JP2506230Y2 - 押ボタンスイッチの取付構造 - Google Patents

押ボタンスイッチの取付構造

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JP2506230Y2
JP2506230Y2 JP3068990U JP3068990U JP2506230Y2 JP 2506230 Y2 JP2506230 Y2 JP 2506230Y2 JP 3068990 U JP3068990 U JP 3068990U JP 3068990 U JP3068990 U JP 3068990U JP 2506230 Y2 JP2506230 Y2 JP 2506230Y2
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JP
Japan
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switch
push button
hole
small hole
switch mounting
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JP3068990U
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Inventor
孝幸 安部
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は押ボタンスイッチの取付構造に関する。
(従来の技術) 第8図は従来の押ボタンスイッチの取付図であり、押
ボタンスイッチ101はスイッチ本体102の鍔103とナット1
04でスイッチ取付板105を挟持する構成となっている。
押ボタン106はスイッチ本体102に一定距離だけ進退自
在に取りつけられていて、これを押すことによって内蔵
の接点がオン・オフする。
(考案が解決しようとする課題) 上記押ボタンスイッチ101は、その押ボタン106が多数
回押されると、ナット104がゆるみ、スイッチ本体102が
空転する場合がある。
押ボタン106が正面視で丸であるから少々回転しても
美観を損ねることは無い。
しかし近年、押ボタンが正面視で四角、楕円形のもの
が出現し、この場合は押ボタンの取付姿勢を正しく保つ
必要があり、その為の位置決め並びに空転止め策が求め
られている。
(課題を解決するための手段) 上記要望に応えるべく本考案は、スイッチ取付板に、
スイッチ本体が挿通する小孔を穿設し、且つ奥から小孔
より大径な大孔を小孔と偏心して座ぐり、前記大孔に、
外径が前記大孔より僅か小さく、外径に対し偏心して内
孔が前記小孔と略同一にあけられ、且つ内孔から径内方
へ爪を突起してなる、カム板を装着し、前記爪へスイッ
チ本体に設けたキー溝状条溝を係止させつつ、押ボタン
スイッチをスイッチ取付板に挿通して取付ける。
(作用) 押ボタンを押すと、その力の一部はスイッチ本体に回
転力を作用する。しかし、スイッチ本体はその条溝を介
してカム板の爪に係止し、カム板はスイッチ取付板の大
孔に回転せぬ状態で嵌合している。故に、高頻度に押ボ
タンを押してもスイッチ本体が空転する恐れはない。
(実施例) 本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明す
る。
第1図は本考案に係る押ボタンスイッチを備えた家具
ユニットの斜視図であり、家具ユニット1は、上部に洗
面器2、水栓3、物載せカウンタ4を配置し、前面に上
から下へ順にスイッチ取付板5、観音開き形扉6,7及び
蹴込板8が配置され、内部に物入れ空間を備えている。
なお、図中、9は掃除ブラシ入れ、10はオープンフロア
キャビネットである。
前記スイッチ取付板5の右隅には押ボタンスイッチ20
の先端のみが露出するように配置されていて、これの背
後に温風器制御ボックス12が配設されている。
第2図は第1図の部分拡大図、第3図は第2図のIII
−III線断面図である。
温風器制御ボックス12はケース13の前面上部に押ボタ
ンスイッチ20、下部に平型タイマ14、タイマ入切りスイ
ッチ15及び温風切換スイッチ16、左側面に漏電ブレーカ
17が取付けられたもので、第3図に示す通り温風器制御
ボックス12は、幕板5の裏面に設置され、タイマ14やス
イッチ15,16、ブレーカ17がスイッチ取付板5より下方
に突出している。
但し、ブレーカ17はキャビネットの正面から見ると制
御ボックス12のリムに隠されているので、物を出し入れ
する時などに簡単に触れられないようになっている。
なお、前記タイマ14は使用者の好みに応じて温風器を
自動的にオンオフするものである。夜間にトイレに行く
人はその時間帯がだいたい決っているので、タイマをそ
の時間に合わせておくと便利である。また、前記温風切
換スイッチ16は雰囲気温度や部屋の広さに応じて、温風
器の強弱を切り替えるものである。
図中、18は前面横桟であり、この横桟18は左右の側板
(図示せず)に固設され、この横桟18に前記温風器制御
ボックス12がビス止めされている。
よって、右の扉6を一杯に開けることにより、タイマ
14、スイッチ15,16は外から臨むことができる。
第4図は本考案に係る押ボタンスイッチの取付構造図
であり、押ボタンスイッチ20は、スイッチ本体21の前部
に鍔21aを有し、中央にネジ部21bを備え、後部に端子板
21cを有し、且つ、スイッチ本体21前部に角型押ボタン2
2を一定距離進退可能に遊嵌してなる。
押ボタンスイッチ20を保持するスイッチ取付板5に
は、スイッチ本体21のネジ部21bが貫通し得る小孔5aが
あけられ、更に、この小孔5aより1.5〜2倍程度大径な
大孔5bが裏から座る如くしてあけられている。
図中、23はカム板である。
第5図はカム板図であり、厚さ1.2mm程度の鋼板でつ
くられたカム板23は、その外径が前記大孔5bより少し小
さくて、その偏心中心に前記小孔5aと略同一な内孔23a
があけられ、且つ、この内孔23aから径内方へ爪23bが突
起したものである。
第6図は第4図のVI矢視図であり、押ボタン22は正面
視で正方形であって、この押ボタン22の中心に合った前
記小孔5aに対し、裏から座ぐられた大孔5bは寸法αだけ
偏心していることを特徴とする。
以上の構成からなる押ボタンスイッチの取付手順及び
作用を次に述べる。
第7図は取付手順説明図であり、まず、カム板23を大
孔5bの奥にプリセットする。(矢印)。次に、スイッ
チ取付板の小孔5aにスイッチ本体21を挿通せしめる(矢
印)。この際、スイッチ本体のネジ部21bに刻設して
あるキー溝状の状溝21dをカム板23の爪23bに合せる。
ねじ部21bにナット24を螺合する(矢印)。
以上により第4図に示す断面構造が完成する。
押ボタン22を押すと、その力の一部がスイッチ本体21
にも伝わるが、スイッチ本体21は条溝21dを介してカム
板23の爪23bに噛合し、更に、カム板23はその偏心作用
により大孔5bに回転せぬよう嵌合しているのでスイッチ
本体21は十分な廻り止めが施されていることとなり、高
頻度の押動作にも耐える。
尚、本考案は角形押ボタン等の非円形押ボタンを備え
た押ボタンスイッチに好適であるが、通常の丸形押ボタ
ンに適用しても差支えない。
(考案の効果) 以上に述べた通り本考案は、スイッチ取付板の偏心大
孔と、爪付きカム板と、スイッチ本体の条溝とを協働さ
せることで、高頻度使用の押ボタンスイッチの空転を防
止できる。また、初期取付の際、取付け姿勢は自然に決
められるので取付工事が容易となり、特に非円形押ボタ
ンの採用を促進するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る押ボタンスイッチを備えた家具ユ
ニットの斜視図、 第2図は第1図の部分拡大図、 第3図は第2図のIII−III線断面図、 第4図は本考案に係る押ボタンスイッチの取付構造図、 第5図はカム板図、 第6図は第4図のVI矢視図、 第7図は取付手順説明図、 第8図は従来の押ボタンスイッチの取付図。 5……スイッチ取付板 5a……小孔、5b……大孔 20……押ボタンスイッチ 21……スイッチ本体、21d……条溝 22……角型押ボタン、23……カム板 23a……内孔、23b……爪

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチ取付板に、スイッチ本体が挿通す
    る小孔を穿設し、且つ奥から小孔より大径な大孔を小孔
    と偏心して座ぐり、 前記大孔に、外径が前記大孔より僅か小さく、外径に対
    し偏心して内孔が前記小孔と略同一にあけられ、且つ内
    孔から径内方へ爪を突起してなる、カム板を装着し、 前記爪へスイッチ本体に設けたキー溝状条溝を係止させ
    つつ、押ボタンスイッチをスイッチ取付板に挿通してな
    る押ボタンスイッチの取付構造
JP3068990U 1990-03-26 1990-03-26 押ボタンスイッチの取付構造 Expired - Lifetime JP2506230Y2 (ja)

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JPH03121633U JPH03121633U (ja) 1991-12-12
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