JP2502486B2 - トンネル掘削方法及びトンネル掘削機 - Google Patents

トンネル掘削方法及びトンネル掘削機

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JP2502486B2
JP2502486B2 JP3228574A JP22857491A JP2502486B2 JP 2502486 B2 JP2502486 B2 JP 2502486B2 JP 3228574 A JP3228574 A JP 3228574A JP 22857491 A JP22857491 A JP 22857491A JP 2502486 B2 JP2502486 B2 JP 2502486B2
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tunnel
boring guide
face
excavator
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潤一 柴野
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Nippon Kokan Ltd
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トンネルを築造する
ためのトンネル掘削方法及びトンネル掘削機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のトンネル掘削機(以下「掘削機」
と略す)を使用してのトンネル掘削方法を図6〜図8を
用いて説明する。
【0003】掘削機のカッターヘッド18の面板20に
は、トンネル掘削面である切羽面Bに対し当接し、上記
カッターヘッド18の回転により個々に回転するローラ
カッター24が取付けられており、上記カッターヘッド
18はマウント15に旋回ベアリング25を介して取付
けられている。カッターヘッド18はマウント15の後
部に取付けられたモータ16により減速機17を介して
回転駆動される。
【0004】掘削機の後方には、坑壁Cを押す複数のグ
リッパー26がトンネル半径方向に伸縮するグリッパー
ジャッキ27の先端に設けられている。グリッパージャ
ッキ27は、マウント15から後方に延びるメインビー
ム28に嵌合して、該メインビーム28上を前後に摺動
するグリッパーブロック29に取付けられている。そし
て、グリッパーブロック29とマウント15の間には両
者を連結する複数の推進ジャッキ13を備えている。
【0005】トンネル切削の際は、図7のごとくグリッ
パーブロック29に取付けられた、グリッパージャッキ
27に油圧をかけてグリッパー26をトンネルの坑壁C
に強く押して保持し、この状態にてモーター16により
カッターヘッド18を回転させると共にマウント15を
介して複数の推進ジャッキ13に油圧を印加してカッタ
ーヘッド18を強い力で切羽面Bに対して押しつける。
そしてカッターヘッド18の回転により、ローラカッタ
ー24が該切羽面Bを転動しながら岩盤を破砕すること
によりトンネルを穿つ。
【0006】トンネル前面の掘削が進行するに伴い、推
進ジャッキ13が伸びてカッターヘッド18を支持する
マウント15はメインビーム28を前方に引張り、トン
ネル半径方向にグリッパーブロック29で支えられなが
ら、推進ジャッキ13のストローク終端まで前進する。
【0007】破砕された岩ずりは、面板20と切羽面B
との間で崩れ落ち下方にたまり、カッターヘッド18の
外周に取付けられたスクレーパ21によりカッターヘッ
ド18内に掻き込まれ、カッターヘッド18に内蔵され
たホッパー22に投入され、ホッパー22の下方まで伸
びているベルトコンベア23により後方に送られ排出さ
れる。
【0008】推進ジャッキ13がストローク終端に達
し、あるいは状況により推進を止めグリッパーブロック
29を前方に移動するときには、伸縮可能な油圧シリン
ダ内蔵の脚30をトンネル内壁の下部に到るまで下げて
メインビームの後端を支持する。しかる後にグリッパー
ジャッキ27を縮めグリッパー26を引込み、推進ジャ
ッキ13を縮めることによりグリッパーブロック29を
前方に摺動させる。これらの動作を繰返すことにより、
順次トンネル掘削機を前進させトンネルを貫通させる。
【0009】掘削機の姿勢制御は、左右方向については
掘削中断時に、推進ジャッキ13を縮長させて切羽面B
側にグリッパー26を移動させ再び坑壁Cに該グリッパ
ー26を押し付けるときに、グリッパー26を押し出す
左右のグリッパージャッキ27の突出量を調整すること
により行い、上下方向の制御については、前述同様掘削
の中断時に、掘削機の後部を支えている脚30の上下方
向の突出量を調整することにより行う。
【0010】また、トンネルの方向管理を行う方法は、
掘削機のかなり後方より光学的測定器等により、絶えず
測定して、掘削機がトンネル計画線を外れる兆候を示し
たら直ちに掘削機の操作員にトンネル計画線から外れな
いように指示し、掘削機の姿勢制御を行わせる。
【0011】なお、前記の掘削中あるいは休止時に拘ら
ず、岩質の調査や掘削機の点検・修理を行う時は作業員
がグリッパージャッキ27の下を潜って前方に近づかな
ければならず、また、必要な機材もそのようにしながら
前方に搬入しなければならない。また、岩盤の風化、亀
裂、不整合等で落盤等の危険がある場合には、マウント
15の直後で支保工を組んだり、落盤防止のための補助
工法を行う、このために必要な支保工や機材も、前記と
同様にグリッパージャッキ27の下を潜らせて前方に搬
入し、終了後は後方に搬出する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の技術にあ
っては、掘削機は坑壁にグリッパーを張り、グリッパー
と坑壁の間の摩擦力により掘進推力を発生させていた
が、地山が常に安定した岩盤部の連続であるとは限らず
坑壁の破壊が生じた場合や、緩い地盤等の所では十分な
推力が得られず掘進が不能に陥るという問題がある。
【0013】掘進の方向を定める場合には、掘進方向の
基準がないため掘進方向の把握が難しく掘削機の姿勢制
御を誤り易く、掘進計画線より外れてしまうことが多
い。このため頻繁に掘削機の後方より掘進方向の測量を
行わなければ、所定の到達点に到達できない等の問題が
生ずる。
【0014】また、グリッパーが坑壁の左右に張られて
いるため、グリッパー部や掘削機後端の脚部は狭隘で、
掘削機の修理点検等のために作業員がカッターヘッドに
近づくことは困難であり、また地山の崩落をカッターヘ
ッド直後で防ぐための支保工の搬入や補助工法を行う機
材の搬入・搬出の障害となっている。
【0015】本発明は、以上の問題を解決し掘削機の方
向制御とトンネル測量を省略としたきわめて容易かつ正
確にトンネル掘削する方法及びそのための装置を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、掘削方法に関し、掘削予定のトンネルの掘削計画
線に沿ってボーリングを行って地山にボーリング案内ロ
ッドを該ボーリング案内ロッドの一端と他端とが地山外
に位置するように地山に貫通させ、該ボーリング案内ロ
ッドの一端を地山外の位置に固定させ、他端からトンネ
ル掘削機をボーリング案内ロッドに把持せしめながら掘
進推力を得て掘進することにより達成される。
【0017】また、上記方法を実施するためのトンネル
掘削機に関しては、カッターヘッドの面板上に複数のロ
ーラカッターを回転自在に有し、カッターヘッドを駆動
装置により回転させながら推進ジャッキにより切羽面に
該ローラカッターを推しつけて切羽面を破砕し排土装置
にて破砕したずりを後方に搬送する装置を備えたトンネ
ル掘削機において、該トンネル掘削機の中央部にボーリ
ング案内ロッドを前後に貫通させる空間を形成し、面板
とマウントは上記ボーリング案内ロッドのためのガイド
を有し、上記トンネル掘削機の後部に、ボーリング案内
ロッドを把持して掘進荷重の反力を担う把持装置を有
し、該把持装置に接続してマウントを推して掘進推力を
発生させる推進ジャッキを装備していることにより達成
される。
【0018】
【作用】かかる本発明にあっては、トンネルの掘削は次
の手順でなされる。
【0019】先ず、トンネルの掘削に先立ち、地山にト
ンネル掘削計画線に沿ってボーリングを行いボーリング
案内ロッドを貫通させ、その一端を地山に固定する。
【0020】次に、ボーリング案内ロッドの地山に固定
されていない他方の端部を掘削機の中央部に形成された
空間に通し、推進ジャッキを縮めた状態で把持装置にて
ボーリング案内ロッドを掴む。そして、カッターヘッド
を回転駆動させ、推進ジャッキに油圧を印加しマウント
を切羽面側に推しながらカッターヘッドを回転駆動させ
て切羽面を破砕し掘進する。掘進中、掘削機はボーリン
グ案内ロッドによってガイドされる。
【0021】推進ジャッキがストロークエンド迄到った
ら、カッターヘッドの回転を中断し把持装置を開放して
ボーリング案内ロッドを掴むことを中断し、推進ジャッ
キを短めて把持装置を前方に引き込み再び把持装置にて
ボーリング案内ロッドを掴み掘削を開始する。
【0022】以上の動作を繰り返し行うことにより、ボ
ーリング案内ロッドに沿って順次前方に掘削を行うトン
ネルを穿つ。
【0023】
【実施例】以下、添付図面の図1〜図5にもとづき本発
明の実施例を示す。
【0024】なお、図において、図6〜図8に示した従
来のトンネル掘削機と共通部分には、同一符号を付して
その説明を省略する。
【0025】図1に示されるように、トンネルを築造す
る地山Aのトンネルの一方からトンネル築造計画線に沿
って、トンネルの断面となる中央部にボーリングを行い
地山Aの他端迄ボルトで順次接合されたボーリング案内
ロッド1を地山Aに貫通させ、掘削到達点側のボーリン
グ案内ロッド端1bを鉄筋コンクリート2等で地山と固
定する。なお、上記ボーリング案内ロッドは棒状であっ
ても管状であってもよい。管状の場合は、ボーリングの
際に掘られた土砂を内部空間を通して排出できるので、
好都合である。
【0026】一方、掘削機の面板20の中央にはボーリ
ング案内ロッド1を通す空間としての開口部を設け、該
開口部はボーリング案内ロッド1によりガイドされる構
造とし面板20上に切羽面Bを破砕するローラカッター
24を面板20の中央を貫通するボーリング案内ロッド
1と互に干渉しない位置に設けている。
【0027】面板20は、旋回ベアリング25を介して
マウント15に旋回自在に取付けられ、マウント15の
後端に設けられたモータ16によって減速機17を介し
て回転駆動を受けるようになっている。マウント15
は、ボーリング案内ロッド1が貫通できる開口部を有
し、該開口部はボーリング案内ロッド1によりガイドさ
れる構造となっている。
【0028】上記マウント15の下部には、堀削機の自
重を支えて坑壁を滑りながら前進するそり19が設けら
れている。また、カッターヘッド18の外周には、複数
のスクレーパ21を有し、破砕された岩ずりをカッター
ヘッド18内の中央に取り付けたホッパ22に集め、該
ホッパ22の下部から坑壁下部に沿って堀削機の後方迄
延びて設けられたベルトコンベア23により排出するよ
うになっているボーリング案内ロッド1と干渉するホッ
パ22にはボーリング案内ロッド1と干渉しない空間を
形成してある。
【0029】本実施例のトンネル堀削機は後部に把持装
置3を有している。該把持装置3は、本実施例では鋼板
9で作られた箱型形状をなし、中央にボーリング案内ロ
ッド1を通し、該ボーリング案内ロッド1を掴むクラン
プ4とクランプ5及びこれらをピン8を介して接合しク
ランプ4とクランプ5でボーリング案内ロッド1を締め
つける油圧シリンダー6を内蔵している。また、前後の
鋼板9の内側面には、上下に延びる突条ガイド10が形
成され、前後面に縦溝が形成されたクランプ4、5がそ
の溝にて上記突条ガイド10に案内され上下に褶動でき
るようになっている。把持装置3の切羽側の面にはピン
14を介して推進ジャッキ13の後端が取付けられ、該
推進ジャッキ13の前端はマウント15に接続されてい
る。
【0030】また、把持装置3の切羽側の面中央部に
は、ボーリング案内ロッド1を内側に通す角型の内筒1
2が設けられ、マウント15の中央部より後方に突き出
した角型の外筒11内に嵌挿されて該外筒11を前後に
摺動自在に案内する構造となっている。
【0031】かかる構造を有する本実施例の堀削機によ
るトンネル堀削は、次のような手順で行われる。
【0032】先ず、推進ジャッキ13を縮めて把持装置
3をマウント15側に引き込んでおいた状態でクランプ
4及びクランプ5を油圧シリンダ6で伸長させることに
よりボーリング案内ロッド1の通る空間を拡げておき、
ボーリング案内ロッド1を堀削機の中央に貫通させる。
そして、貫通後、油圧シリンダ6を縮めてクランプ4と
クランプ5によりボーリング案内ロッド1を把持する。
【0033】次に、この状態にて、モータ16を起動し
てカッターヘッド18を回転させ、かつ推進ジャッキ1
3を伸長させてカッターヘッド18を切羽面B側に押し
出し、ローラーカッタ24により切羽面Bを破砕する。
このとき、把持装置3はボーリング案内ロッド1を掴ん
でおり切羽面Bからの反力に抗している。
【0034】破砕された岩ずりは切羽面Bと面板20の
間の空間に落下してトンネル下部に溜まり、スクレーパ
21により掻き上げられてカッターヘッド18内のホッ
パー22に投入され、ホッパー22の下部よりベルトコ
ンベア23により掘削機後方へ搬送される。
【0035】このようにして、トンネルは掘削されて行
くが、その際、回転するカッターヘッド18が切羽面B
より受ける回転反力は、掘削機の自重を支えているそり
19と坑壁下部との間の摩擦力により対抗される。しか
し、切羽面Bの岩盤の性状が急激に変化した場合等に
は、切羽面Bからの回転反力が突発的に急増し、上記そ
り19と坑壁との間の摩擦力では抗しきれないことがあ
る。
【0036】かかる場合に対処するために、マウント1
5より後方に突き出した角型の外筒11は該外筒11内
を摺動する角型の内筒12に切羽面Bからの回転反力を
伝え、把持装置3の内側に設けた突条ガイド10とこれ
に嵌合するクランプ4及びクランプ5の溝により、クラ
ンプ4とクランプ5に回転反力を伝える。両クランプ
4,5は掘削中はボーリング案内ロッド1を掴んでお
り、回転反力をボーリング案内ロッド1に負荷させる。
【0037】そして、掘進推力を発生させている推進ジ
ャッキ13がストローク端まで伸長しきったときに、モ
ータ16を停止させカッターヘッド18の回転を止め掘
削を中断する。この後、把持装置3の油圧シリンダ6を
伸長させることによりクランプ4とクランプ5のボーリ
ング案内ロッド1に対する把持を解放する。
【0038】しかる後、再び推進ジャッキ13を縮めて
把持装置3を切羽面B側に引き込んだ後にボーリング案
内ロッド1を把持して掘削を再開する。
【0039】このような手順を繰返し行い、順次前方を
掘削することによりトンネルを穿つ。
【0040】なお、掘削機を通過し、不要となった部分
のボーリング案内ロッド1はボルトをはずし分離する。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、グリッパ
ーを使用せずボーリング案内ロッドから掘進推力を得る
ので、坑壁の崩壊や地山の緩さに拘らず安定した掘進推
力が得られる。
【0042】掘削機の中央部にボーリング案内ロッドを
貫通し、該ボーリング案内ロッドをガイドとしてボーリ
ング案内ロッド後方より掘削機が推されて掘進するの
で、ボーリング案内ロッドから掘削機が外れることはな
く、目的の到達点から外れることはない。加えて、掘削
工程において掘削機の姿勢制御や掘削方向の測量を省略
することができる。
【0043】トンネル断面方向での左右の坑壁にわたっ
て張られているグリッパーやトンネル断面の上下方向に
空間を広く占有している脚を省略することができるの
で、作業員の通過及び修理・点検用の資材、支保工、補
助工法用の機材の搬入、搬出が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において地山をボーリングで穿孔しボー
リング案内ロッドを貫通させた縦断面図。
【図2】本発明の実施例としての掘削機の縦断面図。
【図3】図2の拡大III−III 断面図であり把持装置の
構造を示す図。
【図4】図2の拡大IV−IV断面図であり把持装置、外
筒、内筒、推進ジャッキ等の配置を示す図。
【図5】図2の拡大V−V断面図で、外筒、内筒、推進
ジャッキ等の配置を示す図。
【図6】従来の掘削機を示す縦断面図。
【図7】図6の拡大VII −VII 断面図でグリッパー部を
示す図。
【図8】図6の拡大VIII−VIII断面図で掘削機の後端部
の脚を示す図。
【符号の説明】
A 地山 B 切羽面 1 ボーリング案内ロッド 3 把持装置 4 クランプ 5 クランプ 11 外筒 12 内筒 13 推進ジャッキ 15 マウント 18 カッターヘッド 20 面板 23 ベルトコンベア 24 ローラカッター

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削予定のトンネルの掘削計画線に沿っ
    てボーリングを行って地山にボーリング案内ロッドを
    ボーリング案内ロッドの一端と他端とが地山外に位置す
    るように地山に貫通させ、該ボーリング案内ロッドの一
    端を地山外の位置に固定させ、他端からトンネル掘削機
    をボーリング案内ロッドに把持せしめながら掘進推力を
    得て掘進するトンネル掘削方法。
  2. 【請求項2】 カッターヘッドの面板上に複数のローラ
    カッターを回転自在に有し、カッターヘッドを駆動装置
    により回転させながら推進ジャッキにより切羽面に該ロ
    ーラカッターを推しつけて切羽面を破砕し排土装置にて
    破砕したずりを後方に搬送する装置を備えたトンネル掘
    削機において、該トンネル掘削機の中央部にボーリング
    案内ロッドを前後に貫通させる空間を形成し、面板とマ
    ウントは上記ボーリング案内ロッドのためのガイドを有
    し、上記トンネル掘削機の後部に、ボーリング案内ロッ
    ドを把持して掘進荷重の反力を担う把持装置を有し、該
    把持装置に接続してマウントを推して掘進推力を発生さ
    せる推進ジャッキを装備していることを特徴とするトン
    ネル掘削機。
  3. 【請求項3】 マウント後端より断面が非円形の外筒を
    後方に延出して設け、該外筒内に該外筒と前後に自在に
    摺動し、切羽面から受けるカッターヘッドの回転反力を
    把持装置に伝達する内筒を有する回転防止装置を備え、
    把持装置のクランプ部分に回転反力を伝えてボーリング
    案内ロッドに回転反力を負荷させることとする請求項2
    に記載のトンネル掘削機。
JP3228574A 1991-08-15 1991-08-15 トンネル掘削方法及びトンネル掘削機 Expired - Lifetime JP2502486B2 (ja)

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