JP2502443Y2 - 杭打ち機のリ―ダ―支持装置 - Google Patents
杭打ち機のリ―ダ―支持装置Info
- Publication number
- JP2502443Y2 JP2502443Y2 JP3599191U JP3599191U JP2502443Y2 JP 2502443 Y2 JP2502443 Y2 JP 2502443Y2 JP 3599191 U JP3599191 U JP 3599191U JP 3599191 U JP3599191 U JP 3599191U JP 2502443 Y2 JP2502443 Y2 JP 2502443Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leader
- support
- holder
- bearing
- flange
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は1柱2脚型リーダー回転
式杭打ち機に関するものであり、特に、杭打ち機のリー
ダー支持装置に関するものである。
式杭打ち機に関するものであり、特に、杭打ち機のリー
ダー支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種1柱2脚型リーダー回転式杭
打ち機のリーダー支持装置を図3に示す。図示した部位
は回転式リーダー1の上部であり、ステーのホルダー2
とリーダー1との間にスリーブ3を嵌入すると共に、リ
ーダー1のフランジ4,4とホルダー2の上下端部のフ
ランジ5,5との間にライナー6,6を介装する。ホル
ダー2は前部2aと後部2bとの2分割構造であり、ボ
ルト7によりリーダー1に対して回動自在に締結され
る。更に、杭打ち用のフロントアタッチメントを上下摺
動案内するためのガイドパイプ8を、支持板9を介して
フランジ4へ固定してある。
打ち機のリーダー支持装置を図3に示す。図示した部位
は回転式リーダー1の上部であり、ステーのホルダー2
とリーダー1との間にスリーブ3を嵌入すると共に、リ
ーダー1のフランジ4,4とホルダー2の上下端部のフ
ランジ5,5との間にライナー6,6を介装する。ホル
ダー2は前部2aと後部2bとの2分割構造であり、ボ
ルト7によりリーダー1に対して回動自在に締結され
る。更に、杭打ち用のフロントアタッチメントを上下摺
動案内するためのガイドパイプ8を、支持板9を介して
フランジ4へ固定してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の杭打ち機のリー
ダー支持装置は、リーダー1とホルダー2との摺動部に
スリーブ3及びライナー6を組み込んであり、リーダー
1の回転に対してホルダー2が面接触の状態で支持す
る。従って、回転抵抗が発生し、リーダー1の回転時に
ホルダー2が左右に揺動してステーが捩られる。
ダー支持装置は、リーダー1とホルダー2との摺動部に
スリーブ3及びライナー6を組み込んであり、リーダー
1の回転に対してホルダー2が面接触の状態で支持す
る。従って、回転抵抗が発生し、リーダー1の回転時に
ホルダー2が左右に揺動してステーが捩られる。
【0004】又、ホルダー2が2分割構造であり、この
合接部に段差があるとスリーブ3に傷が付き、回転抵抗
が増加する。従って、2分割構造の摺動面の精度を高く
しなければならず、円周加工、平面加工、ドリル加工等
多工程の精密機械加工が必要とされ、工程が複雑となり
コスト高になる。一方、摺動部に軸受を組み込んで回転
抵抗を減少した構成も提案されているが(実公昭58−
28022号公報記載)、軸受部の構成が複雑であり、
組立に時間が掛り作業性に難点がある。
合接部に段差があるとスリーブ3に傷が付き、回転抵抗
が増加する。従って、2分割構造の摺動面の精度を高く
しなければならず、円周加工、平面加工、ドリル加工等
多工程の精密機械加工が必要とされ、工程が複雑となり
コスト高になる。一方、摺動部に軸受を組み込んで回転
抵抗を減少した構成も提案されているが(実公昭58−
28022号公報記載)、軸受部の構成が複雑であり、
組立に時間が掛り作業性に難点がある。
【0005】そこで、リーダー支持装置の回転抵抗を低
減し、リーダーを安定して支持すると共に、製作及び組
立の工数を短縮するために解決すべき技術的課題が生じ
てくるのであり、本考案はこの課題を解決することを目
的とする。
減し、リーダーを安定して支持すると共に、製作及び組
立の工数を短縮するために解決すべき技術的課題が生じ
てくるのであり、本考案はこの課題を解決することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために提案されたものであり、1柱2脚型リーダー
回転式杭打ち機に於いて、リーダーの上部位置に介装し
た支持体であって、該支持体の上下端面内径側にはフラ
ンジを設け、このフランジの上下に環状の軸受を介装し
て接続板をボルト締めすると共に、接続板の上下にリー
ダーをボルト結合し、更に、該支持体の外側にステーの
ホルダーを遊挿して、その上下端部を前記軸受の外周部
にボルト締めしたことを特徴とする杭打ち機のリーダー
支持装置を提供するものである。
するために提案されたものであり、1柱2脚型リーダー
回転式杭打ち機に於いて、リーダーの上部位置に介装し
た支持体であって、該支持体の上下端面内径側にはフラ
ンジを設け、このフランジの上下に環状の軸受を介装し
て接続板をボルト締めすると共に、接続板の上下にリー
ダーをボルト結合し、更に、該支持体の外側にステーの
ホルダーを遊挿して、その上下端部を前記軸受の外周部
にボルト締めしたことを特徴とする杭打ち機のリーダー
支持装置を提供するものである。
【0007】
【作用】支持体の上下端部とステーのホルダーの上下端
部とは環状の軸受にボルト締めしてあるので、リーダー
が回転するときのホルダーに対する回転抵抗が減少し、
回転時にホルダーが左右に揺動することがなくなって、
安定的にリーダーを支持できる。前記軸受は支持体及び
ホルダーの上下から装着し、軸受の取り付けが極めて容
易であり、支持装置の加工並びに組立も簡易迅速に行え
る。
部とは環状の軸受にボルト締めしてあるので、リーダー
が回転するときのホルダーに対する回転抵抗が減少し、
回転時にホルダーが左右に揺動することがなくなって、
安定的にリーダーを支持できる。前記軸受は支持体及び
ホルダーの上下から装着し、軸受の取り付けが極めて容
易であり、支持装置の加工並びに組立も簡易迅速に行え
る。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に従って詳述
する。図1は1柱2脚型リーダー回転式杭打ち機を示し
たものであり、機体10の前部に回転駆動装置11を設
け、リーダー12の下部を取り付ける。リーダー12の
上部にリーダー支持装置13を設け、伸縮自在な2本の
ステー14,14によりリーダー12は回動並びに傾動
自在に支持される。リーダー12の前部には平面視略9
0度程度位置をずらして2本のガイドパイプ15,15
を固設し、夫々のガイドパイプ15,15にオーガー
(又はハンマー)16を上下動自在に装着する。
する。図1は1柱2脚型リーダー回転式杭打ち機を示し
たものであり、機体10の前部に回転駆動装置11を設
け、リーダー12の下部を取り付ける。リーダー12の
上部にリーダー支持装置13を設け、伸縮自在な2本の
ステー14,14によりリーダー12は回動並びに傾動
自在に支持される。リーダー12の前部には平面視略9
0度程度位置をずらして2本のガイドパイプ15,15
を固設し、夫々のガイドパイプ15,15にオーガー
(又はハンマー)16を上下動自在に装着する。
【0009】図2はリーダー支持装置13の拡大図であ
り、リーダー12の中間に支持体18が介装されてい
る。該支持体18の上下端面には内径側にフランジ19
を設け、このフランジ19の上下に環状の軸受20を介
装して接続板21をボルト締めする。上下のリーダー1
2の接続部には外径側にフランジ22を設けてあり、前
記接続板21をボルト締めする。即ち、支持体18はそ
の上下に軸受20及び接続板21を介してリーダー1
2,12がボルト結合される。又、前述したガイドパイ
プ15は、そのステー23を接続板21へボルト締めし
てある。
り、リーダー12の中間に支持体18が介装されてい
る。該支持体18の上下端面には内径側にフランジ19
を設け、このフランジ19の上下に環状の軸受20を介
装して接続板21をボルト締めする。上下のリーダー1
2の接続部には外径側にフランジ22を設けてあり、前
記接続板21をボルト締めする。即ち、支持体18はそ
の上下に軸受20及び接続板21を介してリーダー1
2,12がボルト結合される。又、前述したガイドパイ
プ15は、そのステー23を接続板21へボルト締めし
てある。
【0010】支持体18の外側にはステーのホルダー2
4を遊挿してあり、該ホルダー24の上下端部を前記軸
受20の外周部にボルト締めする。従って、支持体18
とホルダー24とが回動自在に連結され、リーダー12
の回転抵抗が極めて低くなる。又、従来型(実公昭58
−28022号公報記載)と比較して支持体18側及び
ホルダー24側の双方とも軸受の挿入部が不要であり、
構成が簡素化されて製作コスト並びに組立工数を低減で
きる。
4を遊挿してあり、該ホルダー24の上下端部を前記軸
受20の外周部にボルト締めする。従って、支持体18
とホルダー24とが回動自在に連結され、リーダー12
の回転抵抗が極めて低くなる。又、従来型(実公昭58
−28022号公報記載)と比較して支持体18側及び
ホルダー24側の双方とも軸受の挿入部が不要であり、
構成が簡素化されて製作コスト並びに組立工数を低減で
きる。
【0011】ホルダー24は一体構造に形成され、軸受
20の取付部は前記支持体18及びホルダー24の双方
とも円周切削加工でき、機械加工並びに組立が容易であ
る。更に、支持体18のフランジ19は上下端面の内径
側に設けられ、リーダー12のフランジ22は端面の外
径側に設けられているので、軸受20及び接続板21を
介装して支持体18とリーダー12とを接続する作業は
極めて容易であり、組立工程を短縮できる。
20の取付部は前記支持体18及びホルダー24の双方
とも円周切削加工でき、機械加工並びに組立が容易であ
る。更に、支持体18のフランジ19は上下端面の内径
側に設けられ、リーダー12のフランジ22は端面の外
径側に設けられているので、軸受20及び接続板21を
介装して支持体18とリーダー12とを接続する作業は
極めて容易であり、組立工程を短縮できる。
【0012】尚、この考案は、この考案の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、この考
案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、この考
案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0013】
【考案の効果】本考案は上記一実施例に詳述したよう
に、支持体とホルダーとは環状の軸受を介して連結して
あるので回転抵抗が減少し、リーダーを回転したときに
ステーが捩られることがなくなる。又、軸受外径を大径
にできるので軸受荷重容量が大きくなり、且つ、軸受の
挿入部をなくして支持体の円筒外径を大径にでき、機械
的強度が向上する。支持体及びホルダーは円周切削加工
のみでよく、機械加工が容易となって製作コストが低減
できる。更に、構成が簡素化されたことから組立工数も
短縮され、且つ、製品のばらつきがなくなって品質の向
上並びに均一化を図ることができる。
に、支持体とホルダーとは環状の軸受を介して連結して
あるので回転抵抗が減少し、リーダーを回転したときに
ステーが捩られることがなくなる。又、軸受外径を大径
にできるので軸受荷重容量が大きくなり、且つ、軸受の
挿入部をなくして支持体の円筒外径を大径にでき、機械
的強度が向上する。支持体及びホルダーは円周切削加工
のみでよく、機械加工が容易となって製作コストが低減
できる。更に、構成が簡素化されたことから組立工数も
短縮され、且つ、製品のばらつきがなくなって品質の向
上並びに均一化を図ることができる。
【図1】1柱2脚型リーダー回転式杭打ち機の側面図。
【図2】リーダー支持装置の要部縦断面図。
【図3】従来型のリーダー支持装置の要部を示す一部切
欠側面図。
欠側面図。
12 リーダー 13 リーダー支持装置 14 ステー 18 支持体 19,22 フランジ 20 軸受 21 接続板 24 ホルダー
Claims (1)
- 【請求項1】 1柱2脚型リーダー回転式杭打ち機に於
いて、リーダーの上部位置に介装した支持体であって、
該支持体の上下端面内径側にはフランジを設け、このフ
ランジの上下に環状の軸受を介装して接続板をボルト締
めすると共に、接続板の上下にリーダーをボルト結合
し、更に、該支持体の外側にステーのホルダーを遊挿し
て、その上下端部を前記軸受の外周部にボルト締めした
ことを特徴とする杭打ち機のリーダー支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3599191U JP2502443Y2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 杭打ち機のリ―ダ―支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3599191U JP2502443Y2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 杭打ち機のリ―ダ―支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130324U JPH04130324U (ja) | 1992-11-30 |
JP2502443Y2 true JP2502443Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=31918037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3599191U Expired - Lifetime JP2502443Y2 (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 杭打ち機のリ―ダ―支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502443Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP3599191U patent/JP2502443Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04130324U (ja) | 1992-11-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |