JP2502186B2 - エレベ―タのブレ―キ調整装置 - Google Patents
エレベ―タのブレ―キ調整装置Info
- Publication number
- JP2502186B2 JP2502186B2 JP2281099A JP28109990A JP2502186B2 JP 2502186 B2 JP2502186 B2 JP 2502186B2 JP 2281099 A JP2281099 A JP 2281099A JP 28109990 A JP28109990 A JP 28109990A JP 2502186 B2 JP2502186 B2 JP 2502186B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- car
- elevator
- electric motor
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエレベータのブレーキ制動力を調整する際
の調整作業を容易にするためのエレベータのブレーキ調
整装置に関するものである。
の調整作業を容易にするためのエレベータのブレーキ調
整装置に関するものである。
従来、特開平2−106580号公報等で公知の如く、エレ
ベータの巻き上げ用電動機にはブレーキが備え付けられ
ている。このブレーキには調整用のばねが有り、その締
め付け量によって上記ブレーキの制動力を調整するよう
になっている。
ベータの巻き上げ用電動機にはブレーキが備え付けられ
ている。このブレーキには調整用のばねが有り、その締
め付け量によって上記ブレーキの制動力を調整するよう
になっている。
通常は、かご内に既定の荷物を積み、低速で下降運転
させた時に急停止させ、この時の急停止指令からかごが
停止するまでの移動量が予め定められた所定の値に収ま
るように調整する。そして、移動量はガバナーロープや
メインロープに急停止の合図と同時にマーキングするこ
とにより測定するようになっている。
させた時に急停止させ、この時の急停止指令からかごが
停止するまでの移動量が予め定められた所定の値に収ま
るように調整する。そして、移動量はガバナーロープや
メインロープに急停止の合図と同時にマーキングするこ
とにより測定するようになっている。
しかしながら、上記の如く従来例の調整方法において
は、一人の調整員が急停止の合図を発すると共にエレベ
ータを急停止させ、他の調整員がロープにマーキングを
することになり、複数の調整員が必要であり、測定誤差
も大であった。
は、一人の調整員が急停止の合図を発すると共にエレベ
ータを急停止させ、他の調整員がロープにマーキングを
することになり、複数の調整員が必要であり、測定誤差
も大であった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、ブレーキのばねの締め付け調整を容易にす
るようにしたエレベータのブレーキ調整装置を提供する
ことを目的とする。
れたもので、ブレーキのばねの締め付け調整を容易にす
るようにしたエレベータのブレーキ調整装置を提供する
ことを目的とする。
この発明に係るエレベータのブレーキ調整装置は、エ
レベータかごを駆動する電動機と、締め付け力を調整す
るためのばねを有し、上記電動機と一体的に組み立てら
れ停止指令により上記電動機を制止させるべく制動力を
発生するブレーキと、かごの移動量を検出する移動量検
出器と、走行中のかごを緊急停止させる急停止手段と、
上記移動量検出器の出力により、上記急停止手段が動作
してからかごが停止するまでの移動量を測定すると共
に、その測定値と予め定められた基準値との差から上記
ばねの締め付け量を表示器に表示制御する制御回路とを
備えたものである。
レベータかごを駆動する電動機と、締め付け力を調整す
るためのばねを有し、上記電動機と一体的に組み立てら
れ停止指令により上記電動機を制止させるべく制動力を
発生するブレーキと、かごの移動量を検出する移動量検
出器と、走行中のかごを緊急停止させる急停止手段と、
上記移動量検出器の出力により、上記急停止手段が動作
してからかごが停止するまでの移動量を測定すると共
に、その測定値と予め定められた基準値との差から上記
ばねの締め付け量を表示器に表示制御する制御回路とを
備えたものである。
この発明に係るエレベータのブレーキ調整装置は、移
動量検出器により急停止指令が発せられてからかごが停
止するまでの移動量を測定し、制御回路によりブレーキ
の調整用ばねの締め付け量を算出し表示器に表示制御す
ることによって据え付け時の調整作業を容易にする。
動量検出器により急停止指令が発せられてからかごが停
止するまでの移動量を測定し、制御回路によりブレーキ
の調整用ばねの締め付け量を算出し表示器に表示制御す
ることによって据え付け時の調整作業を容易にする。
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。第
1図はこの発明の一実施例のシステム概要を示す構成図
で、図中、(1)はエレベータを駆動するための巻き上
げ用の電動機、(2)は綱車、(3)はそらせ車、
(4)は主索、(5)はかご、(6)は釣合錘、(7)
はガバナーロープ、(8)は移動量検出器で、(8a)は
その出力である移動量、(9)はマイクロコンピュータ
からなる制御回路、(10)は電力変換器、(11)はハン
ディタイプコンピュータ等の表示器、(12)はスイッチ
等の急停止手段である。
1図はこの発明の一実施例のシステム概要を示す構成図
で、図中、(1)はエレベータを駆動するための巻き上
げ用の電動機、(2)は綱車、(3)はそらせ車、
(4)は主索、(5)はかご、(6)は釣合錘、(7)
はガバナーロープ、(8)は移動量検出器で、(8a)は
その出力である移動量、(9)はマイクロコンピュータ
からなる制御回路、(10)は電力変換器、(11)はハン
ディタイプコンピュータ等の表示器、(12)はスイッチ
等の急停止手段である。
また、第2図は上記制御回路(9)の構成を示すブロ
ック図で、図中、(13)は中央処理装置(以下CPUと記
す)、(14)は読み出し専用メモリ(以下ROMと記
す)、(15)は読み書き可能メモリ(以下RAMと記
す)、(16)はカウンタ、(17),(18)はインタフェ
ース(以下I/Fと記す)、(19)はディジタル/アナロ
グ変換器(以下D/Aと記す)、(20)はバスである。
ック図で、図中、(13)は中央処理装置(以下CPUと記
す)、(14)は読み出し専用メモリ(以下ROMと記
す)、(15)は読み書き可能メモリ(以下RAMと記
す)、(16)はカウンタ、(17),(18)はインタフェ
ース(以下I/Fと記す)、(19)はディジタル/アナロ
グ変換器(以下D/Aと記す)、(20)はバスである。
さらに、第3図は上記電動機(1)に一体的に取り付
けられたブレーキの外観を示す構成図で、図中、(21)
は回転軸、(22)はブレーキ車、(23)はブレーキシュ
ー、(24)はブレーキレバー、(25)は調整用のばね、
(26)はブレーキコイル(カバー)、(27)はプランジ
ャ、(28)はカム、(29)はばね(25)を設定するため
のねじである。
けられたブレーキの外観を示す構成図で、図中、(21)
は回転軸、(22)はブレーキ車、(23)はブレーキシュ
ー、(24)はブレーキレバー、(25)は調整用のばね、
(26)はブレーキコイル(カバー)、(27)はプランジ
ャ、(28)はカム、(29)はばね(25)を設定するため
のねじである。
上記第3図構成において、常時は、ブレーキレバー
(24)はばね(25)によって図示A方向に押されてい
る。このため、ブレーキシュー(23)はブレーキ車(2
2)を把持して回転を制止している。ブレーキ車(22)
は電動機に直結された回転軸(21)に固着されており、
電動機の回転、ひいてはエレベータを制止する。
(24)はばね(25)によって図示A方向に押されてい
る。このため、ブレーキシュー(23)はブレーキ車(2
2)を把持して回転を制止している。ブレーキ車(22)
は電動機に直結された回転軸(21)に固着されており、
電動機の回転、ひいてはエレベータを制止する。
また、L字形に形成されたカム(28)はブレーキレバ
ー(24)のA方向移動に伴って図示B方向へ回転し、プ
ランジャ(27)を押し上げている。
ー(24)のA方向移動に伴って図示B方向へ回転し、プ
ランジャ(27)を押し上げている。
ブレーキコイル(26)に電源を供給すると、プランジ
ャ(27)は吸引されて下降する。この下降に伴ってカム
(28)を図示C方向へ回転させ、ばね(25)に抗してブ
レーキレバー(24)を図示D方向へ回転させる。この回
転に伴ってブレーキシュー(23)がブレーキ車(22)を
解放する。この解放によって回転軸(21)は電動機に駆
動されてエレベータを昇降させるようになっている。
ャ(27)は吸引されて下降する。この下降に伴ってカム
(28)を図示C方向へ回転させ、ばね(25)に抗してブ
レーキレバー(24)を図示D方向へ回転させる。この回
転に伴ってブレーキシュー(23)がブレーキ車(22)を
解放する。この解放によって回転軸(21)は電動機に駆
動されてエレベータを昇降させるようになっている。
次に、上記構成に係る動作を第4図に示す制御回路
(9)の動作フローチャートを参照して説明する。
(9)の動作フローチャートを参照して説明する。
第1図構成において、かご(5)に既定の負荷(通常
は定格の150%程度)を積み下降方向に走行させる。走
行中に、制御回路(9)では手順S1→S2→S7→S8により
移動量検出器(8)の出力信号(8a)を入力している。
次に、急停止手段(12)によりかご(5)を急停止させ
ると、手順S3〜S6により、急停止指令(12a)が発せら
れてからかご(5)が停止するまでの移動量Lを算出
し、所定の停止距離LRとの差からブレーキ調整用ばね
(25)の締め付け量を求める。上記締め付け量は表示器
(11)に表示され、調整員は表示された値から容易に締
め付け量を知ることができる。尚、移動量から締め付け
量を求める方法は、CPU(13)による演算としても、予
め移動量に対応して算出した値をROM(14)に格納して
おいてもよい。
は定格の150%程度)を積み下降方向に走行させる。走
行中に、制御回路(9)では手順S1→S2→S7→S8により
移動量検出器(8)の出力信号(8a)を入力している。
次に、急停止手段(12)によりかご(5)を急停止させ
ると、手順S3〜S6により、急停止指令(12a)が発せら
れてからかご(5)が停止するまでの移動量Lを算出
し、所定の停止距離LRとの差からブレーキ調整用ばね
(25)の締め付け量を求める。上記締め付け量は表示器
(11)に表示され、調整員は表示された値から容易に締
め付け量を知ることができる。尚、移動量から締め付け
量を求める方法は、CPU(13)による演算としても、予
め移動量に対応して算出した値をROM(14)に格納して
おいてもよい。
以上のように、この発明によれば、表示器にブレーキ
調整用ばねの締め付け量が表示されるため、作業者は表
示された値を見ることにより容易に調整用ばねの締め付
け量を知ることができ、ブレーキの調整作業が著しく改
善される。
調整用ばねの締め付け量が表示されるため、作業者は表
示された値を見ることにより容易に調整用ばねの締め付
け量を知ることができ、ブレーキの調整作業が著しく改
善される。
第1図はこの発明の一実施例のシステム構成図、第2図
は制御回路(9)の構成を示すブロック図中、第3図は
ブレーキの構成図、第4図は制御回路(9)の動作を示
す流れ図である。 (1)は電動機、(8)は移動量検出器、(9)は制御
回路、(11)は表示器、(12)は急停止手段である。 尚、図中、同一符号は同一部分又は相当部分を示す。
は制御回路(9)の構成を示すブロック図中、第3図は
ブレーキの構成図、第4図は制御回路(9)の動作を示
す流れ図である。 (1)は電動機、(8)は移動量検出器、(9)は制御
回路、(11)は表示器、(12)は急停止手段である。 尚、図中、同一符号は同一部分又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】エレベータかごを駆動する電動機と、締め
付け力を調整するためのばねを有し、上記電動機と一体
的に組み立てられ停止指令により上記電動機を制止させ
るべく制動力を発生するブレーキと、かごの移動量を検
出する移動量検出器と、走行中のかごを緊急停止させる
急停止手段と、上記移動量検出器の出力により、上記急
停止手段が動作してからかごが停止するまでの移動量を
測定すると共に、その測定値と予め定められた基準値と
の差から上記ばねの締め付け量を表示器に表示制御する
制御回路とを備えたエレベータのブレーキ調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2281099A JP2502186B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | エレベ―タのブレ―キ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2281099A JP2502186B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | エレベ―タのブレ―キ調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04169485A JPH04169485A (ja) | 1992-06-17 |
JP2502186B2 true JP2502186B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=17634330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2281099A Expired - Fee Related JP2502186B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | エレベ―タのブレ―キ調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502186B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001171936A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-06-26 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベーターのブレーキトルク調整装置 |
CN1309646C (zh) * | 2001-06-18 | 2007-04-11 | 王俊智 | 电梯解除刹车脱困防止惯性滑移的保护装置 |
JP5151153B2 (ja) * | 2006-12-28 | 2013-02-27 | 三菱電機株式会社 | エレベータのブレーキ試験装置及びその試験方法 |
-
1990
- 1990-10-19 JP JP2281099A patent/JP2502186B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04169485A (ja) | 1992-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1997765B1 (en) | Elevator device | |
US7891466B2 (en) | Elevator apparatus for emergency braking | |
JP3936578B2 (ja) | エレベータ巻上機・制御システム | |
JP5214239B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP4368854B2 (ja) | エレベータ装置 | |
US20150083528A1 (en) | Method for monitoring the movement of an elevator component, and a safety arrangement for an elevator | |
EP1584597A1 (en) | Elevator control system | |
US5637841A (en) | Elevator system | |
JP2006315823A (ja) | エレベータ制御装置 | |
EP2765107B1 (en) | Elevator apparatus | |
JPH02100979A (ja) | エレベーターにおける荷重測定方法及び装置 | |
KR920004309B1 (ko) | 엘리베이터 제어장치 | |
JP2502186B2 (ja) | エレベ―タのブレ―キ調整装置 | |
US5402863A (en) | Apparatus to automatically adjust spring tension of an elevator brake to maintain brake torque | |
CN107697772B (zh) | 电梯 | |
JPH08198542A (ja) | 制動力調節装置付エレベーター | |
JPS6246474B2 (ja) | ||
JP2788369B2 (ja) | エレベータの速度監視装置 | |
JP2630110B2 (ja) | エレベータの調整装置 | |
JP3253816B2 (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP2645010B2 (ja) | エレベータの制御装置 | |
US1729907A (en) | Motor-control system | |
US3227939A (en) | Electric motor control system | |
CN115123894A (zh) | 电梯平稳制动控制方法和装置以及电梯制动器 | |
JPS6126305Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |