JP2502693Y2 - 自転車用錠 - Google Patents

自転車用錠

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JP2502693Y2
JP2502693Y2 JP1992023056U JP2305692U JP2502693Y2 JP 2502693 Y2 JP2502693 Y2 JP 2502693Y2 JP 1992023056 U JP1992023056 U JP 1992023056U JP 2305692 U JP2305692 U JP 2305692U JP 2502693 Y2 JP2502693 Y2 JP 2502693Y2
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62HCYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
    • B62H5/00Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles
    • B62H5/14Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles preventing wheel rotation
    • B62H5/147Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles preventing wheel rotation by means of circular bolts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、馬蹄形状をなし、ケー
シングと閂片とで無端状の環状係止部を形成して施錠す
る自転車用錠の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からケーシングと閂片とで無端状の
環状係止部を形成するようにした自転車用錠としては、
図9に示すようなものが広く知られている。このもの
は、ケーシングaと、このケーシングa内を可動する閂
片bとから構成し、又、ケーシングaの一部を側方に突
出させ、この部分に、閂片bを施錠、解錠する錠本体部
cを内設し、そして、ケーシングa外に設けた閂片bの
操作部dを操作して閂片bの先端部をケーシングaの一
端側a1からスポーク間を通すように出し、他端側a2
へ入れて、ケーシングaと閂片bとで無端錠の環状係止
部を形成し、この状態で施錠し、鍵片aの操作により解
錠するようにしたものである。しかしながら、このもの
においては鍵片aによって施錠・解錠を行うため、施錠
後は鍵片aを保持して持ち歩かなければならず、鍵片a
をその途中で紛失してしまう場合があるという課題を有
する。又、上記タイプの自転車用錠を自転車に使用した
場合、錠本体部cが自転車の側方に突出することになる
ため、錠本体部cにセットされて上方に突出する鍵片a
が突起物となり危険な場合があり、しかも自転車に乗る
際にスカート等を引っ掛けてしまう場合もある。
【0003】この一方、鍵片を使用せず、複数の回転部
材を備え回転部材の回動操作によって施錠・解錠する、
いわゆるダイヤル式錠前装置が知られているが、この種
の自転車用錠に利用すると回転部材を配設する部分が必
要となり、全体が大きくなってしまう。そのため、従来
よりも大きくならない馬蹄形状のダイヤル式自転車用錠
の開発が待ち望まれている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、以上の実情
に鑑み提案されたものでその目的とするところは、鍵片
を用いることなく使用でき、しかも、自転車に乗る際に
スカート等を引っ掛ける可能性の少ない馬蹄形状をなす
自転車用錠を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案者は、馬蹄形状を
なす自転車用錠では、ケーシングの側方に設けられる錠
本体部が適宜広さを有し偏平状に形成されていることに
着目し、この部分に複数の回転部材を配設することで本
考案を完成した。本考案は、以下の特徴を有する自転車
用錠を提供することにより上記課題を解決する。本考案
の錠本体部は、閂片を係止して施錠するとともにその係
止を解除して解錠するに係止・係止解除手段と、複数の
回動部材とが備えられる。回動部材各々は係止・係止解
除手段における閂片の係止解除を適宜阻止する係止解除
阻止手段を有する。そして、これらの回動部材が回動自
在に配設される。そして、これら複数の回動部材が適宜
回動されることによって回動部材が係止・係止解除手段
による閂片の係止を解除可能とし、又は係止解除不能と
するものである。又、請求項2記載のように係止・係止
解除手段は、施錠状態の閂片に係止する係止部材と、錠
本体部内を移動可能に配設され係止部材を操作する操作
部材とが備えられる。係止部材は、閂片に係止する閂片
係止部と、この閂片係止部を常時閂片方向に付勢する付
勢手段とを備える。操作部材は、錠本体部外に配設され
この操作部材を操作する操作部と、この操作部の操作に
伴い閂片との係止を解除しうるように係止部材を押圧操
作する係止部材操作部とを備える。上記回動部材は、操
作部材の移動方向に沿って回動自在に並設される。又、
回動部材各々は操作部材の移動を適宜阻止する移動阻止
手段を有する。そして、この移動阻止手段は、操作部材
を係止して操作部材の移動を阻止し、回動部材を適宜回
動することによって操作部材の移動を可能とする自転車
用錠を提供することにより上記課題を解決する。
【0006】
【作用】本考案においては、移動阻止手段を有する複数
の回動部材を、操作部材の移動方向に沿って回動自在に
配設するため、回動部材を適宜回動し位置合わせするこ
とにより、操作部材を移動状態にすることができる。こ
れにより、操作部材の操作部を操作し操作部材を移動さ
せることによって操作部材の係止部材操作部が係止部材
を押圧操作でき、係止部材の閂片係止部と閂片との係止
を解除することができる。一方、キー溝と操作部材のキ
ー溝嵌挿片とを位置合わせできない場合はキー溝嵌挿片
が回動部材の側壁に当接し操作部材の移動を阻止するこ
とができる。これにより、係止部材の閂片係止部と閂片
との係止を解除できないものにできる。
【0007】
【実施例】以下図面に基づいて本考案の一実施例を説明
する。図1は、本考案の一実施例を示す正面図であり、
図2は左側面図、図3は底面図であり、図4は内部構造
を示す説明図である。
【0008】本考案の自転車用錠は、ケーシング1と、
ケーシング1内を可動する閂片3と、この閂片3をケー
シング1の適宜位置に係止して施錠・解錠する錠本体部
4とからなる。
【0009】ケーシング1は、この実施例では、上部ケ
ーシング2aと、別個に形成した下部ケーシング2bと
から構成されている。上部ケーシング2a及び下部ケー
シング2bは、右部の閂片用ケーシング部11と、閂片
用ケーシング部11から一体的に延設される左部の錠本
体用ケーシング部12とからなる。そして、これら上部
ケーシング2aと下部ケーシング2bとを合わせ閂片用
ケーシング部11の内側の左部と右部との二ケ所をリベ
ット2…2止めによって係止することによってケーシン
グ1全体が形成されている。また、図3に示すようにこ
のリベット2…2に取付金具20,20が取り付けら
れ、自転車のフレームに取り付けることができるように
している。
【0010】閂片用ケーシング部11は、全体が円弧状
に湾曲されて形成された筒状体からなる。そして、開口
された左端面が、閂片3を出入りさせるための閂片挿通
口13をなし、右端面が閂片受容口14をなす。また、
閂片挿通口13側の上面には長溝15が所定範囲に渡り
穿設されている。
【0011】錠本体用ケーシング部12は、上面及び下
面夫々に後述の錠本体部4の回動部材7…7を嵌挿する
四つの回転部材嵌挿孔12a…12aが前後方向に沿っ
て穿設されている。
【0012】閂片3は、図4に示すように棒状体からな
り、ケーシング1と同じ形状に湾曲され、ケーシング1
内を内壁に沿って可動できるように形成されている。こ
の閂片3の上面には図1に示す閂片操作部3aが長溝1
5を通されて閂片用ケーシング部11上方に突出して設
けられ、この閂片操作部3aを操作することによって閂
片用ケーシング部11の長溝15に沿って移動できるよ
うにている。又、閂片3の後端は、錠本体用ケーシング
部12内に配設された引き戻し用バネ9に接続され、常
時後方側に付勢されている。
【0013】錠本体部4は、閂片を係止して施錠すると
ともにその係止を解除して解錠するに係止・係止解除手
段と、4つの回動部材7…7とが備えられている。係止
・係止解除手段は、図4に示すように係止部材5と、係
止部材5を操作する操作部材6とを備えてなる。
【0014】係止部材5は、図4に示す施錠状態、即ち
先端が閂片挿通口13から閂片受容口14に入った状態
の閂片3を係止しその状態を保持しておくためのもので
ある。この係止部材5は、板状体のからなり、手前側に
は、閂片3に設けられた係止用孔31に嵌挿して係止す
る閂片係止部51と、閂片係止部51の左側に形成され
閂片3の係止用孔31近傍の側壁に当接する当接片52
とが備えられている。閂片係止部51は、閂片3の係止
用孔31に嵌まり込むことにより、引き戻し用バネ9に
よる閂片3の戻りを止め、一方、当接片52は、閂片係
止部51が閂片3の係止用孔31に入り過ぎないように
防止する。又、係止部材5の後方部の左端側には、左端
を上方に折り曲げることによって形成した操作部材当接
部53を備えている。そして、この係止部材5は、錠本
体部4における後方部にケーシング1に軸支されて配設
され、足付きコイルバネ54によって常時閂片係止部5
1が閂片3の係止用孔31に嵌まり込むように付勢され
ている。
【0015】操作部材6は、操作本体61と、この操作
本体61に接続され操作本体61とともに可動する操作
片62とからなる。操作本体61は、図6(A)(B)に示す
ようにケーシング1外に配設されこの操作本体61を可
動操作する手前側の操作部63と、後方側の軸部64と
からなる。軸部64は、外周形状が円形状をなし、上面
には軸方向に所定間隔毎に並設された複数のキー溝嵌挿
片65…65が突設されている。そして、図4に示すよ
うに錠本体部4内の左右中央部に前後方向(図示のX−
Y方向)に移動可能に配設されている。
【0016】一方、操作片62は、図4に示すように長
尺状の板状体からなり、前端側に操作本体61に当接し
て接続する操作本体接続部66を有し、後端側に係止部
材5の操作部材当接部53に当接する係止部材接続部6
7を有する。そして、錠本体部4内における操作本体6
1の右側に前後方向摺動自在に配設されている。
【0017】回動部材7各々は、図5に示すようにリン
グ状をなすダイヤル本体71と、このダイヤル本体71
の内周に嵌挿される筒状体72とからなる。ダイヤル本
体71は、図7(A)(B)に示すように外周面全周に渡り等
間隔毎に八つの凹部が設けられている。この凹部は、こ
のダイヤル本体71を回動操作する操作部をなすととも
に、その表面に1から8までの番号が付されることによ
って番号表示部73…73をなす。又、ダイヤル本体7
1の内周には、後方側に番号表示部73…73に対応し
た位置に八つの筒状体嵌挿溝74…74が設けられてい
る。
【0018】筒状体72は、図8(A)(B)に示すように外
周部の略中央に二つの嵌挿片75,75を有し、嵌挿片
75,75がダイヤル本体71の筒状体嵌挿溝74…7
4に嵌挿されつつダイヤル本体71の内周に嵌められ、
ダイヤル本体71に対し回動しないようになされる。
又、内周部には、上記操作本体61の軸部64を挿通す
る後部側の操作本体挿通孔77と、操作本体挿通孔77
より径大な手前側の径大部78とが備えられている。こ
の径大部78は、操作本体挿通孔77に挿通した操作本
体61の軸部64のキー溝嵌挿片65を受容するための
ものである。更に、操作本体挿通孔77の手前側には、
軸方向に沿うキー溝76が設けられている。このキー溝
76は、操作本体61のキー溝嵌挿片65を通せる程度
の幅に形成され、キー溝嵌挿片65をキー溝76に沿っ
て軸方向に摺動させることによりに操作本体61を前後
方向に移動可能とする。
【0019】そして、これら四つの筒状体72…72及
びダイヤル本体71…71は、図4に示すように操作本
体61の軸部64にコイルバネ10が通された後、順次
通されることによって前後方向に、軸部64を軸として
回動自在に並設される。詳しくは、四つの筒状体72各
々は、コイルバネ10に後方側に付勢されることによっ
て位置決めされ、その径大部78が操作本体61のキー
溝嵌挿片65を受容し、操作本体61に対し回動自在に
配設される。一方、ダイヤル本体71…71は、図5に
示すようにその上部及び下部が上部ケーシング2a、下
部ケーシング2bから突設され、ケーシング1外から回
動操作できるようになされている。又、筒状体72…7
2とダイヤル本体71…71とは、筒状体72の嵌挿片
75,75がコイルバネ10の後方側への付勢力によっ
てダイヤル本体71の適宜な筒状体嵌挿溝74…74に
嵌め入れた状態に保持されることにより筒状体72のキ
ー溝76とダイヤル本体71の一つの番号表示部73と
が定められる。従って、図5に示すようにその定まった
ダイヤル本体71の番号表示部73をケーシング1の上
方位置にするとキー溝76も上方位置に配設することが
できる。
【0020】又、組立後においては、筒状体72のキー
溝76とダイヤル本体71の番号表示部73との組合せ
を変更することができる。詳しくは、解錠状態におい
て、上部ケーシング2aにおける回動部材7…7の後方
部に穿設した孔80から適宜な棒部材を挿通し、その棒
部材によって筒状体72…72の後方側に筒状体72と
同様に並べて配設した摺動部材81を前方側に押圧す
る。これにより、筒状体72…72各々のキー溝76…
76と操作本体61のキー溝嵌挿片65…65各々とが
位置合わせされているため、筒状体72…72が前方側
(図示のY方向)に移動し筒状体72…72各々の嵌挿
片75,75がダイヤル本体71のキー溝嵌挿片65か
ら外れ、互いに回動自在となる。そして、この外れた状
態からダイヤル本体71を適宜回した後、棒部材による
前方側への押圧を止める。止めるとコイルバネ10の付
勢力によって筒状体72…72が後方側に付勢され、筒
状体72…72各々のキー溝76がダイヤル本体71の
異なる適宜なキー溝嵌挿片65に入り込みつつ後方側に
摺動する。従って、筒状体72のキー溝76とダイヤル
本体71の異なる番号表示部73との組合せができる。
こうすることにより、解錠状態においてのみ行うことが
できるため第三者に組合せを変更されることなく使用者
にのみ適宜な組合せに変更することができ、使用者にと
って便宜的なものになるとともに、信頼性の有するもの
にできる。しかも、製作の際には組合せを考慮すること
なく行うことができ、製作容易なものとなる。
【0021】更に、この実施例では、操作本体61の軸
部64に並設された回動部材7…7各々は、板バネ8に
よって回動が規制されている。詳しくは、この板バネ8
は、図4、図5に示すように回動部材7…7各々の番号
表示部73の内面に沿って当接するように形成された四
つの凹部当接部81…81を有する。そして、これらの
凹部当接部81…81は、手で押圧すると撓む程度の弾
性力を有している。そして、凹部当接部81…81各々
と回動部材7…7各々の番号表示部73各々の内面とが
当接すように回動部材7…7の左方側に配設されてケー
シング1に固定されている。従って、回動部材7…7各
々は、板バネ8によって手である程度の力で回さないと
回動せず、自ら回るようなことがない。尚、この板バネ
8の形状等は、この態様のものに限らず、適宜変更でき
るものである。
【0022】次に、本考案の施錠・解錠の操作方法につ
いて説明する。施錠するには、図1に示す状態から閂片
3の閂片操作部3aを手で前方側に押圧して、閂片3の
先端を閂片挿通口13から出し閂片受容口14に入れ
る。これにより、閂片3の係止用孔31と係止部材5の
閂片係止部51とが合致し、足付きコイルバネ54の付
勢力によって閂片係止部51が係止用孔31に入りこ
み、閂片3がその状態で係止される(図4)。
【0023】解錠するには、回動部材7各々を回動し筒
状体72のキー溝76に対応する所定のダイヤル本体7
1の番号表示部73を上方になるように位置合わせす
る。これにより、操作部材6の軸部64のキー溝嵌挿片
65…65と筒状体72のキー溝76とが位置合わせさ
れ、操作本体61が前方側に移動可能状態となる。そし
て、その状態から操作本体61の操作部63を押圧す
る。この押圧による操作本体61の移動に伴い、これに
接続した操作片62が前方側に移動し係止部材5の操作
部材当接部53を押圧する。これによって、係止部材5
が回動し、係止部材5の閂片係止部51が閂片3の係止
用孔31から外れる。係止解除された閂片3は、引き戻
し用バネ9によってケーシング1内に引き戻され、解除
する。
【0024】尚、本実施例では、回動部材7…7を、ダ
イヤル本体71と筒状体72とから構成し、組立後、筒
状体72のキー溝76とダイヤル本体71の番号表示部
73との組合せを変更できるようにしているが、これに
限らず、一体的に形成する等適宜変更できる。又、本実
施例では、筒状体72にキー溝76を設け、操作本体6
1にキー溝嵌挿片65…65を設けたものとしている
が、この態様のものに限らず、例えば操作本体61に軸
方向に沿うキー溝を設け、筒状体72にキー溝嵌挿片を
設けるようにしても良い。
【0025】
【考案の効果】以上実施例で述べたように、本考案は、
回動部材を適宜回動し位置合わせすることにより、係止
部材の閂片係止部と閂片との係止を解除することができ
る。一方、位置合わせできない場合は、係止部材の閂片
係止部と閂片との係止を解除できないものにできる。こ
れにより、鍵片を使用せずとも錠としての機能を果たす
ことができ、従来のように鍵片を無くしたり、自転車に
乗る際にスカート等を引っ掛ける等の恐れのないもので
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自転車用錠の一実施例の正面図であ
る。
【図2】図1の左側面である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】施錠状態の内部を平面視した説明図である。
【図5】図1を縦断面にした説明図である。
【図6】図6(A) は、操作本体の側面図、図6(B) は、
その正面図である。
【図7】図7(A) は、ダイヤル本体の正面図、図7(B)
は、その断面図である。
【図8】図8(A) は、筒状体の平面図、図8(B) は、断
面図である。
【図9】従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 3 閂片 4 錠本体部 5 係止部材 6 操作部材 7 回動部材 9 引き戻し用バネ 10 コイルバネ 61 操作本体 62 操作片 65 キー溝嵌挿片 71 ダイヤル本体 72 筒状体 76 キー溝

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端面が開口された筒状部を有するケー
    シングと、このケーシング内を可動する閂片と、錠本体
    部とを備え、閂片を可動させることにより、閂片の先端
    部がケーシングの一端側から案内されて他端側へ入り、
    ケーシングと閂片とで無端状の環状係止部を形成して施
    錠し、錠本体部の操作によって解錠する自転車用錠にお
    いて、 錠本体部には、閂片を係止して施錠するとともにその係
    止を解除して解錠するに係止・係止解除手段と、複数の
    回動部材とが備えられ、 回動部材各々が係止・係止解除手段における閂片の係止
    解除を適宜阻止する係止解除阻止手段を有し、これらの
    回動部材が回動自在に配設され、 これら複数の回動部材が適宜回動されることによって係
    止・係止解除手段による閂片の係止を解除可能とし、又
    は係止解除不能とするものであることを特徴とする自転
    車用錠。
  2. 【請求項2】 上記係止・係止解除手段が、施錠状態の
    閂片に係止する係止部材と、錠本体部内を移動可能に配
    設され係止部材を操作する操作部材とを備え、 係止部材が、閂片に係止する閂片係止部と、この閂片係
    止部を常時閂片方向に付勢する付勢手段とを備え、 操作部材が、錠本体部外に配設されこの操作部材を操作
    する操作部と、この操作部の操作に伴い閂片との係止を
    解除しうるように係止部材を押圧操作する係止部材操作
    部とを備え、 上記回動部材が、操作部材の移動方向に沿って回動自在
    に並設され、回動部材各々が操作部材の移動を適宜阻止
    する移動阻止手段を有し、 この移動阻止手段が、操作部材を係止して操作部材の移
    動を阻止し、回動部材を適宜回動することによって操作
    部材の移動を可能とするものであることを特徴とする請
    求項1記載の自転車用錠。
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