JPH0624724Y2 - 回転角検出器 - Google Patents
回転角検出器Info
- Publication number
- JPH0624724Y2 JPH0624724Y2 JP4832688U JP4832688U JPH0624724Y2 JP H0624724 Y2 JPH0624724 Y2 JP H0624724Y2 JP 4832688 U JP4832688 U JP 4832688U JP 4832688 U JP4832688 U JP 4832688U JP H0624724 Y2 JPH0624724 Y2 JP H0624724Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- potentiometer
- rotation angle
- rotary
- cam plate
- micro switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は回転角検出器に関するものである。
（従来技術） 回転角の検出器として回転型ポテンショメータがしられ
ている。これはアナログ値で絶対位置が検出でき安価で
すぐれているが、不感帯がありこの部分で不安定とな
り、誤動作をひき起すことがある。即ち回転型ポテンシ
ョメータは電気的有効角が３５０〜３５５度位で、残り
の５〜１０度の間は出力が不安定となり、３６０度の回
転位置検出には通常不向きである。
ている。これはアナログ値で絶対位置が検出でき安価で
すぐれているが、不感帯がありこの部分で不安定とな
り、誤動作をひき起すことがある。即ち回転型ポテンシ
ョメータは電気的有効角が３５０〜３５５度位で、残り
の５〜１０度の間は出力が不安定となり、３６０度の回
転位置検出には通常不向きである。
又別の検出器としてロータリーエンコーダによるもの
は、パルス出力の為、後処理が複雑になる欠点がある。
上記２つ以外の検出器もあるが、非常に高価なものであ
った。
は、パルス出力の為、後処理が複雑になる欠点がある。
上記２つ以外の検出器もあるが、非常に高価なものであ
った。
（考案により解決しようとする課題） 従来技術の問題点に鑑み、３６０°の回転角検出が可能
な検出器を安価に提供することを目的とするものであ
る。
な検出器を安価に提供することを目的とするものであ
る。
（考案による課題の解決手段） 回転型ポテンショメータの回転軸に周面上にカム突起を
備えた円板状カムプレートを固着し、該カムプレートの
突起に対応して回転型ポテンショメータが電気的有効角
を外れる範囲をカバーして作動するマイクロスイッチを
設け、該マイクロスイッチの作動中はポテンショメータ
の信号出力がポテンショメータの他のいずれかの端子と
短絡される様にした。
備えた円板状カムプレートを固着し、該カムプレートの
突起に対応して回転型ポテンショメータが電気的有効角
を外れる範囲をカバーして作動するマイクロスイッチを
設け、該マイクロスイッチの作動中はポテンショメータ
の信号出力がポテンショメータの他のいずれかの端子と
短絡される様にした。
（実施例） １は本考案に係る回転型ポテンショメータである。２は
該ポテンショメータ１にねじ７で固着したブラケットで
ある。３はカムプレートで、止めねじ４によって回転型
ポテンショメータ１の回転軸1aに固着されている。５は
マイクロスイッチで、ねじ６によりブラケット２に固着
したマイクロスイッチである。カムプレート３は円板状
をなし、その周面上にマイクロスイッチ５と接・離する
突起3aが設けられている。
該ポテンショメータ１にねじ７で固着したブラケットで
ある。３はカムプレートで、止めねじ４によって回転型
ポテンショメータ１の回転軸1aに固着されている。５は
マイクロスイッチで、ねじ６によりブラケット２に固着
したマイクロスイッチである。カムプレート３は円板状
をなし、その周面上にマイクロスイッチ５と接・離する
突起3aが設けられている。
（作用） 回転型ポテンショメータ１は第３図に示す如く、両端に
一定の電圧Ｖを加え、信号電圧ＳＩＧを記録すると、第
４図の実線（ａ）のごとく電気的有効角を外れたところ
で（第４図Ａ）不安定となり、正確な回転角の検出が困
難となるばかりでなく、不安定な値を計測し、全くかけ
離れた角度を検出するので誤認を生じた。
一定の電圧Ｖを加え、信号電圧ＳＩＧを記録すると、第
４図の実線（ａ）のごとく電気的有効角を外れたところ
で（第４図Ａ）不安定となり、正確な回転角の検出が困
難となるばかりでなく、不安定な値を計測し、全くかけ
離れた角度を検出するので誤認を生じた。
これに対し本考案に於ては、不安定領域Ａの僅か手前で
カムプレート３の突起3aがマイクロスイッチ５に接し、
第３図の如く信号出力ＳＩＧをポテンショメータ１の電
源端子の片側と短絡させる。しかしさらに回転を続ける
と、不安定領域Ａを僅か過ぎたところでカムプレート３
の突起3aはマイクロスイッチ５から離れ、短絡を中止す
る。このように不安定領域Ａで信号出力ＳＩＧは電源出
力Ｖに固定されるため（第４図点線）出力は不安定とな
らず、マイクロスイッチ５の作動中の細い回転角は検出
できないが、細い回転角の不要な範囲での使用であるな
らば、不安定となる場合のように全くかけ離れた角度と
誤認することはない。
カムプレート３の突起3aがマイクロスイッチ５に接し、
第３図の如く信号出力ＳＩＧをポテンショメータ１の電
源端子の片側と短絡させる。しかしさらに回転を続ける
と、不安定領域Ａを僅か過ぎたところでカムプレート３
の突起3aはマイクロスイッチ５から離れ、短絡を中止す
る。このように不安定領域Ａで信号出力ＳＩＧは電源出
力Ｖに固定されるため（第４図点線）出力は不安定とな
らず、マイクロスイッチ５の作動中の細い回転角は検出
できないが、細い回転角の不要な範囲での使用であるな
らば、不安定となる場合のように全くかけ離れた角度と
誤認することはない。
（効果） 回転型ポテンショメータの回転軸に周面上に突起を備え
た円板状カムプレートを固着し、このカムプレートの突
起に対応して回転型ポテンショメータが電気的有効角を
外れる範囲をカバーして作動するマイクロスイッチを設
け、マイクロスイッチの作動中はポテンショメータの信
号出力がポテンショメータの他のいずれかの端子と短絡
される様にした。
た円板状カムプレートを固着し、このカムプレートの突
起に対応して回転型ポテンショメータが電気的有効角を
外れる範囲をカバーして作動するマイクロスイッチを設
け、マイクロスイッチの作動中はポテンショメータの信
号出力がポテンショメータの他のいずれかの端子と短絡
される様にした。
このように安くて後処理の容易な回転型ポテンショメー
タに、簡単な改良を加えることにより、３６０度のエン
ドレス検出が実用上問題なくできるようになった。
タに、簡単な改良を加えることにより、３６０度のエン
ドレス検出が実用上問題なくできるようになった。
第１図は本考案に係る回転角検出器。 第２図は第１図のII矢視側面図。 第３図は本考案に係る検出器の配線図。 第４図は本考案検出器と、従来型ポテンショメータとの
作動を比較するグラフ。 図において； １……回転型ポテンショメータ 1a……回転軸、２……ブラケット ３……カムプレート、3a……突起 ４……止めねじ、５……マイクロスイッチ ６……ねじ、７……ねじ
作動を比較するグラフ。 図において； １……回転型ポテンショメータ 1a……回転軸、２……ブラケット ３……カムプレート、3a……突起 ４……止めねじ、５……マイクロスイッチ ６……ねじ、７……ねじ
Claims (1)
- 【請求項１】回転型ポテンショメータの回転軸に周面上
にカム突起を備えた円板状カムプレートを固着し、該カ
ムプレートの突起に対応して回転型ポテンショメータが
電気的有効角を外れる範囲をカバーして作動するマイク
ロスイッチを設け、該マイクロスイッチの作動中はポテ
ンショメータの信号出力がポテンショメータの他のいず
れかの端子と短絡される様にしたことを特徴とする回転
角検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4832688U JPH0624724Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 回転角検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4832688U JPH0624724Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 回転角検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01152202U JPH01152202U (ja) | 1989-10-20 |
| JPH0624724Y2 true JPH0624724Y2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=31274482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4832688U Expired - Lifetime JPH0624724Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 回転角検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624724Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20070095634A1 (en) * | 2003-11-28 | 2007-05-03 | Valeo Thermal Systems Japan Corporation | Rotary switch mechanism |
-
1988
- 1988-04-12 JP JP4832688U patent/JPH0624724Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01152202U (ja) | 1989-10-20 |
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