収納装置で
    あって、 前記転換装置は前記案内路の床面下で湾曲部分に対応位
    置し、前記収納ユニットから伸びる案内ピンと係合し且
    つ前記湾曲部分に沿って移動可能なアームを備えてお
    り、前記アームと前記案内ピンとが前記湾曲部分にて係
    合することにより、前記収納ユニットを前記方向転換移
    動することを特徴とする収納装置。
  2. 【請求項2】前記床面がトラック荷台から構成されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の収納装置。
  3. 【請求項3】長手方向に3本以上の直線部分を並んで設
    け、該直線部分の隣合う各端部を該直線部分と交差する
    連結直線部分より繋げて夫々閉ループを形成し、各閉ル
    ープの少なくとも片側の前記直線部分を共通案内路とし
    た案内路を床面上に連結形成し、この案内路に沿って移
    動自在な複数個の独立した収納ユニットを設け、この収
    納ユニットを前記案内路にそって方向転換移動させる転
    換装置を備えた収納装置であって、 前記転換装置は前記案内路の床面下で前記連結直線部分
    及び前記直線部分の少なくとも一端側に位置し、更に前
    記転換装置は前記収納ユニットの底の左右、前後の側辺
    に夫々設けられた突起状部材と係合する突部を有して且
    つ該突部を案内路に沿って移動させる無端状チェンを備
    え、該無端状チェンの駆動により前記突部と前記突起状
    部材とを係合して前記方向転換移動することを特徴とす
    る収納装置。
  4. 【請求項4】長手方向に3本以上の直線部分を並んで設
    け、該直線部分の隣合う各端部を該直線部分と交差する
    連結直線部分より繋げて夫々閉ループを形成し、各閉ル
    ープの少なくとも片側の前記直線部分を共通案内路とし
    た案内路を床面上に連結形成し、この案内路に沿って移
    動自在な複数個の独立した収納ユニットを設け、この収
    納ユニットを前記案内路にそって方向転換移動させる転
    換装置を備えた収納装置であって、 前記転換装置は前記案内路の床面下で前記連結直線部分
    及び前記直線部分の少なくとも一端側に位置し、前記収
    納ユニットの底縁を特定方向にのみ押圧可能に係合する
    ように回動可能に保持された押圧部材を有し且つ該押圧
    部材を案内路に沿って往復移動する押圧装置を備え、前
    記押圧部材の往復移動により前記方向転換移動すること
    を特徴とする収納装置。
  5. 【請求項5】長手方向に3本以上の直線部分を並んで設
    け、該各直線部分の隣合う各端部を湾曲部分で繋げて夫
    々閉ループを形成し、各閉ループの少なくとも片側の前
    記直線部分を共通案内路とした案内路を床面上に連結形
    成し、この案内路に沿って移動自在な複数個の独立した
    収納ユニットを設け、この収納ユニットを前記案内路に
    そって方向転換移動させる転換装置を備えた収納装置で
    あって、 前記転換装置は、前記収納ユニットの案内ピンと係合し
    て前記案内路の経路に沿って該ユニットを移動できる押
    圧駆動部材を有する複数のアームを無端状チェンに保持
    して床下に配置され、前記無端状チェンが前記案内路の
    各閉ループごとに設けられ、かつ異なった閉ループを描
    く前記押圧駆動部材同士がその共通案内路にて干渉回避
    可能に移動経路の高さを変えて設けられ、さらに前記押
    圧駆動部材は前記収納ユニットをその押動方向に移動す
    るときには前記案内ピンに係合し、かつ反押動方向に移
    動するときには前記案内ピンを押圧できないように回動
    可能として該案内ピンの通過を許容したことを特徴とす
    る収納装置。
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