JP2502353Y2 - 風雨密性チェ―ンパイプカバ― - Google Patents

風雨密性チェ―ンパイプカバ―

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JP2502353Y2
JP2502353Y2 JP1332993U JP1332993U JP2502353Y2 JP 2502353 Y2 JP2502353 Y2 JP 2502353Y2 JP 1332993 U JP1332993 U JP 1332993U JP 1332993 U JP1332993 U JP 1332993U JP 2502353 Y2 JP2502353 Y2 JP 2502353Y2
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JP
Japan
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chain
chain pipe
cover
pipe cover
division boundary
Prior art date
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JP1332993U
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English (en)
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JPH0665187U (ja
Inventor
久俊 大谷
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Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
Original Assignee
Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、船舶の暴露甲板上に
突設するチェーンパイプの暴露部の風雨密性カバーに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の考案は、チェーンパイプ
の上端部形状に嵌合する形状で、中央二分割で半円形を
形成する蓋状カバーを二枚一組で設け、該カバーの各外
縁に鈎部を突設し、かつ、該カバーの分割境界部にはア
ンカーチェーンが挿通する十字穴を形成して、該鈎部で
該チェーンパイプ外縁に掛止して該カバーを該チェーン
パイプ上端部に載せ、その上をキャンバスカバーで覆
い、アンカーチェーン周囲部を覆う該キャンバスカバー
を該アンカーチェーンに縛り付け、該キャンバスカバー
上にモルタルを流し込んで固め、風雨密性を保持するも
のが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたよ
うに、チェーンパイプの上端部に載せた蓋状カバーをキ
ャンバスカバーで覆って、その上にモルタルを流し込ん
で固める作業は、手間がかかり、アンカーを使用するた
びに、蓋状カバーおよびキャンバスカバーの着脱、モル
タルの流し込みおよび粉砕除去をしなければならず、ま
た、アンカーチェーンの高さ調整する装置は設けていな
いので、蓋状カバーに設ける穴は、アンカーチェーンの
リングの直交する二方向の向きに対応できるよう、十字
穴にしなければならず、アンカーチェーンにキャンバス
カバーを縛り付けた箇所から波浪による海水および雨水
が浸入した場合、十字穴からチェーンロッカー内に入り
込み、チェーンロッカー内に海水や雨水のビルジが溜り
やすく、そのたびごとに頻繁にビルジポンプにて船外排
出をしなければならないという問題点を有していた。
【0004】この考案は、従来の技術の有するこのよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、着脱が容易で、アンカーチェーンのリングの
向きに対応して挾着高さを調整でき、かつ、風雨密性の
向上が図れる風雨密性チェーンパイプカバーを提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案は、船舶の暴露甲板下でチェーンロッカー
と接続し、該暴露甲板上に突設するチェーンパイプの暴
露部のカバーにおいて、円形を中央二分割して形成する
半円形で、二枚一組とするチェーンパイプカバーと、該
チェーンパイプカバーの分割境界部の各一端を水平方向
に回動自在に連結するヒンジと、該チェーンパイプカバ
ーの分割境界部の各他端に設ける締着用のボルト、ナッ
トと、該チェーンパイプ外側面に突設し、かつ、上部に
螺刻部を設ける該ヒンジ挿通用の支柱と、該支柱上部の
螺刻部で該ヒンジを挾んで締着する二個のナットと、該
チェーンパイプカバーの分割境界部および該チェーンパ
イプ上縁部と近接する該チェーンパイプカバー内周面と
に貼設する挾着ゴム材とから構成され、二枚のチェーン
パイプカバーの閉鎖時に分割境界部間にアンカーチェー
ンを挾着して風雨密性を保持してなるものである。
【0006】
【作用】支柱の螺刻部と該螺刻部に螺合する二個のナッ
トは、チェーンパイプカバーのヒンジを上下移動自在に
保持し、該チェーンパイプカバーの高さ調整を可能にす
る。
【0007】チェーンパイプカバーに貼設する挾着ゴム
材は、チェーンパイプカバーの分割境界部およびチェー
ンパイプ上縁部とチェーンパイプカバーとの近接部の間
隙の風雨密性を向上させる。
【0008】
【実施例】実施例について、図面を用いて説明すると、
図1および図2に示すように、船舶の暴露甲板1下でチ
ェーンロッカー3と接続し、暴露甲板1上に突設するチ
ェーンパイプ2の暴露部のカバーにおいて、円形を中央
二分割して形成する半円形のチェーンパイプカバー11
を二枚一組で設け、チェーンパイプカバー11の分割境
界部の各一端をヒンジ8で水平方向に回動自在に連結す
る。
【0009】チェーンパイプカバー11の分割境界部1
5およびチェーンパイプカバー11の分割境界部15の
各他端には、締着用のボルト13、ナット14を設け
る。
【0010】チェーンパイプ2外側面に基部5を突設
し、基部5上には上部に螺刻部10を設ける支柱6を立
設し、ヒンジ8を支柱6の螺刻部10で二個のナット
7、9で挾んで締着する。
【0011】チェーンパイプカバー11の分割境界部1
5およびチェーンパイプ2上縁部と近接するチェーンパ
イプカバー11内周面には、挾着ゴム材12を貼設す
る。
【0012】この実施例において、アンカーチェーン4
のチェーンロッカー3からの繰出し前または収錨前に、
チェーンパイプカバー11の分割境界部15のボルト1
3、ナット14を外し、二分割のチェーンパイプカバー
11を水平方向に開き、アンカーチェーン4を開放す
る。
【0013】また、アンカーチェーン4のチェーンロッ
カー3からの繰出し後または収錨後には、チェーンパイ
プカバー11を水平方向に閉め、アンカーチェーン4を
分割境界部15で挾着する。
【0014】そのときに挾着するアンカーチェーン4の
リングの向きが分割境界部15の向きと直交する場合、
ナット7、9を支柱6の螺刻部10で上下移動させて、
チェーンパイプカバー11が分割境界部15の向きと平
行な向きのアンカーチェーン4のリングの高さになるよ
う調整し、ヒンジ8をナット7、9で挾み、締着して固
定し、チェーンパイプカバー11の分割境界部15のボ
ルト13、ナット14を締着する。
【0015】
【考案の効果】この考案は、上述のとおり構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。二枚のチェーンパ
イプカバーは水平方向に回動自在にヒンジで連結される
ので、着脱が容易で、また、チェーンパイプカバーの上
下移動ができ、分割境界部の向きと平行な向きのアンカ
ーチェーンのリング高さに調整でき、更に、チェーンパ
イプカバーに挾着ゴム材をしているので、チェーンパイ
プカバーの分割境界部およびチェーンパイプ上縁部と近
接する箇所への海水や雨水等の浸入を防ぎ、風雨密性の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る実施例の側断面図を略示したも
のである。
【図2】この考案に係る実施例の平面図を略示したもの
である。
【符号の説明】
1 暴露甲板 2 チェーンパイプ 3 チェーンロッカー 4 アンカーチェーン 5 基部 6 支柱 7 ナット 8 ヒンジ 9 ナット 10 螺刻部 11 チェーンパイプカバー 12 挾着ゴム材 13 ボルト 14 ナット 15 分割境界部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船舶の暴露甲板下でチェーンロッカーと
    接続し、該暴露甲板上に突設するチェーンパイプの暴露
    部のカバーにおいて、円形を中央二分割して形成する半
    円形のチェーンパイプカバーを二枚一組で設け、該チェ
    ーンパイプカバーの分割境界部の各一端をヒンジで水平
    方向に回動自在に連結し、該チェーンパイプカバーの分
    割境界部の各他端に締着用のボルト、ナットを設けて、
    該ヒンジは該チェーンパイプ外側面に突設する支柱の上
    部に設ける螺刻部に二個のナットで挾んで締着し、該チ
    ェーンパイプカバーの分割境界部および該チェーンパイ
    プ上縁部と近接する該チェーンパイプカバー内周面とに
    挾着ゴム材を貼設し、二枚のチェーンパイプカバーの閉
    鎖時に分割境界部間にアンカーチェーンを挾着して風雨
    密性を保持することを特徴とする風雨密性チェーンパイ
    プカバー。
JP1332993U 1993-02-26 1993-02-26 風雨密性チェ―ンパイプカバ― Expired - Lifetime JP2502353Y2 (ja)

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JPH0665187U JPH0665187U (ja) 1994-09-13
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KR100922858B1 (ko) * 2009-03-24 2009-10-20 장연화 피복재가 부착된 체인 및 이의 제조방법

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