JP2504098Y2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2504098Y2
JP2504098Y2 JP1989132361U JP13236189U JP2504098Y2 JP 2504098 Y2 JP2504098 Y2 JP 2504098Y2 JP 1989132361 U JP1989132361 U JP 1989132361U JP 13236189 U JP13236189 U JP 13236189U JP 2504098 Y2 JP2504098 Y2 JP 2504098Y2
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JP
Japan
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connection port
branch pipe
pipe
synthetic resin
resin body
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JPH0369793U (ja
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良未 坂
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Hitachi Metals Ltd
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Hitachi Metals Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本考案はT型管継手の枝管部の死水を防止する管継手
に関するものである。
【従来の技術】
従来、建屋内に配管された給水配管等は、将来給水栓
等の増設を予定して配管の途中にT型継手を接続してお
き、増設されるまでの期間T型継手の枝管接続口を閉塞
した状態で使用される場合がある。
【考案が解決しようとする課題】
ところが上記のように配管された給水配管の場合、継
手の枝管接続口に溜まった上水は、配管末端の給水栓が
使用されても枝管部に滞留して動かないため、死水とな
って長期の間にはバクテリア等の発生源となる。 特に枝管接続口に短管等が接続されている場合はこの
傾向が大きい。 本考案は上記の課題を解消して枝管部に死水が生じな
いようにした管継手を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
本考案の要旨は、両側に本管接続口と中央部に枝管接
続口とを有する金属製の継手本体と、 この継手本体の内面に前記接続口を除いてライニング
した合成樹脂体と、 この合成樹脂体により設けた前記接続口に接続するラ
イニング鋼管の内面に当接する筒状体と、 前記合成樹脂体により設けた両側の本管を通過する水
が枝管接続口側へ流れるように中央部内壁から内周面に
亘って枝管側に延びる薄板状の障壁と、 この障壁の延在端部に設けた枝管側流路を2分する薄
板状の障壁部材と、 からなることを特徴とする管継手である。
【作用】
本考案は上記の構成であるから、T型管継手の枝管接
続口側が閉塞されていても、両側の本管を通過する水は
必ず枝管側に導かれるので、配管の給水栓等が使用され
ている間、必ず枝管部内の水が動き、枝管部に死水が生
じない。 また継手内の流路は合成樹脂体で覆われているので、
赤水が生じない。
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図は本考案の一実施例を示す配管と接続した状態
を示すもので、継手本体4内には合成樹脂体5が、接続
口41、42、43のめねじを除いてライニングしてある。そ
して各接続口41、42、43には、接続されている配管61、
62及び短管7の内面に挿入して配管61、62及び短管7の
端面を流体から隔離して防食を行う合成樹脂体5による
筒状体51、52、53を設けてある。 また継手本体内の合成樹脂体中央部内面には、合成樹
脂体5による枝管接続口43側に向かって突出する障壁54
を内周面に亘って設けてある。この障壁は出来るだけ枝
管接続口43内に延びている方が良く、障壁54の延出端部
に凹穴又は凹溝55を形成し、後述する障壁部材8を取り
付けるようにしてある。 一方枝管接続口43には内面に樹脂71をライニングした
短管7を接続して将来の給水栓増設用等に備え、上記障
壁54の延出単部には凹穴又は凹溝55内に嵌入する例えば
合成樹脂製薄板状の障壁部材8を固定してある。 障壁部材8は薄板状でその幅は筒状体53の内径に挿通
する。尚筒状体53の内面に障壁部材8が挿通する溝を形
成して、この溝に障壁部材8を挿通させ障壁54の凹溝に
嵌入して固定しても良い。障壁部材8の端面は短管7の
端部のめねじとの間に間隙をあけた長さに形成してあ
る。 また枝管接続口43に接続した短管7の端部にはプラグ
3をねじ込み、将来の給水栓等の増設までの期間、閉塞
状態で使用される。 以上により配管61より流入した流体は、継手本体4内
で障壁54、障壁部材8によって枝管接続口43から短管7
の単部に流れた後、接続口42より配管62へ流出し、枝管
部の水は必ず動くので死水が生じない。 この場合継手内を流れる流体が水であっても、継手本
体4及び短管7の内部は合成樹脂で覆われており、また
接続した配管61、62及び短管7の端面は合成樹脂体5に
よる筒状態51、52、53によって内部水から遮断されるの
で、配管端面の発錆による赤水が生じなく、衛生的な水
を配給することが出来る。
【考案の効果】
以上説明のごとく本考案の管継手は、枝管部に死水が
生じないので常に衛生的な水を配給することが出来、ま
た赤水の心配もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す配管に接続した状態の
断面図である。
【符号の説明】
4……継手本体、43……枝管接続口 5……合成樹脂体、51、52、53……筒状体 54……障壁、7……短管 71……樹脂、8……障壁部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側に本管接続口と中央部に枝管接続口と
    を有する金属製の継手本体と、 この継手本体の内面に前記接続口を除いてライニングし
    た合成樹脂体と、 この合成樹脂体により設けた前記接続口に接続するライ
    ニング鋼管の内面に当接する筒状体と、 前記合成樹脂体により設けた両側の本管を通過する水が
    枝管接続口側へ流れるように中央部内壁から内周面に亘
    って枝管側に延びる薄板状の障壁と、 この障壁の延出端部に設けた枝管側流路を2分する薄板
    状の障壁部材と、 からなることを特徴とする管継手。
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