JPH073202Y2 - 電子レンジの操作部構造 - Google Patents

電子レンジの操作部構造

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JPH073202Y2
JPH073202Y2 JP832591U JP832591U JPH073202Y2 JP H073202 Y2 JPH073202 Y2 JP H073202Y2 JP 832591 U JP832591 U JP 832591U JP 832591 U JP832591 U JP 832591U JP H073202 Y2 JPH073202 Y2 JP H073202Y2
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microwave oven
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子レンジの操作パネ
ル等操作部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子レンジの操作パネル部3は、
例えば図4に示すように、加熱室2を備えた電子レンジ
1本体部の当該加熱室2を除く一側部側前面に設置され
ている。そして、該操作パネル部3には、例えば図5に
示すように、「あたため」、「牛乳あたため」、「酒かん」、
「葉菜下ごしらえ」、「根菜下ごしらえ」等の5種類の単純
な加熱、加温を中心とする操作メニューに対応した自動
加熱スイッチ群(自動加熱用スイッチ操作キー)12や
「お菓子(3種類)」、「お料理(6種類)」等のクッキング加
熱を中心とする操作メニューに対応した自動加熱スイッ
チ群14などの各種の自動加熱スイッチ、また「レンジ
強」、「レンジ弱」、「生もの解凍」、「グリル」、「オーブ
ン」、「煮物」、「発酵」等の操作メニューよりなる手動加
熱スイッチ群13、さらにスタートボタンスイッチ1
5、取り消しボタンスイッチ16、オーブン用の温度調
節スイッチ18、タイマーノブ(グラム・量合せ兼用)1
7、表示部11等の多種多様のスイッチ用操作キー、操
作部材、ディスプレイ部等が高密度に集中して配設され
ている。そして、上記操作メニューや操作機能の数は、
最近の電子レンジ高機能化の潮流の中にあって更に増大
する傾向にある。その結果、上記操作パネル部3におけ
る操作キーの集中密度は図示のものよりも更に高くなり
つつある。そのため、実際に操作しようとした時に必要
とする操作キーを見つけにくいという問題を生じてい
る。
【0003】ところで、上記従来一般の操作パネル部3
の構造では、図4の構成からも明らかなように、加熱室
2密閉用のドア4は、単に当該加熱室2の前面側開口部
を閉じるだけに使用されており、該ドア4と操作パネル
部3とは完全に分割区分された別のものとなっている。
そして同ドア4の広いスペースを有する前面側部分は必
ずしも有効に活用されていない。
【0004】そこで、例えば上記電子レンジ本体側操作
パネル部3の各種操作スイッチ群(操作キー群)12,1
3,14,15,16の一部を上記ドア4の前面部に移し
て分散設置し、2つの操作パネル部として構成すること
も一部で考えられている。そのようにすれば、仮に操作
キーの数が更に増大しても電子レンジ本体側操作パネル
部3側の操作部材の集中密度は低下するので、それだけ
必要とする操作キーを見つけ易くなる一方、操作キーの
一層の増大にも対応することができるようになる点でメ
リットは大きい。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のような
多種多様にある操作キーの中でも、一般の家庭で日常的
に使用される特に使用頻度の高い操作キーは余り多くは
なく、本来特定の種類のものに限られている。
【0006】従って、仮に上記ドア4の前面側に操作キ
ーを設けるとしても、それらの使用頻度を考慮した配設
構造としなければ余り意味がなく、本来使用頻度の高い
ものがドア4の裏側の電子レンジ本体側操作パネル部3
に設置されているのでは操作の度にドア4の開閉が必要
になり却って操作上不便なものとなる問題がある。
【0007】また、上記のようにドア4側に操作キーそ
のものを直接設置する構造を採用した場合、上記のよう
にドア4は本来開閉されるものであるために、当該操作
キーと電子レンジ本体側コントロールユニット部との電
気的な接続、配線構造が複雑なものとなりコスト高とな
る等の新な問題が生じる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記のような
問題を解決することを目的としてなされたものであっ
て、例えば図1〜図3に示すように、ドア4により覆わ
れる電子レンジ本体1a側第1の位置に当該電子レンジ
の全ての操作メニューキー12a〜12e,13a〜13h,
14a〜14g,16を配設する一方、該第1の位置に対
応する上記ドア4の前面側に上記電子レンジ本体1a側
第1の位置に設けられた操作メニューキー12a〜12
e,13a〜13h,14a〜14g,16の中の特に使用頻度
の高い操作メニューを表示した操作メニュー表示部32
a〜32eを設け、かつ上記ドア4本体部に当該操作メニ
ュー表示部32a〜32eの表示を指標として対応する上
記電子レンジ本体1a側第1の位置の該当する操作メニ
ューキー12a〜12eをドア越しにON操作する操作部
材31,31・・を内装したことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】以上のように、本考案の電子レンジの操作部構
造では、ドア4により覆われる電子レンジ本体1a側第
1の位置に当該電子レンジの全ての操作メニューキー1
2a〜12e,13a〜13h,14a〜14g,16を配設す
る一方、該第1の位置に対応する上記ドア4の前面側に
上記電子レンジ本体1a側第1の位置に設けられた操作
メニューキー12a〜12e,13a〜13h,14a〜14
g,16の中の特に使用頻度の高い操作メニューを表示し
た操作メニュー表示部32a〜32eを設け、上記ドア4
の本体部に当該操作メニュー表示部32a〜32eの表示
を指標として対応する電子レンジ本体1a側第1の位置
の該当する操作メニューキー12a〜12eをドア本体を
介してON操作する操作部材31,31・・が内装され
て構成されている。
【0010】従って、上記ドア4を閉めた状態では日常
的に使用されない使用頻度の低い操作メニューキー13
a〜13h,14a〜14g,16は図2の如く上記ドア4に
より隠されてしまい、外部からは全く見えなくなる。そ
して、ドア4前面部の日常的に特に使用頻度の高い操作
メニューの表示部32a〜32eとその操作部22a〜2
2eだけが外部に位置することになる。その結果、必要
とする操作キーは容易に見つかり非常に操作がしやすく
なるとともに、電子レンジ本体1a側操作パネル部3の
操作キー12a〜12e,13a〜13h,14a〜14g,1
6は、必ず操作パネル部3側で直接手で操作しなければ
ならない操作キー13a〜13h,14a〜14g,16を除
き、上記ドア4側の操作部材31,31・・を介して操
作できるもの12a〜12eにあっては、例えば極めて径
の小さなピン状のものでも足りるようになるので、その
ような構成にすれば、結局その分だけ操作パネル部3側
に操作キーの設置スペースの余裕が生じることになり、
電子レンジ多機能化に伴う或る程度の操作キーの増大に
も十分に対応できるようになる。
【0011】しかも、該構成では従来一部で考えられて
いたもののようにドア4側に直接操作キー自体を設置す
る訳ではないから問題となっていた電気的な配線も必要
としない。
【0012】
【考案の効果】以上の結果、本考案の電子レンジの操作
部構造によれば、操作が非常に容易で、しかも操作メニ
ューの増大にも低コストに対応し得る操作パネル部構造
を容易に提供することができるようになる。
【0013】
【実施例】図1〜図3は、本考案の実施例に係る電子レ
ンジおよび、その操作部の構造を示している。
【0014】図中、先ず符号1は該本考案の実施例にお
ける電子レンジを示しており、該電子レンジ1の本体部
1aには被加熱物が収納される加熱室2と該加熱室2内
に収納された被加熱物にマイクロ波を放射吸収させるこ
とによって加熱する図示しないマグネトロンと、該マグ
ネトロンやヒータ部、ターンテーブル等の各部の作動状
態をコントロールする図示しないコントロールユニット
と、該コントロールユニットに対して電気的に接続され
ているとともに当該コントロールユニットに各種の制御
指令信号を供給する多数の操作キー(以下、スイッチ部
を含めて単にキーと表現する)が配設される操作パネル
部3とを備えて構成されている。そして、上記操作パネ
ル部3には、日常的に使用頻度が低い操作キー13a〜
13h,14a〜14g,16やタイマーノブ17等が設け
られている。
【0015】一方、符号4は、上記電子レンジ本体1a
の上記操作パネル部3と反対側(図示左側)の端部に一対
のヒンジ機構6a,6aを介して水平方向に開閉可能に軸
着された電子レンジ用のドアである。該ドア4は、上記
電子レンジ本体1a側の上記加熱室2の開口面および操
作パネル部3の全体を覆うドアフレーム部4aの内側に
位置し上記加熱室2の開口面に対応したファインダー部
4bと該ファインダー部4bに嵌装されたシールドガラス
4cとから構成されている。そして、上記ドアフレーム
部4aの上記電子レンジ本体1a側操作パネル部3に対応
する部分19の前面側には、例えば図2に示すように上
述した日常的に使用頻度の高い操作メニューキー12a
〜12eに対応した該当キー押圧用の操作部22a〜22
eと当該操作メニューキー12a〜12eと同一の操作メ
ニュー表示部(操作メニュー表示ラベル)32a〜32eが
各々設けられている。
【0016】操作部22a〜22eは、例えば図3に示す
ように、上記ドアフレーム部4aに前面側から裏面側に
貫通する所定径の貫通孔30を形成し、該貫通孔30内
に例えばラバー部材よりなる押圧操作部材31を嵌装係
止して構成されている。
【0017】すなわち、該押圧操作部材31は、図示の
ように上記ドア4のドアフレーム部4aの前面側に若干
突出したアール面を有する押圧部37と、該押圧部37
よりドアフレーム部4a裏面側に所定長さ延設された円
柱体状のストローク部34と、上記押圧部37の周縁か
ら同じくドアフレーム部4a裏面側にスリーブ状に延び
る変形可能な薄肉のガイド壁部38と、該ガイド壁部3
8延設端部のドアフレーム4aの一部への係止縁部39
とから形成されている。また上記ストローク部34内に
は、押圧操作時の剛性を確保するための芯材33が内装
されている。
【0018】そして、該押圧操作部材31は、その押圧
部37裏面部と裏面側ドアフレーム部4aの一部36と
の間に介装されたコイルバネ35によって常時ドアフレ
ーム部4aの前面側方向に若干突出するように付勢され
ている。そして、押圧部37が図示矢印方向に押圧され
ると、上記ストローク部34が上記電子レンジ本体側の
操作パネル部3側に突出して該当する操作キー12a〜
12eをONさせる。該押圧操作部材31は、上記各操
作部22a〜22eの全てに設けられている。
【0019】従って、上記の構成によると、今例えば上
記ドア4を閉めた状態では図2のようになり、上記電子
レンジ本体1a側操作パネル部3は当該ドア4によって
完全に覆われてしまい、外からは見えなくなってしま
う。そして外部には上記ドア4のフレーム部4aの19
部位置に配設された日常的に使用頻度が高い操作メニュ
ーキー12a〜12eの操作部22a〜22eだけがスペー
ス的に余裕をもったレイアウトで存在する状態となる。
そして、該操作部22a〜22eを押圧操作すると、上記
した押圧操作部材31を介してドア越しに電子レンジ本
体1a側操作パネル部3の該当する操作キー12a〜12
eがON操作され、直接同操作キー12a〜12eをON
操作したのと全く同様の操作状態が実現される。その結
果、図5に示したような従来の操作パネル部の操作キー
の操作に比べて非常に操作がしやすくなるとともに電子
レンジ本体1a側操作パネル部3の各種の操作キーや操
作部材12a〜12e,13a〜13h,14a〜14g,16,
17は、直接操作パネル部3側で操作しなければならな
いもの13a〜13h,14a〜14g,16,17を除き、
上記のようにドア4前面側の操作部22a〜22eを介し
て間接的に操作可能なものにあっては、例えば図1に示
す如く極めて径の小さなピン状のものでも足りるように
なるので、その分だけ電子レンジ本体1a側操作パネル
部3の操作キーの設置スペースに余裕が生じることにな
り、電子レンジ多機能化に伴う或る程度の操作キーの増
大にも十分に対応できるようになる。
【0020】しかも、従来一部で考えられていたものの
ようにドア4側に直接電子レンジ本体側のものと同様な
操作キー自体を分散させて設置する訳ではないから電気
的な配線対策は必要でなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の実施例に係る電子レンジの操
作部構造を示すドア開状態の電子レンジ正面図である。
【図2】図2は、同電子レンジのドア閉状態の正面図で
ある。
【図3】図3は、同実施例における電子レンジ操作部の
要部の構造を示す断面図である。
【図4】図4は、従来の電子レンジの構成を示すドア閉
状態の正面図である。
【図5】図5は、同従来の電子レンジの操作部の構造を
示す拡大正面図である。
【符号の説明】
1は電子レンジ、1aは電子レンジ本体、2は加熱室、
3は操作パネル部、4はドア、4aはドアフレーム部、
12a〜12e,13a〜13h,14a〜14g,16は操作
キー、22a〜22eは操作部、31は押圧操作部材であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア(4)により覆われる電子レンジ本体
    (1a)側第1の位置に当該電子レンジの全ての操作メニ
    ューキー(12a〜12e),(13a〜13h),(14a〜14
    g),(16)を配設する一方、該第1の位置に対応する上
    記ドア(4)の前面側に上記電子レンジ本体(1a)側第1
    の位置に設けられた操作メニューキー(12a〜12e),
    (13a〜13h),(14a〜14g),(16)の中の特に使用
    頻度の高い操作メニューを表示した操作メニュー表示部
    (32a〜32e)を設け、かつ上記ドア(4)本体部に当該
    操作メニュー表示部(32a〜32e)の表示を指標として
    対応する上記電子レンジ本体(1a)側第1の位置の該当
    する操作メニューキー(12a〜12e)をドア越しにON
    操作する操作部材(31),(31)・・を内装したことを
    特徴とする電子レンジの操作部構造。
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