JP2502017Y2 - 窓解錠装置 - Google Patents

窓解錠装置

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JP2502017Y2
JP2502017Y2 JP7571391U JP7571391U JP2502017Y2 JP 2502017 Y2 JP2502017 Y2 JP 2502017Y2 JP 7571391 U JP7571391 U JP 7571391U JP 7571391 U JP7571391 U JP 7571391U JP 2502017 Y2 JP2502017 Y2 JP 2502017Y2
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JP
Japan
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wire
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unlocking device
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JP7571391U
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JPH0519471U (ja
Inventor
浩 小林
Original Assignee
日本建鐵株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、外部非常進入口等に用
いられる窓解錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高層ビルでは災害時等を考慮して、外部
から進入できる非常進入口を設けなければならず、その
ため、外からの解錠が行える外部ハンドルが必要とな
る。
【0003】図4は外部ハンドルを表す斜視図を示す。
図に示すように、窓の框には摺動自在なロッド1が設け
られ、ロッド1にはローラ3が突設されている。一方、
枠にはストライキ5が設けられ、ストライキ5には摺動
されることで移動したローラ3が当接されるようになっ
ている。つまり、移動したローラ3がストライキ5に当
接することで、窓の開動が規制(ロック)され、施錠が
行われるのである。ところで、ロッド1には係合軸7が
突設され、係合軸7はサッシ外面に設けられる外部ハン
ドル9のアーム11と係合するようになっているのであ
る。
【0004】このように構成される外部ハンドルにおい
て、外部ハンドル9が操作されると、アーム11が係合
軸7に係合し、係合軸7を介してロッド1が摺動され
る。ロッド1が摺動されることで、ローラ3が解錠位置
まで移動(ストロークS=23.5mm)され、ストラ
イキ5とローラ3との当接が解除され、施錠された窓が
外部から解錠されるようになっているのである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】近年、この外部ハンド
ルは、進入の際に解錠が容易にできるとともに、外観上
目立たないものへと改良が進められている。しかしその
反面、窓枠材となるサッシは意匠性が重視されることか
ら、押し出し成形による断面形状等が複雑且つ小型化す
る傾向にあり、当初の外部ハンドルの仕様によっては取
り付けが困難な場合もでてきた。また、コンパクト化を
図るため、複数のギヤが用いられることもあるが、操作
力が複数のギヤを介して伝達されるため、大きな解錠力
が必要となり、操作性が低下するとともに、構造が複雑
なため、使い方が分かりずらくなる虞れもあった。
【0006】本考案は上記状況に鑑みてなされたもの
で、簡単な構造で小スペースの中に納められ、外観上目
立たず、しかも、操作が軽い窓解錠装置を提供し、もっ
て、意匠性の確保、及び操作性の向上を図ることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案に係る窓解錠装置の構成は、ストライキに係合
したローラを外部から移動することで、枠側に施錠され
た窓を解錠する窓解錠装置であって、窓の框に摺動自在
に設けられてローラが設けられるロッドに軸を突設し、
窓が閉鎖された際に枠との隙間に挟入される管状のワイ
ヤガードを窓の框に沿って取り付け、ワイヤガードにこ
のワイヤガードより長いワイヤを摺動自在に通貫し、軸
にワイヤガードの一端側から出たワイヤの一端を掛止
し、ワイヤガードの他端側から出たワイヤの他端に窓の
框と枠との隙間に収納し得る把手手段を設けたことを特
徴とする。
【0008】
【作用】窓の框と枠との隙間に収納された把手手段が引
き出され、把手手段が窓と離反方向に引っ張られると、
ワイヤがワイヤガード内を摺動され、一端側のワイヤが
ワイヤガード内に引き込まれる。一端側のワイヤが引き
込まれることで、ワイヤの一端に掛止された軸を介して
ロッドが摺動され、ロッドが摺動されるとローラが解錠
位置まで移動し、ローラとストライキとの当接が解除さ
れ、窓が外部から解錠される。
【0009】
【実施例】以下、本考案に係る窓解錠装置の好適な一実
施例を図面を参照して詳細に説明する。図1は本考案に
係る窓解錠装置が取り付けられたサッシを表す縦断面
図、図2は本考案に係る窓解錠装置を表す正面図、図3
は本考案に係る窓解錠装置が取り付けられたサッシを表
す横断面図を示す。
【0010】図3に示すように、枠21に対向する窓の
縦框23の側面には、管状のワイヤガード25がクリッ
プ27(図1参照)を介して上下方向に取り付けられて
いる。ワイヤガード25は、窓が閉められた際、枠21
と窓の縦框23との隙間に納められるようになってい
る。ワイヤガード25は自在に曲げられるように、軟質
材等からなっている。図2に示すように、ワイヤガード
25内にはワイヤ29が通貫され、ワイヤ29はワイヤ
ガード25が曲げられた際においても、ワイヤガード2
5内で摺動自在となるようになっている。ワイヤガード
25の上端側から延びたワイヤ29の一端側Aは、端部
が圧着端子31によりワイヤ29自身に圧着されて環状
となっている。
【0011】図1に示すように、窓の縦框23にはロッ
ド33が上下方向に摺動自在に設けられ、ロッド33に
は軸35が突設されている。そして、軸35には、上述
の環状となったワイヤ29の一端側Aが掛止されている
のである。
【0012】一方、ワイヤガード25の下端側から延ば
されたワイヤ29の他端側Bには、把手手段である把手
用ワイヤガード37が挿入されている。把手用ワイヤガ
ード37は、ワイヤ29の端部が圧着端子31により圧
着されることで、ワイヤ29の他端側Bに抜脱不能に取
り付けられている。上述同様、自在に曲げられる把手用
ワイヤガード37は、窓閉鎖時、湾曲されて窓の下框3
9と枠との隙間に一部を露出させた状態で挿入されるよ
うになっている(図3参照)。したがって、通常時、把
手用ワイヤガード37は、下框39と枠との隙間に挿入
され、殆ど目立たなく収納されるとともに、使用時に
は、引き出されることで、容易に使用可能状態にするこ
とができるのである。
【0013】ワイヤガード25、クリップ27、ワイヤ
29、圧着端子31、軸35、把手用ワイヤガード37
より、本実施例に係る窓解錠装置41が構成されてい
る。
【0014】このように構成される窓解錠装置41の作
用を説明する。外部から窓が解錠される際、窓の下框3
9と枠との隙間に収納された把手用ワイヤガード37が
引き出され、把手用ワイヤガード37が窓と離反方向
(図1、矢印C方向)に引っ張られる。把手用ワイヤガ
ード37が引っ張られることで、ワイヤ29がワイヤガ
ード25内を下方に摺動され、一端側Aのワイヤ29が
ワイヤガード25内に引き込まれる。一端側Aのワイヤ
29が引き込まれることで、ワイヤ29の一端側Aは下
方に移動され、一端側Aに掛止された軸35を介して、
ロッド33が下方に摺動される。ロッド33が下方に摺
動されると従来同様に、ローラ3(図4参照)が解錠位
置まで移動(ストロークS=23.5mm)され、スト
ライキ5(図4参照)との当接が解除されて窓が解錠さ
れる。
【0015】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案に係
る窓解錠装置によれば、管状のワイヤガードを窓の框に
沿って取り付け、このワイヤガードにワイヤを摺動自在
に通貫し、ワイヤの一端をロッドに突設される軸に掛止
するとともに、他端に窓の框と枠との隙間に収納し得る
把手手段を設けたので、把手手段を引っ張ることで、ワ
イヤの一端に掛止された軸を介してロッドが摺動され、
ローラが解錠位置まで移動されて窓を外部から解錠する
ことができる。この結果、窓解錠装置を簡単な構造で小
スペースの中に納めることができ、故障が生じにくく、
外観上も目立つことがなく、しかも、操作力が軽くな
り、意匠性、及び操作性を著しく向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る窓解錠装置が取り付けられたサッ
シを表す縦断面図である。
【図2】本考案に係る窓解錠装置を表す正面図である。
【図3】本考案に係る窓解錠装置が取り付けられたサッ
シを表す横断面図である。
【図4】外部ハンドルを表す斜視図である。
【符号の説明】
3 ローラ 5 ストライキ 21 枠 23 窓の縦框(窓の框) 25 ワイヤガード 29 ワイヤ 33 ロッド 35 軸 37 把手用ワイヤガード(把手手段) 41 窓解錠装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライキに係合したローラを外部から
    移動することで、枠側に施錠された窓を解錠する窓解錠
    装置であって、 前記窓の框に摺動自在に設けられて前記ローラが設けら
    れるロッドに軸を突設し、 前記窓が閉鎖された際に枠との隙間に挟入される管状の
    ワイヤガードを前記窓の框に沿って取り付け、 該ワイヤガードに該ワイヤガードより長いワイヤを摺動
    自在に通貫し、 前記軸に前記ワイヤガードの一端側から出た該ワイヤの
    一端を掛止し、 前記ワイヤガードの他端側から出た前記ワイヤの他端に
    窓の框と枠との隙間に収納し得る把手手段を設けたこと
    を特徴とする窓解錠装置。
JP7571391U 1991-08-27 1991-08-27 窓解錠装置 Expired - Lifetime JP2502017Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7571391U JP2502017Y2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 窓解錠装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7571391U JP2502017Y2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 窓解錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0519471U JPH0519471U (ja) 1993-03-12
JP2502017Y2 true JP2502017Y2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=13584165

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JP7571391U Expired - Lifetime JP2502017Y2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 窓解錠装置

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