JP2501473Y2 - 廃タイヤリフト装置 - Google Patents

廃タイヤリフト装置

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JP2501473Y2
JP2501473Y2 JP9157990U JP9157990U JP2501473Y2 JP 2501473 Y2 JP2501473 Y2 JP 2501473Y2 JP 9157990 U JP9157990 U JP 9157990U JP 9157990 U JP9157990 U JP 9157990U JP 2501473 Y2 JP2501473 Y2 JP 2501473Y2
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實 高木
政弘 広瀬
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  • Special Conveying (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は廃タイヤを高所に搬送する廃タイヤリフト装
置に関し、特にその供給部、放荷部の構造に関する。
〔従来の技術〕
自動車の使用済み廃タイヤを丸ごと燃焼装置の燃料と
して利用する技術がある。このような場合に、廃タイヤ
を高所に搬送する廃タイヤリフト装置としてアタッチメ
ント付チェンコンベヤを用い、廃タイヤの中心孔にアタ
ッチメントを係合させて1個ずつ搬送すると、容易に搬
送することができ、燃焼装置に1個ずつ間欠的に供給す
る場合にも好都合である。
このようなチェンコンベヤに廃タイヤを1個ずつ供給
するには、大小各種のタイヤをセンタリングして順次チ
ェンコンベヤに供給する必要がある。
第6図は、廃タイヤを1個ずつチェンコンベヤに供給
するための従来の整流装置兼搬送装置30を示す平面図で
ある。第6図において、搬送ローラコンベヤ31で搬送さ
れてくるタイヤ32は、搬送ローラコンベヤ端部に設けて
ある一対の観音扉式開閉ゲート33の扉と接触する。この
開閉ゲート33は、先端部が所定の間隙を形成するように
逆ハの字形にセットしてある。ゲート33の扉に接触した
開閉ゲートの下流側開口部より小径のタイヤ32aは、ロ
ーラコンベヤ31の中央部に移動し開閉ゲート33の先端間
隙部を通過するが、通過できない大径のタイヤ32は開閉
ゲート33の両方の扉に設けてあるセンサ34により検出
し、開閉ゲート33を開放して通過させる。
開閉ゲート33の先端間隙部を通過したタイヤ32は、左
右に並列に並べられた回転自在なローラ35と、このロー
ラ間に設置されているアタッチメント付チェンコンベヤ
36により構成される搬送装置37により搬送される。この
際、搬送装置37のローラ35は、両側端が下流方向に先行
するいわゆるヘリングボーン状に並べられている。従っ
て、タイヤ32は、下流側に移動する間にローラ35から中
央部に収束するような力を受け、中央部に整列される。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記整列装置は、ローラコンベヤ31とローラコンベヤ
上に設置されている開閉ゲート33と、ゲートに設置され
ているセンサ34と、ヘリングボーン状に並列に並べられ
た2条の回転自在なローラ35と、ローラ間に設置されて
いるアタッチメント付チェンコンベヤ36から構成されて
おり、装置自体が複雑であるため保守管理が煩雑となる
ばかりでなく、設置費用も高額である等の問題点があ
る。
本考案は、装置の構成が簡易で、設置費用も安価で、
かつ保守管理が容易なタイヤ供給装置を備えた廃タイヤ
リフト装置を提供することを目的とする。
また本考案は、廃タイヤを放荷する際に、タイヤの大
きさ等に拘らず円滑に放荷することのできるタイヤ受取
装置を備えた廃タイヤリフト装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決する手段を検討した結果、次に示す
装置を開発するに至った。
アタッチメント付上り傾斜エンドレスチェンから成る
廃タイヤリフト装置の供給部に、ローラテーブルから成
る供給装置を備え、この供給装置は、廃タイヤの進行方
向に下り勾配に傾斜し、傾斜下端の中央部に前記アタッ
チメントが下から上へ通過する切欠を有し、傾斜下端側
間隙が狭広に揺動する一対のサイドガイドプレートをロ
ーラ上に備え、かつ傾斜下端に廃タイヤに当接する短少
立設ストッパ棒を備えたことを特徴とする廃タイヤリフ
ト装置である。
また本考案は、アタッチメント付エンドレスチェンの
放荷部に、廃タイヤ放荷部中央部に欠損部を設けたロー
ラテーブルから成る廃タイヤ受取装置を前記エンドレス
チェンのアタッチメントの走行軌跡が前記欠損部を通る
位置に該軌跡に切線状に配設したことを特徴とする廃タ
イヤリフト装置である。
さらに上記供給装置と上記受付装置とその双方を備え
た廃タイヤリフト装置は一層好適である。
〔作用〕
廃タイヤを高所に搬送するリフト装置としてアタッチ
メント付チェンコンベアを用いる。そのタイヤ供給装置
は次のように作用する。
廃タイヤが自重で進行するローラテーブル上に、1対
の開閉式のサイドガイドプレートを設け、そのサイドガ
イドプレートの下流側端部の開口部は、最小径のタイヤ
より小さくしておき、サイドガイドプレートは通常閉の
状態となるように、ガイドプレートの上流側端部を、弾
性材で外側に付勢しておく。
ローラテーブルの傾斜下端に廃タイヤリフト装置のア
タッチメントが下から上に通過する切欠を設け、アタッ
チメントが廃タイヤを引掛けて持上げ持去るようにす
る。
サイドガイドは廃タイヤをローラテーブル上に停止さ
せるように付勢されており、このサイドガイドによっ
て、ローラテーブル上を自重によって移送されるタイヤ
はローラテーブルの軸心に整列される。
この際、サイドガイドプレートの開きや付勢力等につ
いては、ローラテーブルの傾斜、タイヤの大きさ、重量
等に応じて適宜定めればよい。
このローラテーブル上に載っている廃タイヤをコンベ
ヤチェンに突設したアタッチメントが引っ掛けて持上
げ、サイドガイドプレートを押し開けて斜め上方にタイ
ヤを引上げる。
次に、廃タイヤリフト装置の放荷装置として、ローラ
テーブルから成る廃タイヤ受取装置を設ける。この装置
はリフト装置のアタッチメントの走行軌跡が通る欠損部
を備えたローラテーブルで、これをアタッチメントの走
行軌跡に対して切線状に配設することによって、アタッ
チメントに引掛けられて運ばれて来た廃タイヤを円滑に
受取る。タイヤの大小に拘らず受取装置の中心位置で水
平姿勢のタイヤを受取るから、その後の輸送装置等に整
々と送ることができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の廃タイヤリフト装置1の実施例を示
すもので供給部に供給装置10を備え、放荷部に受取装置
20を備えている。
廃タイヤリフト装置はアタッチメント2を付属したエ
ンドレスチェン3から成っている。アタッチメント2は
供給装置10からタイヤ4の供給を受けこれを引っ掛けて
高所へ搬送する。高所では放荷部においてタイヤを受取
装置の軸心に併せて水平のまま整々と放出する。この放
荷部は受取装置に廃タイヤを円滑に授受することができ
るように、廃タイヤリフト装置1の頭部5は上に凸に湾
曲させておき、受取装置20が湾曲部に切線状に配設する
ことができるようにする。
第2図に供給装置10の詳細を示した。
第2図に示すように、径89mmφ×900mmの回転自在な
複数のローラ11を100mmピッチで同一面上に並べたロー
ラテーブル12を35度の傾斜をつけて設置した。第3図は
その上面図である。ローラテーブル12の傾斜下端中央に
は切欠13を設け、廃タイヤリフト装置1のアタッチメン
ト2がこの切欠13を下から上へ通過する。ローラテーブ
ルの上面にサイドガイドプレート14が設けられている。
ローラテーブル12は廃タイヤリフト装置1と同軸15に配
設されている。サイドガイドプレート14は下流側端部の
開口部を350mmにセットし、上流側端部をスプリング15
により外側に引っ張っているハの字形に形成した一対の
側板からなっている。
ローラテーブルの下流側の数列のローラ(本実施例で
は3列)11aは、幅370mmのローラを並列に2列並べた状
態として、中央部に切欠13を設けた。またこのローラテ
ーブル12の傾斜下端に棒状のストッパ16を立設した。
ローラテーブル12上に搬送されたタイヤ4は、自重に
よりローラテーブル上を走行し、ローラテーブル上に設
けてあるサイドガイドプレート14と接触する。サイドガ
イドプレート14がローラテーブル12の中心線に対して20
度の角度で設置してあるため、タイヤ4はサイドガイド
プレート14に案内されて中心側に移動し両方のサイドガ
イドプレート14に挟まれてストッパ16に当接して停止す
る。サイドガイドプレート14及びストッパ16によって堰
止められたタイヤ4は、廃タイヤリフト装置1のアタッ
チメント2が、ローラテーブル12の切欠13を下から上へ
通過する際にタイヤ4を引っ掛け、タイヤを持上げて持
去る。この際、サイドガイドプレート14は、スプリング
15により均等な力が働くようにセットしてあるため、ロ
ーラテーブル12上のタイヤ4をセンタリングすると同時
に、廃タイヤリフト装置1のアタッチメント2はタイヤ
4の中心線上の開口部と係合し、アタッチメント2に引
上げられて移動するので、移送途中で左右に移動するこ
とがない。それ故、廃タイヤリフト装置としてはシング
ルチェンコンベヤを用い、タイヤを容易に整然と輸送す
ることができる。
次に、第4図に本発明の廃タイヤリフト装置の放荷部
のタイヤ受取装置20を示した。
廃タイヤリフト装置1のアタッチメント2によって引
上げられたタイヤ4は廃タイヤリフト装置の頭部湾曲部
に切線状に設けた受取装置20に受取られる。第5図は受
取装置20に受取られる。第5図は受取装置20の上面図で
タイヤ進行方向にローラ21を並設し、中央に欠損部22を
設けてある。廃タイヤリフト装置1のアタッチメント2
は廃タイヤ4を連行してこの欠損部22内を進行し廃タイ
ヤ4をローラ21上に載せてローラ21の下方へ対比するか
ら、廃タイヤ4は受取装置20上に残ってその軸心に載置
される。
受付装置20を進行方向に下り勾配に設けておけば廃タ
イヤは自重で次段の装置へ進行する。
〔考案の効果〕
本考案の廃タイヤリフト装置は供給部では廃タイヤの
直径の大小に関係なく、搬送中のタイヤをセンタリング
できるため、シングルコンベヤチェンで揚搬送が可能と
なったため、設置費用並びに消費電力が少なくて済む。
また本発明の廃タイヤリフト装置の放荷部ではローラ
テーブルから成る受取装置を用い、水平姿勢のタイヤを
中心部で整然と受取ることができるので次段の輸送装置
等へ順序よく移送することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の廃タイヤリフト装置の側面
図、第2図はその供給部の実施例の縦断面図、第3図は
その上面図、第4図は廃タイヤリフト装置の放荷部の実
施例の縦断面図、第5図はその上面図、第6図は従来の
装置の平面図である。 1……廃タイヤリフト装置 2……アタッチメント 3……チェンコンベヤ 4……廃タイヤ 10……供給装置 11……ローラ 12……ローラテーブル 13……切欠 14……サイドガイドプレート 15……スプリング 20……受取装置 21……ローラ 22……欠損部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アタッチメント付上り傾斜エンドレスチェ
    ンから成る廃タイヤリフト装置の供給部に、ローラテー
    ブルから成る供給装置を備え、該供給装置は、廃タイヤ
    の進行方向に下り勾配に傾斜し、傾斜下端の中央部に前
    記アタッチメントが下から上へ通過する切欠を有し、傾
    斜下端側間隙が狭広に揺動する一対のサイドガイドプレ
    ートをローラ上に備え、かつ傾斜下端に廃タイヤに当接
    する短少立設ストッパ棒を備えたことを特徴とする廃タ
    イヤリフト装置。
  2. 【請求項2】アタッチメント付エンドレスチェンの放荷
    部に、廃タイヤ放荷部中央部に欠損部を設けたローラテ
    ーブルから成る廃タイヤ受取装置を前記エンドレスチェ
    ンのアタッチメントの走行軌跡が前記欠損部を通る位置
    に該軌跡に切線状に配設したことを特徴とする廃タイヤ
    リフト装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の供給装置を備えた請求項2
    載の廃タイヤリフト装置。
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