JP2503882B2 - ユニ―クワ―ド検出装置 - Google Patents

ユニ―クワ―ド検出装置

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JP2503882B2
JP2503882B2 JP5149376A JP14937693A JP2503882B2 JP 2503882 B2 JP2503882 B2 JP 2503882B2 JP 5149376 A JP5149376 A JP 5149376A JP 14937693 A JP14937693 A JP 14937693A JP 2503882 B2 JP2503882 B2 JP 2503882B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット通信の分野に
於ける技術の1つであるユニークワード検出装置の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に一般的なパケット信号のデータ構
成を示す。図4に示すように、パケット信号は、キャリ
アリカバリ部(以下CR部と称する)12と、ビットタ
イミングリカバリ部(以下、BTR部と称する)13
と、ユニークワード部(以下、UW部と称する)14
と、データ部15とから成る。データ部15はデータの
長さを示すデータ長部と、CRC(Cyclic Redundancy
Check )部等を含む。CR部12はキャリア検出のため
の部分であり、全て“1”もしくは“0”なるデータに
て構成される。BTR部13はクロック検出のための部
分であり、“1010…”なるデータにて構成される。
【0003】種々のユニークワ−ド検出装置が提案され
ている(例えば、特開昭62−38049号公報、特開
平2−71640号公報、特開平3−78338号公
報、特開平3−145234号公報参照)。しかしなが
ら、これら提案されたユニークワ−ド検出装置のいずれ
も、ユニークワード検出判定を実行するためのアパーチ
ャ区間を設定するアパーチャ区間検出器を備えていない
ので、ユニークワード誤検出を下げることができない。
【0004】図2に、従来のアパーチャ区間検出器を備
えたユニークワード検出装置の構成を示す。ユニークワ
ード検出装置は、復調器10と、アパーチャ区間検出器
20´と、相関器30と、ユニークワード判定器40と
を有している。復調器10は受信信号RSを復調して、
復調信号DMSを出力する。復調信号DMSは実部DM
R と虚部DMRI とからなる。アパーチャ区間検出器
20´は、復調信号DMSの実部DMSR と虚部DMR
I とに基づいて、後述するようにアパーチャ区間を設定
し、復調器制御信号DMCとユニークワード検出判定実
行可否信号UDSとを出力する。復調器制御信号DMC
は復調器10に供給される。ユニークワード検出判定実
行可否信号UDSが実行可を示しているとき、相関器3
0は復調信号実部DMSR と予め設定されたユニークワ
ードとの相関を取り、相関値CVを出力する。ユニーク
ワード判定器40は相関値CVと判定しきい値ε3 とを
比較し、相関値CVが判定しきい値ε3 以上のときに検
出信号DSを出力する。
【0005】次に従来のユニークワード検出装置の動作
について説明する。受信信号RSは復調器10に入力さ
れ、ここで復調が行なわれる。なお、受信信号RSの
“1”、“0”はそれぞれ復調器10は“1”、“−
1”なるレベル(正規化レベル)で復調信号DMSとし
て出力される。
【0006】アパーチャ区間検出器20´では復調信号
DMSを受け、アパーチャ区間を設定する。このアパー
チャ区間とはユニークワード検出作業を行なう限定され
た区間であり、これはユニークワード誤検出を下げる目
的で、常時ユニークワード検出判定を行うのではなく、
キャリアが存在し、ユニークワードの存在確率の高い区
間のみユニークワード検出判定を行うための区間であ
る。
【0007】復調信号DMSは本来、復調信号実部DM
R が有効なデータであり、復調信号虚部DMRI は再
生データとしての意味は持たず、キャリアの位相誤差情
報を表すものである。
【0008】復調信号DMSに於いては、キャリア成分
が存在するとき、次の数式1が成り立つようにゲイン調
整が復調器10で行われる。
【0009】
【数1】 (DMSR 2+(DMSI 2=K2 (Kの正の定義)
【0010】つまり復調信号DMSは図5に示す様に半
径Kの円周上の点であり、キャリア同期がとれていると
き、図6に示すように、“K”と“−K”の2点付近に
集中する。
【0011】なお、キャリアが存在しないときは、上記
数式1の代わりに次の数式2のような関係になる。
【0012】
【数2】 (DMSR 2+(DMSI 2<K2
【0013】この性質を用い、従来アパーチャ区間を決
定する方法として、以下に示すような方法がとられてき
た。図3(a)は従来のアパーチャ区間検出器20´と
して第1の方法によるアパーチャ区間検出器20aを示
し、図3(b)は従来のアパーチャ区間検出器20´と
して第2の方法によるアパーチャ区間検出器20bを示
す。
【0014】第1の方法としては、図3(a)に示すよ
うに、復調信号実部DMSR と復調信号虚部DMRI
2乗和を後述するループフィルタに通した値LFVが、
しきい値ε4 を越えたとき、キャリア検出された、つま
りパケットが送信されてきたと判断し、その後、下記の
数式3で表されるpビットにわたり、相関器30に於い
てユニークワード検出を行う様、相関器30に指示を出
す(アパーチャ区間の設定)。図7に模式図を示す。
【0015】
【数3】 pBTR長+UW長
【0016】詳細に説明すると、第1の方法によるアパ
ーチャ区間検出器20aは、復調信号実部DMSR を2
乗する2乗演算器221と、復調信号虚部DMRI を2
乗する2乗演算器222と、2乗演算器221からの2
乗演算値と2乗演算器222からの2乗演算値とを加算
する加算器223と、加算器223からの2乗和に第1
の重み付け定数η1 を掛ける乗算器224と、乗算器2
24からの重み付けされた2乗和と後述する重み付けさ
れた積分値とを加算する加算器225と、加算器225
の出力(ループフィルタを通した2乗和)LFVを遅延
する遅延回路226と、遅延回路226からの遅延させ
た積分値に第2の重み付け定数(1−η1 )を掛けて重
み付けされた積分値を出力する乗算器227と、加算器
225からのループフィルタを通した2乗和LFVと判
定しきい値ε4 とを比較して、復調器制御信号DMCと
ユニークワード検出判定実行可否信号UDSとを出力す
る判定器228とを有する。乗算器224と加算器22
5と遅延回路226と乗算器227とによってループフ
ィルタが構成される。
【0017】第2の方法としては、図3(b)に示すよ
うに、復調信号実部DMSR を後述するループフィルタ
を通した値を2乗した値SVを用いる。この2乗値SV
はCR部12のように同一値が連続しているとき大きな
値となるが、BTR部13のように“1010…”と交
互に繰り返すパターンに於いては小さな値となる。この
性質を利用し、2乗値SVがしきい値ε5 を越え、しば
らくしてしきい値ε5を下まわったとき(立ち下がりエ
ッジの検出)、パケットのBTR部13を検出したと判
断し、その後、同様にpビットにわたり、相関器30で
ユニークワード検出を行う様、相関器30に指示を出す
(アパーチャ区間の設定)。図8に模式図を示す。
【0018】詳細に説明すると、第2の方法によるアパ
ーチャ区間検出器20bは、復調信号実部DMSR に第
1の重み付け定数ξ1 を掛ける乗算器231と、乗算器
231からの重み付けされた復調信号実部と後述する重
み付けされた積分値とを加算する加算器232と、加算
器232の出力(ループフィルタを通した復調信号実
部)を遅延する遅延回路233と、遅延回路232から
の遅延させた積分値に第2の重み付け定数(1−ξ1
を掛けて重み付けされた積分値を出力する乗算器234
と、加算器232からのループフィルタを通した復調信
号実部を2乗する2乗演算器235と、2乗演算器23
5からの2乗値SVと判定しきい値ε5 とを比較して、
復調器制御信号DMCとユニークワード検出判定実行可
否信号UDSとを出力する判定器236とを有する。乗
算器231と加算器232と遅延回路233と乗算器2
34とによってループフィルタが構成される。
【0019】図2に戻って、ユニークワード検出判定実
行可否信号UDSを受けた相関器30は検出すべきユニ
ークワードを記憶しており、ユニークワード検出判定実
行可否信号UDSの情報によりアパーチャ区間内である
と判断したとき、復調信号実部DMSR とユニークワー
ドとの間の相関演算を行い、相関値CVを出力する。デ
ータレートをx(bps)としたとき、時刻t=ix
(iは整数)における復調器10から出力される復調信
号実部DMSR をdi とし、ユニークワード系列の長さ
をLビット、ユニークワード系列の値をuj (j=1,
2,3,…,L)とすると、時刻t=ixにおける相関
値CVの値fi は、下記の数式4で表される。
【0020】
【数4】
【0021】相関値CVはユニークワード判定器40に
入力される。ユニークワード判定器40は相関値CVと
後述する判定しきい値とを比較して判定を行う。すなわ
ち、誤り許容ビット数ε 3 の値をεで表したとき、上記
数式4より求まる相関値CVの値f i に対する上記判定
しきい値は、『L−ε』となる。したがって、ある相関
値CVの値f i を一般にfで表したとき、下記の数式5
なる関係が成立するときに、ユニークワード判定器40
はユニークワードが受信されたと判定し、検出信号DS
を出力する。
【0022】
【数5】 f≧L−ε
【0023】なお、ユニークワード検出判定実行可否信
号UDSは、復調器10のPLL(Phase Lock Loop )
の定数切替器等の復調器制御信号DMCとして用いられ
る。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のユニークワード検出装置に於けるアパーチャ区間検出
器では、図3(a)および図3(b)のどちらの場合
も、キャリアのレベルのみを考慮した処理を行ってい
る。
【0025】すなわち、図3(a)に示したアパーチャ
区間検出器20aに於いては、復調信号DMSのレベル
があるしきい値ε4 を越えたとき、キャリア検出、つま
りパケットが検出されたと考えている(図9参照)。こ
の方式では、一時的なレベルの強いノイズにも反応して
しまうという可能性があった。
【0026】また、図3(b)に示したアパーチャ区間
検出器20bも、特に同期がかかっていないような状態
に於いては、ノイズのレベル変動等にも反応してしまう
可能性があった。
【0027】このように、従来のアパーチャ区間検出器
20´は、一時的なレベルの強いノイズに対しても反応
してしまい、その結果、不適当なタイミングにアパーチ
ャ区間を設定してしまうという問題がある。
【0028】その故に、本発明の技術的課題は、誤った
位置にアパーチャ区間を設定してしまう可能性を低減
し、ユニークワードの誤検出率を下げることにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明によるユニークワ
ード検出装置は、キャリアリカバリ部、ビットタイミ
グリカバリ部、ユニークワード部、およびデータ部を含
むパケット信号を受信して復調する復調器の後段に設け
られ、パケット信号中のユニークワード部を検出するユ
ニークワード検出装置であって、復調器からの復調信号
に基づいてユニークワード検出判定を実行するためのア
パーチャ区間を検出するアパーチャ区間検出器と、この
アパーチャ区間検出器で検出されたアパーチャ区間
間、復調信号と予め設定されたユニークワードとの相関
を調べる相関器と、この相関器で得られた相関値を入力
としてユニークワード部の検出判定を行なうユニークワ
ード判定器とを有するユニークワード検出装置におい
て、アパーチャ区間検出器は、復調信号の実部に基づい
て、復調器が同期状態にロックしたことを検出する第1
の検出回路と、復調信号の実部に基づいて、パケット信
号のビットタイミングリカバリ部を検出する第2の検出
回路と、第1の検出回路の出力と第2の検出回路の出力
とに基づいてアパーチャ区間を判定するアパーチャ区間
判定器とを具備したことを特徴とする。
【0030】
【作用】本発明のユニークワード検出装置は、ユニーク
ワードの誤検出率を下げるためのアパーチャ区間を設定
するアパーチャ区間検出器が、キャリアレベルの検出で
なく、データが同期状態にロックしたことを検出し、さ
らに受信パケットの再生データがBTR部に入ったこと
を検出してユニークワード検出判定実行可否信号をオン
状態とする。
【0031】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0032】図1を参照すると、本発明の一実施例によ
るユニークワード検出装置は、アパーチャ区間検出器が
図3に示したものと相違している点を除いて図2に示し
たものと同様の構成を有する。しがたって、本実施例の
アパーチャ区間検出器に参照符号20を付し、従来のユ
ニークワード検出装置の構成要素と同様の機能を有する
ものには同一の参照符号を付して、それらの説明を省略
する。
【0033】アパーチャ区間検出器20は、復調器20
が同期状態にロックしたことを検出する第1の検出回路
21と、パケット信号のBTR部13を検出する第2の
検出回路22と、アパーチャ区間判定器23とから構成
される。
【0034】第1の検出回路21は、2乗演算器222
と加算器223とが削除されていることを除いて、図3
(a)に示されたアパーチャ区間検出器20aと同様の
構成を有する。すなわち、第1の検出回路21は復調信
号実部DMSR を2乗する2乗演算器201と、2乗演
算器201からの2乗和に第1の重み付け定数η0 を掛
ける乗算器202と、乗算器202からの重み付けされ
た2乗和と後述する重み付けされた積分値とを加算する
加算器203と、加算器203の出力(ループフィルタ
を通した2乗和)LFVR を遅延する遅延回路204
と、遅延回路204からの遅延させた積分値に第2の重
み付け定数(1−η0 )を掛けて重み付けされた積分値
を出力する乗算器205と、加算器203からのループ
フィルタを通した2乗和LFVR と判定しきい値ε1
を比較して第1の判定信号を出力する判定器206とを
有する。乗算器202と加算器203と遅延回路204
と乗算器205とによってループフィルタが構成され
る。
【0035】第1の検出回路21に於いては、復調信号
実部DMSR のみ、2乗和をループフィルタに通した値
LFVR と判定しきい値ε1 とを比較するため、下記の
数式6であっても、同期状態にロックされていなけれ
ば、パケット検出を認めない。
【0036】
【数6】 (DMSR 2+(DMSI 2
【0037】つまり、図10に示すように、下記の数式
7で表される関係に落ち着いたとき、パケット検出を認
める。
【0038】
【数7】 (DMSR 2
【0039】一方、第2の検出回路22は図3(b)に
示されたアパーチャ区間検出器20bと同様の構成を有
する。すなわち、第2の検出回路21は復調信号実部D
MSR に第1の重み付け定数ξ0 を掛ける乗算器211
と、乗算器211からの重み付けされた復調信号実部と
後述する重み付けされた積分値とを加算する加算器21
2と、加算器212の出力(ループフィルタを通した復
調信号実部)を遅延する遅延回路213と、遅延回路2
13からの遅延させた積分値に第2の重み付け定数(1
−ξ0 )を掛けて重み付けされた積分値を出力する乗算
器214と、加算器212からのループフィルタを通し
た復調信号実部を2乗する2乗演算器215と、2乗演
算器215からの2乗値SVと判定しきい値ε2 とを比
較して、第2の判定信号を出力する判定器216とを有
する。乗算器211と加算器212と遅延回路213と
乗算器214とによってループフィルタが構成される。
【0040】第1の検出回路21からの第1の判定信号
がオン状態のとき、はじめて第2の検出回路22からの
第2の判定信号を有効とし、アパーチャ区間判定器23
で判定を行う。
【0041】つまり、アパーチャ区間判定器23は、第
1の検出回路21のループフィルタを通した2乗演算値
LFVR が判定しきい値ε1 を越えた状態でかつ、2乗
値SVが判定しきい値ε2 を越えた状態から下まわる状
態に変化したとき、パケットのBTR部13を検出した
ものとみなし、ユニークワード検出判定実行可否信号U
DSを、上記数式3で表されるpビットの期間、実行可
の信号レベルにして、相関器30に送る。
【0042】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の変更が可能であるのは勿論である。上記実施例では、
説明を簡便とするため、変調方式がBPSKの場合で記
述したが、他の変調方式の場合でも、同期状態にロック
したことの検出方法を若干変更するだけで、本発明を応
用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ユニーク
ワードの検出判定を行う区間であるアパーチャ区間の設
定において、単にパケットのCR部やBTR部を検出す
るだけでなく、同期状態にロックしたことを検出した上
で、BTR部を検出するため、一時的なレベルの強いノ
イズ等により、アパーチャ区間を誤って判定してしまう
可能性が低減し、その結果、ユニークワードの誤検出率
も低減するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるユニークワード検出装
置を示すブロック図である。
【図2】従来のユニークワード検出装置を示すブロック
図である。
【図3】従来のユニークワード検出装置に使用されるア
パーチャ区間検出器を示すブロック図で、(a)は第1
の従来例を示し、(b)は第2の従来例を示す。
【図4】本発明の実施例に係るパケットの構成を示す図
である。
【図5】従来例における非同期状態の座標位置関係を示
す図である。
【図6】従来例における同期状態の座標位置関係を示す
図である。
【図7】図3(a)に示す第1の従来例のアパーチャ区
間検出器におけるアパーチャ区間設定を示す模式図であ
る。
【図8】図3(b)に示す第1の従来例のアパーチャ区
間検出器におけるアパーチャ区間設定を示す模式図であ
る。
【図9】従来例におけるパケット検出レベルを示す図で
ある。
【図10】本発明の実施例に係るパケット検出レベルを
示す図である。
【符号の説明】
10 復調器 20 アパーチャ区間検出器 21 第1の検出回路 22 第2の検出回路 23 アパーチャ区間判定器 30 相関器 40 ユニークワード判定器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアリカバリ部、ビットタイミング
    リカバリ部、ユニークワード部、およびデータ部を含む
    パケット信号を受信して復調する復調器の後段に設けら
    れ、前記パケット信号中の前記ユニークワード部を検出
    するユニークワード検出装置であって、前記復調器から
    の復調信号に基づいてユニークワード検出判定を実行す
    るためのアパーチャ区間を検出するアパーチャ区間検出
    器と、該アパーチャ区間検出器で検出されたアパーチャ
    区間の間、前記復調信号と予め設定されたユニークワー
    ドとの相関を調べる相関器と、該相関器で得られた相関
    値を入力として前記ユニークワード部の検出判定を行な
    うユニークワード判定器とを有するユニークワード検出
    装置において、前記アパーチャ区間検出器は、 前記復調信号の実部に基づいて、前記復調器が同期状態
    にロックしたことを検出する第1の検出回路と、 前記復調信号の実部に基づいて、前記パケット信号の前
    記ビットタイミングリカバリ部を検出する第2の検出回
    路と、 前記第1の検出回路の出力と前記第2の検出回路の出力
    とに基づいて前記アパーチャ区間を判定するアパーチャ
    区間判定器とを具備したことを特徴とするユニークワー
    ド検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の検出回路は、前記復調信号の
    実部を2乗する2乗演算器と、該2乗演算器の出力をフ
    ィルタリングするループフィルタと、該ループフィルタ
    の出力と判定しきい値とを比較して前記復調器が同期状
    態にロックしたことを判定する判定器とを有する請求項
    1記載のユニークワード検出装置。
  3. 【請求項3】 前記ループフィルタが、前記2乗演算器
    の出力に第1の重み付け定数を掛ける第1の乗算器と、
    該第1の乗算器の出力と重み付けされた積分値とを加算
    する加算器と、該加算器の出力を遅延する遅延回路と、
    該遅延回路の出力に第2の重み付け定数を掛けて前記重
    み付けされた積分値を出力する乗算器とを有し、前記加
    算器の出力を前記ループフィルタの出力とする請求項2
    記載のユニークワード検出装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の検出回路は、前記復調信号の
    実部をフィルタリングするループフィルタと、該ループ
    フィルタの出力を2乗する2乗演算器と、該2乗演算器
    の出力と判定しきい値とを比較して前記パケット信号の
    前記ビットタミングリカバリ部を判定する判定器とを有
    する請求項1記載のユニークワード検出装置。
  5. 【請求項5】 前記ループフィルタが、前記復調信号の
    実部に第1の重み付け定数を掛ける第1の乗算器と、該
    第1の乗算器の出力と重み付けされた積分値とを加算す
    る加算器と、該加算器の出力を遅延する遅延回路と、該
    遅延回路の出力に第2の重み付け定数を掛けて前記重み
    付けされた積分値を出力する乗算器とを有し、前記加算
    器の出力を前記ループフィルタの出力とする請求項4記
    載のユニークワード検出装置。
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JPH0715423A (ja) 1995-01-17

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