JPS62287281A

JPS62287281A - 二輪車用模擬運転方法

Info

Publication number: JPS62287281A
Application number: JP13154986A
Authority: JP
Inventors: 八幡　利広
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-06-05
Filing date: 1986-06-05
Publication date: 1987-12-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は二輪車運転練習等に用いる二輪車用模擬運転方
法に関するものである。

（従来の技術）道路を眼影したフィルムを映写機によってスクリーンに
映し出し、模擬運転者がスクリーンを見ながら８！擬ハ
ンドルを操作する方法は周知であり、例えば特公昭５６
−１７６６７号公報等に開示されている。一般に、この
種の方法に必要なことは、車輌の運転特性、特に駆動特
性と操作舵特性とを的確に模擬していて、スクリーンの
映像に基づいて適切に操作されているかを見ることであ
る。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、従来の方法は、模擬用の運転席を設け、模擬ハ
ンドルを操作するため、実際の運転感覚を得ることが非
常に難しい。また、スクリーンに映し出される道路の起
伏状況や左右へのカーブ状況は運転者の目で認識される
だけであり、模擬運転席にはスクリーンに映し出される
道路状況に対応した変化がないため、実際の道路状況を
体で感じることができず、真の運転技術の練習やに験を
行うことができないと言う問題点があった。

本発明は前記問題点に基づいてなされたものであり、実
際の道路における運転操作と同じ操作感覚を持ち、一つ
の運転操作に対して対応する現象を忠実に判断し、二輪
車運転技術の向上及び試験を行なうことができる二輪車
用模擬運転方法を提供することを目的とするものである
。

Ｌ発明の開成〕（問題点を解決するための手段）本発明は前方に配置した表示手段の道路映像を見ながら
模擬二輪車を操作し、操作者による前記二輪車のハンド
ル類の操作に基づく車速及び二輪中の姿勢角度と前記道
路映像の各場面毎に記憶されている道路情報とを比較し
、前記操作者の運転技術を判定するものである。

（作　用ン制御手段は映し出される画面の道路情報と模擬運転者の
操作（二号を比較して運転技術を判定する。

（実施例）以下、図面に基づいて本発明の一実施例を詳述する。

本発明は模擬二輪車の操作装置と、道路映像を映し出す
と共に運転技術を判断するＣＰＵ（中央演算処理）を内
蔵する表示装置とから成る。

第３図及び第４図は操作装置を示しており、１は二輪車
を載置する固定用外ベースであり、その後方寄りに水平
支持９ＩＪｉ２を用いて中ベース３を上下方向に昇降自
在に設けている。そして、外ベース１と中ベース３との
間の前側には油圧シリンダー４を垂設して、中ベース３
を支持軸２を中心に昇降させ、中ベース３を上下方向に
傾斜できるようにしている。

５は中ベース３の上面に配設され後方にｇＱけられた垂
直支持軸６により中ベース３に対して水平方向に回動可
能な上ベースであり、中ベース３と上ベース５との間に
略水平に設けた油圧シリダ−７により、無負荷時には上
ベース５が左右に移動せず、中心線り上に停止するよう
に圧力が加えられている。上ベース５の下面には複数の
ベアリング８が取り付Ｇノられ、上ベース５の水平移動
を補助している。

上ベース５には模擬運転者９が操作する二輪車１０の前
輪１０△及び後輪＋ｏＢが載置可能な位置に各々前ドラ
ム１１及び後ドラム１１Ａを設け、これらドラム１１．
１１Ａ間にベルト１２を巻掛けて、同時に回転させてい
る。

１３は上ベース５に設けられ、二輪車１０を左右に傾斜
させたとき、倒れないように車体１０Ｃを支持する支持
機構であり、支持機構１３は車体１０Ｃを左右に傾斜可
能な自在継手１３Ａを有し、またその下端には水平方向
に板バネ１４が設けられ、支持機構１３すなわち二輪車
１０を弾発的に垂直に保持するようにしている。また、
支持機構１３前面の上ベース５には複数のフォ１−カブ
ラ１３Ｂが配設され、二ｆＱ車１０の左右への姿勢角度
を検出可能にしている。

二輪車１０の萌方の運転者９が見つすい位置には表示波
＠１５が設置されており、撮影された道路等の映像が映
し出される。

この映像は第２図に示すようなビデオディスク１６等に
８画されている。そして、ビデオディスク１６の一実場
面における表示装置１５に映し出される部分１６△には
通常の映像が録画されており、端部１ＧＢにはこの一実
場面における道路の起伏や曲り具合の角度等の道路情報
がデジタル信号化され記録されている。従って、表示装
置１５には道路の映像が再生され、その再生されている
画面の映像に対応した道路情報が入力回路１１を介して
ｃ　ｐ　ｕ　ｉａへ送られている。

このＣＰ　Ｕ　１８はまた、フォトカプラ＋３［３によ
って検出される二輪車１０の姿勢角度やドラム１１△の
回転によって検出される二輪車１００車速か入力され、
これらの姿勢角度や車速等の運転信号とビデオディスク
１Ｇに記憶されている道路情報信号とを比較して、正し
い運転がなされているかを判断している。また、ＣＰ　
Ｕ　１８は道路情報信号及び運転信号に基づいて駆動回
路１９を介して油圧シリンダー４．７を伸縮制御してい
る。

以上のように構成された本発明方法の動作について詳述
する。

先ず、模擬運転者９は二輪車１０に座り、表示装置１５
に映し出される道路の映像を見ながら、二輪車１０を運
転操作する。運転者９がペダル類やスロワ１−を操作し
、その後輪（駆動軸）１０Ｃの回転に伴って後ドラム１
１△が回転すると、この後ドラム１１Ａの回転が車速信
号として検出され、入力回路１７によりデジタル変換さ
れて、ＣＰ　Ｕ　１８へ送られる。

ＣＰ　Ｕ　１８はこの車速に応じてビデオディスク１６
の再生速度をｉ、１１　御し、車速に応じて表示装置１
５に映し出される映像の速度が変化し、実際に道路を走
行する間隔が得られる。

このビデオディスク１６には実際にｉ影してｉｑられた
道路・画像が第２図に示すように表示装置１５の画面範
囲１６Ａで録画されており、この画面範囲１６Ａから外
れる端部７６１３には画面範囲１６Ａで映し出される画
面毎の道路の起伏及びカーブの角度等の道路情報が対応
してデジタル信号として記憶されている。従って、映し
出されている通路が例えばσり坂となると、その登り坂
に対応した画面に記憶されている道路情報がＣＰ　Ｕ　
１ｇへ送られ、ＣＰ　Ｕ１１３はこの情報に基づいて坂
道の傾斜角度に応じて油圧シリンダー４を伸す。その結
果、水平支持軸２を中心にして中ベース３の前側が上昇
し、中ベース３は坂道に応じて傾斜するため、運転者９
は坂道を運転している運転感覚が得ることができる。

次に、表示装＠１５に映し出される道路が左右にカーブ
してくると、このカーブに対応した画面に記憶されてい
るカーブの角度の道路情報がＣＰ　Ｕ　１８へ送られる
。この時、模擬運転者９は表示装置１５に映し出される
道路がカーブしていることから、このカーブに合わせて
二輪車１０の姿勢を傾斜される。この姿勢角度はフォ１
〜カブラ１３Ｂによって検出されてその時の車速ととも
にＣＰＵ１８へ送る。そして、ＣＰＵ１８は車速と姿勢
角度からその時の遠心力を求め、この遠心力及び姿勢角
度に応じて油圧シリンダー７を伸縮させ、上ベース５を
垂直支持軸６を中心にして水平方向に回転させ、あたか
も二輪車１０がコーナリングしている運転感覚を与える
。そして、ＣＰ　Ｕ　１８は、二輪車１０の操作により
１ｑられた車速及び姿勢角度等の操作信号と、画面に記
憶されている道路情報とを比較して、正確にコーナリン
グされているか等の運転技術を判断し、その結果を操作
終了後又は運転操作中に表示装置１５にて表示させる。

尚、コーナリング中、姿勢角度が十分かどうかを表示装
置１５にグラフィック表示させると、コーナリングの訓
練にもなる。

このようにして、ＣＰＵ１８は表示装置１５に映し出さ
れた道路情報を読み込むと共に、模擬運転者が映し出さ
れた道路を見ながら操作する運転技術を読み込んで両者
を比較し、運動技術の判断するものであり、二輪車練習
に最適である。

以上、本発明の一実施例を詳述したが、本発明の要旨の
範囲内で適宜変形可能である。

例えば、本方法を二輪車の運転練習に用いる場合は、判
断結果を報知することによってそのときの運転の正誤を
教えることができるが、ゲームとするときは誤った運転
時に発する判断結果を所定時間での運転ミス回数あるい
は非ミス運転時間を競ったりするゲームとして遊ぶこと
もできる。また、搬影した道路を録画したり、道路情報
を記憶する記録手段はビデオディスクの他に磁気テープ
、フロッピーディスク、コンパクトディスク等を用いて
も良い。さらに、車速は後ドラム１１△の回転によって
検出する以外に二輪車１０のスロットから検出すること
もできる。また、実際の二輪車を用いることなく、模擬
の二輪車を用い、エンジンの代りにモーターを使用し、
スロットをモーターに連動させ、このモーターの回転を
ドラムに伝達することもできる。さらに、スロワ１−を
ドラムに連動させ、ドラムから車速を検出しても良い。

［発明の効果１以上詳述したように、本発明によれば前方に配置した表
示手段の道路映像を見ながら模擬二輪車を操作し、操作
者による前記二輪車のハンドル類の操作に基づく車速及
び二輪車の姿勢角度と前記道路映像の各場面毎に記憶さ
れている道路情報とを比較し、前記操作者の運転技術を
判定することにより、実際の運転感覚を得ながら模擬二
輪車の操作するため、二輪車の運転技術の向上及び試験
運転を行なうことができる二輪車用模擬運転方法を提供
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すシステム図、第２図は
ビデオディスクの各コマを示す説明図、第３図はシステ
ムの断面図、第４図は同斜視図である。

Claims

【特許請求の範囲】前方に配置した表示手段の道路映像を見ながら模擬二輪車を操作し、操作者による前記二輪車のハ
ンドル類の操作に基づく車速及び二輪車の姿勢角度と前
記道路映像の各場面毎に記憶されている道路情報とを比
較し、前記操作者の運転技術を判定することを特徴とす
る二輪車用模擬運転方法。