JP2502033B2 - 充填用容器 - Google Patents

充填用容器

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JP2502033B2
JP2502033B2 JP5234645A JP23464593A JP2502033B2 JP 2502033 B2 JP2502033 B2 JP 2502033B2 JP 5234645 A JP5234645 A JP 5234645A JP 23464593 A JP23464593 A JP 23464593A JP 2502033 B2 JP2502033 B2 JP 2502033B2
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幸男 井村
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Inaba Denki Sangyo Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C17/00Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
    • B05C17/005Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes
    • B05C17/01Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes with manually mechanically or electrically actuated piston or the like

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、コーキング材
等を内装し、コーキングガンを用いて所定の部位に前記
コーキング材を充填可能な充填用容器に関し、更に詳し
くは、内部に熱可塑性の充填用材料を内装自在な充填用
材料収容空間を備えた筒部材を設け、前記筒部材に内装
した充填用材料を吐出可能なノズル部を前記筒部材の一
端部に設け、前記筒部材に内嵌状態で筒軸芯方向に沿っ
て摺動自在で、且つ、前記ノズル部側へ摺動させること
によって前記筒部材内の充填用材料を前記ノズル部から
吐出操作自在なピストン部材を設けてある充填用容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の充填用容器としては、充
填用材料収容空間を形成するための周壁として単一部材
からなる前記筒部材を設け、その筒部材は、肉厚内に隙
間のない状態に一体的に形成してあるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の充填用
容器によれば、前記筒部材を、肉厚内に隙間のない状態
に一体的に形成してあるから、気温の低い環境下におい
ては、前記充填用材料収容空間に内装した熱可塑性の充
填用材料の温度も雰囲気温度と同様に低くなって高弾性
を示すようになることから流動し難くなり、前記ピスト
ン部材をノズル部側へ摺動操作をしても、前記ノズル部
から容易に充填用材料を吐出させることができなくなる
問題点があった。
【0004】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、雰囲気温度が低い場合にも、内装された熱可塑性
充填用材料を簡単に吐出させることができる充填用容器
を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の充填用容器の特徴構成は、内部に熱可塑性の
充填用材料を内装自在な充填用材料収容空間を備えた筒
部材の肉厚内に、化学反応型の発熱剤を収容自在な発熱
剤収容空間を設けてあるところにある。
【0006】尚、前記筒部材に、金属製の内周層と、断
熱性材料からなる外周層とを設け、前記内周層と外周層
との間に前記発熱材収容空間を配置してあることが好ま
しく、更には、前記発熱剤が、酸素と反応して発熱する
ものであり、前記外周層に通気性を備えさせ、前記外周
層の通気を阻止または許容する状態に切替操作可能な通
気切替手段を設けてあることが好ましい。
【0007】
【作用】本発明の充填用容器の特徴構成によれば、内部
に熱可塑性の充填用材料を内装自在な充填用材料収容空
間を備えた筒部材の肉厚内に、化学反応型の発熱剤を収
容自在な発熱剤収容空間を設けてあるから、化学反応型
の発熱剤を前記発熱剤収容空間に収容することが可能と
なり、前記発熱剤収容空間に前記発熱剤を収容して発熱
させることによって、例えば、冬場の充填作業等のよう
に雰囲気温度が低下している場合にあっても、発熱剤の
熱を前記充填材料収容空間に収容された熱可塑性の充填
用材料に伝えて、充填用材料の流動性をよくすることが
可能となり、前記ピストン部材をノズル部側へ摺動させ
るだけで、充填用材料を容易にノズル部から吐出させる
ことができるようになる。
【0008】尚、前記筒部材に、金属製の内周層と、断
熱性材料からなる外周層とを設け、前記内周層と外周層
との間に前記発熱剤収容空間を配置してあれば、前記発
熱剤収容空間内に収容した発熱剤の熱を、断熱性材料か
らなる外周層によって断熱して外方へ逃げるのを防止す
ると共に、熱伝導のよい金属製の内周層によって、前記
充填用材料収用空間に収容された充填用材料に対して効
果的に熱伝達することが可能となり、熱効率を高めるこ
とができるようになる。
【0009】更には、前記発熱剤が、酸素と反応して発
熱するものであり、前記外周層に通気性を備えさせ、前
記外周層の通気を阻止または許容する状態に切替操作可
能な通気切替手段を設けてあれば、例えば充填用容器の
運搬・保管時には、前記通気切替手段によって外周層の
通気を阻止して前記発熱剤が発熱しない状態をつくるこ
とが可能となる一方、充填用材料をノズル部から吐出さ
せる充填用容器使用時には、前記通気切替手段によって
外周層の通気を許容することで前記発熱剤収容空間に通
気した空気の酸素と前記発熱剤とを反応させて発熱させ
ることが可能となり、使用する時に合わせた前記発熱剤
の発熱操作が可能となって、取扱性が向上する。
【0010】
【発明の効果】従って、本発明の充填用容器によれば、
雰囲気温度が低い場合にも、内装された熱可塑性充填用
材料に流動性を与え、簡単に吐出させることができるよ
うになって、温度環境の変化があっても高い充填作業効
率を維持することが可能となった。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】本実施例の充填用容器Vは、図3に示すよ
うに、熱可塑性の充填用材料の一例であるコーキング材
1を内装したもので、図に示すコーキングガンGに前記
充填用容器Vを装着して、コーキングガンGの引金部G
1を操作することによって、コーキングガンGの押圧部
G2が前進し、充填用容器V内のコーキング材1を前端
部から吐出させることができるように構成されたもので
ある。
【0013】前記コーキング材1は、熱可塑性のパテで
構成してある。尚、パテの他にも、熱可塑性樹脂等、熱
可塑性を備えた材料を、広く用いることができる。ま
た、従来の充填用容器でも用いることができる充填用材
料については、もちろんのこと適用できる。
【0014】前記充填用容器Vは、図1・図2に示すよ
うに、内部に前記コーキング材1を内装自在な充填用材
料収容空間2を備えた円筒状の筒部材3を設け、前記筒
部材3内のコーキング材1を吐出可能なノズル部4を筒
部材3の一端部に設け、前記筒部材3に内嵌状態で筒軸
芯方向に沿って摺動自在で、且つ、前記ノズル部4側へ
摺動させることによって前記筒部材3内のコーキング材
1を前記ノズル部4から吐出操作自在なピストン部材5
を設けて構成してある。
【0015】前記ノズル部4は、漏斗状の形状をした吐
出部4aと、前記吐出部4aの大径側端縁から鍔状に延
出した鍔部4bとを一体的に樹脂によって形成してあ
る。また、前記ノズル部4は、前記鍔部4bが、前記筒
部材3の一端部に内嵌すると共に、筒部材3に形成され
た金属製の端縁板3aに対して前記鍔部4bが内方から
接当し、且つ、前記吐出部4aが前記筒部材3の一端側
に突出する状態に配置してあり、前記筒部材3とノズル
部4とは、水密状態に連結してある。また、前記吐出部
4aの先端部は、閉塞状態に形成してあり、充填用容器
Vからコーキング材1を吐出する前に、前記先端部を切
断することで吐出口を形成できるように構成してある。
【0016】前記ピストン部材5は、前記筒部材3の内
周面に水密状態で摺接自在なリング周部5aと、前記コ
ーキングガンGの押圧部G2からの押圧力を受けて前記
充填用材料収容空間2のコーキング材1をノズル部4側
へ押圧する押し面部5bとを設けて構成してある。
【0017】前記筒部材3は、金属製の内周層3bと、
断熱性材料からなる外周層3cとを設けて構成してあ
り、前記内周層3bと外周層3cとの間には隙間を形成
してある。この隙間には、化学反応型の発熱剤6を収容
してあり、前記発熱剤6を発熱させることによって、前
記充填用材料収容空間2内のコーキング材1にその熱を
伝熱して粘性を低下させることができるように構成して
ある。前記隙間を発熱剤収容空間Hという。また、前記
発熱剤6は、酸素と反応することで発熱するように構成
されたものである。
【0018】前記内周層3bは、上述の通り金属製の円
筒によって構成してあり、前記充填用材料収容空間2側
の周面には、ウレタンコーティングを施してあって、前
記ピストン部材5との摩擦力を低減してスムースな摺動
操作を可能なものとしてある。前記外周層3cは、断熱
製樹脂からなる円筒で構成され、厚み方向に貫通する通
気用の微小貫通孔7を全周にわたって多数設けてある。
また、外周層3cの外周には、前記微小貫通孔7を閉塞
する状態で外周層3cを外方から被覆する被覆シート8
を剥離自在に設けてある(前記被覆シート8は前記外周
層3cの通気を阻止または許容する状態に切替操作可能
な通気切替手段の一例)。前記貫通孔7は、前記発熱剤
収容空間Hに内装された発熱剤6に対して、充填用容器
V外方から貫通孔7を通した通気を許容し、その通気に
伴って前記発熱剤6に酸素を接触させて発熱反応を起こ
させるために設けてあり、前記被覆シート8は、前記筒
部材3の保護と共に、充填用容器Vの運搬や保管時に前
記充填用材料収容空間2の発熱剤6が発熱反応を起こさ
ないようにするために通気を阻止するように設けてあ
る。従って、充填用容器Vを使用するときには、前記被
覆シート8を筒部材3から剥離させることによって、前
記貫通孔7が通気可能な状態となり、前記発熱剤6を発
熱させることが可能となる。
【0019】本実施例の充填用容器Vによれば、前記被
覆シート8を筒部材3から取り除いた状態で容器ごと揺
さぶることによって前記発熱剤収容空間H内で発熱剤6
が空気とよく混ざり、前記発熱剤収容空間Hの発熱剤6
に対する酸素の接触が促進されて速やかに発熱し、前記
充填用材料収容空間2のコーキング材1を加熱して低粘
性状態にすることができ、更に、コーキングガンGに充
填用容器Vを装着して引金部G1を操作することによっ
て、前進する前記押圧部G2によってピストン部材5が
押圧されて前方に摺動し、低温雰囲気においても簡単に
流動性のよい状態で熱可塑性の前記コーキング材1をノ
ズル部4から吐出させることが可能となる。
【0020】〔別実施例〕以下に別実施例を説明する。
【0021】〈1〉 前記筒部材3は、先の実施例で説
明したものに限定されるものではなく、例えば、樹脂製
の前記外周層3cを、他の材質からなる断熱材で形成し
てあってもよく、更に、通気性のない材質からなる外周
層に、前記貫通孔7を設けて構成してあるものの他に、
通気性を備えている素材例えば多孔質材で外周層を構成
してあってもよい。要するに、発熱剤に酸素と反応する
ものを用いる場合には、前記外周層は、通気性を備えて
あればよい。
【0022】〈2〉 前記発熱剤は、先の実施例で説明
した酸素と反応するタイプのもに限定されるものではな
く、例えば、水と反応して発熱するタイプのものであっ
てもよい。それらを総称して発熱剤という。
【0023】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の充填用容器を示す一部切欠側面図
【図2】実施例の充填用容器を示す横断面図
【図3】実施例の充填用容器を示す斜視図
【符号の説明】
1 充填用材料 2 充填用材料収容空間 3 筒部材 3b 内周層 3c 外周層 4 ノズル部 5 ピストン部材 6 発熱剤 8 通気切替手段 H 発熱剤収容空間

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に熱可塑性の充填用材料(1)を内
    装自在な充填用材料収容空間(2)を備えた筒部材
    (3)を設け、前記筒部材(3)に内装した前記充填用
    材料(1)を吐出可能なノズル部(4)を前記筒部材
    (3)の一端部に設け、前記筒部材(3)に内嵌状態で
    筒軸芯方向に沿って摺動自在で、且つ、前記ノズル部
    (4)側へ摺動させることによって前記筒部材(3)内
    の前記充填用材料(1)を前記ノズル部(4)から吐出
    操作自在なピストン部材(5)を設けてある充填用容器
    であって、 前記筒部材(3)の肉厚内に、化学反応型の発熱剤
    (6)を収容自在な発熱剤収容空間(H)を設けてある
    充填用容器。
  2. 【請求項2】 前記筒部材(3)に、金属製の内周層
    (3b)と、断熱性材料からなる外周層(3c)とを設
    け、前記内周層(3b)と外周層(3c)との間に前記
    発熱材収容空間(H)を配置してある請求項1に記載の
    充填用容器。
  3. 【請求項3】 前記発熱剤(6)が、酸素と反応して発
    熱するものであり、前記外周層(3c)に通気性を備え
    させ、前記外周層(3c)の通気を阻止または許容する
    状態に切替操作可能な通気切替手段(8)を設けてある
    請求項2に記載の充填用容器。
JP5234645A 1993-09-21 1993-09-21 充填用容器 Expired - Lifetime JP2502033B2 (ja)

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