JP2501581Y2 - 受光素子モジユ―ル - Google Patents
受光素子モジユ―ルInfo
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- JP2501581Y2 JP2501581Y2 JP2781390U JP2781390U JP2501581Y2 JP 2501581 Y2 JP2501581 Y2 JP 2501581Y2 JP 2781390 U JP2781390 U JP 2781390U JP 2781390 U JP2781390 U JP 2781390U JP 2501581 Y2 JP2501581 Y2 JP 2501581Y2
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- JP
- Japan
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- light
- receiving element
- photodiode
- element module
- optical fiber
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は,ケーブルテレビジヨンシステム等のアナ
ログ信号の光伝送装置の光受信器に用いる受光素子モジ
ユールに関するものである。
ログ信号の光伝送装置の光受信器に用いる受光素子モジ
ユールに関するものである。
[従来の技術] 第2図は,従来の受光素子モジユールを示す断面図で
あり,図において(1)は光フアイバ,(2)は光フア
イバ(1)からの出射光を集光するロツドレンズ,
(3)はレンズ(2)を透過した光の光束が最も細くな
るビームウエストにおかれたフオトダイオード,(4)
は光フアイバ(1),ロツドレンズ(2),フオトダイ
オード(3),を保持するホルダである。(5)は光フ
アイバ(1)を出射した光の光路を示している。
あり,図において(1)は光フアイバ,(2)は光フア
イバ(1)からの出射光を集光するロツドレンズ,
(3)はレンズ(2)を透過した光の光束が最も細くな
るビームウエストにおかれたフオトダイオード,(4)
は光フアイバ(1),ロツドレンズ(2),フオトダイ
オード(3),を保持するホルダである。(5)は光フ
アイバ(1)を出射した光の光路を示している。
次に動作について説明する。第1図において,光フア
イバ(1)より出射された光はロツドレンズ(2)によ
り集光され,光路(5)を通って光束が最も細くなった
ビームウエスト位置におかれたフオトダイオード(3)
に受光される。フオトダイオードでは光が電流に変換さ
れる。
イバ(1)より出射された光はロツドレンズ(2)によ
り集光され,光路(5)を通って光束が最も細くなった
ビームウエスト位置におかれたフオトダイオード(3)
に受光される。フオトダイオードでは光が電流に変換さ
れる。
ケーブルテレビジヨンシステム等のアナログ信号の光
伝送装置の光受信器に用いる受光素子モジユールにおい
ては,光フアイバ(1)から出射された光は強度変調さ
れている。その信号はフオトダイオード(3)によって
電流変調信号に変換されるが,電流変調信号はフオトダ
イオード(3)で発生するシヨツト雑音が含まれる。
伝送装置の光受信器に用いる受光素子モジユールにおい
ては,光フアイバ(1)から出射された光は強度変調さ
れている。その信号はフオトダイオード(3)によって
電流変調信号に変換されるが,電流変調信号はフオトダ
イオード(3)で発生するシヨツト雑音が含まれる。
このシヨツト雑音の影響を低減するには,光フアイバ
(1)内の光出力を上げるのが有効であり,通常0.5mW
以上で使用される。
(1)内の光出力を上げるのが有効であり,通常0.5mW
以上で使用される。
一方,0.5mW以上の光出力では,フオトダイオード
(3)における光−電気変換特性が非線形となり,伝送
すべきアナログ信号に対して高調波信号が付加される。
伝送すべきアナログ信号に対する高調波信号の割合(以
下,高調波歪割合と呼ぶ)は,−40dB程度になる。高調
波歪割合はシステムの品質を決める重要なパラメータで
あり,伝送信号の品質を劣化させないためには,高調波
歪割合が−60dB程度以下でなければならない。
(3)における光−電気変換特性が非線形となり,伝送
すべきアナログ信号に対して高調波信号が付加される。
伝送すべきアナログ信号に対する高調波信号の割合(以
下,高調波歪割合と呼ぶ)は,−40dB程度になる。高調
波歪割合はシステムの品質を決める重要なパラメータで
あり,伝送信号の品質を劣化させないためには,高調波
歪割合が−60dB程度以下でなければならない。
[考案が解決しようとする課題] 従来の受光素子モジユールは以上のように構成されて
いるので,受光素子モジユールにより高調波歪割合が増
し,ケーブルテレビジヨンシステム等のアナログ信号を
光伝送した場合に,伝送信号の品質が劣化するという問
題点があった。
いるので,受光素子モジユールにより高調波歪割合が増
し,ケーブルテレビジヨンシステム等のアナログ信号を
光伝送した場合に,伝送信号の品質が劣化するという問
題点があった。
この考案は上記のような課題を解消するためになされ
たもので,アナログ光伝送信号の伝送信号の品質を劣化
させない受光伝送モジユールを得ることを目的とする。
たもので,アナログ光伝送信号の伝送信号の品質を劣化
させない受光伝送モジユールを得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る受光素子モジユールは,受光素子の位
置を光路のビームウエストよりずらしたものである。
置を光路のビームウエストよりずらしたものである。
[作用] この考案における受光モジユールは,受光素子の位置
を光路のビームウエストよりずらすことにより、受光素
子モジユールにおける高調波歪割合の増加を無くし,伝
送信号の品質を劣化させない。
を光路のビームウエストよりずらすことにより、受光素
子モジユールにおける高調波歪割合の増加を無くし,伝
送信号の品質を劣化させない。
[実施例] 以下この考案の一実施例を図について説明する。第1
図において,(1)は光フアイバ,(2)は光フアイバ
(1)からの出射光を集光するロツドレンス,(3)は
レンズ(2)を透過した光の光路上におかれたフオトダ
イオード,(4)は光フアイバ(1),ロツドレンズ
(2)、フオトダイオード(3),を保持するホルダ,
(5)は光フアイバ(1)を出射した光の光路である。
図において,(1)は光フアイバ,(2)は光フアイバ
(1)からの出射光を集光するロツドレンス,(3)は
レンズ(2)を透過した光の光路上におかれたフオトダ
イオード,(4)は光フアイバ(1),ロツドレンズ
(2)、フオトダイオード(3),を保持するホルダ,
(5)は光フアイバ(1)を出射した光の光路である。
次に動作について説明する。第1図においてフアイバ
(1)より出射された光は,ロツドレンズ(2)により
集光され,光路(5)を通ってフオトダイオード(3)
に受光される。フオトダイオードでは光が電流に変換さ
れる。
(1)より出射された光は,ロツドレンズ(2)により
集光され,光路(5)を通ってフオトダイオード(3)
に受光される。フオトダイオードでは光が電流に変換さ
れる。
以上の動作は従来の実施例と全く同じである。しか
し,フオトダイオード(3)の位置が異なっている。
(6)は,光路(5)において光束が最も細くなる位
置,すなわちビームウエストを示しており,従来ビーム
ウエスト(6)にフオトダイオードが置かれていた。し
かし,この考案においてはフオトダイオードにおける高
調波歪割合が受光時の光密度に依存することに着目し,
ビームウエスト(6)よりずれた(以下“デフオーカ
ス”と呼ぶ)位置にフオトダイオード(3)を配置し
た。
し,フオトダイオード(3)の位置が異なっている。
(6)は,光路(5)において光束が最も細くなる位
置,すなわちビームウエストを示しており,従来ビーム
ウエスト(6)にフオトダイオードが置かれていた。し
かし,この考案においてはフオトダイオードにおける高
調波歪割合が受光時の光密度に依存することに着目し,
ビームウエスト(6)よりずれた(以下“デフオーカ
ス”と呼ぶ)位置にフオトダイオード(3)を配置し
た。
第3図に,フオトダイオードのビームウエストからの
ずれ量(以下デフオーカス量と呼ぶ)と高調波歪割合の
関係を測定した結果を示す。デフオーカス量を0.25mm以
上にすれば高調波歪割合が−60dB以下となり,受光素子
モジユールによる伝送信号の品質劣化はない。
ずれ量(以下デフオーカス量と呼ぶ)と高調波歪割合の
関係を測定した結果を示す。デフオーカス量を0.25mm以
上にすれば高調波歪割合が−60dB以下となり,受光素子
モジユールによる伝送信号の品質劣化はない。
なお,上記実施例では受光素子としてフオトダイオー
ドを示したが,アバランシエフオトダイオード等,他の
素子であっても同様の効果を奏する。
ドを示したが,アバランシエフオトダイオード等,他の
素子であっても同様の効果を奏する。
[考案の効果] 以上のようにこの考案によれば受光素子の位置を光路
のビームウエストよりずらして受光素子モジユールを構
成したので,受光素子モジユールにおける高調波歪割合
の増加を無くし,伝送信号の品質を劣化させないという
効果がある。
のビームウエストよりずらして受光素子モジユールを構
成したので,受光素子モジユールにおける高調波歪割合
の増加を無くし,伝送信号の品質を劣化させないという
効果がある。
また,発散光路中にフオトダイオードが置かれるた
め,フオトダイオードからの反射光が光フアイバへ戻り
にくいという効果がある。
め,フオトダイオードからの反射光が光フアイバへ戻り
にくいという効果がある。
第1図はこの考案の一実施例による受光素子モジユール
を示す断面図,第2図は従来の受光素子モジユールを示
す断面図,第3図はデフオーカス量と高調波歪割合の関
係を測定した結果を示すグラフである。 (1)は光フアイバ,(2)はロツドレンズ,(3)は
フオトダイオード,(4)はホルダ,(5)は光路,
(6)はビームウエスト。 なお図中,同一符号は同一,又は相当部分を示す。
を示す断面図,第2図は従来の受光素子モジユールを示
す断面図,第3図はデフオーカス量と高調波歪割合の関
係を測定した結果を示すグラフである。 (1)は光フアイバ,(2)はロツドレンズ,(3)は
フオトダイオード,(4)はホルダ,(5)は光路,
(6)はビームウエスト。 なお図中,同一符号は同一,又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】光フアイバと,その光フアイバからの光を
集光するレンズと,上記光フアイバを出射しレンズを透
過した光の光路上におかれた受光素子とからなる受光素
子モジユールにおいて,受光素子の取付位置を,光路の
ビームウエストよりずれた位置にしたことを特徴とする
受光素子モジユール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2781390U JP2501581Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 受光素子モジユ―ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2781390U JP2501581Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 受光素子モジユ―ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03119806U JPH03119806U (ja) | 1991-12-10 |
JP2501581Y2 true JP2501581Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31530648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2781390U Expired - Lifetime JP2501581Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 受光素子モジユ―ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501581Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4920324B2 (ja) * | 2006-06-29 | 2012-04-18 | 三協立山アルミ株式会社 | 引戸サッシ |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP2781390U patent/JP2501581Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03119806U (ja) | 1991-12-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |