JP2505085Y2 - 高周波加熱装置用ドア - Google Patents

高周波加熱装置用ドア

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JP2505085Y2 JP2148793U JP2148793U JP2505085Y2 JP 2505085 Y2 JP2505085 Y2 JP 2505085Y2 JP 2148793 U JP2148793 U JP 2148793U JP 2148793 U JP2148793 U JP 2148793U JP 2505085 Y2 JP2505085 Y2 JP 2505085Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願考案は、高周波加熱装置用ド
アに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の電子レンジなどの高周波加熱装置
では、例えば、当該高周波加熱装置本体の加熱室開口部
を開閉するドアを加熱室開口部からその側部の操作パネ
ル部までの全体を覆う大きなものとし、該ドアに上記加
熱室開口部から上記操作パネルまでの広い範囲に亘って
横長に開口した幅の広いウィンド部を形成する一方、そ
の下部に使用頻度の高い複数の操作スイッチを設け、該
操作スイッチ群を本体側操作パネル部のコントロールユ
ニットに対してフレキシブルハーネス等で電気的に接続
する構成のものが検討されている。
【0003】このような構成を採用すると、高周波加熱
装置本体の前面が一枚のドアにより形成されてスッキリ
としたデザインのものになるとともに幅広のウィンド部
により加熱室内を覗きやすくなる。また、ドア部の広い
スペースを有効に利用して上記使用頻度の高い操作スイ
ッチの操作ボタンを大きく設けることができ、視認性、
操作性を向上させることが可能となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にドア前面に操作ボタンを設けるようにした場合、その
大きさや配列構造、設置角度などをどのようにするかが
上記視認性、操作性、誤操作防止性などを向上させるた
めに特に重要であり、各種調理時の操作形態、装置自体
の設置場所との関係などを含めて総合的な見地から、そ
の構造を決定しなければならない課題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1〜3各項
記載の考案は、上記の課題を解決することを目的として
なされたものであって、それぞれ次のように構成されて
いる。
【0006】(1) 請求項1記載の考案の構成 請求項1記載の考案の高周波加熱装置用ドアは、本体側
加熱室の前面側開口部から該開口部に隣接する操作パネ
ル部までに亘って開閉可能に設けられ、かつ左右両端部
付近まで連続して開口された幅広のウィンド部を有し、
該ウィンド部下部の前面側パネル面に複数の操作ボタン
が設けられた高周波加熱装置用のドアにおいて、上記ド
アの前面が前方側に向けて略円弧状に膨出されていると
ともに上記ウィンド部下部の前面側パネル面が両端側か
ら中央部に到るに従って、前後方向に幅広となるテーパ
面に形成され、該テーパ面部に上記複数の操作ボタンが
設置されている。
【0007】(2) 請求項2記載の考案の構成 請求項2記載の考案の高周波加熱装置用ドアは、上記請
求項1記載の考案の構成における上記複数の操作ボタン
が、大径のものと小径のものとの2種の操作ボタンより
なり、大径のものを上記テーパ面部の左右方向中央部に
よせて配設している。
【0008】(3) 請求項3記載の考案の構成 請求項3記載の考案の高周波加熱装置用ドアは、上記請
求項1又は2記載の考案の構成における上記ドアが、そ
の左右方向中央部の上部に開閉用の把手部を有するとと
もに該把手部の背部に上方側に開口した換気口が形成さ
れている。
【0009】
【作用】(1) 請求項1記載の考案の作用 上記のように、請求項1記載の考案の高周波加熱装置用
ドアでは、ドア本体の前面部が前方側に略円弧状に膨出
されているとともに、その左右方向に延びるウィンド部
下部のパネル面が左右両端側から中央部に到るに従って
前後方向に幅広となるテーパ面に形成されていて、該テ
ーパ面に対して複数の操作ボタンが設置されている。
【0010】したがって、複数の操作ボタンは、各々上
方側から斜目後方に非常に操作し易い操作角度での操作
が可能となる一方、ドア本体の前面部が上記のように前
方側に膨出していることから、上記操作ボタン設置部で
あるテーパ面の前後方向の幅も十分に広く取ることがで
き、視認性の高い十分な大きさの操作ボタンを配設する
ことができる。
【0011】また、上記のようにウィンド部下部の前後
方向テーパ面部に操作ボタンを設置した結果、例えばド
アを開ききった時にドア前面が下部設置面に当ったよう
な時にも、前面側垂直面に操作ボタンを設けた時と異な
り、それによって操作ボタンが押圧操作された状態にな
ることがなく、操作ボタンの耐久性が向上する。
【0012】(2) 請求項2記載の考案の作用 請求項2記載の考案の高周波加熱装置用ドアの構造で
は、上記請求項1記載の考案の構成における上記複数の
操作ボタンが、大径のものと小径のものとの2種の操作
ボタンよりなり、大径のものを上記テーパ面部の左右方
向中央部によせて配設されている。
【0013】したがって、比較的操作頻度が高いという
ことでドア側に設けた上記複数の操作ボタンの中でも更
に操作頻度が高いものと通常のものとに区分することが
可能で、しかも、それらを極めて識別性の高い大、小の
ボタンで容易に区分することができる。
【0014】そして、大径のボタンを上記テーパ面の左
右方向中央部側の前後方向に幅の広い部分に寄せて設置
するようにしたことから、その設置にも何等の困難性は
生じない。又、見映え上のバランスも良くなる。
【0015】(3) 請求項3記載の考案の作用 請求項3記載の考案の高周波加熱装置用ドアの構造で
は、上記請求項1又は2記載の考案の構成における上記
ドアが、その左右方向中央部の上部に開閉用の把手部を
有するとともに該把手部の背部に上方側に開口した換気
口を形成して構成されていることから、ドアの上下方向
の開閉が容易であるとともにドア本体内の加熱昇温され
た空気が自然対流によって上記換気口から上方に排出さ
れ、効率の良い換気冷却が図られる。
【0016】
【考案の効果】以上の結果、本願考案の高周波加熱装置
用ドアによると、極めて使い勝手が良く、しかも操作感
がスムーズで、誤操作の生じにくいフェイスタッチ型の
操作キー構造を備えたドアを実現することができるよう
になる。
【0017】
【実施例】図1〜図8は、ドアパネル前面部に複数の操
作ボタンを備えた本願考案の実施例にかかるオーブン機
能付高周波加熱装置の構成を示している。
【0018】先ず、図1は、同高周波加熱装置の全体的
な構造を示しており、図中符号1は該高周波加熱装置の
レンジ本体1であり、また符号2は同レンジ本体1の内
側に形成され、天井部に上側ヒータ3を備えた所定容積
の加熱室(庫内空間)である。そして、該加熱室2の両側
壁面2a,2bには例えば凸状の棚受部が各々並設され
ており、該左右の棚受部を利用して図示しない所定の調
理皿が前方側から後方側に挿入して各々上下に平行に支
持されるようになっている。
【0019】さらに、上記加熱室2の底部にはターンテ
ーブル4が回転可能に設けられている。
【0020】また、上記レンジ本体1の一側部(図示右
側部)8には図示のようにマグネトロン6その他の装置
を設置するための小空間部5が形成されている。該小空
間部5の前面部には、例えば図3に示すように操作パネ
ル部40が設けられている。
【0021】該操作パネル部40には、例えば上方側か
ら下方側にかけて、表示管部41、マニュアルメニュー
用の加熱時間設定キー(5分用42a、1分用42b、1
0秒用42cの3つのキーよりなる)、手動加熱キー群
(生もの解凍、トースター、ピザ加熱、おかゆの4つの
キーよりなる)43、自動加熱キー群(酒のかん、トース
ト、炊飯の4つのキーよりなる)44、マニュアルメニ
ュー指定キー45、オートメニュー指定キー46が各々
適切に操作性良く配設されている。
【0022】そして、上記ドア内側の操作パネル部40
の表示管部41には、例えば上述した各種の操作キーが
ON操作されると、それに対応して各種の選択設定状態
が表示されるようになっている。
【0023】該操作パネル部40および上述のドアキー
群は、例えばマイクロコンピュータを中心として構成さ
れた電子レンジコントロール用の制御ユニットとデータ
バスおよびコントロールバスを介して接続されていて自
由に入出力信号の送受が行えるようになっている。
【0024】一方、符号10は上記のように構成された
レンジ本体1の前面側左右両端間に位置して、その上方
側から下方側に開閉可能にヒンジを介して取付けられた
ドアである。該ドア10は、例えば図2,図3,図5,図
6,図7,図8に詳細に示すように、合成樹脂を緩やかな
断面略円弧状に左右両端側から中央部にかけて水平方向
に膨出成型して形成された外側(前面側)パネル(カバー
パネル)11と、該外側パネル11の内側に位置し、上
記外側パネル11と相互に対向した状態で結合され、そ
れらの間に所定の閉断面空間12を形成している中央部
が開口した金属製の内側パネル(本体パネル)13と、該
内側パネル13の更にレンジ本体側(加熱室2側)には、
電磁波遮蔽用の金属製のパンチングプレート14が上記
レンジ本体1側の開口面に対応して接合されている。該
パンチングプレート14は、特にその周縁部に上記レン
ジ本体1側開口部周縁7と均密に面接触するシール面部
14aを有している。
【0025】また、上記内側パネル13の上記レンジ本
体1の開口部周縁7に対応する周縁部は外側方向に凹ん
だ凹溝部15をエンドレスに連なる状態で形成されてお
り、該凹溝部15には上記開口部電磁シールド用のチョ
ーク構造部16が設けられ、それが全体に亘ってエンド
レスに延設されている。また、同凹溝部15の上部位置
には当該ドア10の開閉状態を検知するドアスイッチ1
7がノッチカバーを付して取付けられている。
【0026】さらに、符号19は上記外側パネル11の
上部側パネル部分の一部を内側(加熱室2側)方向に凹ま
せ、その前面側に係合縁部19aを一体的に形成して構
成したドア開閉操作用の把手部であり、指を挿入する時
に挿入しやすく、かつ挿入後に適度な係合力が得られる
ように若干上方側に昇った凹部構造に形成されている。
【0027】さらに、符号20は上記ドア10の下端部
10aと上記レンジ本体1側下端部1aとの間に連結され
上記ドア10を上下方向に開閉可能に支持するヒンジ部
である。
【0028】該ヒンジ部20は、上記内側パネル13側
に固定された第1のヒンジレバー20aとレンジ本体1
側に固定された第2のヒンジレバー20bとを各々ヒン
ジシャフト部20cで共通に支持連結することによって
構成されており、それによって上記ドア10を上述の如
く上下方向に開閉可能に支持している。
【0029】そして、該ドア10は上記ヒンジ部20に
対応してレンジ本体1側に設けられたロックレバー20
dによって閉状態にロックされるようになっている。該
ロックレバー20dは、ロックスプリング21によって
常時ロック方向に付勢されている一方、上記ドア10の
開操作によって自動的に同ロック状態が解除されるよう
になっている。
【0030】さらに、上記ドア10の上記外側パネル1
1には、その略中央部より上下に位置してウィンド部
(覗き窓)形成用の開口部23および第1〜第6の操作ボ
タン設置用の開口部25a〜25fが各々形成されてい
る。そして、上記ウィンド部形成用の開口部23は上下
方向中央部に位置し、上記加熱室2の前面側開口部から
操作パネル部40までに亘って左右に延びて形成されて
いる。そして、該開口部23には、窓板である透明ガラ
ス24が当該開口部23の開口面に沿って嵌合固定さ
れ、それによって加熱室2内と上記表示管部41の表示
状態を覗くに十分な大きさのウィンド部が視認エリアを
十分に広くして形成されている(図3参照)。また、上記
パンチングプレートのパンチング孔部14aは上記加熱
室2の開口部に対応して形成されている。
【0031】上記透明ガラス24は、図4に示すよう
に、上記外側パネル11の裏面側に配設され、その下端
を鉤状の係止縁部61,62,63によって係止されると
ともに上端を突縁部64,65によって位置規制され、
さらに左右両端を長尺の挾着部材66,67で挾着して
上記のように開口部23に固定されている。該挾着部材
66,67は、断面アングル状をなして形成され、その
内側コーナ部に上記透明ガラス24の左右端部を嵌合し
た状態で外側パネル11裏面側に押し付けるようになっ
ており、その下端は上記外側パネル11裏面に一体成型
されている袋状係合部68,69内に挿入して係合され
ているとともに、上端側は裏面に一体成型されている支
持ステー70,71に対してビス72,73により締結し
て固定されている。
【0032】従って、該構成では、最終的な透明ガラス
24の固定は機械的に自由度の高い上記挾着部材66,
67の締結によってなされるから、仮に外側パネル11
自体に或る程度成型歪なとがあっても、挾着又は嵌合な
どの場合と異なり、それを確実に吸収した状態で固定す
ることができる。
【0033】また、上記透明ガラス24は、上記加熱室
2の開口部対応面24Aおよび表示管部41対応面24
Bを除いて、裏側をスモーク面51に形成して構成され
ている。
【0034】また、該ウィンド部下部には上記膨出構造
を利用して左右両端側から中央部に到るに従って前後方
向の幅が広くなったテーパ面47が形成されており、該
テーパ面47には上述した第1〜第6の操作ボタン設置
用の開口部25a〜25fが設けられている。この第1〜
第6の操作ボタン設置用の開口部25a〜25fには、日
常的に使用頻度の高い第1〜第6の各操作ボタン31a
〜31fが図3〜図7に示す如く裏側から摺動自由に遊
嵌され、その前面側操作面を斜目にして所定長さ前方に
突出させた状態で図4に示すように弾性支持片26a〜
26fにより前方側に突出付勢された状態で前後移動可
能に保持されている。
【0035】該第1〜第6の各操作ボタン31a〜31f
は図6,図7に示すように、その中央部が若干突出した
球面筒状の樹脂部材よりなり、その背面側下部が上記弾
性支持片26a〜26fに一体化されている。上記第1〜
第6の弾性支持片26a〜26fは、図4に示すように第
1〜第3の弾性支持片26a〜26c、第4〜第6の弾性
支持片26d〜26fがそれぞれ一体化されてビス81,
82により外側パネル11の支持ステー83,84に対
し締結して固定されている。
【0036】そして、上記第1〜第6の操作ボタン31
a〜31fは、例えば図1〜図4に示すように、第1〜第
3の操作ボタン31a〜31cが大径のものに、第4〜第
6の操作ボタン31d〜31fが小径のものに形成され、
第1〜第3の操作ボタン31a〜31cの方を左右方向中
央部によせて配設している。そして、該操作ボタン31
a〜31cは、例えば中央部側から端部側にかけてスター
ト(31a)、解凍(31b)、トースト(31c)と、また第
4〜第6の操作ボタン31d〜31fは、取消(31d)、
仕上り(31e)、追加加熱(31f)と各々機能設定されて
いる。
【0037】上記第1〜第6の操作ボタン31a〜31f
は、その背面部に後方に突出するプッシュロッド27a
〜27fが一体的に設けられていて、それぞれスイッチ
ボックス36のタクトスイッチ39に対応している。
【0038】一方、上記スイッチボックス36の内部に
は、支持ステー29を介して回路基板33が取付けら
れ、ビス30により締結して固定されている。
【0039】そして、該回路基板33上には上記第1〜
第6の操作ボタン31a〜31fのプッシュロッド27a
〜27fに対応してON/OFFする上記タクトスイッ
チ39並びに該タクトスイッチ39のONによって点灯
する発光ダイオード(図示省略)が各々配設されている。
【0040】したがって、上記第1〜第6の操作ボタン
31a〜31fが前面側から後方側に上記弾性支持片26
a〜26fの押圧付勢力に抗して押圧されると、上記プッ
シュロッド27aから27fが上記タクトスイッチ39を
ON又はOFF作動させるとともに上記発光ダイオード
を点灯又は消灯させる。
【0041】一方、上記ドア10の外側パネル11の上
記把手部19の背部の上部には、該外側パネル11と上
記内側パネル13との間の閉断面空間12内の換気冷却
を行う換気口53がグリル構造にして設けられており、
空気温度の上昇による自然対流を利用して換気するよう
になっている。
【0042】以上のように、本実施例の高周波加熱装置
用ドアでは、ドア本体の前面部が前方側に略円弧状に膨
出されているとともに、その左右方向に延びるウィンド
部下部のパネル面が左右両端側から中央部に到るに従っ
て前後方向に幅広となるテーパ面に形成されていて、該
テーパ面に対して複数の操作ボタンが設置されている。
【0043】したがって、複数の操作ボタンは、各々上
方側から斜目後方に非常に操作し易い操作角度での操作
が可能となる一方、ドア本体の前面部が上記のように前
方側に膨出していることから、上記操作ボタン設置部で
あるテーパ面の前後方向の幅も十分に広く取ることがで
き、視認性の高い十分な大きさの操作ボタンを配設する
ことができる。
【0044】また、上記のようにウィンド部下部の前後
方向テーパ面部に操作ボタンを設置した結果、例えばド
アを開ききった時にドア前面が下部設置面に当ったよう
な時にも、前面側垂直面に操作ボタンを設けた時と異な
り、それによって操作ボタンが押圧操作された状態にな
るようなことがなく、操作ボタンの耐久性が向上する。
【0045】また、上記実施例のドアの構成では、上記
複数の操作ボタンが、大径のものと小径のものとの2種
の操作ボタンよりなり、大径のものが上記テーパ面部の
左右方向中央部によせて配設されている。
【0046】したがって、比較的操作頻度が高いという
ことでドア側に設けた上記複数の操作ボタンの中でも更
に操作頻度が高いものと通常のものとに区分することが
可能で、しかも、それらを極めて識別性の高い大、小の
ボタンで容易に区分することができる。
【0047】そして、大径のボタンを上記テーパ面の中
央部側前後方向幅の広い部分に寄せて設置するようにし
たことから、その設置にも何等の困難性は生じない。
又、見映え上のバランスも良くなる。
【0048】さらに、上記ドアは、その左右方向中央部
の上部に開閉用の把手部を有するとともに該把手部の背
部に上方側に開口した換気口を形成して構成されている
ことから、上下方向の開閉が容易であるとともにドア本
体内の加熱昇温された空気が自然対流によって上記換気
口から上方から排出され、効率の良い換気冷却が図られ
る。
【0049】以上の結果、本願考案の高周波加熱装置用
ドアの構造によると、極めて使い勝手が良く、しかも操
作感がスムーズで、誤操作の生じにくいフェイスタッチ
型の操作キー構造を備えたドアを実現することができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願考案の実施例にかかる高周波加熱
装置の全体構造を示す分解斜視図である。
【図2】図2は、同装置のドア部分の拡大分解斜視図で
ある。
【図3】図3は、同装置のドア部分の正面図である。
【図4】図4は、同ドア部分の背面図である。
【図5】図5は、同ドア部の第1の操作ボタン設置部の
縦断面図である。
【図6】図6は、同ドア部の第2の操作ボタン設置部の
縦断面図である。
【図7】図7は、同ドア部の第5の操作ボタン設置部の
縦断面図である。
【図8】図8は、同ドア部上部の横断面図である。
【符号の説明】
1はレンジ本体、2は加熱室、3はヒータ、10はド
ア、11は外側パネル、12は閉断面空間、13は内側
パネル、14はパンチングプレート、23はウィンド部
形成用の開口部、24は透明ガラス、26a〜26fは第
1〜第6の弾性支持片、31a〜31fは第1〜第6の操
作ボタン、40は操作パネル部、47はテーパ面、53
は換気口である。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体側加熱室の前面側開口部から該開口
    部に隣接する操作パネル部までに亘って開閉可能に設け
    られ、かつ左右両端部付近まで連続して開口された幅広
    のウィンド部を有し、該ウィンド部下部の前面側パネル
    面に複数の操作ボタンが設けられた高周波加熱装置用の
    ドアにおいて、上記ドアの前面が前方側に向けて略円弧
    状に膨出されているとともに上記ウィンド部下部の前面
    側パネル面が両端側から中央部に到るに従って、前後方
    向に幅広となるテーパ面に形成され、該テーパ面部に上
    記複数の操作ボタンが設置されていることを特徴とする
    高周波加熱装置用ドア。
  2. 【請求項2】 上記複数の操作ボタンが、大径のものと
    小径のものとの2種の操作ボタンよりなり、大径のもの
    を上記テーパ面部の左右方向中央部によせて配設したこ
    とを特徴とする請求項1記載の高周波加熱装置用ドア。
  3. 【請求項3】 上記ドアは、その左右方向中央部の上部
    に開閉用の把手部を有するとともに該把手部の背部に上
    方側に開口した換気口が形成されていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の高周波加熱装置用ドア
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