JP2505168Y2 - 掘ごたつ装置 - Google Patents
掘ごたつ装置Info
- Publication number
- JP2505168Y2 JP2505168Y2 JP12780688U JP12780688U JP2505168Y2 JP 2505168 Y2 JP2505168 Y2 JP 2505168Y2 JP 12780688 U JP12780688 U JP 12780688U JP 12780688 U JP12780688 U JP 12780688U JP 2505168 Y2 JP2505168 Y2 JP 2505168Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stile
- receiving body
- main
- tatami mat
- posture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、座卓が伸縮自在な堀ごたつ装置に関する
ものである。
ものである。
堀ごたつは、一般に床に設けられた開口部の周縁にか
まちを取付け、このかまちに座卓を載置しており、この
座卓を縮めることによりはみ出す開口部は覆い材で覆う
ようにしているが、従来のものは、覆い材として専ら化
粧板を用いていた。
まちを取付け、このかまちに座卓を載置しており、この
座卓を縮めることによりはみ出す開口部は覆い材で覆う
ようにしているが、従来のものは、覆い材として専ら化
粧板を用いていた。
かかる先行技術では、堀ごたつを和室に設置した場
合、床に敷かれた畳と覆い材との間に違和感が生じ、部
屋全体の美観が損なわれるという問題がある。また、覆
い材の下方の空間がデッドスペースとなり、有効利用が
図れないという問題がある。
合、床に敷かれた畳と覆い材との間に違和感が生じ、部
屋全体の美観が損なわれるという問題がある。また、覆
い材の下方の空間がデッドスペースとなり、有効利用が
図れないという問題がある。
この考案の目的は、和室に設置した場合において、座
卓を縮めた際に床に敷かれた畳との間に違和感が発生せ
ず、また覆い材の下方の空間の有効利用を図ることがで
きる堀ごたつ装置を提供することである。
卓を縮めた際に床に敷かれた畳との間に違和感が発生せ
ず、また覆い材の下方の空間の有効利用を図ることがで
きる堀ごたつ装置を提供することである。
請求項(1)の堀ごたつ装置は、床に設けた堀ごたつ
用の開口部の周縁に配設可能なかまちと、このかまちに
載置し、左右に離して分離配置した伸長姿勢と突き合わ
せて配置した短縮姿勢との間で移動自在に設けた一対の
座卓本体と、これら両座卓本体に載置した一対の主天板
と、伸長姿勢で一対の主天板間に配置され短縮姿勢で座
卓本体内に収納される補助天板とからなる伸縮式座卓
と、かまちの短縮姿勢の座卓本体の外側にはみ出した部
分に架設する受け体と、はみ出した部分のかまちを覆っ
て受け体に載置する覆い用畳とを備えたものである。
用の開口部の周縁に配設可能なかまちと、このかまちに
載置し、左右に離して分離配置した伸長姿勢と突き合わ
せて配置した短縮姿勢との間で移動自在に設けた一対の
座卓本体と、これら両座卓本体に載置した一対の主天板
と、伸長姿勢で一対の主天板間に配置され短縮姿勢で座
卓本体内に収納される補助天板とからなる伸縮式座卓
と、かまちの短縮姿勢の座卓本体の外側にはみ出した部
分に架設する受け体と、はみ出した部分のかまちを覆っ
て受け体に載置する覆い用畳とを備えたものである。
請求項(2)の堀ごたつ装置は、請求項(1)におい
て、受け体の下面に収納部材を設けたものである。
て、受け体の下面に収納部材を設けたものである。
請求項(1)の構成によれば、短縮姿勢で座卓本体の
外側にはみ出した部分のかまちに受け体を架設し、はみ
出した部分のかまちを覆って覆い用畳を受け体に載置し
たので、和室に設置した場合において、覆い用畳と床に
敷かれた畳とを意匠的に連続させることができ、また畳
同士密着性が良いために隙間も生じない。また、受け体
で支持されて覆い用畳の湾曲や落下も防止できる。
外側にはみ出した部分のかまちに受け体を架設し、はみ
出した部分のかまちを覆って覆い用畳を受け体に載置し
たので、和室に設置した場合において、覆い用畳と床に
敷かれた畳とを意匠的に連続させることができ、また畳
同士密着性が良いために隙間も生じない。また、受け体
で支持されて覆い用畳の湾曲や落下も防止できる。
請求項(2)の構成によれば、受け体の下面に収納部
材を設けたので、受け体の下方空間を収納部として有効
に利用できる。
材を設けたので、受け体の下方空間を収納部として有効
に利用できる。
この考案の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて
説明する。
説明する。
第1図および第2図において、床面1に設けた開口部
21の周縁にかまち3を配設し、伸縮式座卓5の座卓本体
22,22の脚6をかまち3に載置する。そして、座卓本体2
2,22を縮めた状態で座卓本体22,22の外側にはみ出した
部分のかまち3に受け体7を架設し、受け体7に覆い用
畳8を載置して、はみ出した部分のかまち3を覆う。な
お、2は、開口部21内に挿入されて床下に設置した堀ご
たつ本体であり、この堀ごたつ本体2の上端にかまち3
が取付けられている。
21の周縁にかまち3を配設し、伸縮式座卓5の座卓本体
22,22の脚6をかまち3に載置する。そして、座卓本体2
2,22を縮めた状態で座卓本体22,22の外側にはみ出した
部分のかまち3に受け体7を架設し、受け体7に覆い用
畳8を載置して、はみ出した部分のかまち3を覆う。な
お、2は、開口部21内に挿入されて床下に設置した堀ご
たつ本体であり、この堀ごたつ本体2の上端にかまち3
が取付けられている。
伸縮式座卓5は、左右に分割した一対の座卓本体22,2
2、ならびに各座卓本体22,22に載置した主天板9,9にて
構成されている。また、第3図および第4図に示すよう
に、座卓本体22,22の伸長姿勢で、座卓本体22,22内の主
天板9,9の下面に折り畳んで収納しておいた補助天板10,
10を回動して取り出し、2つに広げて主天板9,9間に介
装する。すなわち、天板4は、2分割可能な一対の主天
板9,9と、座卓本体22,22の伸長姿勢で主天板9,9間に介
在する補助天板10,10とで構成されている。なお、脚部
6は、天板4の四隅に取付けられている。
2、ならびに各座卓本体22,22に載置した主天板9,9にて
構成されている。また、第3図および第4図に示すよう
に、座卓本体22,22の伸長姿勢で、座卓本体22,22内の主
天板9,9の下面に折り畳んで収納しておいた補助天板10,
10を回動して取り出し、2つに広げて主天板9,9間に介
装する。すなわち、天板4は、2分割可能な一対の主天
板9,9と、座卓本体22,22の伸長姿勢で主天板9,9間に介
在する補助天板10,10とで構成されている。なお、脚部
6は、天板4の四隅に取付けられている。
かまち3の両側部中央の上面には、副かまち11が固定
されている。この副かまち11はかまち3と床面1に敷い
た畳12の上面との間に段差ができるのを防ぐものであ
る。また、短縮姿勢の伸縮式座卓5の脚部6の下端を副
かまち11の端部と覆い用畳9とで挾持して伸縮式座卓5
を位置決めする。
されている。この副かまち11はかまち3と床面1に敷い
た畳12の上面との間に段差ができるのを防ぐものであ
る。また、短縮姿勢の伸縮式座卓5の脚部6の下端を副
かまち11の端部と覆い用畳9とで挾持して伸縮式座卓5
を位置決めする。
受け体7は、受け板20の両側に掛け金具13を取着した
ものである。受け体7をかまち3に架設した際には、第
2図に示すように、受け体7とかまち3との各上面が略
面一となる。覆い用畳8は、畳床に畳表を被せて構成さ
れている。覆い用畳8を受け体7に載置した際には、第
2図に示すように、覆い用畳8の上面と床面1に敷いた
畳12の上面とが面一となる。
ものである。受け体7をかまち3に架設した際には、第
2図に示すように、受け体7とかまち3との各上面が略
面一となる。覆い用畳8は、畳床に畳表を被せて構成さ
れている。覆い用畳8を受け体7に載置した際には、第
2図に示すように、覆い用畳8の上面と床面1に敷いた
畳12の上面とが面一となる。
このように構成された堀ごたつ装置によると、短縮姿
勢で座卓本体22,22の外側にはみ出した部分のかまち3
に受け体7を架設し、はみ出した部分のかまち3を覆っ
て覆い用畳8を受け体7に載置したので、和室に設置し
た場合において、覆い用畳8と床面1に敷いた畳12とを
意匠的に連続させることができ、また畳同士密着性が良
いために隙間も生じない。したがって、周囲の床面との
違和感を完全に払拭でき、堀ごたつの外嵌を損ねること
がない。また、受け体7で支持されて覆い用畳8の湾曲
や落下も防止できる。
勢で座卓本体22,22の外側にはみ出した部分のかまち3
に受け体7を架設し、はみ出した部分のかまち3を覆っ
て覆い用畳8を受け体7に載置したので、和室に設置し
た場合において、覆い用畳8と床面1に敷いた畳12とを
意匠的に連続させることができ、また畳同士密着性が良
いために隙間も生じない。したがって、周囲の床面との
違和感を完全に払拭でき、堀ごたつの外嵌を損ねること
がない。また、受け体7で支持されて覆い用畳8の湾曲
や落下も防止できる。
第5図(a)は、受け体7の下面に収納部材となる引
出し14を取付けた例を示しており、この引出し14は堀ご
たつ本体2の内側に引き出すことができる。また、第5
図(b)は、受け体7の下面に収納部材となる棚14aを
取付けた例を示している。このように、受け体7の下面
に引出し14や棚14aを設けることで、棚板7の下方空間
を収納部として利用できる。
出し14を取付けた例を示しており、この引出し14は堀ご
たつ本体2の内側に引き出すことができる。また、第5
図(b)は、受け体7の下面に収納部材となる棚14aを
取付けた例を示している。このように、受け体7の下面
に引出し14や棚14aを設けることで、棚板7の下方空間
を収納部として利用できる。
第6図および第7図は、受け体7′をかまち3の内周
縁にヒンジ15にて取付けた例を示している。受け体7′
は、水平になるまで回動して受け体7′の裏面に取付け
られたロック金具16にてロックされることにより、水平
状態が保持される。ロック金具16のロック棒17は金具本
体18から出没自在となっており、ロック時にはロック棒
17の先部をかまち3の内周面に形成したロック穴19に挿
入する。非使用時の受け体7′は、第6図のように垂下
させておく。
縁にヒンジ15にて取付けた例を示している。受け体7′
は、水平になるまで回動して受け体7′の裏面に取付け
られたロック金具16にてロックされることにより、水平
状態が保持される。ロック金具16のロック棒17は金具本
体18から出没自在となっており、ロック時にはロック棒
17の先部をかまち3の内周面に形成したロック穴19に挿
入する。非使用時の受け体7′は、第6図のように垂下
させておく。
請求項(1)の堀ごたつ装置は、和室に設置した場合
において、覆い用畳と床に敷いた畳とを意匠的に連続さ
せることができ、また畳同士の良好な密着性により床の
畳との間に隙間も発生せず、したがって周囲の床面との
違和感を完全に払拭でき、堀ごたつの外観を損ねること
がない。また、受け体で支持されて覆い用畳の湾曲や落
下も防止できるという効果を奏する。
において、覆い用畳と床に敷いた畳とを意匠的に連続さ
せることができ、また畳同士の良好な密着性により床の
畳との間に隙間も発生せず、したがって周囲の床面との
違和感を完全に払拭でき、堀ごたつの外観を損ねること
がない。また、受け体で支持されて覆い用畳の湾曲や落
下も防止できるという効果を奏する。
請求項(2)の堀ごたつ装置によれば、受け体の下方
の空間を収納部として有効に利用することができ、しか
も収納部材である引出しの底を浅くすれば、受け体の下
方に足を曲げることができて薬な姿勢で座ることができ
るという効果を奏する。
の空間を収納部として有効に利用することができ、しか
も収納部材である引出しの底を浅くすれば、受け体の下
方に足を曲げることができて薬な姿勢で座ることができ
るという効果を奏する。
第1図はこの考案の一実施例の短縮姿勢の分解斜視図、
第2図は受け体および覆い用畳の取付け状態を示す断面
図、第3図は伸長姿勢における補助天板の回動時の斜視
図、第4図は伸長姿勢の斜視図、第5図(a)(b)は
収納部材を設けた受け体の斜視図、第6図は受け体付き
のかまちの斜視図、第7図は受け体付きのかまちの部分
拡大平面図である。 1……床面、3……かまち、4……天板、5……伸縮式
座卓、7……受け体、8……覆い用畳、9……主天板、
10……補助天板、12……畳、21……開口部、22……座卓
本体
第2図は受け体および覆い用畳の取付け状態を示す断面
図、第3図は伸長姿勢における補助天板の回動時の斜視
図、第4図は伸長姿勢の斜視図、第5図(a)(b)は
収納部材を設けた受け体の斜視図、第6図は受け体付き
のかまちの斜視図、第7図は受け体付きのかまちの部分
拡大平面図である。 1……床面、3……かまち、4……天板、5……伸縮式
座卓、7……受け体、8……覆い用畳、9……主天板、
10……補助天板、12……畳、21……開口部、22……座卓
本体
Claims (2)
- 【請求項1】床に設けた堀ごたつ用の開口部の周縁に配
設可能なかまちと、 このかまちに載置し、左右に離して分離配置した伸長姿
勢と突き合わせて配置した短縮姿勢との間で移動自在に
設けた一対の座卓本体と、これら両座卓本体に載置した
一対の主天板と、前記伸長姿勢で前記一対の主天板間に
配置され前記短縮姿勢で前記座卓本体内に収納される補
助天板とからなる伸縮式座卓と、 前記かまちの前記短縮姿勢の座卓本体の外側にはみ出し
た部分に架設する受け体と、 前記はみ出した部分のかまちを覆って前記受け体に載置
する覆い用畳とを備えた堀ごたつ装置。 - 【請求項2】前記受け体の下面に収納部材を設けた請求
項(1)記載の堀ごたつ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12780688U JP2505168Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 掘ごたつ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12780688U JP2505168Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 掘ごたつ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0248701U JPH0248701U (ja) | 1990-04-04 |
JP2505168Y2 true JP2505168Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=31380565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12780688U Expired - Lifetime JP2505168Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 掘ごたつ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505168Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP12780688U patent/JP2505168Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0248701U (ja) | 1990-04-04 |
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