JP2501371Y2 - 流体圧シリンダ用位置検出装置 - Google Patents

流体圧シリンダ用位置検出装置

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JP2501371Y2
JP2501371Y2 JP1991003276U JP327691U JP2501371Y2 JP 2501371 Y2 JP2501371 Y2 JP 2501371Y2 JP 1991003276 U JP1991003276 U JP 1991003276U JP 327691 U JP327691 U JP 327691U JP 2501371 Y2 JP2501371 Y2 JP 2501371Y2
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piston
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fluid pressure
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雅之 野村
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CKD Corp
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Actuator (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、空圧シリンダや油圧
シリンダ等の流体圧シリンダにおいて、ピストンの移動
位置を外部から検出する際に使用する流体圧シリンダ用
位置検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の流体圧シリンダ用位置検
出装置においては、ピストン上に設けられた検出マグネ
ットに対向するように、1個のリードスイッチを有する
磁気近接センサがシリンダの外周にピストンの移動方向
へ位置調節可能に装着され、ピストンが磁気近接センサ
と対向する位置に移動されたとき、検出マグネットの磁
気によりリードスイッチが閉成されて、表示灯の点灯等
が行われるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、この従来装
置においては、1個のリードスイッチの閉成によりピス
トン位置を検出するようになっているため、図7に示す
ようにリードスイッチのスイッチ動作幅が狭くて、リー
ドスイッチを最高感度位置に調節設定するのが困難であ
り、その設定位置が最高感度位置から僅かにずれても、
外乱磁気ノイズに対して誤動作しやすくなるという問題
があった。
【0004】この考案は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものであって、その目的
とするところは、リードスイッチを最高感度位置に容易
に調節設定することができると共に、使用中の位置ずれ
を検出することもできる流体圧シリンダ用位置検出装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の考案においては、ピストン上に設けら
れた検出マグネットに対向するように、2個のリードス
イッチをピストンの移動軸線と直交する放射方向に位置
をずらして並設すると共に、両リードスイッチを制御回
路に接続し、その制御回路にはピストンの移動軸線に対
して接近配置された第1リードスイッチのみの閉成時に
点灯される第1表示灯と、ピストンの移動軸線に対して
離間配置された第2リードスイッチ及び第1リードスイ
ッチの閉成時に点灯される第2表示灯とを設けたもので
ある。
【0006】又、請求項2の考案においては、前記両リ
ードスイッチを磁気シールドケース内に配設したもので
ある。
【0007】
【作 用】上記のように構成された流体圧シリンダ用位
置検出装置において、ピストンの移動に伴い検出マグネ
ットが検出装置に接近移動されると、まず、第1リード
スイッチが閉成されて第1表示灯が点灯され、その後、
第1及び第2リードスイッチが閉成されて第2表示灯が
点灯される。従って、ピストンを所定位置に配置した状
態で検出装置を移動調節する際には、第1表示灯の点灯
により両リードスイッチが最高感度位置に近付いたこと
を確認することができ、その後、第2表示灯の点灯によ
りリードスイッチを所定の最高感度位置に正確に設定す
ることができる。又、検出装置が使用中に位置ずれした
場合にも、第1表示灯の点灯により位置ずれ状態を容易
に検出することができる。
【0008】
【実施例】以下、この考案を具体化した流体圧シリンダ
用位置検出装置の一実施例を、図面に基づいて詳細に説
明する。図1〜図3に示すように、ピストン1は図示し
ないシリンダ内に移動可能に設けられ、その外周には環
状の検出マグネット2が嵌着されている。磁気近接セン
サ3はピストン1上の検出マグネット2に対向するよう
に、シリンダの外周にピストン1の移動軸線方向へ位置
調節可能に設けられ、取付ネジ4の締め付けにより一対
の取付板5を介して所定の調節位置に固定される。
【0009】前記磁気近接センサ3のケース6は下方に
開口した検出部7とその上部に区画形成された電装部8
とを有し、検出部7には磁気シールドケース9が設けら
れている。第1及び第2のリードスイッチ10,11は
磁気シールドケース9内に設けられ、ピストン1の移動
軸線と直交する放射方向に位置をずらして並設されてい
る。両リードスイッチ10,11は長手方向の中央部で
最も感度の高い特性を示すセンタ検出型スイッチから構
成され、その中央の最高感度位置がピストン1の移動方
向に対して同一位置に配置されている。
【0010】回路基板12は前記ケース6の電装部8内
に配設され、この回路基板12上に設けられた制御回路
13には両リードスイッチ10,11の両端から延びる
端子が接続されている。LEDよりなる第1及び第2の
表示灯14,15は制御回路13に実装され、ケース6
の上面に露出されている。リード線16は制御回路13
上からケース6を通して外部に延出され、このリード線
16を介して制御回路13に給電が行われる。
【0011】次に、前記制御回路13の構成について説
明すると、図4に示すように、ピストン1の移動軸線と
接近する側に配置された第1リードスイッチ10の一方
の端子は図示しない定電圧回路のプラス側端子に接続さ
れ、同リードスイッチ10の他方の端子は定電圧回路の
マイナス側端子に電流制限抵抗R1を介して接続されて
いる。又、第1リードスイッチ10の他方の端子は抵抗
R2及びコンデンサC1よりなるチャタリング防止回路
17を介して、Ex−ORゲート18の一方の入力端子
及びANDゲート19の一方の入力端子にそれぞれ接続
されている。
【0012】前記ピストン1の移動軸線と離間する側に
配置された第2リードスイッチ11の一方の端子は定電
圧回路のプラス側端子に接続され、同リードスイッチ1
1の他方の端子は定電圧回路のマイナス側端子に電流制
限抵抗R3を介して接続されている。又、第2リードス
イッチ11の他方の端子は抵抗R4及びコンデンサC2
よりなるチャタリング防止回路20を介して、Ex−O
Rゲート18の他方の入力端子及びANDゲート19の
他方の入力端子にそれぞれ接続されている。
【0013】前記第1表示灯14の一方の端子はEx−
ORゲート18の出力端子に接続され、同表示灯14の
他方の端子は電流制限抵抗R5を介して出力トランジス
タT1のベース端子に接続されている。又、第2表示灯
15の一方の端子はANDゲート19の出力端子に接続
され、同表示灯15の他方の端子は電流制限抵抗R5を
介して出力トランジスタT1のベース端子に接続されて
いる。そして、出力トランジスタT1のコレクタ端子と
第1出力端子21との間には、ノイズ吸収用ツェナーダ
イオードD1が接続されている。
【0014】次に、前記のように構成された流体圧シリ
ンダ用位置検出装置について動作を説明する。さて、こ
の検出装置においては、制御回路13のプラス側端子に
図示しない定電圧回路から所定の電源電圧が供給され
る。そして、この状態でピストン1がシリンダに沿って
移動されて、そのピストン1上の検出マグネット2が図
5に鎖線で示すように、リードスイッチ10,11の最
高感度位置の近傍位置P2又はP3まで移動されると、
まず、検出マグネット2に近接配置された第1リードス
イッチ10のみが閉成される。この第1リードスイッチ
10の閉成によりEx−ORゲート18の出力がHiレ
ベルになると共に、ANDゲート19の出力がLoレベ
ルに保持され、第1表示灯14のみが点灯される。
【0015】その後、ピストン1上の検出マグネット2
が図5に実線で示すように、リードスイッチ10,11
の最高感度位置P1まで移動されると、第1及び第2リ
ードスイッチが共に閉成される。このリードスイッチ1
0,11の閉成により、ANDゲート19の出力がHi
レベルになると共に、Ex−ORゲート18の出力がL
oレベルになり、第2表示灯15のみが点灯される。
【0016】又、出力トランジスタT1は2個のリード
スイッチ10,11の内のいずれか一方又は両方が閉成
されているときにONされ、図5に示すように、第1出
力端子21には第1リードスイッチ10の閉成タイミン
グと同一の検出信号が出力される。従って、この検出装
置の磁気近接センサ3の取付位置を調節設定する場合に
は、ピストン1を所定位置に移動配置した状態で、磁気
近接センサ3をピストン1の移動方向に移動調節する
と、第1表示灯14の点灯により両リードスイッチ1
0,11が最高感度位置の近傍位置P2,P3まで近付
いたことを確認することができ、その後、第2表示灯1
5の点灯によってリードスイッチ10,11を所定の最
高感度位置P1に正確に設定することができる。
【0017】又、検出装置の磁気近接センサ3に位置ず
れが生じた場合には、ピストン1がこの検出装置に対応
位置しても第1リードスイッチ10のみが閉成される状
態になって、第1表示灯14が点灯される。従って、こ
の第1表示灯14の点灯にて磁気近接センサ3の位置ず
れ状態を速やかに確認することができる。
【0018】
【別の実施例】次に、制御回路13の別の実施例を図6
に基づいて説明する。さて、この実施例においては、前
述した図4に示す回路構成に加えて、Ex−ORゲート
18の出力端子に、電流制限抵抗R6を介して出力トラ
ンジスタT2のベース端子が接続されている。又、出力
トランジスタT2のコレクタ端子と第2出力端子22と
の間には、ノイズ吸収用ツェナーダイオードD2が接続
されている。
【0019】従って、この実施例の制御回路13におい
ては、前述した実施例の動作に加えて、出力トランジス
タT2が第1リードスイッチ10のみの閉成時にONさ
れ、図5に示すように、第2出力端子22には第1表示
灯14の点灯タイミングと同一の検出信号が出力され
る。そのため、この第2出力端子に警報ブザーや警報灯
を接続しておけば、使用中に検出装置の磁気近接センサ
3に位置ずれが生じた場合に、その警報ブザーや警報灯
が作動されて、磁気近接センサ3の位置ずれ状態を確実
に確認することができる。
【0020】なお、この考案は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、例えば、制御回路13の回路構成
を適宜に変更する等、この考案の趣旨から逸脱しない範
囲で、各部の構成を任意に変更して具体化することも可
能である。
【0021】
【考案の効果】この考案は、以上説明したように構成さ
れているため、リードスイッチを最高感度位置に容易に
調節設定することができると共に、使用中の位置ずれを
検出することもできるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を具体化した流体圧シリンダ用位置検
出装置の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線における部分断面図である。
【図3】リードスイッチの接点構造を示す正面図であ
る。
【図4】検出装置の制御回路構成を示す回路図である。
【図5】検出装置の動作を説明するための説明図であ
る。
【図6】制御回路構成の別の実施例を示す回路図であ
る。
【図7】従来の検出装置の動作を説明するための説明図
である。
【符号の説明】
1 ピストン 2 検出マグ
ネット 3 磁気近接センサ 9 磁気シー
ルドケース 10 第1リードスイッチ 11 第2リ
ードスイッチ 13 制御回路 14 第1表
示灯 15 第2表示灯

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストン(1)上に設けられた検出マグ
    ネット(2)に対向するように、2個のリードスイッチ
    (10,11)をピストン(1)の移動軸線と直交する
    放射方向に位置をずらして並設すると共に、両リードス
    イッチ(10,11)を制御回路(13)に接続し、そ
    の制御回路(13)にはピストン(1)の移動軸線に対
    して接近配置された第1リードスイッチ(10)のみの
    閉成時に点灯される第1表示灯(14)と、ピストン
    (1)の移動軸線に対して離間配置された第2リードス
    イッチ(11)及び第1リードスイッチ(10)の閉成
    時に点灯される第2表示灯(15)とを設けたことを特
    徴とする流体圧シリンダ用位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記両リードスイッチ(10,11)を
    磁気シールドケース(9)内に配設したことを特徴とす
    る請求項1の流体圧シリンダ用位置検出装置。
JP1991003276U 1991-02-01 1991-02-01 流体圧シリンダ用位置検出装置 Expired - Lifetime JP2501371Y2 (ja)

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JPH0499008U JPH0499008U (ja) 1992-08-27
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JP2529329B2 (ja) * 1988-01-18 1996-08-28 シーケーディ 株式会社 磁気近接センサ
JP2527328Y2 (ja) * 1989-01-20 1997-02-26 エスエムシー 株式会社 ピストン位置検出装置

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