JP2007093198A - 冷却デバイスならびにこの冷却デバイスを備えたアセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に使用し得るとともに、容易に製造でき、さらに、冷却ガスを効果的に使用し得るような、冷却デバイスを提供すること。
【解決手段】製品Pを収容した収容デバイス5を冷却するための冷却デバイス1であって、−冷却剤を収容し、長手方向軸線Xを有し、バルブ3を備えている、加圧容器2と、−収容デバイスを収容するハウジングを構成し、冷却剤が収容デバイスの外面上に沿って搬送されるようにしてバルブ上に取り付けられた、支持体6と、−支持体に対して移動可能とされたベース14と、を具備し、この場合、ハウジングが、収容デバイスの開口54がバルブとは反対側に配置されている、あるいは、カバー21を具備している、あるいは、バルブには、散布手段が設けられていない。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷却デバイスに関するものであり、また、冷却デバイスを備えたアセンブリに関するものであり、また、好ましくは化粧用製品といったような製品を冷却しながら収容するためのデバイスに関するものである。
『化粧品』という表現は、1993年6月14日付けでの理事会指令第93/35/EEC号に規定された製品を意味している。
使用者が皮膚に対して冷たい刺激を受けながら化粧用製品を適用したいときには、使用者は、時によっては、製品を使用する前に、製品を収容した容器を、冷蔵庫に入れておく。これにより、製品は、適用対象をなす皮膚に対して冷たい刺激を与え得るような温度にまで、冷却される。しかしながら、使用者が製品を使用したい時、使用者が自宅にいない場合には、例えば浜辺にいる場合には、予め冷却しておいた製品が、すぐに暖かくなってしまい、もはや望んだ効果を得ることができない。
特許文献1には、冷却した製品を適用し得るような化粧用製品のためのディスペンサが開示されている。このディスペンサは、それ自体が冷却デバイスを備えている。ディスペンサは、適用対象をなす製品を収容した第1容器と、冷却ガスを収容した第2容器と、を備えている。放出されることとなる製品は、コイル状チューブを介して、放出用開口へと、流れる。一方、冷却ガスは、製品放出チューブを取り囲んでいる環状チャンネルを通して流れる。これにより、製品が放出される際には、チューブとこのチューブ内の製品とを冷却することができる。チューブ内を流れる製品の量が、冷却ガスの量と比較して、かなり大きいことのために、冷却ガスによって製品を冷却し得るだけの時間を提供し得るよう、チューブは、かなり長いものである必要がある。この特許文献1に記載のディスペンサは、したがって、比較的嵩高いものである。このことは、ディスペンサにとって理想的なものではなく、特に、形態を意図した場合には、理想的なものではない。
特許文献2には、口紅と、この口紅を冷却するためのデバイスと、を備えたアセンブリが開示されている。口紅は、支持体に対して移動可能であるようにして、取り付けられている。これにより、口紅は、口紅が支持体の内部に位置した貯蔵位置から、口紅が支持体から突出した使用位置へと、移行することができる。アセンブリは、キャップを備えている。キャップは、口紅が貯蔵位置にあるときに、支持体上に取り付けることができる。このキャップが、冷却デバイスを備えている。
このアセンブリには、表面に対する適用されるための使用位置においては、口紅を冷却することができないという問題点がある。
特許文献2におけるキャップは、ベースと、冷却ガスを収容した加圧容器と、を備えている。加圧容器は、ベースに対して移動可能であるようにして、取り付けられている。これにより、加圧容器をベースに対して移動させることによって加圧容器のバルブを駆動し得るものとされている。いくらかの冷却ガスが、口紅に向けて放出される。放出される冷却ガスの大部分は、加圧容器とベースとの間に形成されたギャップを通して放出され、これにより、上記相対移動が可能とされる。
また、特許文献3には、携帯式のキットが開示されており、このキットを使用して供給されるある量の製品を冷却し得るものとされている。しかしながら、そのようなキットを使おうとしている使用者は、煩雑な手動組み立て作業を行わなければならない。
特許文献4,5には、空の飲料用グラスの壁を冷却するデバイスが開示されている。グラスの自由端が、デバイスのうちの、冷却ガスが排出されているプラットホームに対して、当接される。
容易に使用し得るとともに、容易に製造でき、さらに、冷却ガスを効果的に使用し得るような、冷却デバイスが要望されている。
国際公開第2004/100704号パンフレット 米国特許第4,584,847号明細書 欧州特許出願公開第0 459 508号明細書 米国特許第3,383,879号明細書 米国特許第3,373,580号明細書
本発明の目的は、特に化粧用製品といったような製品を収容した収容デバイスを冷却するための冷却デバイスを提案することにより、上記様々な問題点の少なくとも1つを克服することであり、本発明においては、
−冷却剤を収容しているとともに、長手方向軸線を有し、さらに、第1端部のところに、冷却剤を放出するためのバルブを備えている、加圧容器と、
−冷却対象をなす収容デバイスを収容するためのハウジングを構成しているとともに、放出された冷却剤が収容デバイスの外面上に沿って搬送されるようにしてバルブ上に取り付けられた、支持体と、
−支持体に対して移動可能とされたベースと、
を具備し、支持体に対してベースを移動させることによってバルブを駆動し得るようにして、加圧容器が、ベースと支持体との間に配置され、ハウジングが、収容デバイスの開口が長手方向軸線がなす方向に関してバルブとは反対側に配置されているようにして、収容デバイスを収容している。これにより、バルブが駆動されている時であってさえ、製品に対してアクセスすることができる。この構成の他の利点は、収容デバイス内において温度傾度を形成し得るようにして、冷却剤を、収容デバイスの底部に対して接触させるという事実にある。これにより、収容デバイスがディップチューブに対して連結されたポンプを有している場合には、底部の近傍において最も冷却された製品を採取することができる。冷却作用を漸次的なものとして化粧品を使用することが要望された場合には、徐々に強く冷却された量の製品を、収容デバイスの中から連続した複数の製品層を採取することによって、徐々に適用することができる。
本発明は、また、特に化粧用製品といったような製品を収容した収容デバイスを冷却するための冷却デバイスに関するものであって、
−冷却剤を収容しているとともに、長手方向軸線を有し、さらに、第1端部のところに、冷却剤を放出するためのバルブを備えている、加圧容器と、
−冷却対象をなす収容デバイスを収容するためのハウジングを構成しているとともに、放出された冷却剤が収容デバイスの外面上に沿って搬送されるようにしてバルブ上に取り付けられた、支持体と、
−支持体に対して移動可能とされたベースと、
を具備し、支持体に対してベースを移動させることによってバルブを駆動し得るようにして、加圧容器が、ベースと支持体との間に配置され、バルブには、散布手段が設けられていない冷却デバイスに関するものである。これにより、バルブからの導出部のところにおいて、冷却剤を、複数の液滴へと霧化させることがない。よって、冷却剤は、より長時間にわたって液体状態を維持することができる。よって、液体状態から気体状態への状態変化を、時間的に遅らせることができる。この構成により、冷却デバイスによる冷却効果を延長することができる。
本発明は、また、特に化粧用製品といったような製品を収容した収容デバイスを冷却するための冷却デバイスであって、
−冷却剤を収容しているとともに、長手方向軸線を有し、さらに、第1端部のところに、冷却剤を放出するためのバルブを備えている、加圧容器と、
−冷却対象をなす収容デバイスを収容するためのハウジングを構成しているとともに、放出された冷却剤が収容デバイスの外面上に沿って搬送されるようにしてバルブ上に取り付けられた、支持体と、
−支持体に対して移動可能とされたベースであるとともに、支持体に対してベースを移動させることによってバルブを駆動し得るようにして加圧容器をベースと支持体との間に配置させているような、ベースと、
−収容デバイスをハウジングの内部に収容し得るようにして支持体に対して相互作用し得るカバーと、
を具備している冷却デバイスに関するものである。言い換えると、バルブは、カバーによって閉塞されたハウジング内において、開口している。よって、ハウジングは、支持体と、この支持体の内部に配置された収容デバイスと、の間において、限られたスペースを形成する。スペースが限られていることにより、冷却剤の膨張が制限される。よって、冷却剤は、少なくとも一部が、より長い時間にわたって液体状態を維持することができる。これにより、放出された1回分の冷却剤によって提供される冷却効果を延長することができる。
容器の外周縁は、有利には、ベースと支持体との間においては、隠されることができる。
特に、ベースは、加圧容器の第2端部に取り付けることができ、第1端部と第2端部とは、長手方向軸線がなす方向に関して、互いに反対側に位置している。
ベースは、支持体に対して移動することができ、特に、長手方向軸線に沿ってスライド移動することができる。
支持体は、バルブの駆動ステム上において、固定された軸線方向位置のところに取り付けることができる。
冷却デバイスは、例えば、支持体に対して保持されたカバースカートを備えることができ、これにより、ベースをカバースカートの内部においてスライド移動させることができる。この場合、加圧容器は、支持体とカバースカートとベースとによって規定された容積の中に隠されて保護される。
よって、冷却デバイスは、支持体に対して相互作用し得るカバーを備えることができる。これにより、収容デバイスを囲むことができる。よって、冷却剤が、収容デバイスの外面に対して放出されるときに、冷却効果を長く維持することができる。
支持体は、支持体がベースと相互作用することによってバルブの駆動を阻止している第1状態と、バルブが駆動可能とされた第2状態と、との間にわたって移行可能とすることができる。これにより、冷却デバイスに、冷却デバイスの偶発的な動作を引き起こすことがなく冷却剤の廃棄をもたらさないモードをもたらし得る『オン/オフ』システムを設けることができる。このことは、偶発的な衝撃が発生しやすいような、バッグ内での持ち運びに際して、特に有利である。
使用者が収容デバイスを冷やしたい時にだけバルブを動作させることをより確実なものとし得るよう、カバーを開けるという操作によって、支持体が第1状態から第2状態へと移行可能なものとすることができる。これにより、カバーを開けて収容デバイスを支持体内に配置している状態では、バルブが駆動するというリスクがない。これに対し、カバーを支持体に対して取り付けた状態においては、アセンブリは、すぐに使用することができ、最適な冷却を得ることができる。
好ましくは、冷却デバイスは、支持体上に収容デバイスを保持するための着脱手段を備えることができる。これにより、収容デバイスを、冷却デバイスから取り外すことができ、個別的なものとすることができる。これに代えて、収容デバイスは、動作アセンブリという態様とされた着脱手段を使用して、支持体に対して堅固に保持することもできる。
特に、冷却剤は、液化されたガスである。それは、特に、炭化水素、『フレオン』(登録商標)、または、ジメチルエーテル、の中から選択することができる。冷却剤は、例えば、液化状態でもってパッケージングされたガスHFC134a(登録商標)である。
支持体は、収容デバイスを受領し得るよう、多孔質シートを備えることができる。これにより、多孔質シートが弾性変形可能な材料から形成されている場合には、収容デバイスを、軽くくさび止めされるようにして、配置することができる。多孔質シートの他の利点は、放出された冷却剤のいくらかを吸収し得ることであり、また、冷却剤を徐々に膨張させ得ることである。このことは、バルブが大きな流速でもっておよび/または連続的に放出する場合に、有利である。例えば、この多孔質シートは、開放セルを有した合成発泡フォームから形成することができる。
例えば、支持体は、冷却剤の放出を案内し得るよう、ネジ山付きの内壁を備えることができる。例えば、ネジ山付きの壁は、収容デバイスの外面に対して相互作用することができ、これにより、収容デバイスまわりにおいて、螺旋コイルを形成することができる。
支持体は、収容デバイスの底部から収容デバイスの開口の周辺にまで冷却剤を搬送するための流通チャネルを備えることができる。これにより、収容デバイスのうちの、製品がまず最初に採取される場所であるとともに最も冷却したい場所である開口近傍に位置した製品の近傍において、最大の冷却を得ることができる。これに対し、収容デバイスが、例えばディップチューブを有したポンプといったような適用手段を備えている場合には、冷却剤は、この収容適用デバイスのうちの、ディップチューブが製品を吸引している底部近傍に対して、主に放出される。
本発明は、また、本発明による冷却デバイスと、製品収容デバイスと、を具備しているアセンブリに関するものである。このようなアセンブリにおいては、収容デバイスは、支持体から取り外し可能なものとすることができる。収容デバイスの開口は、長手方向軸線がなす方向に関してバルブとは反対側に配置することができる。これにより、バルブが動作している場合であってさえ、製品に対してアクセスすることができる。収容デバイスは、フィルムによってカバーされたディッシュとすることさえできる。
好ましくは、本発明は、本発明によるアセンブリの使用に関するものであって、化粧用製品を冷却するために使用され、特に、顔または身体のためのケア製品、または、太陽の有害な影響から皮膚を保護するための製品、または、太陽光を浴びた後のケア製品、といったような化粧用製品を冷却するために使用される。収容デバイス内に収容される製品は、液体や、クリームや、ゲルや、あるいは、ムース、という態様のものとされる。製品は、また、ワイプ上に含浸することもできる。
本発明は、添付図面を参照しつつ以下の詳細な説明を読むことにより、明瞭となるであろう。添付図面および以下の詳細な説明は、単なる例示に過ぎず、本発明を何ら限定するものではない。
図1は、斜視図によって、本発明による冷却デバイス1を示している。図2は、図1のデバイス1を、長手方向断面図によって示している。デバイス1は、冷却剤を含有している容器2を備えている。
容器2は、バルブ3を有した加圧容器とされている。バルブ3には、駆動ステム4が設けられている。好ましくは、バルブ3は、計量バルブとされ、各放出のたびごとに放出される冷却剤の量を計量することができる。これにより、容器が、1回の使用で空となってしまうことが防止される。
駆動ステム4は、中空のものであり、冷却剤は、駆動ステム4が押下された際にこの駆動ステムを通して放出される。変形例においては、傾斜させることによって、ステムを駆動することができる。あるいは、押下と傾斜との一方または双方を使用することによって、ステムを駆動することができる。
本発明による冷却デバイス1は、収容デバイス5内に収容された製品Pを冷却し得るように、構成されている。収容デバイス5は、駆動ステム4上に保持された支持体6上に配置されている。支持体6は、オリフィス7を備えている。オリフィス7は、駆動ステム4の放出オリフィスに対して流体連通しているとともに、支持体6のうちの、収容デバイス5が収容されているハウジング8に対して開口している。これにより、駆動ステム4が押下されたときには、冷却剤は、主に、好ましくは排他的に、収容デバイス5の外面に対して接触しているハウジング8内へと、導かれる。
図2に示す例においては、収容デバイス5は、リザーバを形成するディッシュ51とされている。ディッシュは、好ましくは、例えば金属材料といったような熱伝導材料から形成されている。ディッシュ51は、この収容デバイスの開口54の周縁53まわりにおいて、熱シールフィルム52によってカバーされている。ディッシュ51は、好ましくは、駆動ステム4の放出オリフィスに対してディッシュ51が対向するようにして、ハウジング8内に配置されている。この際、開口54は、このオリフィスとは反対側に配置されている。よって、冷却剤は、まず最初に、ディッシュ51に対して放出される。
フィルム52は、例えば、熱可塑性フィルムである。フィルム52は、冷却済みの製品Pを採取する際には穿孔され得るように構成されている。これにより、使用者が冷却済み製品Pを適用した時には、適用とともに、新鮮な感覚と快適な感覚とが付随する。特にサンケア製品の場合には、一般に暑い屋外で適用することから、新鮮な感覚と快適な感覚とが大きなものとなる。製品が皺伸ばしクリームである場合には、冷却状態で適用された製品の即効性が改良される。なぜなら、冷却済み製品の構成分子が縮んでおり、より効果的に皮膚内へと浸透するからである。
冷却剤は、例えば、容器内において加圧された際には液化状態となるようなガスとされる。このガスは、気体状態へと膨張した際には温度を低下させるという特性を有している。例えば、炭化水素を使用することができる。例えば、3,2ブタンジメチルエーテルすなわち『フレオン』(登録商標)を使用することができる。例えば、HFC134a(登録商標)を使用することができる。
加圧容器2は、長手方向軸線Xを有した円筒形状ボディ9から形成されている。ボディ9は、好ましくは、この軸線Xに関して軸線対象なものとされている。ボディ9の第1上端10は、ボディ9の巻締エッジ12上にクリンプ止めされたディッシュ11によって閉塞されている。バルブ3は、クリンピングにより、ディッシュ11内に保持されている。軸線X方向に関し、第1上端10の反対側には、第2端部13が設けられている。第2端部13は、ボディ9の閉塞ベースを構成している。
収容デバイス5は、軸線X方向に関し、支持体6のうちの、バルブステム4が取り付けられているサイドとは反対側のサイドに、配置されている。好ましくは、開口54は、軸線方向において、支持体6を挟んで、バルブ3とは反対側に位置している。収容デバイス5は、ハウジング内において、開口54が支持体とは逆向きを向くようにして、配置されている。これにより、バルブ3の駆動時であってさえも、開口54に対してアクセスすることができる。
ベース14は、第2端部13の近傍において、ボディ9の外周縁上に取り付けられている。ベース14は、例えば、環状スカート15を使用して容器2をクランプ止めすることにより、容器2を保持している。ベース14は、環状スカート15を延出させている横断壁60を備えている。同軸的に、ベース14は、環状スカート15を取り囲む第2環状スカート61を備えている。第2環状スカート61は、環状スカート15と比較して、軸線Xに沿って、より高くまで延出されており、例えば5倍だけ高いところにまで延出されている。
支持体6は、ハウジング8内へとオリフィス7を介して開口している流通チャネル31を備えている。このチャネル31は、少なくとも部分的には、支持体6のベース70内に形成されている。図2,3,4の実施形態においては、オリフィス7は、このベース70の中央領域内へと開口している。ベース70からは、取付スカート71が、ハウジング8をを形成しているサイドとは反対側のサイドから、延出されている。この取付スカート71は、冷却剤のための流通チャネル31の一部を形成している。取付スカート71は、駆動ステム4の周縁においてシール状態でもって嵌合され得るよう構成されている。これにより、放出された冷却剤は、このチャネル31内へと放出される。これにより、冷却剤は、ハウジング8内だけへと直接的に放出される。
取付スカート71の反対側においては、側壁72が、ベース70から突出しており、これにより、ハウジング8を規定している。側壁72は、例えば、ハウジング8を円筒形状とするようなものとされている。
支持体6は、好ましくは、軸線Xに沿って容器2を囲んでいるカバースカート16と一体的であるようにして、取り付けられている。この目的のために、固定手段73を、図2および図4に示ように、例えばスナップ固定によって、カバースカート16に対して相互作用させることができる。図2,3,4に示すように、固定手段73は、環状膨出部材という態様のものとされ、カバースカート16の内周縁上に形成された相補的なグルーブ74に対して係合し得るものとされている。固定手段73は、例えば、側壁72の周縁から延出されたカラー75上に形成されている。このカラー75は、径方向に変形し得るように構成されている。これにより、カラー75は、側壁72の周囲において、側壁72から離間しつつ、延在している。
このカバースカート16は、図1および図2の実施形態においては、円錐台形状とされている。この場合、最小の横断面形状部分が、ベース14側に位置するものとされている。カバースカート16は、ベース14に対して係合されている。これにより、ベースを保持し得るとともに、カバースカート16に対してのベース14の相対移動に耐えることができる。カバースカート16が支持体6に対して一体的とされていることにより、なおかつ、支持体6が駆動ステム4に対して一体的とされていることにより、カバースカート16に対してのベース14の移動が、バルブ3を駆動しての冷却剤の放出を引き起こす。
図3においては、デバイス1は、カバースカート16を省略して図示されている。第2環状スカート61のリム62から突出している弾性変形可能なタング17を見ることができる。これらタング17は、ラグ63を有している。ラグ63は、カバースカート16の内周縁上に形成された相補的な環状膨出部材18に対して、スナップ固定によって、相互作用することができる。膨出部材18は、グルーブ74とは反対側の端部に形成されている。タング17は、軸線Xに対して実質的に平行に延在している。タング17は、好ましくは、リム62の周縁回りにおいて、互いに等間隔で配置されている。
カバースカート16の内部構成は、タング17上のラグ63が膨出部材18を通過することによってベース14がカバースカート16上に保持されるように、構成されている。ベースが保持された状態においても、カバースカート16は、この実施形態においては、軸線Xに沿って並進移動可能なままとされている。ベース14は、第2環状スカート61を超えて外向きに突出している側方凹所19を備えている。側方凹所19に対しては、カバースカート16のエッジ面20を係合させることができる。これにより、ベースとカバースカートとの間において許容された軸線方向相対移動を制限することができる。
図1および図2においては、デバイス1は、カバー21を取り付けた状態で図示されている。一方、図3においては、カバーを取り外した状態で図示されている。カバー21は、着脱可能である。カバー21は、支持体6上に保持される。カバー21は、図4に示すように、ネジ山22を備えている。ネジ山22は、支持体6のカラー75の外周縁上の相補的なネジ山23に対して、相互作用することができる。カバー21を支持体6上に取り付けた際には、カバー21は、カバースカート16のエッジ面24に対してほとんど係合する。これにより、カバー21を取り付けた状態では、支持体6は、シールされる。
好ましくは、カバー21は、支持体6によって規定されたハウジング8を閉塞する。その場合、収容デバイス5は、閉塞された空間内に保持される。好ましくは、カバー21は、保持スカート25を備えている。保持スカート25は、収容デバイス5の開口54の周縁53に対して当接することができる。これにより、収容デバイス5を、ハウジング8内部において、所定の軸線方向位置に保持することができる。
保持スカート25は、ハウジング8の内部においてリザーバを形成しているディッシュ51を保持するための手段26によって補助される。この手段26は、保持リング(図5)の形態とされ、保持リングは、周縁53上に当接するとともに、支持体6上に螺着することによって保持される。特に、保持リング26は、側壁72の外周縁上の相補的なネジ山に対して相互作用し得るネジ山を備えている。これにより、リング26が取り付けられた状態においては、リングは、部分的に、側壁72とカラー75の一部との間に配置される。ディッシュの内容物を使い終わった際には、カバー21と保持リング26とを取り外すことにより、ディッシュ51を取り外して交換することができる。
図2および図4に示すように、多孔性材料から形成されたシート27が、ハウジング8の内部に配置されている。このシート27の寸法は、ディッシュ51を受領し得るよう特別に構成されている。これにより、ハウジング8の内部におけるディッシュ51の径方向遊びを制限することができる。シート27は、支持体6のベース70に係止するベース28を備えている。シート27は、さらに、ベース28から延出されたスカート29を備えている。シート27が、例えばフォームといったような弾性変形可能な材料から形成されている場合には、スカート29は、軽くくさび止めされるようにして、ディッシュ51を受領し得るよう構成される。ディッシュ51の周縁53は、特に、スカート29の環状エッジ面30上に形成されるように構成される。
好ましくは、多孔質シート27は、開放セルを備えている。これにより、加圧状態で放出された冷却剤を浸透させることができる。これにより、冷却剤をシート内に部分的に保持し得るとともに、冷却剤を徐々に膨張させることができる。よって、ガスが、シート27内にわたって主に膨張し、これにより、製品Pは、ディッシュ51の壁を介してのかつシート27を介しての伝導によって、直接的に冷却される。ディッシュ51を形成しているこの壁は、熱伝達に関する抵抗性の小さなものとされている。これにより、製品Pに対して伝達すべき冷却エネルギーを良好に伝達することができる。
ディッシュ51は、シート27内において、デバイス5の開口54がベース28,70とは反対側に位置するようにすなわち冷却剤が放出されているサイドとは反対側に位置するように、配置される。
ディッシュ51が、1回分よりも多くの製品を含有している場合には、ディッシュは、完全に空になるまで冷却デバイス1上に恒久的に保持することができる。この場合、適用される製品は、開口54を通して最も即座にアクセスできるものである。
このため、本発明の変形例においては、冷却液の流れは、開口54の近傍へと、流通チャネル31を通して案内される。その場合、オリフィス7は、ベース70のところではなく、側壁72の内面上において、開口する。この変形例においては、図6および図7に示すように、支持体6は、2つのユニット6a,6bを組み合わせることによって、得られる。これにより、図8〜図10に示すように、それらユニットの間に、流通チャネル31を形成することができる。
この目的のために、第1ユニット6a(図8)は、下部横断壁100を備えている。下部横断壁100の外面からは、取付スカート71が突出しており、これにより、駆動ステム4の放出オリフィスに対して流体連通した状態で取り付けることができる。取付スカート71は、開口101に対して開口している。第1ユニット6aは、さらに、固定手段102を備えている。これにより、第1ユニット6aを、第2ユニット6bに対して保持することができる。例えば、固定手段102は、摩擦および/またはスナップ固定によって、相互作用する。例えば、固定手段102は、第1環状スカートの形態とされる。
第2ユニット6b(図9および図10)は、下部横断壁100に対して押圧され得るよう構成された上部横断壁103を備えている。この場合、上部横断壁103をなす面上に形成されたグルーブ104は、上部横断壁103と下部横断壁100とが互いに押圧された状態において、チャネル31の一部を形成する。チャネル31は、上部横断壁103に付設された第2環状スカート105と、第1環状スカート102と、の間へと連接される。
ユニット6a,6bが互いに組み立てられたときには、両横断壁100,103がベース70を形成し、環状スカート102,105が協働して側壁72を形成する。
図6〜図10の実施形態においては、冷却剤が放出される場所において、オリフィス7は、開口54の近傍に位置している。第2側方スカート105をなす面は、この実施形態においては、ディッシュ51の外周面に対して直接的に相互作用する。この場合、第2側方スカート105は、ディッシュ51と相互作用するネジ山106を備えている。これにより、ディッシュ回りにおいて数回にわたって巻回した螺旋ダクトを形成している。これにより、冷却剤は、両横断壁100,103を通過して導出口107にまで案内される。これにより、冷却剤は、カバースカートのうちの、最終的に受領され得る空間内へと放出される。
特に、導出口107は、ユニット6a,6bを互いに取り付けるための手段を形成する。具体的には、図示の実施形態においては、第2ユニット6bは、下部横断壁100を貫通して形成された出口アウトレット109を貫通して係合したチューブ状部分108を備えている。
図示の実施形態においては、例えばシート27といったような多孔性材料から形成されたようなシートは、設けられていない。図示していない変形例においては、シート27に類似したものを設けることができる。特に、シート27内に、冷却剤のための螺旋ダクトを形成し得るようディッシュ51の外周縁に対して相互作用し得るよう構成されたネジ山を、形成することができる。
図1〜図4に示される実施形態においては、冷却デバイス1は、軸線Xの高さ全体に沿って実質的に円形の横断面形状を有した外面を備えている。変形例においては、横断面は、多角形とされ、図6〜図10に示される実施形態においては、実質的にダイヤモンド形状とされている。
本発明による冷却デバイス1の変形例においては、図11および図12に示すように、冷却デバイス1は、カバースカート16を備えていない。ベース14の第2環状スカート61が、軸線Xに沿って延出されており、支持体6のカラー75に対して直接的に相互作用するものとされている。この場合、環状スカート61は、カバースカートとして機能する。
図11に示す変形例においては、この場合には金属製ディッシュの形態とされた収容デバイス5は、多孔性材料からなるシートを有していないハウジング8内へと直接的に配置される。オリフィス7は、ディッシュのベースの近傍において開口している。ディッシュ51と支持体6との間の遊びのために、放出された冷却剤は、ディッシュ51の壁に沿って徐々に上昇する。ディッシュの周縁53は、この場合には、側壁72の内周エッジ76上に係止されている。この場合、側壁72は、円錐台形状とされ、ディッシュ51がなす円錐台形状という周縁形状に適合している。これにより、ディッシュ51と側壁72との間で空間であるとともに冷却ガスを膨張させ得る空間を、一定なものとしている。ベント穴77が、エッジ76を貫通して形成されている。これにより、冷却ガスを膨張させることができる。このベント穴77は、支持体6とベース14との間に規定された内部空間に対して連通している。この内部空間内には、加圧容器2が配置されている。
図11においては、カバー21は、側壁72の上部に形成された固定手段によって、支持体6上に保持されている。したがって、この場合には環状ビードの形態とされた保持手段26が、側壁72の上部の内周縁に対して相互作用する。これにより、周縁53を、ハウジング8内において、一定の軸線方向位置に保持することができる。
図11においては、支持体6のカラー75は、例えば、第2環状スカート61上の固定ポイントを介して保持される。固定ポイントは、例えば、カラー75から突出したラグ78と、グルーブ64と、の間において得られる。グルーブ64は、例えばバヨネットタイプのものとされ、第2環状スカート61の周縁内に形成されている。これにより、例えば、バルブ3は、傾斜によって駆動することができる。この場合、固定ポイントは、ベース14に対して支持体6が回転するに際してのヒンジとして機能する。
容器2が、第1環状スカート15によってベース14内において不動に保持されていることにより、さらに、支持体6が、取付スカート71を介して駆動ステム4上に保持されていることにより、ベース14に対して支持体6を傾斜させることによって、冷却剤を放出することができる。図11において矢印で示すようにして、カバー21に対して、固定ポイントとは反対側のサイドにおいて、中心軸から位置ズレしたところにおいて、押圧力を印加することにより、支持体が傾斜する。
図12の変形例においては、支持体6は、この場合には、最も嵩低い構造のものとされている。支持体6は、ベース70から延在する取付スカート71を備えている。このベース70は、側壁72を有している。側壁72は、一方においては、支持体6の第2環状スカート61に対して相互作用するためのものであり、これにより、軸線Xに沿っての、相対的な軸線方向移動を可能としている。側壁72は、他方においては、冷却対象をなす収容デバイス5に対して相互作用する。収容デバイス5は、例えば、側壁72との摩擦によって保持される。この場合、側壁72は、ベース70の周縁から双方向に延出されている。
図12の実施形態においては、収容デバイス5は、冷却剤を搬送するためのチャネル50を備えている。チャネル50は、支持体6の流通チャネル31に対して流体連通されている。収容デバイス5は、さらに、製品Pを収容しているリザーバ52を取り囲んでいるグリッピングスカート51を備えている。このグリッピングスカート51は、多孔質部材53によって、リザーバ52内における所望温度にまでへの冷却に対して、隔離されている。この多孔質部材53の利点は、冷却剤が膨張する際に冷却剤を保持し得ることである。
グリッピングスカート51は、好ましくは、側壁72に対して相互作用する。これにより、支持体6上に収容デバイス5を保持することができる。この場合、カバー21は、製品Pを外側から隔離し得るよう、リザーバ52に対して直接的に相互作用する。
リザーバ52の外周縁54は、ネジ山付きのものとされている。これにより、搬送チャネル50が、リザーバ52の頂部において開口している。この場合、冷却剤は、ネジ山付き外周縁54と多孔質部材53との間に形成されたコイルに沿って搬送され、リザーバ52の下部を取り囲むこととなる。
この実施形態にもおいて、ベント穴55が形成されている。この場合、ベント穴は、グリッピングスカート51を貫通して形成されている。このベント穴55は、冷却剤が膨張しなければならない空間の内部において過度の圧力が形成されてしまうことを、防止する。さらに、ベント穴は、冷却剤の膨張を制御することができる。
使用者が、適用前に特に皺伸ばしクリームといったような化粧用製品を冷却しようとした場合、使用者は、任意の実施形態に基づくデバイス1の支持体6上へと、その製品を収容している収容デバイスを配置し、その後、ベース14へと向かう向きに支持体を押圧する。これにより、バルブ3の駆動ステム4により、加圧容器2内へと加圧状態で収容された冷却剤が放出される。使用者は、支持体に対する押圧力を解除し、そして、例えば1分間〜3分間といったように、冷却剤が膨張するとともに伝導によって収容デバイス5を冷却しこれにより内部の製品を冷却し得るだけの時間にわたって、待つ。その後、冷却済みの製品を、適用することができる。
収容デバイス5が1回分の使用量を収容したものである場合には、使用者は、支持体6から取り出して、冷却対象をなす新たな製品を補充することができる。
好ましくは、支持体6、ベース14、カバー21、および、カバースカート16は、適切であれば、例えばポリオレフィンといったような熱可塑性物質の成型によって得られた部材とされる。好ましくは、収容デバイスのうちの、冷却対象をなす製品のためのリザーバをなす部分は、伝導性材料から形成され、特に、金属材料から形成される。
多孔質シート27と、付加的には、多孔質部材53とは、フリット、あるいは、開放セルを有した発泡フォーム、から形成される。それらは、冷却された温度を維持するためのアキュムレータとして機能する。
上記説明において、『1つのものを備えている』という用語が、特に断らない限り、『少なくとも1つのものを備えている』という用語と同義であることは、理解されるであろう。
上述した詳細な説明においては、本発明のいくつかの好ましい実施形態を参照した。自明なように、特許請求の範囲を逸脱することなく、それら実施形態に対して修正を加えることができる。特に、冷却剤は、製品が収容デバイスの周囲へと放出されるものである場合には、収容デバイスを加熱し得る物質によって代替することができる。
本発明による冷却デバイスの第1実施形態を示す斜視図である。 図1のデバイスを示す長手方向断面図である。 図1のデバイスの一部を示す図である。 図2の領域Zを拡大して示す図である。 本発明による冷却デバイスを保持するためのリングを示す斜視図である。 本発明による冷却デバイスの第2実施形態を示す斜視図である。 図6のデバイスを示す長手方向断面図である。 図6の冷却デバイスのための支持体を示す分解斜視図である。 図6の冷却デバイスのための支持体を示す分解斜視図である。 図6の冷却デバイスのための支持体を示す分解斜視図である。 本発明による冷却デバイスの変形例を示す長手方向断面図である。 本発明による冷却デバイスの他の変形例を示す長手方向断面図である。
符号の説明
1 冷却デバイス
2 加圧容器
3 バルブ
5 収容デバイス
6 支持体
10 第1端部
14 ベース
16 カバースカート
21 カバー
27 多孔質シート
51 ディッシュ
52 フィルム
54 開口
P 製品
X 長手方向軸線

Claims (15)

  1. 特に化粧用製品といったような製品(P)を収容した収容デバイス(5)を冷却するための冷却デバイス(1)であって、
    −冷却剤を収容しているとともに、長手方向軸線(X)を有し、さらに、第1端部(10)のところに、前記冷却剤を放出するためのバルブ(3)を備えている、加圧容器(2)と、
    −冷却対象をなす前記収容デバイスを収容するためのハウジングを構成しているとともに、放出された冷却剤が前記収容デバイスの外面上に沿って搬送されるようにして前記バルブ上に取り付けられた、支持体(6)と、
    −前記支持体に対して移動可能とされたベース(14)と、
    を具備し、
    前記支持体に対して前記ベースを移動させることによって前記バルブを駆動し得るようにして、前記加圧容器が、前記ベースと前記支持体との間に配置され、
    このような冷却デバイスにおいて、
    前記ハウジングが、前記収容デバイスの開口(54)が前記長手方向軸線(X)がなす方向に関して前記バルブとは反対側に配置されているようにして、前記収容デバイスを収容していることを特徴とする冷却デバイス。
  2. 特に化粧用製品といったような製品(P)を収容した収容デバイス(5)を冷却するための冷却デバイス(1)であって、
    −冷却剤を収容しているとともに、長手方向軸線(X)を有し、さらに、第1端部(10)のところに、前記冷却剤を放出するためのバルブ(3)を備えている、加圧容器(2)と、
    −冷却対象をなす前記収容デバイスを収容するためのハウジングを構成しているとともに、放出された冷却剤が前記収容デバイスの外面上に沿って搬送されるようにして前記バルブ上に取り付けられた、支持体(6)と、
    −前記支持体に対して移動可能とされたベース(14)と、
    を具備し、
    前記支持体に対して前記ベースを移動させることによって前記バルブを駆動し得るようにして、前記加圧容器が、前記ベースと前記支持体との間に配置され、
    このような冷却デバイスにおいて、
    前記収容デバイスを前記ハウジングの内部に収容し得るようにして前記支持体に対して相互作用し得るカバー(21)を具備していることを特徴とする冷却デバイス。
  3. 特に化粧用製品といったような製品(P)を収容した収容デバイス(5)を冷却するための冷却デバイス(1)であって、
    −冷却剤を収容しているとともに、長手方向軸線(X)を有し、さらに、第1端部(10)のところに、前記冷却剤を放出するためのバルブ(3)を備えている、加圧容器(2)と、
    −冷却対象をなす前記収容デバイスを収容するためのハウジングを構成しているとともに、放出された冷却剤が前記収容デバイスの外面上に沿って搬送されるようにして前記バルブ上に取り付けられた、支持体(6)と、
    −前記支持体に対して移動可能とされたベース(14)と、
    を具備し、
    前記支持体に対して前記ベースを移動させることによって前記バルブを駆動し得るようにして、前記加圧容器が、前記ベースと前記支持体との間に配置され、
    このような冷却デバイスにおいて、
    前記バルブには、散布手段が設けられていないことを特徴とする冷却デバイス。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷却デバイスにおいて、
    前記支持体が、前記バルブの駆動ステム(4)上において、固定された軸線方向位置のところに取り付けられていることを特徴とする冷却デバイス。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷却デバイスにおいて、
    前記支持体上に保持されたカバースカート(16)を具備し、
    前記ベースが、前記カバースカートの内部へとスライド移動し得るものとされていることを特徴とする冷却デバイス。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷却デバイスにおいて、
    前記収容デバイスを収容し得るようにして前記支持体に対して相互作用し得るカバー(21)を具備していることを特徴とする冷却デバイス。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷却デバイスにおいて、
    前記支持体が、
    前記支持体が前記ベースと相互作用することによって前記バルブの駆動を阻止している第1状態と、
    前記バルブが駆動可能とされた第2状態と、
    との間にわたって移行可能とされていることを特徴とする冷却デバイス。
  8. 請求項7記載の冷却デバイスにおいて、
    前記収容デバイスを収容し得るようにして前記支持体に対して相互作用し得るカバー(21)を具備し、
    このカバーを開けるという操作によって、前記支持体が前記第1状態から前記第2状態へと移行するものとされていることを特徴とする冷却デバイス。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の冷却デバイスにおいて、
    前記支持体上に前記収容デバイスを保持するための手段(22,26)を具備していることを特徴とする冷却デバイス。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の冷却デバイスにおいて、
    前記支持体が、内部を通して前記冷却剤が放出させる多孔質シート(27)を備えていることを特徴とする冷却デバイス。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の冷却デバイスにおいて、
    前記支持体が、前記冷却剤の放出を案内し得るよう、ネジ山(106)付きの内壁(72)を備えていることを特徴とする冷却デバイス。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の冷却デバイスにおいて、
    前記支持体が、前記収容デバイスの底部から前記収容デバイスの開口(54)の周辺にまで前記冷却剤を搬送するための流通チャネル(31)を備えていることを特徴とする冷却デバイス。
  13. アセンブリであって、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の冷却デバイスと、製品収容デバイスと、を具備してなり、
    前記収容デバイスの開口(54)が、前記長手方向軸線(X)がなす方向に関して前記バルブとは反対側に配置されていることを特徴とするアセンブリ。
  14. 請求項13記載のアセンブリにおいて、
    前記収容デバイスが、フィルム(52)によってカバーされたディッシュ(51)とされていることを特徴とするアセンブリ。
  15. 請求項13または14記載のアセンブリの使用であって、
    化粧用製品を冷却するために使用され、
    特に、顔または身体のためのケア製品、または、太陽の有害な影響から皮膚を保護するための製品、または、太陽光を浴びた後のケア製品、といったような化粧用製品を冷却するために使用されることを特徴とする使用。
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