JP2502536Y2 - 棒状物繰り出し装置付き筆記具 - Google Patents
棒状物繰り出し装置付き筆記具Info
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- JP2502536Y2 JP2502536Y2 JP7730790U JP7730790U JP2502536Y2 JP 2502536 Y2 JP2502536 Y2 JP 2502536Y2 JP 7730790 U JP7730790 U JP 7730790U JP 7730790 U JP7730790 U JP 7730790U JP 2502536 Y2 JP2502536 Y2 JP 2502536Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- writing
- groove
- outer cylinder
- writing instrument
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は棒状消ゴム、クレヨン、パス類等の棒状物を
繰り出したり引っ込めたりすることができる棒状物繰り
出し装置付き筆記具に関する。
繰り出したり引っ込めたりすることができる棒状物繰り
出し装置付き筆記具に関する。
従来、外筒内に筆記用レフィールを挿設し、このレフ
ィールを弾性体に抗してサイドノック操作またはサイド
スライド操作により外筒の先端より筆記芯を繰り出すこ
とができる筆記具は数多く提案されているが、このサイ
ド操作式筆記具の外筒の後方部に、棒状物繰り出し装置
を設けた筆記具はなく、しかも棒状物繰り出し装置を設
けただけでは筆記具全長が長くなり、また筆記具全長を
単に短くすれば筆記芯の長さを短くする必要があるとい
う課題がある。
ィールを弾性体に抗してサイドノック操作またはサイド
スライド操作により外筒の先端より筆記芯を繰り出すこ
とができる筆記具は数多く提案されているが、このサイ
ド操作式筆記具の外筒の後方部に、棒状物繰り出し装置
を設けた筆記具はなく、しかも棒状物繰り出し装置を設
けただけでは筆記具全長が長くなり、また筆記具全長を
単に短くすれば筆記芯の長さを短くする必要があるとい
う課題がある。
本考案筆記具は上記の課題を解決するため第1図示の
ように外筒1内に筆記用レフィール2を挿設し、このレ
フィール2を弾性体3に抗してサイド操作することによ
り外筒1の先端部より筆記芯4を繰り出すことができる
筆記具において、前記外筒1の後方部内面にガイド溝6
を設け、このガイド溝6には外周に螺旋溝7を有する内
筒8の突部9を嵌合し、この内筒8内に前記筆記用レフ
ィール2の後方部15bが延挿されていると共に前記外筒
1の後部に後筒10を軸方向移動不能で回転可能に取り付
け、この後筒10の内面に設けた突出部11を前記螺旋溝7
に嵌挿し、前記内筒8の後部に受板12を設け、この受板
12に保持ロッド12aを設け、この保持ロッド12aに棒状物
5を差込み、当該受板12及び保持ロッド12aに保持して
なる構成としたものである。
ように外筒1内に筆記用レフィール2を挿設し、このレ
フィール2を弾性体3に抗してサイド操作することによ
り外筒1の先端部より筆記芯4を繰り出すことができる
筆記具において、前記外筒1の後方部内面にガイド溝6
を設け、このガイド溝6には外周に螺旋溝7を有する内
筒8の突部9を嵌合し、この内筒8内に前記筆記用レフ
ィール2の後方部15bが延挿されていると共に前記外筒
1の後部に後筒10を軸方向移動不能で回転可能に取り付
け、この後筒10の内面に設けた突出部11を前記螺旋溝7
に嵌挿し、前記内筒8の後部に受板12を設け、この受板
12に保持ロッド12aを設け、この保持ロッド12aに棒状物
5を差込み、当該受板12及び保持ロッド12aに保持して
なる構成としたものである。
外筒1に対し後筒10を回転すると、後筒10の突出部11
が内筒8の螺旋溝7に嵌挿され、かつ内筒8の突部9が
外筒1のガイド溝6に嵌合されているので、内筒8及び
保持ロッド12aを有する受板12が外筒1のガイド溝6に
沿って後方へ移動することになり、保持ロッド12aに差
込み、受板12及び保持ロッド12aに保持された棒状物5
が後筒10の後端より繰り出され、使用に供されることに
なる。
が内筒8の螺旋溝7に嵌挿され、かつ内筒8の突部9が
外筒1のガイド溝6に嵌合されているので、内筒8及び
保持ロッド12aを有する受板12が外筒1のガイド溝6に
沿って後方へ移動することになり、保持ロッド12aに差
込み、受板12及び保持ロッド12aに保持された棒状物5
が後筒10の後端より繰り出され、使用に供されることに
なる。
また、外筒1に対し後筒10を上記回転方向とは逆の方
向に回転すれば、内筒8及び保持ロッド12aを有する受
板12が外筒1のガイド溝6に沿って前方へ移動すること
により受板12及び保持ロッド12aに保持された棒状物5
が後筒10の後端より引っ込められることになる。
向に回転すれば、内筒8及び保持ロッド12aを有する受
板12が外筒1のガイド溝6に沿って前方へ移動すること
により受板12及び保持ロッド12aに保持された棒状物5
が後筒10の後端より引っ込められることになる。
以下図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案筆記具の一実施例の構成を示す断面
図、第2図は本考案における内筒の端部の平面図、第3
図は本考案における操作レバー部の平面図である。
図、第2図は本考案における内筒の端部の平面図、第3
図は本考案における操作レバー部の平面図である。
まず、本実施例の構成を説明する。
第1図において1は外筒、1aはこの外筒1の前部に螺
着された先具、19,20はそれぞれこの先具1aに取り付け
られた先パイプ及び芯保持部、2は外筒1に挿設した筆
記用レフィールである。この筆記用レフィール2は例え
ばカセット式芯タンク15bの前部に弧状凹部37と弧状凸
部38とにより連結された芯タンク部15aに固定したチャ
ック16と、このチャック16に嵌装したチャックリング17
と、このチャックリング17に当接され,かつ外筒1前部
の先具1aに連結されたジャンクション18と、このジャン
クション18の前部と芯タンク部15aとの間に挿設された
バネ3と、外筒1の先具1aの後部外周に設けた弧状凹部
35と,弾性体受け31の内周に設けた弧状凸部36を嵌着し
ジャンクション18とこの弾性体受け31との間に挿設され
たクッションスプリング30とよりなる。
着された先具、19,20はそれぞれこの先具1aに取り付け
られた先パイプ及び芯保持部、2は外筒1に挿設した筆
記用レフィールである。この筆記用レフィール2は例え
ばカセット式芯タンク15bの前部に弧状凹部37と弧状凸
部38とにより連結された芯タンク部15aに固定したチャ
ック16と、このチャック16に嵌装したチャックリング17
と、このチャックリング17に当接され,かつ外筒1前部
の先具1aに連結されたジャンクション18と、このジャン
クション18の前部と芯タンク部15aとの間に挿設された
バネ3と、外筒1の先具1aの後部外周に設けた弧状凹部
35と,弾性体受け31の内周に設けた弧状凸部36を嵌着し
ジャンクション18とこの弾性体受け31との間に挿設され
たクッションスプリング30とよりなる。
カセット式芯タンク15bはこれを芯タンク部15aに連結
すると、公知のように先端部が開き、内部の筆記芯4が
取り出され、また芯タンク部15aより抜き出すと、先端
部が閉じ内部の筆記芯4が脱落することがない。
すると、公知のように先端部が開き、内部の筆記芯4が
取り出され、また芯タンク部15aより抜き出すと、先端
部が閉じ内部の筆記芯4が脱落することがない。
サイドノック操作機構21は例えばカセット式芯タンク
15bとチャック16とを連結する芯タンク部15aと、外筒1
に枢支軸23により枢支され,この芯タンク部15aを前方
へ押圧するレバー部24a及び外筒1の軸方向スリット25
より突出され,先端部24cがこのスリット25に係止され
たレバー部24aと一体のレバー部24bよりなる操作レバー
24とで構成されている。この操作レバー24を構成するレ
バー部24a,24bはカセット式芯タンク15bに干渉しないよ
うに二叉形状を有している。また、操作レバー24の枢支
軸23は外筒1の軸方向スリット25の幅方向に設けた嵌込
溝29に回転自在に嵌込まれ、かつ抜け出ることはない。
15bとチャック16とを連結する芯タンク部15aと、外筒1
に枢支軸23により枢支され,この芯タンク部15aを前方
へ押圧するレバー部24a及び外筒1の軸方向スリット25
より突出され,先端部24cがこのスリット25に係止され
たレバー部24aと一体のレバー部24bよりなる操作レバー
24とで構成されている。この操作レバー24を構成するレ
バー部24a,24bはカセット式芯タンク15bに干渉しないよ
うに二叉形状を有している。また、操作レバー24の枢支
軸23は外筒1の軸方向スリット25の幅方向に設けた嵌込
溝29に回転自在に嵌込まれ、かつ抜け出ることはない。
外筒1の後方部内面には軸方向のガイド溝6が設けら
れ、このガイド溝6には外周に螺旋溝7を有する内筒8
の突部9が嵌合されており、この内筒8内に筆記用レフ
ィール2の後方のカセット式芯タンク15bが延挿されて
いる。外筒1の後部には後筒10が軸方向移動不能で回転
可能に取り付けられ、この後筒10の内面に設けた突出部
11は前記螺旋溝7に嵌挿されている。後筒10は、例えば
これに設けた弧状凹溝26に、外筒1の後部に設けた弧状
凸部27を嵌合することにより外筒1の後部に軸方向移動
不能で回転可能に取り付けられる。
れ、このガイド溝6には外周に螺旋溝7を有する内筒8
の突部9が嵌合されており、この内筒8内に筆記用レフ
ィール2の後方のカセット式芯タンク15bが延挿されて
いる。外筒1の後部には後筒10が軸方向移動不能で回転
可能に取り付けられ、この後筒10の内面に設けた突出部
11は前記螺旋溝7に嵌挿されている。後筒10は、例えば
これに設けた弧状凹溝26に、外筒1の後部に設けた弧状
凸部27を嵌合することにより外筒1の後部に軸方向移動
不能で回転可能に取り付けられる。
内筒8の後端には一体または別体に受板12が設けら
れ、この受板12の中心部には中部に膨出部121を有する
保持ロッド12aが設けられ、この保持ロッド12aに棒状消
ゴム5が差込まれ、当該受板12及び保持ロッド12aに保
持されている。内筒8の端部外面には第2図示のように
螺旋溝7に連通する開放溝13または開放スリットと螺旋
溝7より少し浅い環状溝14が設けられており、内筒8の
螺旋溝7に後筒10の突出部11を嵌挿する際、この突出部
11を開放溝13または開放スリットより嵌め込むことがで
きる。
れ、この受板12の中心部には中部に膨出部121を有する
保持ロッド12aが設けられ、この保持ロッド12aに棒状消
ゴム5が差込まれ、当該受板12及び保持ロッド12aに保
持されている。内筒8の端部外面には第2図示のように
螺旋溝7に連通する開放溝13または開放スリットと螺旋
溝7より少し浅い環状溝14が設けられており、内筒8の
螺旋溝7に後筒10の突出部11を嵌挿する際、この突出部
11を開放溝13または開放スリットより嵌め込むことがで
きる。
外筒1と後筒10の接部にはV字状溝33が設けられ、こ
のV字状溝33には後筒10に設けられたクリップ32の押え
部32aが対向せしめられており、クリップ32の押え部32a
を押すことにより弧状凹部26と弧状凸部27の嵌合が外
れ、後筒10を後方より取り外すことができるため内筒8
を取り外して筆記芯4の補給ができることになる。
のV字状溝33には後筒10に設けられたクリップ32の押え
部32aが対向せしめられており、クリップ32の押え部32a
を押すことにより弧状凹部26と弧状凸部27の嵌合が外
れ、後筒10を後方より取り外すことができるため内筒8
を取り外して筆記芯4の補給ができることになる。
次に上記の構成において本実施例の作用を説明する。
操作レバー24のレバー部24bを矢印方向に押し操作す
ると、レバー部24a,24bがバネ3のバネ力に抗して枢支
軸23を中心に時計方向に回転し、芯タンク部15a,カセッ
ト式芯タンク15b及びチャック16がバネ3のバネ力に抗
して前方に移動されてチャック16が開かれる。次いで操
作レバー24のレバー部24bへの押し操作を中断すると、
レバー部24a,24bがバネ3のバネ力により枢支軸23を中
心に反時計方向に回転し、芯タンク部15a、カセット式
芯タンク15b及びチャック16がバネ3のバネ力により後
方に移動されてチャック16が閉じられ、この操作を繰り
返すことによりチャック16が開閉されて外筒1の先具1a
の先パイプ19より筆記芯4が繰り出されることになり、
筆記することができる。
ると、レバー部24a,24bがバネ3のバネ力に抗して枢支
軸23を中心に時計方向に回転し、芯タンク部15a,カセッ
ト式芯タンク15b及びチャック16がバネ3のバネ力に抗
して前方に移動されてチャック16が開かれる。次いで操
作レバー24のレバー部24bへの押し操作を中断すると、
レバー部24a,24bがバネ3のバネ力により枢支軸23を中
心に反時計方向に回転し、芯タンク部15a、カセット式
芯タンク15b及びチャック16がバネ3のバネ力により後
方に移動されてチャック16が閉じられ、この操作を繰り
返すことによりチャック16が開閉されて外筒1の先具1a
の先パイプ19より筆記芯4が繰り出されることになり、
筆記することができる。
筆記中に過大筆圧がかかると、クッションスプリング
30が縮小して過大筆圧を吸収し、筆記芯4が折損するお
それを極めて低減することができる。
30が縮小して過大筆圧を吸収し、筆記芯4が折損するお
それを極めて低減することができる。
筆記芯4を引っ込めるには、操作レバー24のレバー部
24bを押し操作してチャック16を開き、この状態を維持
して芯先を押圧することにより筆記芯4を先パイプ19よ
り引っ込めることができる。
24bを押し操作してチャック16を開き、この状態を維持
して芯先を押圧することにより筆記芯4を先パイプ19よ
り引っ込めることができる。
外筒1に対し後筒10を回転すると、後筒10の突出部11
が内筒8の螺旋溝7に嵌挿され、かつ内筒8の突部9が
外筒1のガイド溝6に嵌合されているので、内筒8,受板
12及び保持ロッド12aが外筒1のガイド溝6に沿って後
方へ移動することになり、受板12及び保持ロッド12aに
保持された棒状消ゴム5が後筒10の後端より繰り出さ
れ、使用に供されることになる。棒状消ゴム5は保持ロ
ッド12aの中部に膨出部121を有するので、この膨出部12
1に喰込んでおり、離脱することはない。
が内筒8の螺旋溝7に嵌挿され、かつ内筒8の突部9が
外筒1のガイド溝6に嵌合されているので、内筒8,受板
12及び保持ロッド12aが外筒1のガイド溝6に沿って後
方へ移動することになり、受板12及び保持ロッド12aに
保持された棒状消ゴム5が後筒10の後端より繰り出さ
れ、使用に供されることになる。棒状消ゴム5は保持ロ
ッド12aの中部に膨出部121を有するので、この膨出部12
1に喰込んでおり、離脱することはない。
また、外筒1に対し後筒10を上記回転方向とは逆の方
向に回転すれば、内筒8,受板12及び保持ロッド12aが外
筒1のガイド溝6に沿って前方へ移動することにより受
板12及び保持ロッド12aに保持された棒状消ゴム5が後
筒10の後端より引っ込められることになる。
向に回転すれば、内筒8,受板12及び保持ロッド12aが外
筒1のガイド溝6に沿って前方へ移動することにより受
板12及び保持ロッド12aに保持された棒状消ゴム5が後
筒10の後端より引っ込められることになる。
また、内筒8の後部の後端螺旋溝7部分が後筒10の突
出部11の位置に達すると、それ以上移動することができ
なくなるが、無理に回転操作すると、第2図示のように
内筒8の螺旋溝7より少し浅い環状溝14に後筒10の突出
部11が位置することにより環状溝14と突出部11の接触抵
抗が急激に増大するため、それ以上の回転操作はしては
ならない旨、使用者に感触で認識させることができ、無
理な操作による損傷,故障を防止することができる。
出部11の位置に達すると、それ以上移動することができ
なくなるが、無理に回転操作すると、第2図示のように
内筒8の螺旋溝7より少し浅い環状溝14に後筒10の突出
部11が位置することにより環状溝14と突出部11の接触抵
抗が急激に増大するため、それ以上の回転操作はしては
ならない旨、使用者に感触で認識させることができ、無
理な操作による損傷,故障を防止することができる。
上述のように本考案によれば、外筒1内に筆記用レフ
ィール2を挿設し、このレフィール2を弾性体3に抗し
てサイド操作することにより外筒1の先端部より筆記芯
4を繰り出すことができる筆記具において、前記外筒1
の後方部内面にガイド溝6を設け、このガイド溝6には
外周に螺旋溝7を有する内筒8の突部9を嵌合し、この
内筒8内に前記筆記用レフィール2の後方部15bが延挿
されていると共に前記外筒1の後部に後筒10を軸方向移
動不能で回転可能に取り付け、この後筒10の内面に設け
た突出部11を前記螺旋溝7に嵌挿し、前記内筒8の後部
に受板12を設け、この受板12に保持ロッド12aを設け、
この受板12及び保持ロッド12aに棒状物5を保持してな
るので、棒状物繰り出し装置付き筆記具を提供できると
共に、筆記用レフィール2の後方部15bを内筒8内に延
挿されているので、筆記具全長をそれだけ短縮すること
ができるばかりでなく、筆記芯4の長さを短くする必要
もない等の効果を奏する。また、棒状物ホルダを棒状物
を保持する場合は棒状物ホルダの厚さの分だけ、棒状物
の半径が小さくなり、後筒の後部に天ビスを必要とする
が、本考案ではその必要がないという効果もある。
ィール2を挿設し、このレフィール2を弾性体3に抗し
てサイド操作することにより外筒1の先端部より筆記芯
4を繰り出すことができる筆記具において、前記外筒1
の後方部内面にガイド溝6を設け、このガイド溝6には
外周に螺旋溝7を有する内筒8の突部9を嵌合し、この
内筒8内に前記筆記用レフィール2の後方部15bが延挿
されていると共に前記外筒1の後部に後筒10を軸方向移
動不能で回転可能に取り付け、この後筒10の内面に設け
た突出部11を前記螺旋溝7に嵌挿し、前記内筒8の後部
に受板12を設け、この受板12に保持ロッド12aを設け、
この受板12及び保持ロッド12aに棒状物5を保持してな
るので、棒状物繰り出し装置付き筆記具を提供できると
共に、筆記用レフィール2の後方部15bを内筒8内に延
挿されているので、筆記具全長をそれだけ短縮すること
ができるばかりでなく、筆記芯4の長さを短くする必要
もない等の効果を奏する。また、棒状物ホルダを棒状物
を保持する場合は棒状物ホルダの厚さの分だけ、棒状物
の半径が小さくなり、後筒の後部に天ビスを必要とする
が、本考案ではその必要がないという効果もある。
第1図は本考案筆記具の1実施例の構成を示す断面図、
第2図は本考案における内筒の端部の平面図、第3図は
本考案における操作レバー部の平面図である。 1……外筒、1a……先具、2……筆記用レフィール、3
……弾性体(バネ)、4……筆記芯、5……棒状物(棒
状消ゴム)、6……ガイド溝、7……螺旋溝、8……内
筒、9……突部、10……後筒、11……突出部、12……受
板、12a……保持ロッド、121……膨出部、13……開放
溝、14……環状溝、15a……カセット式芯タンク部、15b
……レフィール後方部(カセット式芯タンク)、21……
サイドノック操作機構、23……枢支軸、24a……レバー
部、24b……レバー部、24c……先端部、24……操作レバ
ー、25……軸方向スリット、26……弧状凹溝、27……弧
状凸部、29……嵌込溝、30……クッション弾性体(スプ
リング)、31……弾性体受け、32……クリップ、32a…
…押え部、33……V字状溝。
第2図は本考案における内筒の端部の平面図、第3図は
本考案における操作レバー部の平面図である。 1……外筒、1a……先具、2……筆記用レフィール、3
……弾性体(バネ)、4……筆記芯、5……棒状物(棒
状消ゴム)、6……ガイド溝、7……螺旋溝、8……内
筒、9……突部、10……後筒、11……突出部、12……受
板、12a……保持ロッド、121……膨出部、13……開放
溝、14……環状溝、15a……カセット式芯タンク部、15b
……レフィール後方部(カセット式芯タンク)、21……
サイドノック操作機構、23……枢支軸、24a……レバー
部、24b……レバー部、24c……先端部、24……操作レバ
ー、25……軸方向スリット、26……弧状凹溝、27……弧
状凸部、29……嵌込溝、30……クッション弾性体(スプ
リング)、31……弾性体受け、32……クリップ、32a…
…押え部、33……V字状溝。
Claims (8)
- 【請求項1】外筒(1)内に筆記用レフィール(2)を
挿設し、このレフィール(2)を弾性体(3)に抗して
サイド操作することにより外筒(1)の先端部より筆記
芯(4)を繰り出すことができる筆記具において、前記
外筒(1)の後方部内面にガイド溝(6)を設け、この
ガイド溝(6)には外周に螺旋溝(7)を有する内筒
(8)の突部(9)を嵌合し、この内筒(8)内に前記
筆記用レフィール(2)の後方部(15b)が延挿されて
いると共に前記外筒(1)の後部に後筒(10)を軸方向
移動不能で回転可能に取り付け、この後筒(10)の内面
に設けた突出部(11)を前記螺旋溝(7)に嵌挿し、前
記内筒(8)の後部に受板(12)を設け、この受板(1
2)に保持ロッド(12a)を設け、この保持ロッド(12
a)に棒状物(5)を差込み、当該受板(12)及び保持
ロッド(12a)に保持してなる棒状物繰り出し装置付き
筆記具。 - 【請求項2】内筒(8)の端部に、螺旋溝(7)に連通
する開放溝(13)または開放スリットを設けてなる請求
項第1項記載の棒状物繰り出し装置付き筆記具。 - 【請求項3】内筒(8)の端部に、螺旋溝(7)より少
し浅い環状溝(14)を設けてなる請求項第1項記載の棒
状物繰り出し装置付き筆記具。 - 【請求項4】内筒(8)の端部に、螺旋溝(7)に連通
する開放溝(13)または開放スリットと当該螺旋溝
(7)より少し浅い環状溝(14)を設けてなる請求項第
1項記載の棒状物繰り出し装置付き筆記具。 - 【請求項5】筆記用レフィール(2)の後方部(15b)
がカセット式芯タンクである請求項第1項〜第4項のい
ずれかに記載の棒状物繰り出し装置付き筆記具。 - 【請求項6】外筒(1)の先具(1a)の後部外周に、筆
記用レフィール(2)との間にクッション弾性体(30)
を挿設された弾性体受け(31)を装着してなる請求項第
1項〜第5項のいずれかに記載の棒状物繰り出し装置付
き筆記具。 - 【請求項7】保持ロッド(12a)は中部に膨出部(121)
を有するものである請求項第1項〜第6項のいずれかに
記載の棒状物繰り出し装置付き筆記具。 - 【請求項8】外筒(1)の後部に後筒(10)を軸方向移
動不能で回転可能に取付ける構造は、この後筒(10)と
外筒(1)の後部の間に設けた弧状凹部(26)と弧状凸
部(27)の嵌合による構造とし、外筒(1)と後筒(1
0)の接部に設けられたV字状溝(33)に、後筒(10)
に設けられたクリップ(32)の押え部(32a)を対向せ
しめてなる請求項第1項〜第7項のいずれかに記載の棒
状物繰り出し装置付き筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7730790U JP2502536Y2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 棒状物繰り出し装置付き筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7730790U JP2502536Y2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 棒状物繰り出し装置付き筆記具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0437392U JPH0437392U (ja) | 1992-03-30 |
JP2502536Y2 true JP2502536Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=31619575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7730790U Expired - Lifetime JP2502536Y2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 棒状物繰り出し装置付き筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502536Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-20 JP JP7730790U patent/JP2502536Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0437392U (ja) | 1992-03-30 |
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