JP2502884Y2 - カ―ドホルダ― - Google Patents

カ―ドホルダ―

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JP2502884Y2
JP2502884Y2 JP5106290U JP5106290U JP2502884Y2 JP 2502884 Y2 JP2502884 Y2 JP 2502884Y2 JP 5106290 U JP5106290 U JP 5106290U JP 5106290 U JP5106290 U JP 5106290U JP 2502884 Y2 JP2502884 Y2 JP 2502884Y2
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card
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建一 高橋
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株式会社ユニシアジェックス
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えば荷札や表示カード等を保持するカー
ドホルダーの改良に関する。
従来の技術 この種のカードホルダーとしては、従来から種々のも
のが提供されており、例えば実開昭58−146278号公報等
に記載されたものが知られている。
これは、収納箱の前面上下端部に、互いに内方へ略L
字形に屈曲したカード保持部を突設して、内容物の表示
カードを両カード保持部の左右端に開口したカード差込
口から横方向に差込むようになっている。
また、収納箱の前面下端部に、ポケット状の透明なカ
ード保持部を突設して、表示カードをカード保持部の上
端に開口したカード差込口から縦方向に差込むようにな
っている。
考案が解決しようとする課題 前記従来のカードホルダーにあっては、前述のように
カード差込口がカード保持部の左右端側あるいは上端側
だけに形成されているため、表示カードを単に縦方向か
あるいは横方向からしか差込むことができない。したが
って、カード差込方向の自由度が制約されて、例えばカ
ード差込口が開口するカード保持部の上部あるいは側部
付近に障害物が存する場合は、表示カードの差込みが困
難になるか、場合によっては全く不可能になる虞があ
る。また、カード差込口が単一であるため、表示カード
の形状や大きさ等の自由度も制約され、大きさ等の多様
化にも十分に対応することができない。
課題を解決するための手段 本考案は、前記従来のカードホルダーの実情に鑑みて
案出されたもので、まず第1に、略矩形状の表側ケース
と裏側ケースとを互いに組み合わせて、該両ケース間に
狭巾なカード収容空間を設けてなるカードホルダーであ
って、前記表側ケースの所定部位に、カードを縦方向及
び横方向から前記カード収容空間内に差込み可能なカー
ド差込口を設けたことを特徴としている。
第2に、前記縦横方向のカード差込口のうち少なくと
も一方側のカード差込口を複数設けたことを特徴として
いる。
第3に、略矩形状の表側ケースと裏側ケースとの間に
カード収容空間が設けられ、前記表側ケースの所定部位
にカードを縦方向ああるいは横方向の少なくともいずれ
か一方向から前記カード収納空間内に差し込むカード差
込口が設けられたカードホルダーであって、前記カード
差込口は、前記表側ケースの外周端に対向して並設され
た各一対の縦枠部材間あるいは横枠部材間に案内部材を
設けるこによって形成され、該案内部材の内面に断面略
円弧状のガイド面を形成したことを特徴としている。
作用 前記第1請求項に係る考案にあっては、カードを各カ
ード差込口からカード収納空間内へ縦方向及び横方向の
いずれの方向からも差込むことができるので、差込み方
向の自由度が向上する。
また、第2請求項に係る考案にあっては、縦,横方向
のカード差込口を複数設けたので、カードの形状や大き
さ等の多様化にも十分対応することができる。
更に、第3請求項に係る考案にあっては、カードを例
えば縦方向のカード差込口から差込めば、該カードの先
端部が案内部材のガイド面に滑らかに摺接案内されつつ
カード収納空間内に収納されると共に、差込まれた端部
が表側ケースの案内部材と、裏側ケースとのよって挾持
されて収納空間内に確実に保持される。したがって、カ
ードの差込作業が片手で簡単に行なうことができると共
に、常時確実なカード保持状態が得られる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
本考案に係るカードホルダーは、第1図〜第4図に示
すように合成樹脂材で一体成形された横方向に長い矩形
薄板状の表側ケース1と、該表側ケース1と略同形の裏
側ケース2とを互いに組み合わせてなり、両者1,2間に
狭巾なカード収納空間3が形成されている。
具体的に説明すれば、表側ケース1は、第3図Aに示
すように、左右両側に並設された細長い一対の縦枠部材
4,5と、上下両端に並設された細長い一対の横枠部材6,7
と、図中左側に横方向に沿って略長方状形に切欠形成さ
れた上下3つの縦方向カード差込口8,9,10と、図中左側
に縦方向に沿って細長く切欠形成された左右4つの横方
向カード差込口11,12,13,14と、前記各縦方向カード差
込口8〜10間に配置された細長い2本の第1案内部材1
5,16と、前記各横方向カード差込口11〜14の間及び最左
端側の横方向カード差込口11と縦方向カード差込口8〜
10との間に配置された細長い4本の第2案内部材17,18,
19,20とを備えている。
前記各縦枠部材4,5は、第2図A及び第3図Bにも示
すように中央両側付近に厚さ方向に貫通した段差円形状
の嵌合孔21,22…が夫々穿設されていると共に、上下両
端部にはモールド成形時の位置決め用小孔23…が貫通形
成されている。また、各縦枠部材4,5の上端部内端縁4a,
5aが、後述のカード24差込時の円滑な案内をするために
略円弧状に切欠されている。
前記下側の横枠部材6は、中央両側付近に前記嵌合孔
21,22…と同様な2つの嵌合孔25,25が穿設されていると
共に、中央に位置決め用小孔26が貫通形成されている。
一方、上側の横枠部材7は、後述する裏側ケース2の上
側の横枠部材30との間に最大開口面積の縦方向カード差
込口42を形成するものであって、その内面に第2図Dに
示すようにカード差込みを容易にする横断面略円弧状の
カード面7aが形成されている。
前記縦方向カード差込口8〜10は、その開口面積が中
央側差込口9が最も小さく、上下側差込口8,10が同一に
設定されており、夫々が表示窓としても機能するように
なっている。一方、横方向カード差込口11〜14は、その
開口面積が夫々異なった大きさに設定されている。
前記第1案内部材15,16は、その巾寸法が比較的小さ
く設定され、第2案内部材17〜20は、その巾寸法が第1
案内部材15,16よりも大きく設定されており、各内面に
は第2図D,E及び第3図B,Cに示すように夫々横断面略円
弧状のガイド面15a〜20aが夫々形成されている。
前記裏側ケース2は、第4図Aに示すように、左右両
側に並設された細長い一対の縦枠部材27,28と、上下両
端に並設された細長い一対の横枠部材29,30と、前記縦
枠部材27,28間に上下方向に等間隔で横設された細長い
3本の第3案内部材31,32,33と、前記横枠部材29,30間
に左右方向に等間隔で縦設された細長い3本の第4案内
部材34,35,36とを備えている。また、この裏側ケース2
は、物流容器に溶着,リベット等で固定される。
前記各縦枠部材27,28は、第2図A及び第4図B,Cに示
すように中央両側付近に前記嵌合孔21,22…と嵌合する
円柱状の嵌合突部37,38…が夫々設けられていると共
に、上下両端部にはモールド成形時の位置決め用小孔39
…が貫通形成されている。前記嵌合突部37,38…は、そ
の外径が嵌合孔21,22…よりも若干大きく設定されてい
ると共に、その高さは嵌合孔21,22…の長さよりも小さ
く設定されている。また、各縦枠部材27,28の上端部内
端縁27a,28aが、表側ケース1の場合と同様に略円弧状
に切欠されている。
前記下側の横枠部材29は、第4図Cにも示すように中
央両側付近に表側ケース1の横枠部材6に有する前記嵌
合孔25,25に嵌合する嵌合突部40,40が設けられており、
これは前記縦枠部材27,28の嵌合突部37,38…と同一に構
成されている。また、中央に位置決め用小孔41が貫通形
成されている。一方、上側の横枠部材30には、第2図D
に示すように内面に横断面略円弧状のガイド面30aが形
成されている。
更に、前記第3案内部材31〜33と第4案内部材34〜36
は、その巾寸法が全体的に比較的小さく設定されている
と共に、肉厚寸法が縦横枠部材27,28,29,30よりも小さ
くかつ均一に設定されている。また、各内面には、第2
図B,E,第4図Cに示すように横断面略円弧状のガイド面
31a〜36aが夫々形成されている。
したがって、本実施例によれば、まず表側ケース1の
各嵌合孔21,22,25内に第2図Aの如く裏側ケース2の各
嵌合突部37,38,40を圧入すると共に、各縦枠部材4,5と2
7,28,下側の横枠部材6と29の各対向面を第2図C,Fのよ
うに当接させれば、両者1,2の間に前述の狭小なカード
収納空間3が形成され、また上側の横枠部材7,30間に最
大開口面積の細長い縦方向カード差込口42が夫々形成さ
れたカードホルダーが完成する。このように、両者1,2
の凹凸嵌合により組み合わせるだけであるから、その作
業が簡単であり、また、嵌合突部37,38,40は、嵌合孔2
1,22,25から突出せずに内部に収納された形になってい
るため、外観上の品質の向上は勿論のこと、第1図中右
端側の横方向カード差込口11からのカード43差込み時に
も何ら支障を来たすことはない。
そして、本実施例にあっては、4つの縦方向カード差
込口8,9,10,42と、4つの横方向カード差込口11,12,13,
14とを設けたため、カードを縦方向あるいは横方向のい
ずれかの方向からも差込むことができ、差込方向の自由
度が向上する。したがって、例えばカードホルダーの側
部側に荷物等の障害物があっても、カードを縦方向カー
ド差込口8,9,10,42を利用して縦方向から差込むことが
でき極めて利便である。また、カード差込口を複数設け
たため、形状や大きさ等の異なる各種のカードを差込む
ことができ、カードの多様化にも十分に対応することが
可能となる。
更に、カードの差込作用については、カード43を例え
ば右端側の横方向カード差込口11から差込むと、該カー
ド43の先端部の裏側端縁が裏側ケース2の第3案内部材
31〜33の各ガイド面31a〜33a上を略点接触状態で、かつ
第4案内部材34〜36の各ガイド面34a〜36a位置では線接
触状態で夫々摺接案内される一方、カード43の表面は、
表側ケース1の右端側の第2案内部材17のガイド面17a
に略線接触状態で摺接案内されつつカード収納空間3内
に収納される。このように、カード43は、各ガイド面31
a〜36a,17aによって摩擦抵抗が十分に小さくなるため、
円滑に差込めると共に、片手で差込めるため、差込作業
が極めて容易になる。更に、カード43の先端部が、対向
する各左側の縦枠部材4,27の内端縁に突き当たって差込
作業が終わった時点では、カード43の両側面が表裏側ケ
ース1,2の各案内部材15〜20,31〜36によって挾圧される
ため、常時確実なカード保持状態が得られる。
一方、差込まれたカード43は、後端部43aが横方向カ
ード差込口11から外部に突出した状態になるため、引き
出し時にはこの後端部を持って引張れば簡単に引き出す
ことができる。
また、最大開口面積の縦方向カード差込口42から差込
まれるカード24は、各縦枠部材4,5,27,28の上端部内端
縁4a,27a,5a,28aによって先端部両端縁が滑らかに案内
され、さらに各案内部材31〜36のガイド面31a〜36aの高
さが均一であるからカード24の先端部も裏側ケース2に
滑らかに案内される。
尚、前記の説明では、右端側の横方向カード差込口11
からカード43を差込んだ場合の作用を説明したが、他の
縦横方向カード差込口8〜10,12〜14から差込んだ場合
も同様な作用・効果が得られることは勿論である。ま
た、最下段の縦方向カード差込口10は、通常は表示窓と
して機能するが、カードを下方向から差込むことも可能
である。さらに、表側ケース1を透明な樹脂材等で形成
すれば、表示機能が一層向上する。
また、本実施例では、裏側ケース2を平板状とせずに
複数の開口部を設けて、カード差込み時には各案内部材
31〜36との摩擦接触のみとしたため、摩擦抵抗が可及的
に減少され、差込性が一層良好となる。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、本考案に係るカードホ
ルダーによれば、とりわけ表側ケースの所定部位に、カ
ードを縦方向及び横方向からカード収納空間内に差込み
可能なカード差込口を設けたため、カード差込方向の自
由度が向上する。この結果、例えば障害物等により横方
向からのカード差込みが不可能であっても、縦方向から
の差込みができるので極めて利便となり、実用性の高い
ものとなる。
また、縦,横方向のカード差込口を複数設けたため、
形状や大きさ等の異なる各種のカードを差込むことが可
能となり、カードの多様化にも十分に対応することがで
きる。
更に、カード差込口を形成する案内部材の内面に断面
略円弧状のガイド面を形成したため、カード差込み時に
おけるカードとガイド面との摩擦抵抗が低減し、カード
をカード収納空間内へスムーズに差込むことができると
共に、該差込作業を片手で簡単に行なうことが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカードホルダーの一実施例を示す
正面図、第2図Aは第1図のA−A線断面図、同図Bは
第1図のB−B線断面図、同図Cは第1図のC−C線断
面図、同図Dは第1図のD−D線断面図、同図Eは第1
図のE−E線断面図、同図Fは第1図のF−F線断面
図、第3図Aは本実施例の表側ケースを示す正面図、同
図Bは同図AのG−G線断面図、同図Cは同図AのH−
H線断面図、第4図Aは本実施例の裏側ケースの正面
図、同図Bは同図AのI−I線断面図、同図Cは同図A
のJ−J線断面図である。 1…表側ケース、2…裏側ケース、3…カード収納空
間、4,5…縦枠部材、6,7…横枠部材、8,9,10,42…縦方
向カード差込口、11,12,13,14…横方向カード差込口、1
5〜20…案内部材、15a〜20a…ガイド面。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略矩形状の表側ケースと裏側ケースとの間
    に狭巾なカード収容空間を設けてなるカードホルダーで
    あって、前記表側ケースの所定部位に、カードを縦方向
    及び横方向から前記カード収容空間内に差込み可能なカ
    ード差込口を設けたことを特徴とするカードホルダー。
  2. 【請求項2】前記縦横方向のカード差込口のうち少なく
    とも一方側のカード差込口を複数設けたことを特徴とす
    る第1請求項記載のカードホルダー。
  3. 【請求項3】略矩形状の表側ケースと裏側ケースとの間
    にカード収容空間が設けられ、前記表側ケースの所定部
    位にカードを縦方向ああるいは横方向の少なくともいず
    れか一方向から前記カード収納空間内に差し込むカード
    差込口が設けられたカードホルダーであって、前記カー
    ド差込口は、前記表側ケースの外周端に対向して並設さ
    れた各一対の縦枠部材間あるいは横枠部材間に案内部材
    を設けるこによって形成され、該案内部材の内面に断面
    略円弧状のガイド面を形成したことを特徴とする第1請
    求項記載のカードホルダー。
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