JP2502520Y2 - スペアタイヤキャリア - Google Patents

スペアタイヤキャリア

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JP2502520Y2
JP2502520Y2 JP1421990U JP1421990U JP2502520Y2 JP 2502520 Y2 JP2502520 Y2 JP 2502520Y2 JP 1421990 U JP1421990 U JP 1421990U JP 1421990 U JP1421990 U JP 1421990U JP 2502520 Y2 JP2502520 Y2 JP 2502520Y2
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Inventor
哲 吉松
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日野自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車のバックドア背面にスペアタイヤを
マウントするためのスペアタイヤキャリアに関するもの
である。
[従来の技術] この種のスペアタイヤキャリアとしては、例えば、実
開昭58-12068号公報に記載されたようなものがあり、こ
れは、第7図に示されるように、車両本体40後面側部
に、スペアタイヤ41をマウントするためのボルト42が突
設された保持部材43を備えたキャリア本体44を、ヒンジ
45を介して水平回動自在に取り付け、該キャリア本体44
の反ヒンジ45側下方に延びるアーム46の基端をキャリア
本体44に固着し、該アーム46の先端部に、固定体47を介
して一対のL形支持体48,49を固定し、該L形支持体48,
49に、係止リング50を有するロックレバー51をピン52に
より枢着する一方、前記車両本体40後面下部所要位置
に、上下面に弾性体53が接着された扁平板54からなるロ
ックブラケット55を固定し、これにより、走行時等に
は、前記キャリア本体44をヒンジ45を中心に水平回動さ
せ、前記L形支持体48,49間にロックブラケット55の扁
平板54及び弾性体53を入り込ませ、ロックレバー51の係
止リング50をロックブラケット55に係合させ、キャリア
本体44を格納位置で固定するようにしたものである。
[考案が解決しようとする課題] 当然のことながら、前述の如きスペアタイヤキャリア
に於いては、スペアタイヤ41の保持という本来の機能し
か有しておらず、スペアタイヤ41を別の目的にも活用し
ようとする思想は全くなかった。
本考案は、斯かる実情に鑑み、スペアタイヤをアウト
ドアに於けるテーブル等として利用し得るスペアタイヤ
キャリアを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は車両本体後面のバックドア開口側縁部にヒン
ジを介して水平回動自在に取り付けられるキャリア本体
と、該キャリア本体に上下方向回動自在に枢着される支
持リンクと、該支持リンクをほぼ水平位置で停止せしめ
るストッパと、前記支持リンクを前記キャリア本体に対
し格納位置で保持する支持リンク用ロック機構と、前記
支持リンク先端にほぼ180°反転可能に枢着されたスペ
アタイヤマウント用の保持部材と、該保持部材を前記支
持リンクに対し格納位置で保持する保持部材用ロック機
構と、前記保持部材を前記支持リンクに対し格納位置か
らほぼ180°反転位置で保持する保持部材反転用ロック
機構と、を備えてなることを特徴とするものである。
[作用] 従って、支持リンク用ロック機構を解除し、支持リン
クをその格納位置から下方へ回動させると、該支持リン
クはストッパにてほぼ水平位置で停止し、この状態から
保持部材用ロック機構を解除し、スペアタイヤを保持し
ている保持部材を、支持リンクに対する枢着点を中心に
上方へほぼ180°反転させた後、該保持部材を支持リン
クに対し保持部材反転用ロック機構にてロックすると、
前記スペアタイヤが支持リンク上にほぼ水平状態で固定
されることになり、該スペアタイヤをテーブルや椅子等
として使える。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図乃至第6図は本考案の実施例であり、第5図に
示す如く、車両本体1のバックドア2開口側縁部に、管
状部材3を矩形状に屈曲させて形成したキャリア本体4
を、ヒンジ5を介して水平回動自在に取り付け、第1図
に示す如く、前記キャリア本体4の下腕部6所要位置に
ブラケット7を固着し、該ブラケット7に、支持リンク
8を上下方向回動自在に枢着し、該支持リンク8基端部
に、前記下腕部6と係合し支持リンク8を第2図の如く
水平位置で停止せしめるストッパ9を一体に設け、前記
支持リンク8先端に、スペアタイヤ10をマウントするた
めのボルト(図示せず)が突設された保持部材11を、そ
の格納位置からほぼ180°反転可能となるよう回動自在
に枢着する。前記キャリア本体4の上腕部12下面に、前
記支持リンク8をほぼ垂直位置で固定するためのストラ
イカ13を固着すると共に、前記支持リンク8先端部に、
ロック解除用のレバー14を有するフック15を、該フック
15が前記ストライカ13との係合状態を保持する方向に付
勢されるよう枢着し、前記ストライカ13とフック15とか
ら、前記支持リンク8をキャリア本体4に対し垂直位置
即ち格納位置で保持可能な支持リンク用ロック機構16を
形成する。又、前記支持リンク8の表面17及び裏面18に
夫々、前記保持部材11を支持リンク8に対し平行となる
ようその表面17側或は裏面18側に固定するためのストラ
イカ19,20を固着すると共に、前記保持部材11の前記支
持リンク8に対する枢着点から同一半径位置に夫々、前
記ストライカ19,20に対し係合可能なフック21,22を、該
フック21,22が夫々前記ストライカ19,20との係合状態を
保持する方向に付勢されるよう枢着し、前記ストライカ
19とフック21とから前記保持部材11を第1図の如く前記
支持リンク8の表面17側に保持可能な保持部材用ロック
機構23を形成すると共に、前記ストライカ20とフック22
とから前記保持部材11を第2図の如く前記支持リンク8
の裏面18側に保持可能な保持部材反転用ロック機構24を
形成する。
尚、第2図中、25はスペアタイヤ10とほぼ同径の円板
状のボード、26は該ボード25及びスペアタイヤ10にかぶ
せるカバーを示し、又、第6図中、27はキャリア本体4
をその格納位置で固定するためバンパ28後面に突設され
たストライカ、29は該ストライカ27に対しキャリア本体
4をロックするためのロック装置を示している。
次に、上記実施例の作動を説明する。
通常、走行時等に於いては、第5図に示す如く、バッ
クドア2を閉じ、キャリア本体4を格納位置でロックし
ておき、又、車を停止させ、荷の積み下ろし等を行う際
には、ロック装置29を解除し、第6図の如く、キャリア
本体4を格納位置からバックドア2と干渉しない位置ま
で水平方向に回動させ、バックドア2の開閉を行う。
一方、ピクニックやキャンプ等に出かけ屋外で食事等
をする場合には、第1図の状態から先ずフック15のレバ
ー14を押してストライカ13からフック15を外し、支持リ
ンク8をブラケット7に対する枢着点を中心に下方へ回
動させると、該支持リンク8は、第2図に示す如く、垂
直状態から90°回動し水平となる位置でストッパ9が下
腕部6に当接することにより止まり、この時、スペアタ
イヤ10は第2図中2点鎖線に示される位置にあり、この
状態からフック21を介してスペアタイヤ10を保持してい
る保持部材11を上方へ180°回動させ反転せしめ、前記
フック21と反対側のフック22を支持リンク8の裏面18の
ストライカ20に係合させて前記保持部材11をロックし、
更に、スペアタイヤ10上面をフラット化すると共に清潔
化するため、該スペアタイヤ10上にボード25をのせてカ
バー26をかぶせる。これにより、第3図に示されるよう
に前記スペアタイヤ10が円形のテーブルとして使用可能
となり、その上にグラス30等を置くことができる。
この場合、日差しが強かったり、或は雨が降り出した
ような時には、第4図の如くバックドア2を開いて上方
へはね上げておけば、バックドア2を日よけや雨よけと
しても利用できる。
又、車を岸辺につけ、前記スペアタイヤ10を椅子とし
て用い、その上に座れば、釣りを楽しむことも可能であ
る。
尚、本考案のスペアタイヤキャリアは、上述の実施例
にのみ限定されるものではなく、バックドア2は、下開
き式以外のものであればはね上げ式に限らず横開き式の
ものであってもよいこと等、本考案の要旨を逸脱しない
範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案のスペアタイヤキャリアに
よれば、スペアタイヤをアウトドアに於けるテーブルや
椅子等として利用可能となり、その活用範囲を拡げるこ
とができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は第1図の
作動説明図、第3図及び第4図は本考案の一実施例の使
用状態を示す車両後方斜視図、第5図はスペアタイヤキ
ャリアの格納状態を示す車両後方斜視図、第6図はバッ
クドア開閉時を示す車両後方斜視図、第7図は従来例を
示す車両後方斜視図である。 1は車両本体、2はバックドア、4はキャリア本体、5
はヒンジ、8は支持リンク、9はストッパ、10はスペア
タイヤ、11は保持部材、16は支持リンク用ロック機構、
23は保持部材用ロック機構、24は保持部材反転用ロック
機構、25はボード、26はカバーを示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両本体後面のバックドア開口側縁部にヒ
    ンジを介して水平回動自在に取り付けられるキャリア本
    体と、該キャリア本体に上下方向回動自在に枢着される
    支持リンクと、該支持リンクをほぼ水平位置で停止せし
    めるストッパと、前記支持リンクを前記キャリア本体に
    対し格納位置で保持する支持リンク用ロック機構と、前
    記支持リンク先端にほぼ180°反転可能に枢着されたス
    ペアタイヤマウント用の保持部材と、該保持部材を前記
    支持リンクに対し格納位置で保持する保持部材用ロック
    機構と、前記保持部材を前記支持リンクに対し格納位置
    からほぼ180°反転位置で保持する保持部材反転用ロッ
    ク機構と、を備えてなることを特徴とするスペアタイヤ
    キャリア。
JP1421990U 1990-02-15 1990-02-15 スペアタイヤキャリア Expired - Lifetime JP2502520Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1421990U JP2502520Y2 (ja) 1990-02-15 1990-02-15 スペアタイヤキャリア

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JP1421990U JP2502520Y2 (ja) 1990-02-15 1990-02-15 スペアタイヤキャリア

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Publication Number Publication Date
JPH03104487U JPH03104487U (ja) 1991-10-30
JP2502520Y2 true JP2502520Y2 (ja) 1996-06-26

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