JP2502742Y2 - 2輪車運転教習装置 - Google Patents
2輪車運転教習装置Info
- Publication number
- JP2502742Y2 JP2502742Y2 JP1989069061U JP6906189U JP2502742Y2 JP 2502742 Y2 JP2502742 Y2 JP 2502742Y2 JP 1989069061 U JP1989069061 U JP 1989069061U JP 6906189 U JP6906189 U JP 6906189U JP 2502742 Y2 JP2502742 Y2 JP 2502742Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driver
- seat
- simulated driver
- simulated
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、実車を模擬した運転席と、制御装置と映
像表示装置により、2輪車を運転する状況をつくりだ
し、その運転状況のデータを必要により取出せる、2輪
車運転教習装置に関するものである。
像表示装置により、2輪車を運転する状況をつくりだ
し、その運転状況のデータを必要により取出せる、2輪
車運転教習装置に関するものである。
第3図、第4図は従来の2輪車運転教習装置を示し、
運転車(21)の運転席に支持受け金具(22)が固定され
ている。回転自在のローラ(23a),(23b),(24
a),(24b)は、運転車(21)の車輪を支持している。
回転数検出器(28)はローラの1つ(24b)にかみあっ
て動作する。支持金具(25)は、運転車(21)および支
持受け金具(22)を回転自在にベース(26)に支持して
いる。ベース(26)前部にはモニタTV(27)、後方には
ラックに収納された制御装置(29)が配置されている。
ガススプリング(30a),(30b)は運転車(21)とベー
ス(26)間に接続され、運転車(21)を水平に支持して
いる。
運転車(21)の運転席に支持受け金具(22)が固定され
ている。回転自在のローラ(23a),(23b),(24
a),(24b)は、運転車(21)の車輪を支持している。
回転数検出器(28)はローラの1つ(24b)にかみあっ
て動作する。支持金具(25)は、運転車(21)および支
持受け金具(22)を回転自在にベース(26)に支持して
いる。ベース(26)前部にはモニタTV(27)、後方には
ラックに収納された制御装置(29)が配置されている。
ガススプリング(30a),(30b)は運転車(21)とベー
ス(26)間に接続され、運転車(21)を水平に支持して
いる。
以上の構成により、運転車(21)に乗車した運転者
が、運転車(21)のエンジンを始動させ、モニタTV(2
7)に映し出された道路走行画像に合わせて運転するこ
とにより、回転数検出器(28)から速度情報が制御装置
(29)に出力される。また、運転車(21)における操作
機器の操作状況は、操作機器に取付けられた検出器によ
り検出され、制御装置(29)へ出力される。運転者が映
像に適応した運転操作を行っているか否かは、教官が運
転状況および制御装置(29)に表示される速度や操作機
器の状況を見ながら、判定評価を行う。
が、運転車(21)のエンジンを始動させ、モニタTV(2
7)に映し出された道路走行画像に合わせて運転するこ
とにより、回転数検出器(28)から速度情報が制御装置
(29)に出力される。また、運転車(21)における操作
機器の操作状況は、操作機器に取付けられた検出器によ
り検出され、制御装置(29)へ出力される。運転者が映
像に適応した運転操作を行っているか否かは、教官が運
転状況および制御装置(29)に表示される速度や操作機
器の状況を見ながら、判定評価を行う。
従来の2輪車運転教習装置は以上のように構成されて
いるので、実車を動作させなければならず、騒音、換気
に充分配慮することが必要で、また、教官が目視でチェ
ックを行うため、一度に多人数の教習ができない。さら
に、教官の主観が多く入るなどの問題点があった。
いるので、実車を動作させなければならず、騒音、換気
に充分配慮することが必要で、また、教官が目視でチェ
ックを行うため、一度に多人数の教習ができない。さら
に、教官の主観が多く入るなどの問題点があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、通常の屋内で教習できるとともに、一度に
多人数の教習ができ、また、コンピュータによる偏りの
ない教習ができる、安価な2輪車教習装置を得ることを
目的とする。
れたもので、通常の屋内で教習できるとともに、一度に
多人数の教習ができ、また、コンピュータによる偏りの
ない教習ができる、安価な2輪車教習装置を得ることを
目的とする。
この考案に係る2輪車運転教習装置は、複数の模擬運
転席と、これらの模擬運転席を弾性支持ユニットを介し
てそれぞれ支持する第1のベースと、この第1のベース
を移動させるための水平駆動ユニットと、これらの模擬
運転席の前方に配置され、道路走行画像を映し出すそれ
ぞれのモニタTVと、各操作機器の操作状況を検出する検
出器と、これらの検出器の検出信号を演算処理して前記
水平駆動ユニットを制御するそれぞれの制御ユニット
と、これらの制御ユニットの演算結果が入力されるホス
トコンピュータとを備え、各教習者の運転状況をそれぞ
れの模擬運転席に設けられた表示機器に出力するもので
ある。
転席と、これらの模擬運転席を弾性支持ユニットを介し
てそれぞれ支持する第1のベースと、この第1のベース
を移動させるための水平駆動ユニットと、これらの模擬
運転席の前方に配置され、道路走行画像を映し出すそれ
ぞれのモニタTVと、各操作機器の操作状況を検出する検
出器と、これらの検出器の検出信号を演算処理して前記
水平駆動ユニットを制御するそれぞれの制御ユニット
と、これらの制御ユニットの演算結果が入力されるホス
トコンピュータとを備え、各教習者の運転状況をそれぞ
れの模擬運転席に設けられた表示機器に出力するもので
ある。
この考案においては、各操作機器の操作状況を検出す
る検出器と、これらの検出器の検出信号を演算処理して
水平駆動ユニットを制御するそれぞれの制御ユニット
と、これらの制御ユニットの演算結果が入力されるホス
トコンピュータとを備え、各教習者の運転状況をそれぞ
れの模擬運転席に設けられた表示機器に出力するので、
各教習者はそれぞれ自分の運転状況を把握しながら運転
を行うことができるとともに、一度に多数の教習者につ
いて、映像に対応した操作を把握して指導と教習を行う
ことができる。
る検出器と、これらの検出器の検出信号を演算処理して
水平駆動ユニットを制御するそれぞれの制御ユニット
と、これらの制御ユニットの演算結果が入力されるホス
トコンピュータとを備え、各教習者の運転状況をそれぞ
れの模擬運転席に設けられた表示機器に出力するので、
各教習者はそれぞれ自分の運転状況を把握しながら運転
を行うことができるとともに、一度に多数の教習者につ
いて、映像に対応した操作を把握して指導と教習を行う
ことができる。
第1図、第2図はこの考案の一実施例を示し、第1図
において、模擬運転席(1)は移動可能な第1のベース
(2)に支持されており、このベース(2)は水平駆動
ユニット(3)で移動される。弾性支持ユニット(4)
は模擬運転席(1)の軸を弾性支持している。減衰ユニ
ット(5)は、模擬運転席(1)とベース(2)に支持
されている。模擬運転席(1)の前方には映像を映すモ
ニタTV(6)および装置を制御する制御ユニット(7)
が配置されている。第2のベース(8)は以上のものが
取付けられている。なお、モニタTV(6)の代わりに、
プロジェクタ、映写機で映し出すスクリーンを使用して
も効果は同じである。さらに弾性支持ユニット(4)
も、弾性体と支持部をわけた構造でも同様であることは
いうまでもない。
において、模擬運転席(1)は移動可能な第1のベース
(2)に支持されており、このベース(2)は水平駆動
ユニット(3)で移動される。弾性支持ユニット(4)
は模擬運転席(1)の軸を弾性支持している。減衰ユニ
ット(5)は、模擬運転席(1)とベース(2)に支持
されている。模擬運転席(1)の前方には映像を映すモ
ニタTV(6)および装置を制御する制御ユニット(7)
が配置されている。第2のベース(8)は以上のものが
取付けられている。なお、モニタTV(6)の代わりに、
プロジェクタ、映写機で映し出すスクリーンを使用して
も効果は同じである。さらに弾性支持ユニット(4)
も、弾性体と支持部をわけた構造でも同様であることは
いうまでもない。
次に第2図において、複数の運転装置(10a),(10
b)・・が並設され、各運転装置はホストコンピュータ
(9)に接続されている。ホストコンピュータ(9)に
並設された映像発生装置(11)は模擬運転席(1)の映
像表示装置であるモニタTV(6)を駆動する。模擬運転
席(1)には、その他、操作機器(12)、表示機器(1
3)が含まれる。制御ユニット(7)には、インタフェ
ース(14)を介してホストコンピュータ(9)に接続さ
れた第1のマイクロコンピュータ(15)、このマイクロ
コンピュータ(15)と操作機器(12)、表示機器(13)
間にそれぞれ介挿された入力バッファ(16)、出力トラ
イバ(17)と、第2のマイクロコンピュータ(18)と、
第1,第2のマイクロコンピュータ(15),(18)間に接
続された各1組の入力バッファ、出力ドライバ(19),
(20)が設けられている。第2のマイクロコンピュータ
(18)と駆動ユニット(3)間には出力ドライバ(21)
が介挿されている。
b)・・が並設され、各運転装置はホストコンピュータ
(9)に接続されている。ホストコンピュータ(9)に
並設された映像発生装置(11)は模擬運転席(1)の映
像表示装置であるモニタTV(6)を駆動する。模擬運転
席(1)には、その他、操作機器(12)、表示機器(1
3)が含まれる。制御ユニット(7)には、インタフェ
ース(14)を介してホストコンピュータ(9)に接続さ
れた第1のマイクロコンピュータ(15)、このマイクロ
コンピュータ(15)と操作機器(12)、表示機器(13)
間にそれぞれ介挿された入力バッファ(16)、出力トラ
イバ(17)と、第2のマイクロコンピュータ(18)と、
第1,第2のマイクロコンピュータ(15),(18)間に接
続された各1組の入力バッファ、出力ドライバ(19),
(20)が設けられている。第2のマイクロコンピュータ
(18)と駆動ユニット(3)間には出力ドライバ(21)
が介挿されている。
次に動作について説明すると、運転者が、モニタTV
(6)に映し出される映像に追従しながら模擬運転席
(1)の操作機器(12)を適宜操作すると、その操作量
または、操作力を、模擬運転席(1)の各操作機器(1
2)に取付けた検出器が操作状況を検出する。制御ユニ
ット(7)は、検出器から転送された信号を演算処理
し、水平駆動ユニット(3)を制御し、第1のベース
(2)を移動させるとともに、ホストコンピュータ
(9)に演算結果を出力する。このような、一連の流れ
により、運転者はあたかも実車を運転する感覚で、ま
た、教習もホストコンピュータ(9)により判定、評価
を行い、模擬運転席(1)の表示機器(13)に出力する
ということで、一度に多数の教習を可能とする。
(6)に映し出される映像に追従しながら模擬運転席
(1)の操作機器(12)を適宜操作すると、その操作量
または、操作力を、模擬運転席(1)の各操作機器(1
2)に取付けた検出器が操作状況を検出する。制御ユニ
ット(7)は、検出器から転送された信号を演算処理
し、水平駆動ユニット(3)を制御し、第1のベース
(2)を移動させるとともに、ホストコンピュータ
(9)に演算結果を出力する。このような、一連の流れ
により、運転者はあたかも実車を運転する感覚で、ま
た、教習もホストコンピュータ(9)により判定、評価
を行い、模擬運転席(1)の表示機器(13)に出力する
ということで、一度に多数の教習を可能とする。
以上のように、この考案によれば、運転車を模擬運転
席により形成し、操作機器の操作データをコンピュータ
に取り込み処理をすることにより、ホストコンピュータ
1台で多数の運転席を一度に処理できるので、運用費が
安価になるとともに、緻密で、偏りのない、教習が1人
の教官により可能となる効果がある。
席により形成し、操作機器の操作データをコンピュータ
に取り込み処理をすることにより、ホストコンピュータ
1台で多数の運転席を一度に処理できるので、運用費が
安価になるとともに、緻密で、偏りのない、教習が1人
の教官により可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図は同じく
結線図、第3図は従来の2輪車運転教習装置の側面図、
第4図は第3図のIV−IV線に沿う平面による断面図であ
る。 (1)……模擬運転席、(3)……水平駆動ユニット、
(4)……弾性支持ユニット、(6)……モニタTV、
(7)……制御ユニット、(8)……ベース、(9)…
…ホストコンピュータ。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
結線図、第3図は従来の2輪車運転教習装置の側面図、
第4図は第3図のIV−IV線に沿う平面による断面図であ
る。 (1)……模擬運転席、(3)……水平駆動ユニット、
(4)……弾性支持ユニット、(6)……モニタTV、
(7)……制御ユニット、(8)……ベース、(9)…
…ホストコンピュータ。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の模擬運転席と、これらの模擬運転席
を弾性支持ユニットを介してそれぞれ支持する各第1の
ベースと、この第1のベースを移動させるための水平駆
動ユニットと、これらの模擬運転席の前方に配置され、
道路走行画像を映し出すそれぞれのモニタTVと、各操作
機器の操作状況を検出する検出器と、これらの検出器の
検出信号を演算処理して前記水平駆動ユニットを制御す
るそれぞれの制御ユニットと、これらの制御ユニットの
演算結果が入力されるホストコンピュータとを備え、各
教習者の運転状況をそれぞれの模擬運転席に設けられた
表示機器に出力することを特徴とする2輪車運転教習装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989069061U JP2502742Y2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 2輪車運転教習装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989069061U JP2502742Y2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 2輪車運転教習装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0311272U JPH0311272U (ja) | 1991-02-04 |
JP2502742Y2 true JP2502742Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=31604039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989069061U Expired - Lifetime JP2502742Y2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 2輪車運転教習装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502742Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61154689A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-14 | 株式会社バンプレスト | オ−トバイ遊戯装置 |
JPS62287281A (ja) * | 1986-06-05 | 1987-12-14 | 金田 昇 | 二輪車用模擬運転方法 |
-
1989
- 1989-06-15 JP JP1989069061U patent/JP2502742Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0311272U (ja) | 1991-02-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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EXPY | Cancellation because of completion of term |