JP2506326Y2 - スポイト付き容器 - Google Patents

スポイト付き容器

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JP2506326Y2
JP2506326Y2 JP228290U JP228290U JP2506326Y2 JP 2506326 Y2 JP2506326 Y2 JP 2506326Y2 JP 228290 U JP228290 U JP 228290U JP 228290 U JP228290 U JP 228290U JP 2506326 Y2 JP2506326 Y2 JP 2506326Y2
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container
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cap
fitted
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治夫 土田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はスポイト付き容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 スポイト付き容器として、口頚部を起立した容器体
と、該容器体に着脱自在に装着させたスポイト付きキャ
ップとからなるものが使用されている。この種の容器
は、容器体内に挿入させる筒状のスポイト本体外周に付
着する余分な液体を取り除く為に、一般にシゴキ部材を
装着している。従来のこの種の容器におけるシゴキ部材
は、上端を容器体口頚部上端に嵌着させ、下端を容器体
内に垂下させた上下面開放の筒状をなし、スポイト本体
を容器体より抜き出す際に周壁下端をスポイト本体外周
に摺動させて付着した液をソギ落とす様構成してなるも
のである。
このシゴキ部材はその機能上柔軟性の有る材質、例え
ば、ゴム或いは軟質合成樹脂等により形成しているが、
内容液の種類によっては、それ等の材質を選択しなけれ
ば使用できない場合がある。(例えば、ゴムを使用した
場合に内容液にゴム臭が付く等の不具合を生じる場合
等)従って、内容液の種類によりこのシゴキ部材を種々
取り揃える必要があり製品管理上或いは製造工程上の不
都合を生じている。
本考案は上記従来技術の欠点に鑑みなされたもので、
優れたスポイト付き容器を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 口頚部7を起立した容器体2と、上記口頚部7上端に
一端を嵌着させた内向きフランジ11の内周縁より上下面
開放の装着筒部12を容器体2内へ垂設してなる第1シゴ
キ部材8と、上記装着筒部12下方に穿設した窓孔14に嵌
合させた突起17を外周面に突設してなる嵌合筒15の上端
縁より二重筒状に上下面開放のシゴキ筒16を垂設してな
る小型の第2シゴキ部材9と、上記口頚部7外周に着脱
自在に嵌合させたキャップ18と、該キャップ18に上端を
嵌着するとともに、下端を上記シゴキ筒16を摺動可能に
貫通して容器体2内へ垂下してなる筒状のスポイト本体
19と、該本体19上端に被覆するとともに、キャップ頂壁
22を貫通して突設した弾性ドーム20とからなることを特
徴とするスポイト付き容器。
「作用」 第1図に示す状態からキャップ18の螺合を外し、容器
体2内よりスポイト本体19を抜き出して使用する。この
際、スポイト本体19外周面を第2シゴキ部材9のシゴキ
筒16が摺動し、スポイト本体19外周に付着した液体をソ
ギ落す。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、図中1
はスポイト付き容器を示す。該容器1は、容器体2と、
シゴキ部材3と、スポイト付きキャップ4とから構成し
ている。
容器体2は胴部5より肩部6を介して口頚部7を起立
して構成している。
シゴキ部材3は、第2図示の如く、第1シゴキ部材8
と、第2シゴキ部材9とから構成している。
第1シゴキ部材8は、容器体口頚部7外周上端に周設
した嵌合凹部に嵌着した嵌合筒部10上端縁より内向きフ
ランジ11を延設し、該フランジ11内周縁より上下面開放
の装着筒部12を容器体2内へ垂下している。又、装着筒
部12の下端外面をテーパー状に形成するとともに、内周
下端に突条13を周設し、且つ、突条13上部の装着筒部12
前後左右に窓孔14を各々穿設している。第2シゴキ部材
9は、円筒状の嵌合筒15上端縁より下方に行くに従って
テーパー状にすぼんだシゴキ筒16を二重筒状に垂下して
なり、嵌合筒15の外面には上記各窓孔14に嵌合する突起
17と各々突設している。この第2シゴキ部材9は嵌合筒
15下面を上記第1シゴキ部材8の突条13上面に載置する
とともに、各突起17を各窓孔14に嵌合して装着してい
る。
スポイト付きキャップ4は、キャップ18と、スポイト
本体19と、弾性ドーム20とから構成している。キャップ
18は容器体口頚部7外周に螺合する周壁21上端縁より頂
壁22を延設してなる円筒条をなし、頂壁22中央に透孔23
を穿設している。又、スポイト本体19は、上下面を開放
した円筒状をなし、拡径した上部外周より外向きフラン
ジ24を突設しており、更に、上端外周には突条25を周設
している。上記フランジ24上面と頂壁22裏面間に弾性ド
ーム20の周壁下端を挟持させて、上記透孔23より突出し
たスポイト本体19の突条25によりドーム20を押圧係止し
て三者を一体化している。
上記スポイト付きキャップ4は、上記シゴキ筒16内を
摺動自在に貫通してスポイト本体19を容器体2内へ垂下
させるとともに、キャップ周壁21を容器体口頚部7外周
に螺合させて装着している。
尚、上記第2シゴキ部材及び弾性ドームは、柔軟性を
有する材質で形成し、その他は合成樹脂にて形成すると
良い。
「考案の効果」 以上説明した如く、本考案スポイト付き容器は、シゴ
キ部材を、スポイト本体周囲を摺動して内容液と直接接
触する小型の第2シゴキ部材と、それを支持する大型の
第1シゴキ部材とで構成しているため、小型の第2シゴ
キ部材のみを種々取り揃えておけば種々の内容液に適応
するスポイト容器を提供できるため、大型のシゴキ部材
を種々取り揃える必要のある従来品と比較して製品管理
上極めて都合が良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は要部縦断面
図、第2図はシゴキ部材を示す斜視図である。 2……容器体、3……シゴキ部材 4……スポイト付きキャップ 8……第1シゴキ部材、9……第2シゴキ部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】口頚部7を起立した容器体2と、上記口頚
    部7上端に一端を嵌着させた内向きフランジ11の内周縁
    より上下面開放の装着筒部12を容器体2内へ垂設してな
    る第1シゴキ部材8と、上記装着筒部12下方に穿設した
    窓孔14に嵌合させた突起17を外周面に突設してなる嵌合
    筒15の上端縁より二重筒状に上下面開放のシゴキ筒16を
    垂設してなる小型の第2シゴキ部材9と、上記口頚部7
    外周に着脱自在に嵌合させたキャップ18と、該キャップ
    18に上端を嵌着するとともに、下端を上記シゴキ筒16を
    摺動可能に貫通して容器体2内へ垂下してなる筒状のス
    ポイト本体19と、該本体19上端に被覆するとともに、キ
    ャップ頂壁22を貫通して突設した弾性ドーム20とからな
    ることを特徴とするスポイト付き容器。
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KR100977172B1 (ko) * 2007-11-20 2010-08-20 김길수 스포이드형 화장품 용기

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