JPS6220612Y2 - - Google Patents

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JPS6220612Y2
JPS6220612Y2 JP12790282U JP12790282U JPS6220612Y2 JP S6220612 Y2 JPS6220612 Y2 JP S6220612Y2 JP 12790282 U JP12790282 U JP 12790282U JP 12790282 U JP12790282 U JP 12790282U JP S6220612 Y2 JPS6220612 Y2 JP S6220612Y2
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JP
Japan
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canvas
rope
canvases
stopper plate
connector
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JP12790282U
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JPS5931937U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 従来よりテントにおいてはサスペンシヨンテン
トが用いられている。これはワイヤロープによつ
てキヤンバスを緊張状態に張設するものである。
サスペンシヨンテントにおいてキヤンバスを張設
するキヤンバス連結具としては第1図に示す様に
U字状の金具1とキヤンバス止め板である平板2
と金具1に螺挿するナツト3とからなる構造のも
のが提供されている。このものは、ワイヤロープ
4をU字状の金具1に挿通すると共に、平板2に
よつて左右の隣接し合うキヤンバス5,6をナツ
ト3にて止める構造である。
然しながら、このキヤンバス連結具を使用した
場合には、風等の影響でキヤンバス5,6が第1
図に二点鎖線で示す様に揺れたときに、平板2の
端部特には角状の隅部によつてキヤンバス5,6
がこすれ、損傷するといつたおそれがある。キヤ
ンバス5,6の面積が大きな程風等の影響が強く
なるから、キヤンバス5,6の前記隅部に当たる
部分の損傷は著しくなる。
またサスペンシヨンテントを構築する際には、
キヤンバスを拡げて緊張させるべくワイヤロープ
4に沿つてキヤンバス5,6を引張るものである
が、このときワイヤロープ4に多数個挿通したキ
ヤンバス連結具のU字状の金具1がロープ4に沿
つて寝てこれがすべりに対する抵抗となり、この
結果キヤンバス5,6をワイヤロープ4に沿つて
引張り辛くなる。これは第1図に示す様にロープ
4を挿通するU字状の金具1の挿通孔7と、キヤ
ンバス止め板である平板2との高さ位置がずれて
いることに起因する。
本考案は上記した事情に鑑み設けられたもので
あり、従来生じていた欠点であるキヤンバスのこ
すれによる損傷を防止すると共に、U字状の金具
が横方へ寝てキヤンバスを進行し辛くなるといつ
た問題を解消することを目的とする。
本考案の主たる特徴は、サスペンシヨンテント
やエアーテントにおいて、キヤンバスの境目に設
けられたキヤンバス緊張用のロープを、キヤンバ
ス止め板によつて挟持し、これによりロープ挟持
部とキヤンバスとを同一高さ位置にしたこと、及
び、キヤンバス止め板のうちロープ挟持部の両端
にヒンジを設けたことにある。即ち本考案は、左
右のキヤンバスをそれぞれ両側で止めるキヤンバ
ス止め板によつて、キヤンバスの境目に設けられ
たキヤンバス緊張用のロープを挟持し、キヤンバ
ス板のうちロープ挟持部の両端にキヤンバス止め
板の両端を回動可能ならしめるヒンジを設けて成
るものである。
第2図〜第7図は本考案をプールの上方に設け
られたサスペンシヨンテントのキヤンバス連結具
に具体的に適用した実施例であり、以下この実施
例にしたがつて本考案を説明する。
10は左右のキヤンバス5,6を両側で止める
キヤンバス止め板であり、これは図面に示す例の
場合には第2図及び第3図に示す様に図示上側の
面板12と、図示下側の面板13と、面板12,
13の孔14に通されるボルト15と、このボル
ト15に螺挿されるナツト16とから構成されて
おり、面板13,12とによつてキヤンバス5,
6の端部つまりこれの補強ロープ25を挟持した
状態でナツト16をボルト15に螺着することに
よつてキヤンバス5,6を止めるものである。と
ころで本考案にあつてはキヤンバス止め板10に
ヒンジ19を設けて回動可能にしているものであ
るが、図面に示す例の場合にはキヤンバス止め板
10を構成する面板12,13の中央寄りの部位
にヒンジ軸19aを設けて当該軸19aを中心と
してキヤンバス止め板10を回動可能な構造とし
ている。即ちボルト15及びナツト16によつて
一体とされた面板12,13はヒンジ19を中心
として第3図に示す様に矢印A方向へ回動可能と
されている。尚孔14を長孔にしておけばボルト
15の動きに対して支障がない。
20はキヤンバス止め板10に設けられたロー
プ挟持部であり、左右のキヤンバス5,6の境目
に設けられたキヤンバス緊張用のワイヤロープ等
のロープ21を挟持して保持するものである。ロ
ープ挟持部20の両側には前記したヒンジ19が
設けられている。尚本例の場合ロープ挟持部20
は外方へ円弧状に曲成されている。曲成している
理由は主として、ロープ挟持部20とロープ21
との密着性を良好にしロープ21の横ずれを防止
するためである。尚第3図に示す様に面板12と
キヤンバス5,6との間、面板13とキヤンバス
5,6との間には、例えば液密のためにカバーシ
ート22を設けることが望ましい。ところで本考
案にあつてはロープ21をキヤンバス止め板10
によつて挟持することにより、ロープ挟持部20
をキヤンバス5,6と同一高さ位置としている。
即ち第3図から明らかな様にキヤンバス5,6の
高さ位置とロープ挟持部20の高さ位置とがほぼ
一致している。尚25は補強ロープ、26はスペ
ーサである。
第5図及び第6図はキヤンバス連結具を多数個
利用した構築後のサスペンシヨンテントの側面図
及び平面図であるが、構築方法の代表的例を順を
追つて説明すると、まず地上でロープ21を支柱
23に固定し、更にロープ21と、隣接し合うキ
ヤンバス5,6とを本考案に係るキヤンバス連結
具によつて地上で連結する。連結は、本例の場合
既述のごとくキヤンバス止め板10の面板12,
13間にキヤンバス5,6を挟持した状態でボル
ト15にナツト16を螺挿することによつて行な
う。この様に連結したならば、第5図のごとくロ
ープ21をキヤンバスと共に吊り上げる。更にキ
ヤンバス5,6を引張つて拡げることによりロー
プ21に沿つてキヤンバス止め板10を移動させ
る。
さて本考案にあつてはキヤンバス止め板10の
両端を回動可能としていることから、風等の影響
でキヤンバス5,6が強く揺れた場合であつて
も、揺れるキヤンバス5,6と共にキヤンバス止
め板10も一体となつて揺れることができる。即
ち揺れるキヤンバス5,6と共にキヤンバス止め
板10はヒンジ19を中心として回動することが
できる。従つて本考案にあつては風等の影響でキ
ヤンバス5,6が強く揺れた場合であつても従来
と異なりキヤンバス5,6が損傷するおそれを無
くし得る。又本考案にあつてはキヤンバス止め板
10によつてロープ21を挟持することにより、
ロープ21を保持するロープ挟持部20をキヤン
バス5,6と同一高さ位置に設けていることか
ら、緊張させたロープ21に沿つてキヤンバス
5,6を引張つてサスペンシヨンテントを構築す
る場合であつても、キヤンバス5,6を引張り辛
くすることは無い。即ちロープ挟持部20にロー
プ21を挿通保持した状態にあつて、キヤンバス
5,6をロープ21に沿つて引張れば、第1図に
示す従来例に比してキヤンバス止め板10をロー
プ21に沿つて円滑に進行させ得る。従つて第5
図に示す様にサスペンシヨンテントの高さが例え
ば20mとかなり高く、一本のロープ21に何十個
のキヤンバス連結具を装着する場合に特に好適す
る。
尚第3図に示すようにロープ挟持部20の両側
にヒンジ19を設けている本考案にあつては、ヒ
ンジ19によつてロープ挟持部20の補強も兼ね
ることができる。特にヒンジ19のヒンジ軸19
aによつて補強される。またヒンジ19のヒンジ
軸19aを挿通するフランジ24をキヤンバス止
め板10の面板12,13の延長線上の位置より
も内方へ位置させた場合、ロープ21のずれを一
層確実に防止できる。
尚第8図は本考案をエアーテントのキヤンバス
連結具に具体的に適用した例であり、これは第3
図に示したキヤンバス連結具とほぼ同じ構造であ
る。この場合には、エアーテントT内の空気の漏
出を防ぐために、キヤンバス連結具の外方をキヤ
ンバス41で覆つており、更にその外方をカバー
42を覆つている。本考案はこのようにエアーテ
ントのキヤンバス連結具にも適用できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のキヤンバス連結具の斜視図であ
る。第2図〜7図は本考案の代表的な実施例であ
り、第2図はキヤンバスを連結した状態のキヤン
バス連結具の斜視図、第3図は同縦断側面図、第
4図はキヤンバスを連結した状態のキヤンバス連
結具の平面図、第5図は構築した状態のサスペン
シヨンテントの側面図、第6図は同平面図、第7
図は第6図のF部分の拡大平面図である。第8図
は異なる実施例の第3図相当図である。 10はキヤンバス止め板、12,13は面板、
19はヒンジ、20はロープ挟持部、21はロー
プを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) キヤンバス緊張用ロープを挟持してキヤンバ
    スと同一の高さ位置に設けたロープ挟持部と、
    このロープ挟持部を備え、キヤンバスの端部を
    止めるキヤンバス止め板と、前記ロープ挟持部
    の両側にキヤンバス止め板の両端を回動可能な
    らしめるヒンジを設けて成る、テントのキヤン
    バス連結具。 (2) ヒンジのヒンジ軸を挿通するフランジをキヤ
    ンバス止め板の面板の延長線上の位置よりも内
    方へ位置させて成る実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のテントのキヤンバス連結具。 (3) キヤンバス止め板のロープ挟持部を外方へ円
    弧状に曲成してなる実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のテントのキヤンバス連結具。
JP12790282U 1982-08-24 1982-08-24 テントのキヤンバス連結具 Granted JPS5931937U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12790282U JPS5931937U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 テントのキヤンバス連結具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12790282U JPS5931937U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 テントのキヤンバス連結具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5931937U JPS5931937U (ja) 1984-02-28
JPS6220612Y2 true JPS6220612Y2 (ja) 1987-05-26

Family

ID=30290336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12790282U Granted JPS5931937U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 テントのキヤンバス連結具

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JP (1) JPS5931937U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5931937U (ja) 1984-02-28

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